中学生だった私が、初めて観た「長渕剛氏の弾き語り映像」が、この「逆流」である。
1980年に開催された屋外LIVE「HOT JAM'80」は、私の記憶が確かならば、TBSで放送され、当時の私はそれをカセットテープに録音し、幾度か聞いていたものだった。
久々にこの映像を観たが、あらためて感銘するのが、長渕氏の弾くギターの音色の素晴らしさである。
その乾いた美しい響きに、ハンマリング・オンやプリング・オフ等の細かいオカズが効き、ミュートを交えたストロークが、これまたカッコいい。
この映像で影響を受けた私は、その冬に、2万円のモーリスギターを購入したものだった。
最近は「闘うこと」をやめてしまった私だが、長渕氏が23歳の時に発表した作品である「逆流」のスピリットには、今さらながら教えられることもありそうだ。
で、吉田拓郎氏である。
この「伝説のリンゴ」は、その長渕氏の弾き語りと双璧で、私のココロに深く刻まれたチューンなのだ。
これまた、ホントに、素晴らしい🍎
日曜日。
近所のスーパーにて昼食のおかずを物色したところ、「手羽中ガーリック焼き」が【半額】で売られていた。
自称「半額ハンター」である私は、迷うことなく、これを購入。
結局私は、「にんにく」に、弱い。
「ガーリック」という響きは、私にとっては、魔法の言葉である。
600Wのレンジで、1分10秒温めて、いざ実食。
その表面はニンニクかほる、あまじょっぱい照り焼き風味。
身を割ると、内面はなかなかオイリー。
だが、私は、「昼食はガッツリ食べても良い」と、人間ドック受診病院からお墨付きをいただいているので、まったく案ずることはない。
そして、骨まで愛するように、完食いたしました。
しかしながら、やはりコレには、ビールが似合うというか、欲しくなる(^^;
昼食のおかずじゃなくて、夜のビールのアテにした方が、モアベターだったかもしれませんネ🍺
自家製梅酒での晩酌。
おつまみは、「卸売スーパー」にて税別98円で購入の、「かきたね わさび」である。
ブラック基調のパッケージデザインが、アダルトエデュケーションだ。
それは、米どころ新潟県の「阿部幸製菓㈱」の製品。
その食感は、亀田製菓のそれよりも、サクッとしているというか、ドライでパリッとした歯ごたえである。
じんじんと効いてくるワサビの辛さは、美しいのに手厳しい女性のごとく、私の口中を教育的に指導。
中和剤としてのビール(第3)は、グイグイ進む。
このレベルの辛さだと、やはり、箸休めとしての「ピーナッツ」が、欲しくなる。
それがここにプリインストールされていれば、スカーッと満点パパだったのだが・・・惜しい。
JAFの年会費を口座振替にしている、私。
この度届いた、本年更新の会員証とともに封入されていたのが、「永年会員ステッカー」である。
私がJAFに入会したのは、ユーノス・ロードスターを購入した1991年2月。
今年で30年目に突入することとなるので、このステッカーが届いたのであろう。
まあ、正直言って、このステッカーをマイレガシィに貼るかどうかは、なかなか微妙なところだが。
そして、振り返ってみると・・・
この30年間で、私のクルマがJAFのお世話になったのは、おそらく2回。
それは共に、前車「1995年式エスクード・ノマド」時代で、1回目は2004年1月の「ディストリビュータの結露」。
そして2回目は、同じく2004年10月の「オルタネーター故障」である。
なので、30年間で支払った会費総額「おおよそ10万円強」のモトをとったかどうかは、これまた、やや微妙なところと思われる。
しかしながら。
JAFは「故障の保険」という側面もさることながら、「会員優待および優待クーポン」を上手く使えば、年会費のモトを取ることは可能。
なので、今後も、私はJAF会員であり続けようと、微妙に、思っている。
東光ストアをウロウロしていたところ、カルビーポテトチップスの「のり塩パンチ」なる製品を、発見。
小学生の頃から「コンソメパンチフリーク」である私のハートを鷲掴みにする、その粋なネーミング。
私は迷うことなく、税込105.84円を支払った。
「有明産のり」と「ちょっピリとうがらし」が、この製品を支えるツートップである。
しかも焼きのりは、「有明産100%」だという。
さて、いつものように、(第3の)ビールと共に、実食。
唐辛子の、でしゃばらない抑制の効いた辛さが、青のりの風味と相思相愛し、きわめて好印象
これまでの人生において、「ノーマルのり塩」は、正直いって私のタイプではなく、自ら購入することは、ほぼ、無かった。
