INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2019年12月1日ダイヤ改正(1)

2019年11月24日 |   ┣ ダイヤ改正2019

西鉄柳川でこの「お知らせ」を見て、このブログの存在を思い出しました(笑)。

 

今年春に運行を開始した福岡空港国際線と西鉄柳川・大牟田を結ぶ路線

利用状況はあまり芳しくないようで、早くもテコ入れです。

大牟田行きのルートが、「国内線→博多駅→国際線→筑紫野(二日市温泉入口)→…」、

福岡行きのルートが、「…→筑紫野(二日市温泉入口)→国内線→博多駅」

となり、変則的なパターンで博多駅まで延伸。

大牟田行きは新たに国内線からも乗れるようになるものの一旦博多駅まで行って国際線に戻るというルートで、福岡行きのほうは国際線には行かなくなり国内線経由で博多駅が終点に。

福岡空港発着のバス路線を充実させるという約束がある中、韓国からの観光客が激減してしまうという状況であり、難しい舵取りが求められているなぁという印象。

なお、同路線には新たに「みやま市役所入口」バス停が設置され、みやま市の一般道路に西鉄のバス停が久々に復活。

「道の駅みやま」バス停ができそうな気はしていたのですが。

西鉄柳川から、大牟田営業所行きに乗れるようになる…んですか??

 

あと、西鉄二日市駅東口から出る「無番」の星ヶ丘線は、新たに太宰府高校に乗り入れ。

 

また、「400番」の下りに区間便の「針摺北口行き」が設定されます(上りの針摺北口発の便はこれまでもありました)。

針摺北口で終点になったあとは、「40番」になって甘木営業所に戻るもよう(嘘です)。

この流れだと、「13番」の行き、「44番」の麦野一丁目行き、「71番」の大和町行き…なんかも、今後登場するかもしれません。

(つづく)

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2019年10月1日ダイヤ改正(2)

2019年09月18日 |   ┣ ダイヤ改正2019

(つづき)

ダイヤ改正の「お知らせ」

この様式が主流になり、具体的な内容が記載されていたときと比較して面白味が1/10以下に(個人の感想です)。

 

羽犬塚と大川を結ぶ「8番」が、「水田天満宮 恋木神社前」に新たに立ち寄る件は先日お伝えしたところ。

 

福岡地区では、「51番」と「52番」の「快速」が運行開始から4年半で廃止に(「51番」の「特快」は存続)。

また、「51番」「52番」の「快速」と同時期に運行を開始した「13番」の「快速」は存続(したがって「快速1番」は減便ということになります)。

 

また、吉塚駅構内(駅前広場のロータリー)から平日2便だけ運行されている「51番」は、九大病院構内への乗り入れが取り止めに。

吉塚駅前(道路上のバス停)、警察本部前・九大病院入口のバス停で乗ってこようとする人に対して「九大病院の中に入りますけどいいですか?」と運転手さんが確認している光景をよく目にしたので、現実のニーズに即したといえばそれまでなのですが。

駅構内へのバス乗り入れは本当に必要なのか?とみんなが感じながら、極小の本数のみが乗り入れて現状維持…という状況が今後も続くのかもしれません(西小倉駅の構内も似たような感じでしょうか)。

吉塚駅構内から、ゆめタウン博多箱崎ふ頭福岡空港…などを結ぶ路線が生まれるの余地もなくはないと思うのですが、現状あまり拠点性が発揮できてないのが残念ではあります。

 

筑豊地区では、毛勝新多栄町七福あたりが廃止に。

 

筑後地区では、北野「22番」番が「両筑苑」に行かなくなり、新たに「今村天主堂」が「狭義の終点」となって、ゆめタウン久留米経由の「21番」も新たに運行開始。

経由地である「北野役場前」は、久留米市との合併から14年以上経ったこのタイミングで「北野総合支所前」に改称されるようです。

(つづく)

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2019年10月1日ダイヤ改正(1)

