思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

アイアイスクール「武田先生と哲学対話」2022年 2回目・4月29日の写真。23枚

2022-04-30 | 恋知(哲学)

  五反田のアイアイスクール。今日は、日本の現代と近代史の一番深く大きな問題=【明治維新がつくった天皇制・天皇教】について考えました。

 日本の伝統文化を壊したのが明治であり、日本のよき伝統をよみがえらせるには、天皇・皇族は京都に戻ることが必要云々という熱い話で、とても充実。

 伊藤博文はいろいろ悪事も働いた人であることは、NHKのこども向け番組でも取り上げられていたので、ご紹介。

 天皇という呼び名は短期間しか使われていなかったー日本史の専門家は知っているが、まだ教科書は昔のままであること。などなど

 801年前の「承久の乱」で日本史が大転回したこと=京都の公家から東国武士たちへ、は、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のラストで取り上げられるので、お見逃しなく(笑)、

 北条政子・義時・泰時に代表される北条政権と、法然・親鸞との深い結びつきなども。

 参加者は53名(会場+ズーム)でした。

 写真撮影は、わたしのカメラ(α99 プラナー50ミリ)で、笠原恵津子さん、古林治さん。トリミングと調整は武田。

    なお回目は、7月18日(月・です。 人類の歴史-生命の歴史+太陽系の誕生をお話し、その壮大なスケールから私の生を考えていきます。面白く楽しく。



fbから。
Taechang Kim

タケセンの益々のご活躍嬉しく思い応援します。本物の哲学が大勢の日本人の心に響いたのでしょう。
大学教授たちの哲学学は喜びや感動が無い知識の詰め込み
に過ぎないのに比べたら、タケセンのタケテツにはまさに知への熱い恋心があり自由への憧憬があり理性への情熱がありそこから生まれる悦びと特に笑顔たちの感動が伝わってきます。
ブラボータケテツ!ブラボータケセン!!!
 

 

 

 

 

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ブチャの大虐殺を行ったのはウクライナ軍である(フランス国家憲兵隊による調査)

2022-04-30 | 社会批評

ブチャの大虐殺を行ったのはウクライナ軍である、突然メディアが沈黙した理由

Tamaho
 
画像

突然、メディアがブチャの虐殺について沈黙してしまった。
この沈黙は、フランス国家憲兵隊が関与する捜査が開始され、死体から金属製のダーツ(フレシェット弾)が発見された結果である。

病理学者や法医学者によると、ブチャの死者には砲弾の一種から出た小さな金属片があるため、ロシアに対する宣伝活動はピタリと止まってしまった。
初期の結果では、民間人を殺害したのはウクライナ軍であることが判明しています。

ウクライナの法医学者ウラジスラフ・ピロフスキー氏
「私たちは、この地域の他の同僚と同じように、男女の遺体から本当に細い釘のようなものをいくつか発見しました」
と語った。

細すぎて探すのが大変なんです。
これらの遺体のほとんどはブチャ・イルピン地方のものである。

フレシェット弾は2014年以降、ウクライナ軍がドンバスの住民に対して広く使用された。
ルガンスク人民共和国の軍が放棄したウクライナ砲兵陣地から見つかった口径122ミリのD-30砲弾の中から発見されたものです。

フレシェット弾は2015年のウクライナ砲撃の後、ドネツク人民共和国のスラヴィアンスクでも発見されており、当時は大きく報道されましたがメディアはいつものように緘口令を敷いています。

現代戦ではほとんど使われていない。
戦車の砲弾や野砲に含まれる榴散弾の一種である。
1つのシェルに最大8,000本のダーツを収納することができます。
発射された砲弾は、時限式の信管が起爆し、地表で爆発する。

画像


長さは通常3〜4cmで、殻から剥がれ、幅300m、長さ100mほどの円錐形の弧を描いて散布される。
被害者の体に衝突すると、剛性を失ってフック状に曲がり、4枚のフィンからなるダーツの背面が折れて、追加の傷害を負うことが多い。

戦争当初から、ウクライナの砲兵隊はヴォクザルナヤ通りのロシア軍の隊列に砲撃を加えていた。
この砲撃で、市内のいくつかの地区が一度に破壊された。
3月末、ロシア軍が撤退する数日前に再び発砲し、ロシア軍がキエフとチェルニヒフを離れると同時に攻撃を繰り返した。

調査により、砲撃により民間人が死亡したことが確認されており、明らかにウクライナの砲弾はロシアの陣地に落下している。
ブチャに配備されたロシア軍は、明らかに自軍の陣地に発砲していない。
そのため、ウクライナ軍が行った銃撃で民間人が死亡した。

フレシェット弾はロシアとウクライナの両大砲の兵器庫にあるが、ロシア軍はこの戦争でD-30榴弾砲を使用しておらず、ましてやブチャで活動している空挺部隊はそのような弾薬を持っていないのである。