ひるがえってこの製品を食すると、たとえば「美しいが手厳しい女性」が優しく微笑んでくれた時のように、私の熱い血潮は胸を焦がす。
「のり塩パンチ」。今後、積極的に購入したいと思う🥔
パンチ・パンチ・パンチ👊
小学校5年生の時。
木曜夜の9時といえば、「ザ・ベストテン」だった。
あの頃は今と違って、ヒット曲がザクザクとあって、私はあの番組を、無我夢中で観ていた。
特に「季節の中で」が1位になり、松山千春氏が出演した日の翌朝は、クラスの女子たちの話題はそれで持ち切りで、私も横からちょこちょこと口をはさんだりしていたものだ。
その番組で、「10週連続1位」を獲得したのが、この「銃爪」である。
「銃爪」と書いて「ひきがね」と読ませるなんて、なんとも意味深で「粋」じゃありませんか
「人生」と書いて「たび」と読む「あの歌」を思い出したアナタは、きっと、私と同世代ですネ。
この当時、TVに出ていた人たちは、本当に、歌が上手かった。
この素晴らしいロックシンガーを、フツーにお茶の間でじいちゃんばあちゃんと一緒に観ていたなんて、なんと輝かしい昭和50年代だったのでありましょう。
そして、この「アコースティックギターヴァージョン」が、これまたカッコいいのだ
アコギ1本でも、ロックができるのだということを、あらためて私に教えてくれた、世良公則氏。
私は、PCの前で、氏にスタンディングオベーションを捧げる。
まだ1月なのだが、お正月がはるか昔のことのように感じられる、今日この頃。
ランチとして、「日清のどん兵衛 年明けうどん」を食した。
和風カップめんだけに、原材料で目立つのは、こんぶ&魚系調味料である。
そして、異彩を放つのは、「梅干」の存在。
別袋は3つ。
後入れの「梅干」に、先入れの「粉末スープ」「かやく」が、その内訳。
調理方法の指南に忠実に従い、待つこと5分。
そしてそれは、「新年あけましておめでとう」といった感じの、きらびやかさで出来上がった。
過不足無いもっちり加減で、比類なき安定感の、麺。
さすがに、「どん兵衛」というロングセラーブランドの、底力を感じさせる。
すっきりと酸っぱい梅干しは、種入りの本物である。
和風というか、関西系風の、おダシの心地よいスープ。
そこに、梅の酸味が、謙虚な爽やかさを加える。
浮遊する「きざみあげ」と「ふんわり玉子」は、川相昌弘を彷彿とさせる、堅実なバイプレイヤー。
梅干しの種を残し、あっさりと完食。
私的には、きわめて健康的なランチでありました(^^)
その日は気分を変えて、「サッポロ メガラガー」での晩酌。
いわゆる「発泡酒」に分類される、このお酒。
甘口ながらも、ベタつかない、その飲み口。
しっかりとした苦みはあるのだが、むしろそれよりもウマみが勝る、そのテイスト。
「ラガー」といえば「キリン」のイメージが強いが、「サッポロ」も決して負けてはいない。
抑制の効いた男女の、付かず離れずの関係のごとく、私はこの製品を、愛したい。
その日は、私が夕食当番。
我が家の蔵書である「もう一軒 おつまみ横丁」を参考にして、何か作ることに。
冷蔵庫を探索したところ、長芋とれんこんが佇んでいた。
これらを活用し、「れんこんと長芋の塩焼き」の調理に着手。
れんこんと長芋は、どちらも7㎜厚に切る。
しかしながら、れんこんはなかなか固く、7㎜に均等に切ることは、お料理一年生の私には、なかなかハードルが高かったことを、ここに告白しておきましょう。
しかる後。
我が家のかしこいIHクッキングヒーター「パナソニックKZ-T363S」を用い、
「焼きなすモード」で焼いてみた。
火が強くなったり、弱くなったりして、現代のIHヒーターは、なんとも賢さを感じさせる。
しかしながら、「焼きなすモード任せ」では、薄切りのれんこん&長芋は焦げ付いてしまうのが確認できたので、その後「手動モードの弱火」にして、目視しながら焼き上げた。
サクッとカリッと。
なかなかイイ感じのおつまみに、それらは仕上がった。
しかしながら、やはり「おかず」というよりは、「酒の肴」🍺
私はまあまあ満足だったのだが、妻子たちは・・・
まあ、その意見はそれとして、素直に受け入れたい(^^;
妻の提案により、「オジロワシ探索ドライブ」へと、出かけた。
WEBで調査したところ、札幌市近郊には、いくつか「オジロワシに出会えるスポット」があるらしいのだ。
そういったモノの探索は、私も大好きなので、妻のオファーを即座に受け入れた。
1月13日。
まずは「モエレ沼公園」へ。