2019年08月31日 |   ┣ ダイヤ改正2019

10月から、筑後市の水田天満宮に西鉄バスが乗り入れ開始。

羽犬塚駅大野島農協前八丁牟田大川市街地経由で結ぶ「8番」(番号が付いたのは2018年春から)の一部の便が、既存の寄り道バス停「筑後市立病院」からさらに足を延ばし、新設される「水田天満宮 恋木神社前」バス停まで運行。

今から4年前に、こんな路線を考えてみたことがありました。

福岡空港国際線と柳川を結ぶ高速バスは今年の春に新設されているが、恋木神社はルートとして選択されなかった。

今後、「8番」以外にも、高速バスや久留米、船小屋方面などからの路線も乗り入れが進んで、いろんな路線が結びつき…ますように、と恋木神社にお参りしたら叶うでしょうか。

(つづき)

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2019年7月22日ダイヤ改正(1)

2019年07月14日 |   ┣ ダイヤ改正2019

福岡地区で連節バスの増便が行われる2日後、北九州地区でも連節バスが運行開始。

チラシ。

ルート。

小倉~黒崎」「小倉~戸畑」の2ルートで、既存の「1番」「25番」と同じだが、いずれも特快運行。

なお、当初の予定にあった「小倉~門司」は今回は見送り。

最初なので本数のボリュームはまだこの程度。

福岡地区でも初めはこんな感じでした。

 

ブルーです。

(つづく)

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2019年7月20日ダイヤ改正(1)

2019年07月07日 |   ┣ ダイヤ改正2019

…とのこと。

 

福岡における「連節バス」「BRT」等の用語の使い方の曖昧さについては過去に書きましたが、現時点では「WF地区~天神~博多駅~WF地区」の循環路線のことは「都心循環BRT」と呼ぶ、という整理が行われているもよう。

バス停における表記などが「都心循環BRT」で統一されている訳では必ずしもないという点は今後の課題なのですが。

「都心循環BRT」の増便により、重複区間を運行する「連節バス」ではない路線のうち、「55番」が中央ふ頭には行かなくなり、那の津四丁目発着に変更。

なお、「55番」が中央ふ頭に初めて乗り入れたのは1999年1月でした。

「連節バス」の便数増と「連節バスではないバス」の便数減は、単に便数の増減だけではなく特定のバス停に大きな影響が出るという話も過去に書きましたのでそちらを参照のこと。

中型バスで運行される「55番」なので、大きな荷物を持った観光客がどんどん乗り込んでくる中央ふ頭発着の路線としてどうなのかという思いは常にあったので、これはこれで仕方ないのかもしれませんが。

あと、「連節バス」が増えることで、朝夕の、営業所と都心との間の「連節バス」による運行のバリエーションが2年ぶりに増え、

 「直行特快」 香椎照葉五丁目→イオンモール香椎浜→天神コア前→(BRT→博多駅→中央ふ頭)

 「22T特快」 香椎照葉五丁目→イオンモール香椎浜→名島運動公園→天神コア前→(BRT→博多駅→中央ふ頭)

 「29N特快」 香椎照葉五丁目→イオンモール香椎浜→名島運動公園→呉服町→(BRT→博多駅→天神→中央ふ頭)

 「22N特快」 (BRTとの連続運行ではなく?)天神→蔵本→名島運動公園→イオンモール香椎浜→香椎照葉五丁目

 「47特快」 那珂川営業所~片縄~大橋駅~清水二丁目~住吉四丁目~(BRT~博多駅~中央ふ頭)

…が、新たに投入。

「直行特快」とか、もう“行先番号”とは呼べないし、“種別”でもありませんが(笑)。

過去の記事で、

“「急行」を用いたり「連快」「連急」「新快」…など、新たな種別(というか愛称)を用いてもよかったのかも。

「需要があったとしても連節バスは物理的に停車できない」ようなバス停もありそうなことを考えたら、これからは、「急行」「特快」「快速」…などはどういう序列なのか??、ということを考えてももはや仕方なくて、あくまで、“停車パターンの違い”を伝えるための愛称だと割り切ったほうがよいのかもしれない”