殺された人々は至近距離から処刑されたのではなく、砲撃の結果であり、「平和なウクライナ人の計画的な大量虐殺」という特徴は排除されている。
死体の散乱位置など、数々の証拠がこれを否定している。

ブチャ、ホストメル、ボロディアンカを訪問した専門家が収集し、独立した兵器専門家が検討した証拠によると、この地域ではクラスター弾と強力な無誘導爆弾が使用されたことが判明しています。
多数の民間人を殺害し、少なくとも8棟の建物を破壊した。
このような兵器は、世界のほとんどの国で禁止されています。

フランス国家憲兵隊の法医学部門の専門家18人とキエフの法医学調査チームが、ロシア軍が町から撤退した後の死因を記録している。

「私たちは多くの切断された(醜い)遺体を目にします」
とピロフスキーさんは言った。

「彼らの多くは手を後ろに縛られ、後頭部には銃弾が撃ち込まれていた。また、自動小銃で撃たれたケースもあり、被害者の背中に6〜8個の穴が開いているようなこともありました。そして、クラスター爆弾の部品が犠牲者の体に埋め込まれていたケースもいくつかあります」

ブチャで見つかったフレシェット弾の写真を調べた英国の団体「フェニックス・インサイト」の武器専門家ニール・ギブソン氏によると、これは122ミリのZSh1砲弾のものだという。
「また珍しい、めったに見られない発射物だ」
とギブソン氏は言う。

「今回はアメリカの対人弾シリーズに相当するものです、本物の榴弾のように機能しますが、ダーツとワックスバインダーが充填されています」
とあります。

しかし、なぜ手を縛られたままの死体が発見されたのか、気になる問題が残っている。

フレシェット弾は、第一次世界大戦中に広く使われた武器である。
当時の航空機が歩兵を攻撃するために発射したもので、ヘルメットを貫通させることが可能だった。
第二次世界大戦中はあまり使われなかった。

ベトナム戦争では、プラスチックカップに入ったダーツが使われ、再び脚光を浴びた。
特に敵が草木に隠れるような場所で効果を発揮するため、イスラエルがガザやレバノン領で行った戦争では、よく使われる弾薬である。

複数の人道支援団体がダーツの禁止を呼びかけているが、現在に至るまで禁止されていない。
しかし、人口密度の高い民間地域で無差別殺傷兵器を使用することは、戦争法に違反する。
アムネスティ・インターナショナルは、「ダーツは、密集した植物を貫通し、多数の敵兵に命中するように設計された対人兵器である」と述べている。

「民間の住宅地では決して使ってはいけない」と。

これは法医学者、病理学者、フランス国家憲兵隊、兵器専門家による検証結果

●2014年からウクライナ軍が使用している非人道的な兵器、フレシェット弾が使用された

●砲弾はロシア軍の陣地に落ちている、時系列で見ると仮にロシア軍がやった場合、自軍に砲撃したマヌケということになる、ロシア軍はこの戦争でこの兵器を使用していない

●手を縛られたままの死体に関してはさらなる調査が必要

※他にほぼ同じ内容の記事で、最終的にロシア軍がやったことにしている記事もあるため注意が必要

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ロシアを敵国とするのは、大損の政策で、あまりも馬鹿げている。

2022-04-28 | 社会批評
 ウクライナには大勢のロシア人がいますが、それは当然で、もともとソビエト連邦を構成していましたから。

 チャイコフスキーもウクライナコサックに出自をもつロシア人ですし、現代最高のピアニストと目されるリフシッツもウクライナ生まれでモスクワで学んだ人です。ロシアという巨大な国は、芸術文化の国です。

 今けた違いの天才として世界に知られるクルレンティス(アテネ生まれ)もロシアの偉大な音楽指導者のイリヤ・ムーシンに師事して、シベリアのベルミで世界最高峰のオケと合唱団(ムジカ・エテルナ)を組織して、驚嘆の嵐を呼んでいます。文学もバレエも世界最高峰。

  2014年のクーデターによる親米ウクライナ政権は、数多くのロシア人を殺害してきたのですが、それを「善」として一方的に肩入れし、ロシアを敵国とする日本政府は、あまりに愚かです。
 プーチンの軍事侵攻が悪くとも、2015年のミンスク合意を無視し、さんざん悪事を働いてきたのはウクライナ政府です。それが善だというのは、いくらなんでも酷すぎる話です。
 バイデンの息子を筆頭に、アメリカのネオコングループ大勢がウクライナに入り、甘い汁を吸ってきたから、ウクライナ政権を支持するのでしょうか?
 中国やインド、その他多数派の世界の国は、冷静に対処しています。それができない国は、大損をしますよ。どうも日本は集団ヒステリー

