そ、そうだったのか
私も、40年間、間違ってました。
だって、手持ちの「吉田拓郎歌本」は、「Em」だったんだもの・・・
ああ、拓郎に、ギターを今からでも習いたい
しばらくぶりの、拓郎氏のラジオ出演。
御年77歳(後期高齢者)の拓郎氏だが、いやあ、元気だなぁ👏
来年、アルバムを制作しようという企画もあるようで、大いに期待したい(^^)
小田和正氏とのスイーツ会も、楽しまれたようで・・・
また、石川鷹彦氏について語っていたのも、興味深かった。
私が拓郎に心酔するようになったのは、中三の時からだったが、それ以前の小学校高学年時代にハマっていたのは、アリスだった。
アリスのシングルレコードでオリコントップテン入りしたのは、「冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守歌」「チャンピオン」「夢去りし街角」「秋止符」「狂った果実」の7曲だが、これら楽曲のアレンジャーは、全て石川鷹彦氏だった。
札幌市出身の石川氏が脳梗塞で倒れたのは、2016年。
その石川氏の近況について触れてくれたのは、個人的には、じつにありがたかった。
・・・にしても、拓郎氏は、驚異的に若い!
自分が77歳になった時に、こんなに流暢にしゃべれるだろうか。
正直、自信がないなぁ(^^;
母を眼科に送って、診療が終わるまでの待ち時間。
近くの「ブックオフ」に立ち寄って暇つぶしをしていたところ。
CD「元気です。 よしだたくろう」が、1,760円で売られていた。
40年以上前から今も拓郎フリークである私は、迷うことなく、それを購入。
1972年7月。
つまり、半世紀以上前にリリースされた、この作品のレコード。
それが、「オリジナル・マスター・テープよりリマスタリング」して、CD化されたのだという。
歌詞カードや拓郎のエッセイまでもが、当時発売されたレコード同様に、忠実に再現されていることに、感涙。
平成の始め頃に1,500円で購入した、「CD選書 元気です。/よしだたくろう」と、聴き比べてみた。
その、音のみずみずしさや、定位感や、リアルな息づかい
おおよそ30年前に購入したCDとの、音質のあからさまな違いに、私のアゴは落ちた。
拓郎フリークのアナタ。
このリマスタリングCDは、絶対に入手すべき
目からウロコというか、耳から耳アカです。
これ、ホントにホント
♪僕の髪が 肩まで伸びて 君と同じになったら・・・結婚しようよ
と、歌っていたその人が。
その10年後には、
♪縛り合うことは楽さ 結婚すればいい そんな決まった形は今 ふたりに似合わない
と、歌う。
’80年代前半のラブソングは、「どうして私を好きになってくれないの」調や、「こんなに愛しているのに」とか、「恨みます」調の、楽曲が多かった。
そんな中で、拓郎氏のこの楽曲は。
「お互いのテリトリーを侵食せずに、このままで居よう」というスタンスを取っている。
これが、当時の私にとって、じつに斬新だった。
しっとりとしていながらもキャッチーなそのメロディと相まって。
私を「吉田拓郎信者」に陥らせた、罪な楽曲が、この「情熱」なのです。
「シンシア」
それは、南沙織さんの「クリスチャンネーム」だったという。
吉田拓郎氏は、南沙織さんのファンだったことを公言しており、この曲を彼女に捧げた・・・のだそうだ。
いやあ、たしかに、南沙織さんは可愛い
彼女がTVによく出ていた頃、私はピンクレディのミーちゃんのファンで、南沙織さんを意識したことはなかったのだが。
今の私だったら、南沙織さんに、一目ぼれしていたことでありましょう
ああ、「シンシア」さん。
今も、お元気なのでしょうか・・・
昨日、Amazonより、「Live at WANGAN STUDIO 2022 -AL “ah-面白かった” Live Session-」が、届いた。
まず驚いたというか、感動的だったのは、その演奏のクオリティの高さ
スタジオライヴにしておくのは、本当に、もったいない。
この演奏を、観客を入れてやってくれたら、まさしく伝説のステージになったであろう。
ああ、このコロナ禍が、本当に恨めしい・・・
バックバンドのクオリティもさることながら。
拓郎氏のハスキーでありながら瑞々しいヴォーカルが、これまたすんばらしいのだ👏
「21世紀に入ってからの氏」が、リリースした作品群のなかで、最もイイというか、むしろ「今が旬」であるように思えてしまうほどなのだ。
森高千里さんが「奇跡の50歳」ならば、拓郎氏はまさしく「奇跡の76歳」である。
自分自身が76歳になった時に、どんな姿になっているだろう。
いや、実際。
55歳の私よりも、76歳の拓郎氏のほうが、プリプリプリティかもしれない。
ああ、余力を残して引退するのが、氏の美学なのかもしれないが・・・
ホント、勿体ないというか、ズルい。
そして奇しくも。
その日は、拓郎氏のオールナイトニッポンゴールド、最終回。
エンディングの「今夜も君をこの胸に」で、グッときてしまった。
1991年に恋人(現:妻)と観た、大倉山でのコンサートが、脳裏にフラッシュバックする。
吉田拓郎さんがそこに居てくれたことに、本当に、感謝しています。
岡本おさみ氏が作詞した、「こんなに抱きしめても」。
アナタが、もし作曲家だったなら、この詩にどんなメロディをつけるだろう。
ヒマと退屈を持て余している方は、この場で、試しに作曲してみるのも、一興でありましょう。
そして、拓郎氏の作った、このメロディである。
歌詞の内容とかけ離れたこの旋律に、私は驚きを禁じ得ないのだ。
そしてこの曲は、一度聞いただけで耳にすんなりと馴染み、すぐにでも口ずさむことが出来る。
吉田拓郎という人の、メロディーメーカーとしての才能というか個性が、溢れ出た名曲だと、私個人は思うのであります。
スーパーの雑誌コーナーで見つけて、思わず買ってしまった、「ビッグコミック」。
なんと、吉田拓郎氏が表紙ではありませんか!