と書きました。

まあ、今回もそういうことなのでしょうけど、新しく始めるわけだから、いきなりあきらめたような番号、種別の付け方ではなくて、少しは考えたんだよ!というところを見せてほしかった気もします(笑)。

アイランドシティに連節バスを!ということは、ずっと前に構想したことがありましたが、カタチを変えて実現です。

あと、「連節バス」とは関係ないですが、「2番」の“いろいろある天神行き”が、「天神三丁目終点」に統一されるとのこと。

また、この改正の2日後には、北九州市でもついに「連節バス」が運行を開始します。

(つづく)

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2019年4月1日ダイヤ改正(2)

2019年03月28日 |   ┣ ダイヤ改正2019

(つづき)

西鉄バス古賀市内線「7番」の廃止を受けた「コガバス」の新ルート。

「コガバス」の新ルートを受けた西鉄バス「7番」の廃止、とどちらが正しいのでしょうか。

答えを明確にせず、同時履行的なニュアンスで捉えておいたほうがカドが立たないかもしれません(笑)。

前回の記事では、


“「コガバス」に、「屋敷」「新原」「選果場前」「町川原」バス停ができたりすることはあるのでしょうか”

と書きましたが、同じ場所ではなく、少し中に入ったところに代替的なバス停が設置。

また、「新原」の記事で、

“青柳四ツ角を経由するようにしたら、利便性が少し高まるのでは?といつも考えています”

とも書いておりましたが、西鉄バスではなく「コガバス」にてこれが実現。

でも、これが原因で西鉄バス「1番」が減便…みたいな事態にならないことを願うのみ。

4月からの古賀駅発の平日の時刻はこんな感じに。

青柳四ツ角を通るバスが増えるのは良いと思うのだが、駅での乗り場分散の惜しさが目立ってしまうのも事実。

猪野に西鉄バスが行くのもあとわずか。

「このバスは猪野を経由して運行します」「このバスは猪野へはまいりません」など、都心部ではあまり効果がなさそうな車内アナウンスが聞けるのもあとわずか。

学生時代は、「72番」で夕方頃に訪れるのが好きな場所でした。

猪野皇大神宮、久原本家、茅乃舎、猪野川などを組み合わせて、観光地として再興できそうなポテンシャルもなくはないと思うのですが。

(つづく)

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2019年4月1日ダイヤ改正(1)

2019年03月17日 |   ┣ ダイヤ改正2019

・古賀市内線「7番」廃止

オレンジのルート、古賀市内線「7番」が廃止だそうです。
一昨年の「4番」に続く古賀市内線の廃止であり、これで残るのは「1番」「2番」「3番」「6番」ということに。


「7番」は、「133番」として14年前に登場した路線だが、近年は長らく平日1日2本だけという状態が続いていた。
その補完として「コガバス」が運行を開始した訳だが、「補完」が「重複」と見なされて廃止となるということであれば、なんだかやりきれない。

コガバス」に、「屋敷」「新原」「選果場前」「町川原」バス停ができたりすることはあるのでしょうか。


・「27B」が久山町(トリアスより郊外部)、篠栗町から撤退

これは既に何度かお伝えした通り。

1998年に篠栗駅まで延長され、2011年からは「72番」の代替の役割も担い猪野を複乗するようにもなっていた「27B」だったが、トリアスから郊外部は町のコミュニティバスに移管され、「トリアス久山」(トリアス敷地内に新たに設置)までの運行に。
また、「77番」にも朝夕のみトリアス久山発着便が設定される。

上山田」「学校前」「猪野赤坂」「猪野」「久山役場前」「篠栗霊園」「篠栗駅前」…をはじめとして、結構たくさんの西鉄バス停が廃止となります。

これを機に、「マリンクス」を佐屋からトリアス久山まで延長…みたいなことが起これば、マイナスな話題ばかりでもなかったのですが。
(つづく)

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2019年3月16日ダイヤ改正(5)