 とにかく停戦ですが、アメリカのネオコングループは、できるだけ戦争を長引かせ、ロシアを弱体化させるのが狙いでしょう。ウクライナからはますます多くの犠牲者がでます。アメリカ人のかわりにウクライナ人が犠牲になるのです。アメリカは、ウクライナに代理で戦争させ、ロシアを弱らせる作戦であることは明白です。英米のピューリタン民主主義は、強い一神教をバックに成立していますから、普遍的な哲学ではなく、宗教的絶対の信念に基づくイデオロギーなのです。

武田康弘
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ウクライナ軍がウクライナ人を砲撃「私たちの生活をメチャメチャにしました。無傷の家は一軒もない」NHK

2022-04-27 | 社会批評

2014年6月19日NHKが放映したロシアのニュースです。

2014年にウクライナで軍事クーデターができ、その後で、ウクライナに住むロシア系住民などへの無差別爆撃が始まったとのことですが、

その当時のウクライナ軍による爆撃で、ウクライナ市民たちが地下に逃げて身をまもっている様子が報道されています。家々は破壊され、無傷の家は一家もありません。

 

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マリウポリ製鉄所の地下の図(地下6階のソ連時代の核シェルター) 

2022-04-27 | 社会批評

Chihiro Sato-Schuh (オーストリア在住の日本人女性)さん

からシェアーします。

元アメリカ空軍の諜報部員・リッター氏の証言をもとに書かれた昨日のblogを見てください。

ウクライナ市民たちを人間の盾として使い、ロシアが用意した人道回廊に出さない。逃げればウクライナ軍が射殺。


 

 ウクライナ東部の最後の激戦地マリウポリの港にあるマリウポリ製鉄所アゾフ製鋼に、NATOの将校たちが潜んでいるという噂がある。この地下には、11㎢もの地下構造があり、地下6階の建物が80もあって、トンネルでつながっているのだそうだ。これはソ連時代に核シェルターとして作られたもので、非常に堅固に作ってあり、爆破することができない。ここにアゾフ連隊が陣取っていて、数千人ほどが住んでいると言うのだけれど、その中にはNATOの上級将校たちもいるらしいというのだ。

 マリウポリ製鉄所=アゾフ製鋼は2014年の頃からずっとアゾフ連隊が根拠地にしていたらしい。ロシア軍はウクライナを非ナチ化するのが目的なので、このアゾフ製鋼からナチを一人も逃すまいと包囲攻撃を続けている。これまでにも、アゾフ製鋼から封鎖を破って脱出しようとするアゾフ隊員がロシア軍に捕まったのだけれど、そのうち二人はイギリス人だった。アゾフ製鋼から出てきたウクライナ兵たちは、中にはヨーロッパ中の人々がいて、6ヶ国語が使われているのだと言っていたそうだ。

 4月17日イースターの日曜日に、ロシア軍は一時的に停戦して、投降する兵士には命は保証すると呼びかけていた。アゾフ製鋼には食料も弾も尽きてきているということなので、このままこもっていたら全滅することになるのだけれど、ウクライナ政府は投降を許さず、投降する兵士は射殺しろという司令が出たらしい。それでイースターの日には、兵士たちが出てくるどころか、誰も出られないように、アゾフ隊員が建物の上から発砲し続けていたそうだ。

 

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「NATOは政権すげ替えのための攻撃軍だ」(元米軍スコット・リッター)「アゾフ製鉄」の地下トンネルの図。

2022-04-27 | 社会批評
【NATOの正体】

「NATOは政権すげ替えのための攻撃軍だ」とアメリカの軍事専門家のスコット・リッターさんが、4月14日に出たアニャKとのインタビューで言っていた。

 NATOといったら、アメリカとヨーロッパ諸国との軍事同盟で、冷戦のときにソ連に対抗するための安全保障同盟として作られたものだった。だから本来は防衛を目的とした軍であるべきなのだけれど、NATOは明らかに攻撃用に作られた軍なのだとリッターさんは言う。1999年のコソヴォ紛争も2011年のリビア内戦も、反体制派にNATOが軍事援助する形で時の政権が倒され、親米派の政権に入れ替わったのだけれど、NATOとはまさにこうした政権交代を行う目的で作られている軍だというのだ。

 セルビアの元外相が、フュルミヒ弁護士たちの調査委員会で、コソヴォ紛争について同じようなことを語っていたことがある。彼は「NATOがテロリストを送ってきた」と言っていた。当時の大統領ミロシェヴィッチがアルバニア人を虐殺したということで、NATOが空爆を始めたのだけれど、そんな事実はなかったのだと言っていた。

 政権をすげ替えたい国にテロリストたちを送り込んで反体制運動を起こさせ、そこで武力衝突を起こさせておいて、政府が市民に武力行使したと言って、NATO軍を出動させるのだ。そうやって武力で政権を倒し、すげ替えてしまう。これがNATOがいつもやってきた手なのだそうだ。