そこに着いたのは13時半だった。
天候もよく、絶好の「オジロワシ日和」だと、我々夫妻は期待に胸を膨らませていたのだが・・・
残念ながら、この日は、オジロワシはおろかトンビにすら、出会うことができなかった・・・
む、無念。
そして、1月19日。
お次は「石狩浜」へ。
11時16分、海岸線へと向かう。
「誰もいない海」かと思いきや、たった一人オジサンが、釣りに興じていたようだ。
しかしながら、肝心のオジロワシの姿は、確認できず・・・
11時20分。
すごすごと車に戻った我々夫妻は、次なる「オジロワシスポット」へと、レガシィ2.0i(5MT)を走らせることに。
それは、石狩市八幡町。
石狩川を、対岸側から確認しようとの、発想である。
そこに着いたのは、11時40分だった。
「はまなすの丘公園ヴィジターセンター」、そして「石狩灯台」。
さらには、厚田&浜益の山々は鮮明に観ることができたのだが・・・
肝心かなめのヒットソングである「オジロワシ」の姿は、見つけられなかった・・・
そして、茨戸川に着いたのは、12時半。
ちょうどお昼時だったので、「ノースヒル」にて、「カットステーキ(780円)+セット(300円)」で腹ごしらえ。
その後、茨戸川を探索したところ・・・
明らかにオジロワシではないものの、野鳥の姿を見つけることができた。
左端の白くて大きい鳥は、おそらくは「白鳥」である。
これに出会うことができたのは、一応、我々夫妻の慰めにはなったのだが・・・
やはり、なんとか今年中に、「生オジロワシ」に遭遇してみたいものだ🦅
さて、2019年12月30日~2020年1月19日にかけての、レガシィ2.0i(5MT)の燃費です。
1月8日は、放射冷却現象で、非常に冷えこんだ。
オブシディアンブラック・パールのレガシィのルーフは、ほぼクリスタルホワイトに。
フロントスクリーンはご覧のように凍てつき・・・
車載の外気温計は、マイナス7度
そして、1月10日は、さらに冷え込み・・・
7時半時点での気温は、マイナス11度
そんな季節の中で。
雪が少なく、路面状況がわりと良かったことからか、燃費計数値は10.3Km/Lと、この時期にしては良好。
満タン法燃費は、373.3Km÷37.61L≒9.9Km/Lでした。
次回は、「満タン法リッター10Km越え」を目標とし、邁進いたします
札幌モーターショーを堪能した、我々取材班2名。
夢中で見学していたため、気が付けば、お昼時を大きく回ってしまっていた。
そこで、遅めのランチとすることに。
尾車氏の進言により、14時44分に駅前通の「松のや」に入店した。
14時46分。
私は「味噌ロースかつ定食」(税込650円)の食券を購入し、テーブル席に着席。
注文の品は、14時52分に、サクッと供された。
ちなみに、ご飯と味噌汁は、おかわり自由である。
まずはレモンをカツに搾り、その後に別皿の味噌を、カツ&キャベツにぶっかける。
サクッとした衣にあまじょっぱい味噌が沁みこむように調和。
弾力性あるロース肉とシャキッと爽やかなキャベツとのその絡みは、まさに愛のバミューダトライアングル💛
遅い時間ではあったが、クドいが旨いの、充実のランチでありました。
1月18日に見学した、「札幌モーターショー2020」。
今宵は「輸入車編」を、備忘録として記しておきます🚘
まずは、ドイツ車から。
「ポルシェ」のブースの、ご紹介。
ハンカチ王子こと斎藤佑樹君も愛したというSUV「カイエンS」は、税込車両本体価格13,118,519円である。
第8世代の911、「911カレラ4S」。
こちらは、さらにお高く、18,048,148円となっております。
5ドアファストバックセダンの4シーター、「パナメーラ 4 Sport Turismo」。
13,312,037円と、カイエンよりも20万円ほど、お高くなっております。
そのハイブリッド版が、「パナメーラ 4 e-hybrid」。
お値段は、15,165,741円。
ハイブリッドで燃費がイイんですから、「パナメーラ 4 Sport Turismo」よりも200万円ほど上乗せで、お支払いいただきます。
そして、SUVの「マカン ターボ」。
「カイエン」よりも一回り小さいので、お値段も12,191,667円と、926,852円もお安くなっております。
お次は、「VW」のブース。
「T-CROSS」は、「ホンダ・ヴェゼル」「トヨタ・ライズ」あたりに近いサイズ感の、コンパクトSUV。
オレンジ加飾のインパネには、やや「やり過ぎ感」があるものの・・・