2019年03月08日 |   ┣ ダイヤ改正2019

(つづき)
いずれも少し前の画像ではありますが、今回の改正で消えてしまうものたち。

「210番」の運行開始当初は西鉄三苫駅が終点だったが、その後、美和台入口行きになり、さらにその後、新宮緑ケ浜まで延長された。

今回の改正で再び西鉄三苫駅止まりとなり、運行開始当初に逆戻り(三苫駅には行かず、「21A」と連続運行するものがある点が、運行開始当初とは異なりますが)。


「26番」の緑ケ浜行き。
反対方向は「23番」として運行されるが、運行開始当初は緑ケ浜行きも「23番」でした。

「23番」の香椎照葉五丁目行きが実質的な後継だが、行く場所は全く異なります。

香椎照葉五丁目」は、数年後には改称されることを前提にしていると思うのだが、「博多駅前一丁目」をバス停では「駅前一丁目」とする方式(?)に倣って、単に「照葉五丁目」としたほうが何かとスマートだったような気も。



天神で「かしいかえん」と行先に書かれたバスを見るのもあと少し。
方向幕の頃は「香椎花園」と漢字表記でした(その代わり?、「三苫駅」が「西鉄みとま駅」表記でしたが)。

動物園室住団地土井営業所などとも結ばれていたことのある「香椎花園」だが、千早駅という、電車で行けば3駅の場所までの運行に。

千早駅には現在「1番」「2番」「3番」「4番」が乗り入れているので、香椎花園線は「5番」としてほしいところだったが、そうはならず「無番」。
千早駅発着になるにあたり、「牧の鼻循環」というワードはちゃんと引き継がれるでしょうか。


高美台一丁目が終点ではなくなり、そこで折り返して大蔵までの運行となるが、どういう表記になるでしょうか。
あまりごちゃごちゃ書いても逆にわかりにくそうなので、「高美台一丁目」のところが「高美台・大蔵」?。



これは西鉄三苫駅行きの「23A」に実質的に振り替え。
かつての「23A」は高美台一丁目が起終点でした。

結構いろいろと路線に動きはあるものの、今回新たに登場する行先番号は「23A」のみ。
それだけ「22N」と「23番」にしわ寄せがきているということなのでしょうけど。


・「29番」「29N」の板付七丁目発着の廃止

書き忘れていました。

扇町までの運行となり(反対側は山王一丁目発のようですが)、博多駅~板付七丁目は8年ぶりに「40番」のみに。

ただ、今後また、どこかから板付七丁目に乗り入れる路線が現れる蓋然性は低くないと思います(笑)。
(つづく)

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2019年3月16日ダイヤ改正(4)

2019年03月05日 |   ┣ ダイヤ改正2019

(つづき)
・「BRT」に新停留所

冒頭の画像は、10年前の「市民会館前」の記事より。
日曜日の早朝に一本だけ、「63番」が停車していた頃の、那の津通り上の「市民会館前」。
このバス停は、免許維持路線が一斉に廃止された2009年6月に廃止となっている。



で、今回、その那の津通り上に連節バス「BRT」用の「福岡市民会館」バス停が新設される。

昨年、県道後野福岡線上の「市民会館前」が「市民会館南口」に改称される際、

“「市民会館前」が「市民会館南口」に改称…ということは、連節バス用に「市民会館北口」が新設?”

と書いていましたが、1年のタイムラグで実現(名称は予想と異なりますが)。

BRT」のバス停新設可能性については、他の記事でも、

“キャナルシティや公共施設などへの利便を考えると「祇園町」とか「市民会館・県立美術館入口」とか、停車させたらよさそうなところが他にも思い浮かぶが、思い浮かんだからといって、すぐにバス停が設置できない難しさはありそう”

と書いていましたが、思いついたからすぐ設置!というわけにはなかなかいかないのかもしれません。



この一覧表に「BRT」マークがあと2つ増えることになります。
(つづく)

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2019年3月16日ダイヤ改正(3)