 ウクライナの戦争が始まってから、そうしたことが次々と表に出てきた。今までは、まさかそんなことがあるとは思っていなかった。たしかに、何かというとアメリカが出てきて、NATOが出動して世界を巻き込む大きな戦争に発展し、難民問題が発生し、というのがいつものパターンで、それには軍産複合体の利権とか何とか腐敗の臭いのするものが関わっていそうな感じはつねにあった。だけど、最初から政権をすげ替えるのが目的で、反体制運動や虐殺まで演出しているとは思わなかった。いくらなんでもそこまで悪どいことが行われているなんて、なかなか信じられるものではない。

 だけどウクライナの戦争が始まって、いろいろな情報が入ってくるようになったら、ウクライナでもまさに同じことが起こっていたことがわかってきた。2014年のマイダン革命が武力衝突になり、多数の死傷者を出した結果、当時の政権が倒されて親米派の政権が成立したのだけれど、実はその前にアメリカ国務省が50億ドルを投資して、反体制運動を組織し、のちにアゾフ連隊となる準軍隊を養成していたらしいというのだ。あのときも、政府の警察軍が発砲したということで国際的非難を浴びたのだけれど、実は発砲したのは警察軍ではなくて、建物の上にいたテロリストだった。

 スコット・リッターさんは元米海軍の諜報部にいた人で、イラク戦争のときには、大量破壊兵器の調査のために国連から派遣されてイラクに行っていた。イラク戦争は、アメリカのブッシュ政権のときに、イラクが大量破壊兵器を持っているというのでテロ防止のためにと攻撃が始まった。ところが、その大量破壊兵器というのがどこを探してもなかったというのだ。それなのに、アメリカである議員が大量破壊兵器が見つかったと発表していたのだとリッターさんは言っていた。

 だから彼は、戦争がどのように起こされるのか、NATO軍が何をやっているのかがよくわかっている。その彼が、3月に出たインタビューで、アゾフ連隊はNATOが育てた、と言っていたのだ。ウクライナはNATOに加盟してはいないけれど、訓練のためにという名目で、実はウクライナに常時駐在していたのだという。それで、アゾフ連隊のようなナチの軍団を養成していたのだと。

 実際、マイダン革命のときからウクライナ至上主義を主張する極端な民族主義者たちがウクライナの政治を動かしている。ウクライナはウクライナ系の他にロシア系、ポーランド系、ルーマニア系、ユダヤ系などが住む多民族国家だというのに、ウクライナ人だけの単一民族国家にすることで、ウクライナの真の栄光があると彼らは言っているのだ。それで、民族的には一番近いはずのロシア人を排除するべきだと言って、狂信的とも言える集団を作り出している。

 ウクライナには第二次世界大戦の頃から、ドイツのナチと一緒に活動していた過激派グループがあり、それをバンデラ主義者というのだけれど、このバンデラ主義者たちのグループが母体になっているのかもしれない。反ロシアのテロリスト集団を作り上げるには、それはぴったりの母体だろう。

 ところで今、ウクライナ東部の最後の激戦地マリウポリの港にあるアゾフ製鋼に、NATOの将校たちが潜んでいるという噂がある。この地下には、11㎢もの地下構造があり、地下6階の建物が80もあって、トンネルでつながっているのだそうだ。これはソ連時代に核シェルターとして作られたもので、非常に堅固に作ってあり、爆破することができない。ここにアゾフ連隊が陣取っていて、数千人ほどが住んでいると言うのだけれど、その中にはNATOの上級将校たちもいるらしいというのだ。

 アゾフ製鋼は2014年の頃からずっとアゾフ連隊が根拠地にしていたらしい。ロシア軍はウクライナを非ナチ化するのが目的なので、このアゾフ製鋼からナチを一人も逃すまいと包囲攻撃を続けている。これまでにも、アゾフ製鋼から封鎖を破って脱出しようとするアゾフ隊員がロシア軍に捕まったのだけれど、そのうち二人はイギリス人だった。アゾフ製鋼から出てきたウクライナ兵たちは、中にはヨーロッパ中の人々がいて、6ヶ国語が使われているのだと言っていたそうだ。

 4月17日イースターの日曜日に、ロシア軍は一時的に停戦して、投降する兵士には命は保証すると呼びかけていた。アゾフ製鋼には食料も弾も尽きてきているということなので、このままこもっていたら全滅することになるのだけれど、ウクライナ政府は投降を許さず、投降する兵士は射殺しろという司令が出たらしい。それでイースターの日には、兵士たちが出てくるどころか、誰も出られないように、アゾフ隊員が建物の上から発砲し続けていたそうだ。

 彼らだってそのままいたら死ぬだけなのに、それでもまだ命令に従って撃っているなんてどういうわけなのだろう? アゾフ隊員たちは、カプタゴンというアンフェタミンが入ったドラッグを毎日与えられているという情報が、ドイツのジャーナリストのアリーナ・リップさんのチャンネルに入ってきていた。これはテロリストのドラッグと呼ばれていて、痛みを感じなくなり、ハイになって平気で人を殺したり残虐なことができるようになるのだそうだ。

