(つづき)
1996年5月1日に、東部地区の大改正が行われたときのチラシの一部。
香椎台、みどりが丘地区については以前に取り上げたが、画像のチラシは三苫駅地区、高美台地区に関するものである。
西鉄三苫駅からは、「23番」の天神方面行きが平日15本から36本へと、倍以上に増えた(チラシには35往復と書いてあるが裏の時刻表を数えてみると36本になっている)。
当時、三苫駅には現在は廃止となった「230番」も通っていた。
「230番」は、和白営業所を出て、三苫駅、新宮駅前、大蔵、高美台、平山、香椎、留学生会館、都市高速を経由して天神方面に向かうもので、現在の新宮急行の前身といえる。
「230番」は大蔵発着便が多かったので、三苫駅からの「230番」は平日で12本のみであったが、「23番」とこの「230番」を合わせると、三苫駅から天神方面へは平日一日あたり48本が運行されていたことになる。
現在は「23番」と、その後新設された「210番」を合わせても、天神方面への便は31本であり、3割以上減っている。
なお、このとき同時に、博多駅への足であった「29番」の三苫駅系統が廃止となっている。
一方、高美台地区については、「23番」の天神方面行きが平日25本から40本へと、大幅に増えた。
また、高美台一丁目から和白、女子大前を経由して香椎ランプから都市高速に乗って天神方面に向かう「23A」も新設された。
現在は「23A」は廃止され、高美台一丁目発の「23番」も平日25本に戻ってしまっているが、その後新設された大蔵発の「23番」と合わせるとちょうど40本となり、新宮急行の充実も考慮すれば、高美台地区全体でみた利便性はそこそこ維持されているといえるだろう。
なお、三苫駅地区、高美台地区の路線の改善案については、以前書いたことがある。
ちなみに、この改正を機に、「23番」下りのうち、三苫駅行きと高美台一丁目行きの天神郵便局前の乗り場が18Bから18Aに変更となった。
同じ「23番」なのに乗り場が異なるという状況は、このときから現在まで続いていることになる。
1996年5月1日は、ほかにも、「22番」が「23番」から分割、「28番」の廃止と「28B」の新設、「24C」の大増便、赤間急行の改正(特急むなかた号や日の里経由の廃止)…などなど、かなり大掛かりな改正が行われたが、これらのチラシについてもいずれ紹介していきたい。
(つづく)
1996年5月1日に、東部地区の大改正が行われたときのチラシの一部。
香椎台、みどりが丘地区については以前に取り上げたが、画像のチラシは三苫駅地区、高美台地区に関するものである。
西鉄三苫駅からは、「23番」の天神方面行きが平日15本から36本へと、倍以上に増えた(チラシには35往復と書いてあるが裏の時刻表を数えてみると36本になっている)。
当時、三苫駅には現在は廃止となった「230番」も通っていた。
「230番」は、和白営業所を出て、三苫駅、新宮駅前、大蔵、高美台、平山、香椎、留学生会館、都市高速を経由して天神方面に向かうもので、現在の新宮急行の前身といえる。
「230番」は大蔵発着便が多かったので、三苫駅からの「230番」は平日で12本のみであったが、「23番」とこの「230番」を合わせると、三苫駅から天神方面へは平日一日あたり48本が運行されていたことになる。
現在は「23番」と、その後新設された「210番」を合わせても、天神方面への便は31本であり、3割以上減っている。
なお、このとき同時に、博多駅への足であった「29番」の三苫駅系統が廃止となっている。
一方、高美台地区については、「23番」の天神方面行きが平日25本から40本へと、大幅に増えた。
また、高美台一丁目から和白、女子大前を経由して香椎ランプから都市高速に乗って天神方面に向かう「23A」も新設された。
現在は「23A」は廃止され、高美台一丁目発の「23番」も平日25本に戻ってしまっているが、その後新設された大蔵発の「23番」と合わせるとちょうど40本となり、新宮急行の充実も考慮すれば、高美台地区全体でみた利便性はそこそこ維持されているといえるだろう。
なお、三苫駅地区、高美台地区の路線の改善案については、以前書いたことがある。
ちなみに、この改正を機に、「23番」下りのうち、三苫駅行きと高美台一丁目行きの天神郵便局前の乗り場が18Bから18Aに変更となった。
同じ「23番」なのに乗り場が異なるという状況は、このときから現在まで続いていることになる。
1996年5月1日は、ほかにも、「22番」が「23番」から分割、「28番」の廃止と「28B」の新設、「24C」の大増便、赤間急行の改正(特急むなかた号や日の里経由の廃止)…などなど、かなり大掛かりな改正が行われたが、これらのチラシについてもいずれ紹介していきたい。
(つづく)