2019年03月03日 |   ┣ ダイヤ改正2019

(つづき)
「23番」の高美台・大蔵系統の統合で、停車パターンはこのようになる。

ルートが重複する区間(高美台二丁目、大神神社前)で、両方のバス停に1回ずつ、計2回停車することを回避して混乱を避けるという意図だろうか。

「香椎・和白方面~高美台地区」というフレームで見ると、特に不便はないのだろうけど、「大神神社前~大蔵」のような、地区内での移動にはやや不便が生じる。


大蔵の時刻表でも、高美台一丁目経由であることは特に明示されておらず、「行けるところが増えること」よりも「行けなくなるところはないこと」を重視した案内とも言える。

複乗区間では「片方のみ停車」と「全部停車」はどっちがいいか、というのは一概には言えないと思うのだが、今回の選択は受け入れられるでしょうか。

また、「宝珠山を複乗して小石原」か「小石原を複乗して宝珠山」か「萩ノ原を複乗して大山」か「大山を複乗して萩ノ原」か、など、複乗(復乗)の場合、どっちに先に行くか、というのも問題となるが、安全性や利便性を考えると、「大蔵を複乗して高美台一丁目」ではなく「高美台一丁目を複乗して大蔵」という選択には合理性があると思う。


・「23番」の拡大と縮小

新営業所絡みで新設される「大濠公園~天神~名島~御幸町~香椎照葉五丁目」という系統には「23番」が付く。

香椎パークポートの記事で、

“主に福岡市中心部~香椎地区を結ぶ「23番」は、「1番」や「62番」と同様、時が経つにつれ経由地や行先が複雑化したことから、「22番」「27番」などに分割されたという経緯がある。
それでもなお、香椎とはほとんど関係がない場所を通るパークポート行きに「23番」をベースとした番号を付けた背景には、古くからの「23番」に対する「本線意識」のようなものがある気がする”


と書きましたが、「香椎照葉五丁目の23番」は、まさにこれを端的に表したものといえそう。

一方で、大濠公園、天神には行かなくなり、千早駅が起終点となる香椎花園系統のほうは、「23番」の冠が外れ「無番」となる。

ゴルフ場入口の記事で、


“「23番が23番たる所以」というか、どの路線がその番号に属するのか、という明文化された「定義」みたいなものはないので、「イメージの世界」にはなってしまうのだが、この例をみると、「23番」はあくまで、「都心部~香椎地区~末端部」を走る路線であって末端部同士を行き来するものは「23番」には含まれない(というか、含めてしまうとわかりにくくなる)というぼんやりとした「定義」を見出すことができる。
「四箇田団地~福大病院」が「12番」ではなく「無番」であったのも同様といえよう。
ただ、「原田橋~宇美営業所」が「34番」として運行していたケースなどもあり、この「定義」が末端部を多く持つ全ての路線に当てはまるものではない。
末端部同士を行き来する路線であっても、「早良営業所~椎原」「早良営業所~曲渕」などは、「都心部~西新地区~末端部」というベクトルからは逸脱していないため、福岡都心部まで足をのばさなくなった後でも依然「3番」という番号が付いている。
一方で、志賀島線をみてみると、「和白営業所~志賀島~勝馬」という区間便が登場した際、都心部へのベクトルからの逸脱はないにもかかわらず、「21番」から独立して新たに「1番」という番号が付けられている”


と書いたように、趣味的な観点からはいろいろと面白いのだが、「23番」とその関連路線に関しては、番号の付け直しの機が熟しすぎて腐りかけている感もあり。


・バス停の改称


福岡東医療センターの南側になかった「福岡東医療センター南門」はついに改称され、「シルバー人材センター前」に。



改称されそう、と何度となく書いてきた「青果市場前」は、このタイミングで「那珂五丁目」に。



長い時間をかけて「DWK」を低下させてきた「留学生会館前」は、ついに「イオンモール香椎浜」に。
(つづく)

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2019年3月16日ダイヤ改正(2)

2019年03月02日 |   ┣ ダイヤ改正2019

(つづき)
7年前、エープリルフールのネタとして掲載した路線でしたが、まさか実現するとは!
今年の春のダイヤ改正の概要が発表されている。

・アイランドシティ営業所関連

詳しくはまた書いていこうと思いますが、アイランドシティ営業所の新設に伴い、新宮営業所が廃止となり、香椎浜営業所は香椎浜車庫に格下げとなり、舞の里に車庫が新設となる。