 実際、捕虜にしたアゾフ隊員がドラッグでフラフラになって動けない状態になっているのを、何人ものロシア兵が目撃している。ウクライナ兵たちは、自分たちの残虐行為をスマホで撮影して、SNSにアップしたりしているのだけれど、そこには笑いながら市民を虐殺している姿が映っていたりする。これは明らかに戦争犯罪なのだけれど、悪いことをしているという意識がないのかもしれない。彼らは自慢するためにそうした映像をアップしているらしいのだけれど、カプタゴンで不自然に気が大きくなってしまっているからなのかもしれない。

 この地下トンネルには、どうしても表に出せない秘密があるらしい。それで全滅するかもしれないというのに、何とか兵士たちを投降させないようにしているのだ。フランス大統領のマクロンが、何度もプーチンに電話をかけて、人道回廊を使えるようにしろと言っていることからして、誰かフランスの重要人物がいるのではないかとも言われている。マリウポリからロシアへの人道回廊ならいつでも使えるようになっているのだから、どうしてマクロンがそんなことを要求しているのだかわからない。市民を避難させろと言っているのではなくて、誰か特別な人物をロシア軍の目に触れないように脱出させる必要があるのじゃないかというのだ。

 アゾフ製鋼の地下がアゾフ連隊から解放されて、すっかり表に出たら、NATOがこれまで何をしてきたのかが、白日の元にさらされることになるのかもしれない。NATOはソ連に対抗するために作られたのだから、ソ連が崩壊した時点で必要がなくなったはずなのだ。ベルリンの壁が崩れて東西ドイツが統一したとき、ロシアは東ドイツからすべての軍を撤退させた。そのときの交換条件は、NATOがこれ以上東に拡大しないことだった。だけど、これは守られなかった。もはや必要がなくなったはずのNATOなのに、それ以降かつての東ブロックの国々が次々と加盟していって、ロシアの国境にどんどん近づいていっていたのだ。

 リッターさんが言うように、NATOとはソ連の攻撃から国を守るためのものなどではなかったのだ。これはテロリストを養成し、反体制運動を演出して、政権をすげ替えるための組織だったのだ。コソヴォ紛争に始まって、かつてのユーゴスラビアは次々と内戦が起こり、分裂していった。旧東ブロックは、次々とNATOに加盟していった。そしてどうやら2014年からウクライナにNATOが潜んでいて、ウクライナを内側から操り、ナチ化させていたようなのだ。

 何のためかといったら、それはロシアの政権をすげ替えようとしているからなのだとリッターさんは言っていた。エリツィンの時代のロシアは西側資本の思いのままだった。それで経済は崩壊して、貧困が深刻な問題だった。プーチンは自国の経済を保護して、経済を建て直したのだ。つまり、西側資本がいいようにできないようにしてしまった。それで何とかプーチンを追い出して、またエリツィンみたいなお金でどうにでもなる政権にすげ替えたいのだ。それでウクライナに陣取って、反ロシアのテロリストたちを養成し、ウクライナ中が反ロシアの感情で攻撃的になるようにしてしまった。そして今や、ウクライナで残虐行為を行っているというデマを流し、世界中を反ロシアに焚きつけているような具合だ。

 しかし世界中が反ロシアに焚きつけられて、経済制裁で自国の経済を苦しめるようなことになり、NATOを脱退するべきだという動きも少なからず出てきている。フランス大統領選では、NATOは必要がないと言っているルペンがマクロンに次いで第2位になり、決勝戦が行われることになった。つまり、それだけ多くの人がNATO脱退を望んでいるということなのだ。ルペンが大統領になるのは、グローバリストたちとしては何としてでも避けたい事態だろうから、それでこの頃あれこれのスキャンダルが持ち出されているのかもしれない。

 ウクライナの戦争のおかげで、NATOの正体が見えてきた。そして、これまでの戦争がほとんどすべて演出されて作られたものだということもわかってきた。そのために私たちは、巨額の税金を軍事費に使い、多くの犠牲者を出してきたのだ。今行われているウクライナの戦争は、見れば見るほど汚い戦争なのだけれど、ひょっとしてこれが最後の戦争になるのかもしれないと私は思っている。これでもう、多くの人がNATOなど必要なく、私たちはロシアの侵攻を恐れる必要もなく、ただ国の中にいるファシストと戦うべきなのだということがわかるのじゃないかと思うからだ。

アウトドアの画像のようです
 
今アリーナさんがシェアしてました。アゾフ製鋼の地下トンネルはこんな感じになってるそうです。
 
、「TUNNELS UNDER THE STEELWORKS Deep underground isa bunkers tunnels built during Cold War safeguard the steel plant's 40,000 workers the event nuclear attack On the surface are mile after mile of warehouses, furnaces, power plants and chimneys, providing cover for Ukrainian troops Tunnels believed almost impossible to penetrate by bombing Tunnels are highly secure and stretch up to sixstoreys underground Graphic LAWSON The maze-like system thought contain around 1,500 Ukrainian troops The extensive allow the brigade pop and carry out guerrilla raids across Mariupol Perhaps only way to clear the place out would be use chemical weapon, chlorine gas」というテキストの画像のようです
 