ラゲッジ容量も、日常使いでは不足無さそうな、このクルマ。
税込車両本体価格は2,999,000~と、輸入車としてはお値頃である。
北海道在住の私にとっては、AWDではなくFFというのが、やや残念ではあるが・・・
とはいえ、近年のクルマは安全装備が充実しており、しかもVW車なので、おそらくは冬道でも安心感を持って走ることができると思われる。
「ゴルフ オールトラック」は、BPレガシィにかなり近いサイズ感の、クルマ。
そのラゲッジの広さ等、正直言って、じつに魅力的だ。
「トゥーラン」は、クリーンディーゼル搭載の、実直な7シーター。
VWのクルマには、やはり、そこはかとない手堅さがある。
続きまして、「アウディ」を見学。
驚いたのは、この金ピカに輝く、「A8」🥇
いわゆる「カーラッピング」による「模様替え」なのだが、その仕上がりは見事というほかない。
「A1 Sportback」は、昨年11月にフルモデルチェンジして2代目となった、プレミアムコンパクト。
お値段は3,650,000~である。
【圧倒的パフォーマンスを秘めた、刺激的でアグレッシブなコンパクトSUV】がキャッチフレーズの、「SQ2」。
そして、プレミアムSUV「Q5」。
【SUVクーペという新たな時代を切り拓く至高のフラッグシップモデル】が、この「Q8」である。
アウディは、日本市場においては、SUVに力を入れているようだ。
ドイツ車を見終わった後。
アメリカの「ジープ」ブランドを堪能。
まずは、一昨年にフルモデルチェンジしたという、「ラングラー・アンリミテッド」。
壁のようにそそり立つインパネは、クラシカルなのに、モダンな意匠。
トランスファーレバーが、また「漢」である。
マニュアルモードのシフトゲートが「手前に引いて+、前に押して-」というロジックなのは、加減速Gの法則から言って、極めて正しい。
そして、屋根の脱着に手間と時間がかかるとはいえ、その気になれば「オープンカー」として使える。
このクルマはまさに、「SUVとオープンカーの二刀流」。
「ラングラー・アンリミテッド」。
先代モデルに試乗させていただいたのは、もう12年も昔のことになってしまったが、実に好印象なクルマであった。
新型モデルも、いつの日か、運転させていただきたいものだ。
メーカー曰く【スモールSUV】である「レネゲード」は、昨年マイナーチェンジした模様。
スクエアなラゲッジルームは、開口部が掃き出しになっており、使いやすそうだ。
そして、【人生のコンパスになる】がキャッチフレーズの、「コンパス」。
ラゲッジ下にしっかりと積まれた「スペアタイヤ」は、本格派SUVの証である。
【Jeep®No.1の機能性を誇るリアルミッドサイズSUV】が、この「チェロキー」。
かつては四角四面で朴訥なイメージだったチェロキーだが、いまはサメのようにシャープな顔立ちである。
2眼メーターに、グリップ太めの革巻きステアリングが、そこはかとなくスポーティーな印象。
赤いボディカラーが似合うのは、日産エクストレイル同様である。
そしてもちろん、スペアタイヤは、しっかりと標準装備。
これは、SUVなら当たり前のことのハズなのだが・・・近年のクルマ(特に日本車)は、そうでないクルマも散見される。
フラッグシップモデルである「グランドチェロキー」のキャッチコピーは、【人生を極める 大陸を極める】。
そのスタイルは、前からも後ろからも、ぬりかべのごとく骨太な存在感を放つ。
さて、いよいよ、イタリア車の登場である。
愛くるしい「フィアット500」の現行モデルは、2008年に日本国内投入。
気が付けば、はやくも12年が経過してしまったのだ・・・(^^;
そしてこちらは、黄色い爆弾。
「ABARTH 595 COMPETIZIONE」。
アバルト70周年記念595エンブレムに・・・
スポーツペダル&アルミシフトノブ。
3ペダルMTという点に、私の男心はそそり立つ。
「17インチ 10スポーク アルミホイール+205/40R17タイヤ」の隙間から、レッド仕上げの「ブレーキキャリパー」が、魅惑のチラリズムで顔をのぞかせる。
その価格は、税込383万円・・・
極めて魅力的だが、これを購入するとなると、大荒れの家族会議になりそうだ(^^;
イタ車といえば、やはり「アルファロメオ」が、思い浮かぶ。
【比類なき美とパフォーマンスが感性を揺さぶるアルファロメオのフラッグシップセダン】「ジュリア」。
こちらは、【アルファロメオ初のSUV】である、「ステルヴィオ」。