いろんな紆余曲折もありつつ、今回の改正ではこういうカタチとなりましたが、まだ変化の途上ということまでは書いてもよいと思います。

アイランドシティ営業所の最寄りバス停名は「香椎照葉五丁目」とのことで、「23番」などに「香椎照葉五丁目行き」も設定される。

「香椎照葉五丁目」は、「こども病院」と「福岡市総合体育館」(今回「照葉ガーデンスクエア入口」から改称)の間にできるのだが、「香椎照葉五丁目行き」に乗っても「アイランドシティ照葉」には行けないというややちぐはぐな状況。

「香椎照葉三丁目」を「アイランドシティ照葉」に改称せず、新営業所最寄りのバス停名として「アイランドシティ照葉」をとっておけばよかったのに…というのは結果論ですが。

また、「香椎照葉五丁目」を起終点とする路線ができることで、現時点でも既に経由地や行先が複雑化している「22番シリーズ」がさらにややこしいことになってしまう。

こうなる前に、番号を整理しておくことをお勧めしておいたのですが…。

新宮営業所廃止に伴い、「26番」(反対方向は「23番」)、「26A」「新宮急行」「210番」「220番」などの新宮・緑ケ浜を起終点とする系統はなくなる。

「26A」の緑ケ浜系統を補完する意味合いで、「23A」が新設(番号としては復活)され、西鉄三苫駅まで運行される。
個人的には、「26A」として人丸くらいまで営業運転して、そこから長縄手橋経由で回送するようなパターンを予測していたのですが。


・「23番」の大蔵系統と高美台一丁目経由の統合

これが冒頭の画像に相当します。
下段の「210番」の姪浜延長は実現しません(笑)。


・香椎花園関係

「23番」は香椎花園系統がなくなり、「無番」となって、天神・大濠公園ではなく千早駅と結ばれる。
また、「香椎花園南口」は、バス停自体が廃止に。

香椎浜地区と香住ヶ丘地区を直接結ぶルートには大きな需要があるとずっと考えてきただけに残念。

千早駅~香椎浜車庫~香椎花園南口~牧の鼻公園前~香椎花園~福岡女子大前~香椎~千早駅

…のような循環路線とか、普通にあってよさそうなのに(個人の感想です)。


・JR香椎駅関係


結局、JR香椎駅の新ロータリーには、下原を起点とする「23番」「23B」「無番」(下原~香椎浜二丁目)の全便が乗り入れるとのこと。

なお、今回3号線の「博多バイパス北」が、1年もたずに「下原中央」に改称される。
「下原中央」が下原の中央だとしたら、「下原」は下原のどこなのでしょうか??
(つづく)

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2019年3月23日ダイヤ改正(1)

2019年02月28日 |   ┣ ダイヤ改正2019

…とのことです。

残念ながら、


こんなルートではありませんでした(笑)。

K-CATについての記事で、

“西鉄が福岡空港の運営に参加することになり、“福岡空港とバス”という観点が、これから数年はより注目されそうなので、空港行きのバスの需要のさらなる掘り起こしも行われるのではないか”

と書いていましたが、「柳川行き」(終点は大牟田営業所)のほかにも、「阿蘇・内牧温泉行き」の新設、「高千穂・延岡行き」と「下関行き」が空港に乗り入れ(柳川行き以外は4月1日から)、福岡空港を発着する高速バス路線を今後26 路線にまで拡大する予定とのこと。

西鉄柳川と空港を結ぶ路線は、佐賀空港線以来20年ぶりということになるでしょうか。

柳川系統の空港を出た後の停車停留所は、筑紫野(二日市温泉入口)、高速基山、宮の陣、広川、八女インター、瀬高、西鉄柳川東新町大牟田駅前、西鉄大牟田営業所とのことなので、みやま柳川インターで降りて443号バイパスで柳川に向かったあと、有明海沿岸道路経由で大牟田に向かう感じ?