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ウクライナから日本に来た一家「もうプーチンしか私の家族を救えないんです。。。」涙を浮かべていた。

2022-04-24 | 社会批評

テレビだけでなく、ナマの話は貴重です。感情を操作されないようにしないと、こわいです。

江口美都会さんのfbです。貴重なナマ話。

こういう状況の人がドンバスには多く、そういう人が、プーチンしか頼れないと思うに至るのは、悲劇です。国際機関が、ドンバスにはいらないで8年間も放置したのは、恐ろしい罪だと思います。


ミンスク合意(フランスとドイツも間にはいりつくった国際合意)をウクライナの親米政権が完全に無視していたのに、それを放置していた西側の(とりわけアメリカの態度)が、おそろし事態をつくりあげたのです。フランス人女性ジャーナリストのドキュメントを見ると、その悲惨に驚きます。

 
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 今日は故あって、とあるロシア料理店にお邪魔した。何を食べても美味しい店だ。加えて別の理由も私にはあったのだ。
この店はドンバス、つまり現ウクライナのロシア系住民の店なのだ。凄惨な攻撃をウクライナから受けている、あの地域だ。
ご家族はまだドンバスにいて、ウクライナからの脱出を試みている最中という。

 2014年の暴力クーデターから、日々どんな恐怖をご家族は味わってきたか。住んでいる家に地下室を作って、その塹壕に暮らしているという。8年間塹壕から出られた機会は数えられるほど少ないと。
ウクライナ兵に殺された近所の人や知人もたくさんいる。それは数え切れない。彼らを埋葬さえ出来ない事態だという。何故なら地雷がどこにあるかわからないからだ。墓場は地雷が多いらしい。人がたくさん殺されるから、墓場に人が集まりやすいので、墓場に地雷を置くのだとさ。鬼畜な一石二鳥。

 こんなに戦争が長引くとはドンバスの誰もが思わず、ただただ停戦を祈って来た。停戦協議も行われ、国際的協定のミンスク協定も合意発行された。だがウクライナ政府は、それを守ることは全くなかった。戦争は8年間続いている。
今年に入って、ウクライナ兵からの攻撃は激化。命の恐怖、それもネオナチによる惨殺の恐怖と隣り合わせの8年、加えての今年の激化。

 こうした事態に関わらず、世界は自分達を助けるどころか、加害者扱をして、ウクライナ軍の攻撃はエスカレートしている。絶望的だ。
私が聞いて来た、ウクライナ長期取材の欧州ジャーナリスト達の話と、一つ一つ符号する。
脱出を試みている家族とまだ連絡がつかないと。ここまで聞いて、もう私も涙が止まらなくなった。

 他に来ていた店の客はだいたい外国人だった。繁盛していた。
その後遅れて入って来た日本人客はメニューを見ながら
「なんだロシア産のものばかりじゃないか!!戦争をしているのに、ウクライナのものじゃなく、ロシア産のものを置くとはどういうつもりだ!!」
と大きく声を荒げた。高飛車もいいところだ。
「ここはウクライナ料理店はではなく、ロシア料理店なのです」
と辿々しくも、客に丁寧に答える。
「だから言ってやってるんだ!戦争をやっている国の酒や料理を出すなんて、間違ってる!!」
ウクライナ軍に散々鬼畜行為を受けて来たドンバス出身だなんて知りもしないだろう。怒鳴りつける為に、正義のために、店を予約していちいち来たのだ。
私はその客を睨みつけ、店の迷惑にならないようにどうすべきか悩みつつ、
「水なら日本産だと思うけどね」
と言った。

 “ もうそう言う態度をやめろ、お前は水戸黄門か。即時裁判、刑執行ですか?” 苛立つ気持ちが言葉が、自分自身の中に溢れる。だが私がケンカを始めたら、店の人が余計に悲しむ。だからその後は目でひたすら訴えるしか、私には出来なかった。
「忙しくしてるけど、人気だとは思わない」
最初に自分のお店の事を笑顔で説明してた、その言葉の理由がわかった気がした。

 帰り際「もうプーチンしか私の家族を救えないんです。。。」涙を浮かべていた。
日本にたどり着いた弱者のこの人の、この言葉、涙を批難出来る日本人は、どこにどれだけいるのだろう?