大人の旅を演出する小道具を、余裕たっぷりで飲み込むラゲッジスペース。
5つの輪でデザインされた、アルミホイール。
赤と黒が、妖艶に情感に訴える、そのインテリア。
やはりこのクルマは、生粋の日本人でかつユニクラーな私には、乗りこなせそうもない💦
続きましては、ラテン車のもう一方の雄である、フランス車にまいりましょう。
「ルノーメガーヌ R.S」。
そのフロントマスクは、ジョンシリウスメタリックと呼ばれる黄色のボディと黒のグリルとのコントラスト。
阪神タイガース的にアグレッシヴだ。
横長に伸びたテールランプのデザインが、オージリー・ヒップバーンである。
「トゥインゴ」は最近のマイチェンで、可愛らしいエクボのようだった「丸型ドライビングランプ」を廃止してしまった。
個人的には、ちょっと残念な点である。
しかしながら、このクルマには、ツボがたくさんある。
直角に折れ曲がった、リヤの熱線プリントや、
補機メンテナンスに徹したフロントフード内とか、
そしてなんといっても、RRであること。
他の誰にも似ていないこのクルマは、まさに、オンリー・ワンの存在である。
そして、ルノーというブランドの日本国内における販売面での立役者は、やはり「カングー」だったと、私は考える。
お次は、イギリス車。
「レンジローバー・イヴォーク」は、昨年日本に2代目を投入。
グラッシーなキャビンは、まさに「SUVクーペ」といった趣で、美しい。
それでいて、ラゲッジルームは、しっかりと広い。
そして、「レンジローバースポーツ」は、【走りを追求したレンジローバー】。
これまた、美しいテールエンドのデザインに、私はもうウットリ。
「ジャグァー」が今回の会場でお披露目したのは、SUVのみだった。
「E-PACE」は、【俊敏でダイナミックな走りを融合したジャガー初のコンパクトSUV】がキャッチコピー。
そのアイライン的サイドウインドウの処理は、まさしく【クーペのライン】。
それでいて、スペアタイヤ標準装備なのは、まさしく英国紳士のたしなみである。
そしてジャグァー初の電気自動車である、「I-PACE」。
SUV的スタイルを纏いながらも、メーカーによるとそれは【ジャガーの真髄を受け継ぐドライバーズカー】。
先進のモーターと完璧な重量配分により、スポーツカーの俊敏性を生み出しているのだという。
極めて特徴的なのは、この「ボンネットスクープ」。
グリルから受け止めた風は、ボンネットを抜け、空力性能を追求したルーフラインのカーブに沿ってスムーズに流れ、空気抵抗を低減するのだとのこと。
まさに、エンジンを持たない「電気自動車」だからこその、離れワザといえましょう。
しんがりは、いわゆるスーパーカーの、「マクラーレンGT」。
日本での価格は税込2645万円という、不動産並みのお値段である。
ガルウイングドアやバックドアを開いたその姿は、まさしく「愛の水中花」の如く、妖艶な色気を発散する。
「札幌モーターショー2020」、堪能させていただきました。
とはいえ、気になる点も、ないではなかった。
輸入車においても、少なからず不参加のブランドがあったこと。
ドイツ車は、「BMW」「メルセデス」。
イギリス車の「MINI」。
フランス車は、「プジョー」「シトロエン」。
そしてイタリア車は、モーターショーの華である「フェラーリ」「ランボルギーニ」が欠席・・・(涙)
次回の札モでは、イタリアのスーパーカーに会えることを、熱望いたします
札幌ドームにて、「札幌モーターショー2020」が開催されるという。
クルマ好きのはしくれとしては、この手のイベントに行かないワケにはいきますまい。
なので。1月18日(土)。
私は尾車親方とともに、その会場へ。
10時55分に入場したのだが、その時点で、会場はご覧のとおりの盛況ぶり
我々取材班をまず出迎えてくれたのは、「スーパーGT GT300クラス」に参戦する「GOODSMILE RACING & Team UKYO」の初音ミク仕様「Mercedes-AMG GT3」だった。
続いては「日産」のブースへ。
日産が誇る国産市販車最強のモンスターマシン「GTR」に、
本格2シータースポーツ「フェアレディZ」。
最近、経営陣のお家騒動やら販売不振で揺れる日産だが、この手のクルマをリリースし続けてくれていることに、私は改めて感謝したい。
同行の尾車氏は、「デイズ」のルーフカラーのオレンジメタリックに、関心を寄せていた。