空港と柳川が直接結ばれることで、「福岡空港国際線~大橋駅線」の存立の基盤が揺らいでしまわないかが心配…といっても、これまでそのような利用のされ方はあまりされていなかったのかもしれませんが。

かつての「5番」筑後船小屋駅~西鉄柳川線の廃止の際に、

“新幹線の駅と観光地を結ぶ、ということであれば、「柳川駅まで」ではなく、御花などがある観光地としてのいわゆる「柳川」エリアまでバスを運行しなければ意味がなかった気もする…と、言ってみたところで結果論なのですが”

と書いたことに一応触れておきます(笑)。
(つづく)

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2019年3月16日ダイヤ改正(1)

2019年02月15日 |   ┣ ダイヤ改正2019

例の公示によると、「23番」の下原系統が、現在整備中のJR香椎駅のロータリーに乗り入れるもよう。


3月のダイヤ改正で、という感じでしょうか(タイトルの日付「3月16日」は、あくまで予測です)。

過去の記事で、

“バス事業者の立場からすると、下原系統をJRの駅前広場に易々と乗り入れさせないような気もして、そうなると、「23番」「23B」のうち「23番」のみ?ということもあるかも。
いずれにせよ、「吉塚駅」や「西小倉駅」の駅前広場のバス乗り場のようにだけはなってほしくないものだ”


と書いていましたが、乗り入れるのは「23番」と「23B」の全便ということにすんなりいくでしょうか。

また、これ以外の乗り入れ路線はあるでしょうか。

あと、「西鉄大牟田営業所~西鉄柳川~福岡空港国際線ターミナル」というのは、これも過去の記事で提案した、



これに少しは近かったり…しないですかね。

また、「イオン大野城~イオン乙金~イオン大野城」というのは、西鉄バスとしてではなく「まどか号」として、と考えるのが妥当なのでしょうかね。
(つづく)

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2019年2月10日ダイヤ改正(1)

2019年01月28日 |   ┣ ダイヤ改正2019

冒頭の画像は福岡市の「お知らせ」より。

西鉄天神大牟田線連続立体交差事業の進捗による、筑紫通りの麦野跨線橋解体のため、2月10日から、仮設踏切が設置され平面交差に切り替わる。

西鉄バス目線でいうと、当該部分を走行するのは「44番」で、バス停は南本町~麦野四丁目間。

ということで、「44番」と、その関連路線「45番」など諸岡線でダイヤ改正が行われる。

ただ、迂回路の設定などルートの変更は特に行われず、また、運行本数も特に変化はないもよう。

今回解体される跨線橋については、4年前の「南本町」の記事で取り上げたので、以下に再掲します。

----------


雑餉隈営業所」にしか行くことができない“no alternative”な路線図。


ここは福岡市博多区の「南本町」バス停。


福岡タワー天神博多駅からやってくる「44番」の終点の一つ手前。

この先、南福岡駅の近くにも行くのだが、駅に立ち寄ることはなく、営業所にそっけなく帰ってしまう感じ。


反対側。

「44番」はもともと「45番」の一部だったが、「44番」として独立してからもう35年くらいでしょうか。


かつては長距離バスもこのバス停に停車していたということを、過去記事へのコメントで教えていただいたのだが、どの記事に対するコメントだったのか思い出すことができず。
10年も続けていると、そんなことがしばしばです。


バス停のすぐ北には、西鉄天神大牟田線の線路を跨ぐ陸橋。


現在は、「線路が下で道路が上」だが、線路の高架化工事に伴い、3年後、仮設の踏切による平面交差を経て、5年後には「線路が上で道路が下」になる計画。


南に少し行くと「NTT前」交差点が健在。
電電公社が民営化されたときに「電話局前」を置き換えたものと推測される。
置き換えられてすぐの頃は、特に違和感がなかったのかもしれないが、民営化されて時間が経つと、交差点のように「公的」なものの名称へのチョイスとしては何とも言えない違和感がある(個人の感想です)。

民間企業の名でよいなら、雑餉隈ゆかりの会社名を使って、「マルキョウ入口」とか「ソフトバンク通り」くらい作ってもよさそうですが(笑)。
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「麦野四丁目」については、こちらの記事を参照。
(つづく)

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