 ウクライナの残虐行為を、私は仕事柄映像を通して散々見てきたが、生の声はまた違う重みを感じる。
 帰り道で見かけたテレビのニュース、心無い客。我らが日本の善良なる人々の、裁判官のような正義の振る舞いの恐ろしさに心底震えがした。
 またこの店に応援がてら、会いに行こう。せめて。

追記: 早速この店に嫌がらせに行こうという人物が出て来たので、写真からわからないように加工しました。
どの店であれ、ロシア料理店に嫌がらせに行くような人物は、ヘイトの自供をしにまずお近くの警察署へどうぞ。
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4月29日(金・祝)は、第2回「武田先生と哲学対話」 1回目はとても好評で、こんな面白いのははじめて!!

2022-04-23 | 恋知(哲学)

4月29日(金・祝)は、「武田先生との哲学対話」です。(第3回は7月18日)

東京五反田で。午後1時30分からです。
詳しくは、主催者のアイアイスクール(NPO法人)まで。

参加費は、大人2000円 高校生まで500円。


以下の写真は、前回3月21日のものです。参加者は51名でした。

とても好評で、8割以上の方が、とてもいい、の評価でした。「こんな面白いのはじめて」との言葉も。



終了後

武田康弘

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今日のとわの会ー恋知講座。 ウクライナ問題やら日本史の大転回やら盛沢山。

2022-04-23 | 恋知(哲学)


終了後、とわの会の面々、26年目のお付き合い。

 主権在民の民主制(政)を十全に行おうとするのはとても難しく、だんだんと民主制・政を深めることしかできませんが、それには子どもの頃からの教育=考え・対話し・決める練習が不可欠です。
 (事実学の累積は、単なる事実人しかつくらない)
 話し合いの習慣をつくるのが必須です。だんまり文化を越えて、お話をする(命令・誘導・強要ではなく)ことが大切です。
 それを欠けば、結局は暴力的な行為や冷たい人間関係を是認することになります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 今回のロシアがウクライナに侵攻したような事態は、起きてはいけないことです。
 ウクライナのクーデター政権は、8年間に及び、ロシア人を抑圧し殺してきました。アゾフ大隊というネオナチ思想の過激な暴力組織が幅を利かせています。
 それに対しては、本来は、国連や欧州各国がウクライナ政権を批判し、過激な暴力をやめさせるために行動しなければなりませんでした。ウクライナ政府が本気で取り締まれば、暴力を激減させることができたはずですし、正規軍の中にアゾフ大隊が多数入り込むことなどありえませんでした。

 話し合いが機能しなかった背景には、アメリカがウクライナに親米政権を作り、ウクライナをお金儲けの種にしたことがあります。バイデン大統領の息子をはじめ大勢のアメリカ人が、商業主義で入り込んでいます。また、戦争になれば大きな儲けになるグループは、戦争を仕掛けます。
 長い国境線で接する隣国が、アメリカの勢力下におかれれば、ロシア人も多く住むウクライナで、文化的にも共通し(かつてはチャイコフスキー、今はピアノの天才・リフシッツもウクライナ生まれで、ロシアで学び活躍してきました)していますので、「反ロシアの親米政権」を隣につくられたロシアが嫌がるのは当然のことです。

 そういうエグイことをアメリカは行い、ずっとロシアを挑発してきたわけです。けれども、それに乗り、ウクライナに軍事侵攻してしまったプーチンが、非難されるのは当然です。
 わたしも批判してきました。しかし、何があってこうなったのかを理解すれば、解決のための現実的な方策が立てられます。やみくもに悪だ悪だと言い続けても解決には至りません。
 大事なのは、早く停戦すること、させることで、そのためには、なによりも話し合いが大事です。それを妨害して戦争を長引かせるようなことをするのは、世界中のふつうの市民にとり一つもよいことはありません。
 
 戦争で儲けようとする最悪の商業主義者たちの言動を空振りに終わらせるためには、そもそも論ではなく、現実的で冷静な判断が必要です。感情的な心、言説は、ふつうの市民にとり大損です。

 民主主義を標榜する西側諸国は、ロシア人を解雇したり、差別したりでは、人権思想が泣きます。欧米で活躍する指揮者も合唱団員も多く解雇されています。チャイコフスキーコンクールもなしです。演奏曲目から外されてもいます。

 話し合いによる解決が必要です。ウクライナとロシア間のみならず、世界中で行われないといけません。ロシア悪、と決めつけては話し合いは始まりません。制裁ではなく、経済封鎖ではなく、話し合いが必要です。制裁が長引けば、みなが、とりわけ下層市民はひどく困ります。へたをすると、西側諸国の方が大きなダメージを負うことも十分にありえるでしょう。

 中国とインド、世界1位と2位の国は、あわてずさわがすで、落ち着いています。

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北条政権による日本史の大転回については、何度か書いていますので、それを参照にしてください。
 
「令和から共和へ」の本と内容について。ー--何かの理論や、特定の学によるのではなく、生活世界から立ち昇る思索により書いたのが、「わたしと共和制ー楽しい公共社会を生むために」です。

タケセン70周年~~~~~~(笑)を5月14日(土)に白樺教育館で



武田康弘
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ロシアは製鉄所から市民を逃がす人道回路をつくった。しかしウクライナ政府は徹底抗戦という。市民を盾にするとは!