「セレナe-POWER 」ハイウェイスター」のフロントグリルは、かつての「エルグランド」以上の、きらびやかさ。
安定した売れ行きのSUV「エクストレイル」は、ノート&セレナとともに、日産の主力三本柱の一翼を担う。
そして、「スズキ」である。
主役は、なんといっても、この「新型ハスラー」。
「6ライトのサイドウインドウ」が、旧型との大きな識別点と思われる。
インテリアデザインも、大いに攻めた感じで、スズキの自信炸裂!といった趣。
お次は、私が最も愛する自動車メーカーである「SUBARU」のブースへ。
残念ながら、この度生産完了となってしまう、「EJ20型」フラットフォーエンジン。
マイレガシィも積んでいるこのエンジンの素晴らしさは、もう、あえて語るまでもない。
555台限定の「WRX STI EJ20 Final Edition」には、購入応募が約13,000件あったという。
入手できた方は、本当に、ラッキーだ。
そしてやはり、スバリスト最大の着目は、「レヴォーグ プロトタイプ」である。
ヘッドライト&テールライトは、近年流行の「コの字型」。
これまでのスバル車は、基本的にウエストラインが平行で、窓面積大きめであった。
しかしながら、この新型レヴォーグは、まるでマツダ車のように、ウエストラインがウエッジしている。
このままの形だと、斜め後方視界に、難がありそうに思えるのだが・・・
市販された暁に、その部分がどのようになっているのかが、個人的な着目点である。
そして、私の時期愛車候補ナンバーワンである、「XV」。
最上級グレードである「Advance」専用色の「ラグーンブルー・パール」のカラーは、眩しいほどに輝いている。
そして、お次は「ダイハツ」のブースへ。
山椒は小粒でピリリと辛い、「GRコペン」。
モモのステアリング&3ペダルMT。
そして、フルオープン
この手のクルマが新車で入手可能な日本という国は、やはり、悪くない(^^)
5ナンバーSUVである「ロッキー」も、大いに魅力的だ
ダイハツは、元気である。
そして、押しも押されもせぬ日本のリーディングカンパニー、「トヨタ」。
CO2を全く排出しない、夢の水素カー「MIRAI CONCEPT」。
そのスタイリングは、4年ちょっと前に見た「MIRAI」よりも、むしろコンサバでおとなしい印象である。
水素スタンドなどのインフラ整備の問題があり、むしろインフラ整備でCO2を多量に排出するのではなかろうかという、そんな課題も抱えている、この燃料電池車。
だが、未来へつながる投資としてこのクルマをリリースしたトヨタは、「資本」だけではなく「懐」も大きな会社だと、思う。
なんといっても着目は、コンパクトハッチの「ヤリス」。
これはつまり、日本名「ヴィッツ」が4代目にモデルチェンジした際に、グローバルネームの「ヤリス」を名乗ったということになる。
昨年、マツダも「アクセラ」がフルモデルチェンジした際に「MAZDA3」というグローバルネームを使用し、順次「デミオ→MAZDA2」「アテンザ→MAZDA6」と変更している。
それは、世界戦略の一環でもあり、バッジ・エンブレム類作成等のコストダウンも兼ねているのかもしれない。
鍛え上げたアスリートのような、その凝縮感あるスタイルは、全ての日本車の中で出色の素晴らしさ!
先代=3代目ヴィッツとは、雲泥の出来の良さだと思う。
ただし、それと引き替えに、「斜め後方視界」については、やや悪化したかもしれない。
インテリアは品質感高く、しっかりとデザインの手が入っている。
この部分も、欧州コンパクトの粋に肩を並べたといっても、過言ではない・・・かも。
ラゲッジスペースについては、まあ、及第点といえそうながらも・・・
後席スペースは、前席のシートスライド位置にもよるとはいえ・・・お世辞にも広いとはいえなさそうだ。
その辺は、ある程度見切ったというか、割り切っているのかもしれない。
とはいえ、この「ヤリス」。
現状では、最も私が好もしいと思う、トヨタ車である。
まあ、試乗してみるまでは、断言はできませんが・・・
続いては、「ホンダ」のブース。
昨年、マックス・フェルスタッペンが3勝を挙げた、レッドブル・ホンダ。
今年は、メルセデスに、どこまで迫れるだろうか・・・大いに、楽しみだ
そして、ホンダの大黒柱であるフィットは、今年のバレンタインデーに、新型へと移行する。
なかなか目ヂカラの強い、そのフェイス。
しかしながら、そのサイドビューは・・・
良く言えば「プレーン」だが、あまりにも「無国籍」で、そっけない。