その時点で旬の有名人やスポーツ選手が表紙となる、この漫画誌。
まさかの、拓郎氏登場である👏
「ビッグコミック」。
親が買ってきたのを、拝借して読んでいたのが、昭和の終わりから平成の初めにかけての頃。
手に取るのは、おおよそ30年ぶりくらいだろうか。
今も「ゴルゴ13」の連載が続いているのに、驚きを禁じ得ない🔫
「ゴルゴ13」は、昔からそうだったが、1回読んだだけでは内容が頭に入らない(^^;
ザーッと流し読みした中で面白かったのは、「我が家の名犬ジョイ(前編)」。
いわゆる「ダックスあるある」が軽妙に描かれていて、思わず共感してしまう。
後編も読みたいので、次号も買おうかなぁ・・・
ともあれ。
今夜は、このコミックをベッドで読みながら、就寝しようzzz
「不幸は女を美しくする」
松本隆氏が書き下ろした、このフレーズ。
ある意味、核心を突くというか、実に鋭い描写だ。
だけど、あのひとには、幸せになってほしいなァ。
吉田拓郎氏のラストアルバム「ah-面白かった」の【アナログLP】が、Amazonよりわが家に届いた。
思い起こせば、今から40年前に始まった、私と拓郎との歴史。
やはり、最初の出会いが「貸しレコード」だったのだから・・・
ラストアルバムのアナログレコード購入で、私自身の気持ちにも、整理をつけなければいけないのだ。
何年ぶりだろう・・・アナログLPを購入したのは。
少なくとも「平成」になってからは、CDしか購入していないので、34年ぶりということになるのだろうか。
やはり、このジャケットの大きさが、イイね!
やはりCDとは、所有感というか、宝物感が違う。
大学生時代には、アナログLPをジャケットごと、壁に飾ったりしていたものだなぁ・・・(遠い目)
幸いなことに。
我が家においては、アナログLPを聴くことのできる環境が生き残っている。
ソニーのレコードプレーヤー「PS-X600」は、1981年製。
40年以上も、壊れることなく、わが家のお茶の間に君臨しているのだ。
プリメインアンプは、山水電気の銘器「AU-α607i」。
これも、昭和の終わりごろ(1987年)に、手持ちの資金をはたいて買った逸品である。
久しぶりに押す、「PHONO」のボタン。
2009年に、マイセルフで「今はまだ人生を語らず」のアナログ盤をCD化して以来なので、13年ぶりのことである。
ちなみにスピーカーは、リファレンスな音質の、ボーズ「111AD」。
さて、いよいよ拝聴。
LPレコードは「A面」から聴くのが、通常の作法である。
今どきの若い人には、なんのこっちゃか、わからないかもしれないが・・・
ちなみにカートリッジは、オーディオテクニカの「AT120Ea」。
手持ちのアナログレコードが、生涯愉しめるようにと、1992年に購入したモノだ。
うむ。その瑞々しい音質は、現代のCDと遜色ないというか、むしろ暖かい。
いわゆる「スクラッチ・ノイズ」は、曲間で耳をすませば少しは聴こえるが、それもまたひとつの趣きなのだ。
そして、A面を聴きながら。
このアナログLPにしか付いていないブックレット「ちょっとだけ True Story」に目を通す。
まるで、1冊のエッセイ集を読んだかのような、読後の臨場感。
このブックレットがここにあるという事実。
それだけで、私のハートは満たされる
A面を聴き終わったら、レコードを裏返して、B面にするという儀式である。
その際に、盤面に、ややホコリがついてしまう。
それが、レコードというものの特性というか、めんどくさいところではある。
しかしながら、それをレコードクリーナーで拭き取るという作業に、あえて歓びを感じようではないか。
やっぱり、小田和正氏とのコラボ「雪さよなら」が、とても素晴らしい
拓郎さん、わが家の骨董オーディオを久々に稼働させてくれて、本当にありがとう
山本コウタローさんが、亡くなられたという。
私にとっての氏の存在は、やはり「誰も知らなかったよしだ拓郎」という書物の著者であったということが、大きい。