同行の尾車氏は、「まるで新興国のクルマだ」と、バッサリと切り捨てていた。
まあ、先代の「ごちゃごちゃとビジーな、プレスライン&テールランプデザイン」の反省に立ったのかもしれませんが(^^;
とはいえ、そのインパネは、なかなか21世紀のIT時代を表現した趣である。
加えて、空調コントロールがダイヤル式になったのは、きわめて大きな改善点。
しっかりとした造りのシートと、ブラック&ホワイトのインテリアカラー。
加えて、ホンダのパテント「センタータンクレイアウト」が産み出す、広大といっていい室内空間。
ラゲッジルームの広さも、また然りである。
ことスペースユーティリティーにおいては、フィットは他車の追従を許さない、孤高の領域にある。
また、ニューフィットには、5種のタイプバリエーションがあるという。
最初に紹介したのは、生活になじむデザインの「HOME」。
そしてこのブラウンのフィットは、洗練と上質を兼ね備えた「LUXE」である。
ブラウン&ブラックのインテリアは、これまで国産車には見られなかったセンス。
「LANCIA Υ」「FIAT500」「BMW MINI」等の欧州コンパクトを、ふと思い出す。
そしてこちらは、毎日を健康的に過ごすためのアクティブタイプ「NESS」。
グレイのロワーボディに、黄緑のルーフ。
ちょっと、この色遣いには、「やり過ぎ感」が否めない。
尾車氏も「な、なんだ。この色は!」と、否定的に小さく叫んでいた。
「CROSSTAR」は、週末に出かけたくなるエンジョイライフに応えるタイプ。
スバルでいえば、インプレッサに対する「XV」的な立ち位置にあるのだろう。
まあ、本当に、このフィットというクルマのスペースユーティリティには、脱帽である。
リヤシートを倒すと、床は「ほぼ」平らになり、相当の荷物が積めそうだ。
ひょっとしたら、ウチのBPレガシィよりも、積めるかも・・・(^^;
「HONDA e」は、今年発売予定の、「後輪駆動」電気自動車。
都会のシティコミューター的役割を、担うのでありましょう。
そして、ますます大きく立派になった、本年2月発売予定のNEWアコード。
自発光式メーターに、本革巻のステアリング。
3連ダイヤル式の空調コントロールは、オーソドックスで良さげである。
しかしながら、シフトコントロールは、レバーではなくスイッチ式。
一見での操作が難しそうなこれについては、ハイブリッド感というか、電気自動車感の演出なのでありましょう。
空力を意識したゆえと思われるファストバック的ルーフライン。
「4ドアセダン」であることに拘ったのは、アコードというブランドの歴史ゆえなのかもしれないが・・・
このボディデザインならば、ハッチバックの5ドアにした方が、より実用的だったような気が、しないでもない。
着目すべきは、近年装着車が少なくなっている「サンルーフ」が用意されていること。
サンルーフ好きのアナタの、琴線を揺らすことでありましょう。
しかしながら、このクルマは、一体、いくらで売られるのであろう。
現行アコードが¥3,921,296~であることを鑑みると・・・う~ん。
ホンダのフラッグシップというか、イメージリーダーカーは、やはりこの「NSX」でありましょう。
「サーマルオレンジパール」と呼ばれるこのカラーは、かつての「シビックRS」へのオマージュなのだろうか。
この本格スポーツカー。
テールエンドのデザインが、いまいち色気というか、華やかさに欠けるのが、惜しい。
ボディサイドのラジエーター上のリアピラーは空洞となっており、空気の流れでパワートレインの熱排気に貢献するのだという。
この、NSX。
ホンダがF1で強くなれば、このクルマのブランド価値も、さらに向上すると、思われる。
頑張れ、HONDA🏎
そして、日本のプレミアムブランド、「レクサス」。
「LC500」の、エッジの効いた、デザイン。
かつてはオーソドックスなデザインの4ドアセダンボディだった、「LS」。
しかしながら、現代の「LS500h」は、空力重視のファストバッククーペ的スタイルを持つ。
クラウンもそうだが、日本のセダンは、すべからく「6ライトボディ」が標準となりつつある。
それを、ほぼ50年も前からやっていた「シトローエン」は、やはり、凄い。
ようやく時代が、彼等に追いついたのだ。
「RX450h」。
宝くじが当たったら購入対象に成り得るかもしれない、高級スペシャリティSUVである。
近年私のココロを響かせてくれるのが、「マツダ」の作るクルマである。
きわめて上質かつ、ドライバビリティに優れた、素晴らしい「MAZDA3」。
このCピラーからテールエンドに繋がるラインが、きわめて美しく、そして色っぽい。
その代わり、斜め後方視界には、やや難がありそうだが・・・
その流れを汲む、「CX-30」。
「ソウルレッド」でメーカーとしてのアイデンティティー構築に成功したマツダだが、この「マシーングレープレミアムメタリック」が、これまたイイ色なのだ。
隔年開催の「札幌モーターショー」。
国産車に限っても、おおむね内容充実だったのだが・・・
やはり感じるのは、いわゆるスポーツカーが、このショーの主役ではなかったことである。
「トヨタ86」「GRスープラ」「ホンダS660」「マツダロードスター」「スバルBRZ」が展示すらされていなかったのは、やや、もの淋しい。
そして、メーカー自体では「三菱」が不参加だったのも、もの悲しい。
とはいえ、明日は、「輸入車編」を、お届けする予定です。
その日は、麻生自動車学校そばの「らーめんさかい」で、ランチとすることに。
11時34分に、そこの暖簾をくぐった。
メニューはおおまかに、「鶏白湯」と「鶏清湯」の2系統である。
ちなみに麺は、自家製麺。
スープに合わせて、こちらも2系統をラインナップしている模様。
11時37分。
私は1分弱の熟考の末、「鶏そば 塩」(790円)の食券を購入。
この日は私が第1号のお客さん。
悠々とカウンター席に陣取ったのは、11時38分。
そして11時41分。
リーズナブルな待ち時間で、「鶏そば 塩」は、供された。
黄金色に輝く塩スープと、恥じらうピンクのレアチャーシューの、鮮やかな色彩感。
さらに見逃せないのは、健気に鎮座する鶏チャーシュー。
レッドの糸唐辛子が、あでやかにアクセントを添える。
ホワイトのストレート細麺は、道産小麦100%。
しなやかでコシがあり、噛み応えしっかり。
つるんともちっと滑らかに、私の咽頭を洗浄するかの如く通過する。
そして、ピュア・ゴールドな塩スープ。
粒立ち細かい旨み成分が、口中を潤すように拡散し、私は恍惚の人となる。
妙な苦みや辛みのない、パープル・オニオン。
それはシャキッと爽やかに、咀嚼のリズムを刻む。
そして、私の50年強のラーメン喰い歩き人生の中で初めて出会ったのが、この「穂先枝ごとメンマ」
まるでイカの如く、ダイナミックにどんぶりの端を泳ぐそれは、柔らかでふくよかな噛み応えで、淡白なのにゴージャスな存在感を放つ。
11時48分。
私は、幼少の頃から、「チャーシューは、麺およびその他の具材を片付けてから、最後にいただく」という、性癖がある。
しかしながら、ココの「レアチャーシュー」は、先に喰うべきだった。
スープの温度で熱が通ってしまったがため、せっかくの「レア」な食感および風味を、味わい損ねてしまったのだ。
まあ、熱の通った薄切り肉の「しゃぶしゃぶ的味わい」も、決して悪くはなかったのだが・・・
この点については、次回以降の、課題としたい。
しかしながら、「鶏チャーシュー」は、そんな私の失敗を慰めるかの如く、しなやかにあでやかに歓びの咀嚼タイムを演出してくれた。
11時52分に、至高のラーメンタイムが、修了。
まるで創作料理のような完成度の、ブリリアントな一杯であった
「レアチャーシューリベンジ」もさることながら、「ホルモンつけ麺」の誘惑にも、私は抵抗できなさそうだ。
「らーめんさかい」再訪決定である
その日は、石狩市の「瑞祥庵」でお昼とすることに。
12時01分に入店した。
お蕎麦は【田舎】と【更科】から選択可能である。
12時02分。
私は数秒の熟考の末、〈温かいそば〉の「鴨南ばん」を【更科】でご注文。
税込1100円という、チャーシュー麺に匹敵するお値段の、プレミアムランチである。
12時05分に、まずはお茶&お水が供され、
主役のお蕎麦は、12時15分に運ばれてきた。
色白でしなやかな、更科そば。
個人的には、もう少しコシが強めの方がタイプだが、するりと瑞々しく、私の咽頭を洗浄するかのように通り過ぎた。
おつゆも、私の好みからいくと、やや淡泊に感じられたが、上品な味わいである。
鴨肉は、あえて表現するならば、「鶏」よりも「豚」に近い、食感&噛み応え。
咀嚼すると、旨さがじゅわっと口中を潤す。
鴨が背負ってくるのが、やはり長ネギである。
それは苦みや辛さ皆無で、おつゆとともに、イイ感じの甘みを抽出。
12時26分に、毎度のことながら、完食。
チャーシュー麺もいいが、たまには、こういう昼食も、有りだろう・・・と、私は自らに言い聞かせたのでありました。