吉田拓郎の生誕から、アルバム「今はまだ人生を語らず」リリースまでの、歴史というか経緯が詳細に綴られた、この本。
白黒だが、拓郎の幼少時代からアマチュア時代にかけての写真も、満載だ。
「知識」の歌詞の紹介が、この書の締め括りとなっていることが、これまた素晴らしい。
コウタロー氏は一橋大学を出ているのだそうだが、卒業論文のテーマは「吉田拓郎」だったという。
そんな、拓郎愛に溢れた方が、またひとり、逝ってしまった。
山本コウタローさんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
吉田拓郎のニューアルバムであり、そしてラストアルバムでもある「ah-面白かった」が、届いた。
氏の52年間のアーティスト活動のうち、私がリアルタイムで知っているのは、ほぼ40年くらい。
中3の時に「貸しレコード屋」で借りてきた「TAKURO TOUR 1979」というアルバムは、まさにスイカをストライクで叩き割ったかのような、爽快な衝撃を与えてくれた。
そして、その冬にFMラジオで聴いた「広島FM開局記念ライヴ」。
そこから、私と拓郎氏との歴史は始まったのだ。
私の感性というか、考え方を育てたであろう人物は、3人いる。
なんといっても筆頭は、やはり吉田拓郎氏。
その次は、ほぼ同時期からその著書を読み漁った、徳大寺有恒氏。
そして高3の時に、雑誌「Number」でのインタビューに感銘させられた、落合博満氏。
このお三方が、私の思考回路を形成したのだといっても、差し支えない。
中でも、やはり拓郎氏の歌は、いつも私のそばにあり続けた。
時には勇気をもらい、前に進む力となり、同時に「肩の力を抜くことの大切さ」をも教えてくれた。
中3の時に出会った「吉田拓郎」が「獅子丸」を育てたのは、間違いのない事実なのだ。
・・・だから「獅子丸」は、この程度の人間なのか・・・
という影の声が聴こえてきそうだが(苦笑)
まあ、それはそれ、ということで。
今年で76歳になった、拓郎氏。
いわゆる「後期高齢者」である氏が、ここまで現役であり続けていてくれたことに、心より敬服する。
ひるがえって自分自身が、76歳まで働き続けることができるかと考えると・・・正直、まったく自信が無い(^^;
ともあれ、このアルバム。
CDを聴いて、メイキングDVDを観て、それから再度CDを聴くと、より味わい深く愉しめる。
DVDのナレーションは、篠原ともえ嬢。
あの「LOVE LOVE・・・」の時代には「グフフ・・・」と笑っていたともえ嬢が、ものすごくステキな女性になっていて、「隣にすわっていたら惚れてしまう」レベルに、昇華されていたことに、とても驚く。
そして、同封された「ライナーノーツ」を読んでいると、まるで拓郎氏が自分に話しかけてくれているかのような錯覚に、とらわれる。
最後の最後に「渾身かつ珠玉の作品」を贈ってくれた「吉田拓郎」様に、あらためて、感謝なのです。
ゆったりと風呂に浸かりながら。
気が付いたら、口ずさんでいるのが、この曲。
あらためて思うに、これは詩の内容からいくと、「春だったね」の続編なのかも。
拓郎の歌は、別れの歌であっても、いわゆる「恨み節」ではない。
そこが、実に心地いいのだ。
♪もう恨むまい もう恨むのはよそう・・・ですからネ。
おとといのハナシだが。
遅ればせながら、「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」を、radikoで聴いた。
そこで、拓郎氏が絶賛していたのが、👆の「横田良子」さんが歌う「流星」である。
そのハスキーな柔らかさを持つ、voice。
彼女の歌うこのテイクは、私のハートにも、じんわりと浸透した。
さらには、「ハルカトミユキ」さん。
これまた、弾き語りってのが佳い♪
途中でフェイドアウトしてしまうのだが、フルコーラスを聴きたかったなァ・・・!
それにしても・・・本家の拓郎氏に大絶賛されるなんて、まことに、羨ましい。
私も、いつの日か、拓郎氏の琴線に響くような歌を、YouTubeにアップしたいものだが・・・やっぱ、無理かな(^^;