2022-04-22 | 芸術

ロシアは製鉄所から市民を逃がす人道回路をつくった(NHKニュース)が、ウクライナ政府はあくまで戦うと表明。市民を盾にすることは許されないはず。なぜ白旗をあげないのか?ウクライナ政府は狂っている。戦前の日本とダブる。


「一方的な制裁の乱用に反対する。ウクライナ問題を対話や協議により解決すべきだ。NATO=北大西洋条約機構の拡大には反対する」(習近平)は、その通りであり、正しい考えだ。
 そもそも経済制裁が国際関係を好転させたことはない。制裁する側も経済的打撃を受ける。愚か極まる。

武田康弘

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核戦争を避けるにはウクライナがロシアに譲歩すべきだー21世紀の良心・チョムスキーの提言

2022-04-20 | 社会批評

ノーム・チョムスキーの考えは、結語はわたしと同じです。これ以外はないと確信します。
以下に載せます。
武田康弘


21世紀の良心・チョムスキーのインタビュー記事

 
ノーム・チョムスキー米国マサチューセッツ工科大学(MIT)名誉教授//ハンギョレ新聞社

 世界的な反戦知識人であるノーム・チョムスキー米国マサチューセッツ工科大学(MIT)名誉教授(94)が、核戦争を避けるにはウクライナがロシアに譲歩すべきだとする意見を出した。

 チョムスキー教授は13日、米国の急進的政治メディア「カレント・アフェアーズ」のネイサン・ロビンソン編集長との核戦争の脅威をテーマにしたポッドキャストによる対談で、「ウクライナについては二つの選択肢がある」とし、一つ目は「交渉による解決」で、二つ目は現在のように「最後まで戦うこと」だと述べた。

 彼は、「最後まで戦う案」には「核戦争の可能性がある」とし、ウクライナの抗戦を率いているウォロディミル・ゼレンスキー大統領について「批判しようとするのではない。尊敬に値する人物であり、偉大な勇気を見せてくれた。しかし、世界の現実にも注目すべき」と述べた。チョムスキー教授は「私たちはゼレンスキーに戦闘機や高性能兵器を提供できるが、プーチンはウクライナに対する攻撃を急激に強め、高性能兵器の供給網を攻撃しうる。そして、すべてを完全に破壊する核戦争に陥る可能性がある」と述べた。核兵器を保有するロシアが、実際にそれをウクライナを対象に使うこともありうると警告したのだ。

 チョムスキー教授は、そのような側面から最近、「プーチンによりいっそうの圧力をかけ、ウクライナへの支援を強化しなければならない」と主張したヒラリー・クリントン元米国国務長官らを批判したりした。

 チョムスキー教授は、もう一つの選択肢である「交渉を通じた解決」について、「私たちは、唯一の代案である外交的解決という現実を直視する」とし、「プーチンと少数の側近に退路を開くものであり、醜悪なものだ」と述べた。チョムスキー教授は具体的に、妥協案の「基本的な枠組みは、ウクライナの中立化、おそらく、ウクライナの連邦の構造のなかで、ドンバス地域に高度の自治権を付与するものかもしれない」とし、「好むと好まざるとにかかわらず、クリミア半島は交渉対象ではないということを認めなければならない」と述べた。親ロシア派分離主義勢力が掌握するウクライナ東部のドンバス地域を、ウクライナは独立地域と認めなければならず、2014年にロシアが強制合併したクリミア半島についても、ロシアの支配力を認める必要があると助言したのだ。

 チョムスキー教授は「あなたはこの案を好まないかもしれないが、明日ハリケーンが来るのに『ハリケーンは好きではなく』『ハリケーンを認めることはできない』などと言うばかりではそれを防ぐことはできず、何の効果もない」と述べた。彼は「(譲歩案がロシアの)もとに届くようなものかどうかは、試してみることでわかるにもかかわらず、私たちはそのような試みを拒否している」と述べた。

 言語学者であるチョムスキー教授は、ベトナム戦争を激しく糾弾するなど、米国の代表的な批判的知識人に挙げられる。最近も、核戦争や気候変動の危機を警告し、旺盛に活動している。

ファン・ジュンボム記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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大島久子さん(白樺派最後の生き証人)から、柳兼子さんの貴重な著作をプレゼントされました。とても感謝です。

2022-04-20 | 芸術

大島久子さんは、今年で98歳ですが、お電話での声も大きく張りがあり、若若しいです。

久子さんは、柳兼子さんのただ一人の内弟子で、駒場の民芸館に一緒に住まわれていた方です。柳と志賀直哉は姻戚関係でしたので、志賀も頻繁に訪れてその話をよく聞いていて、わたしに面白い話をいくつか教えてくれました。

わたしの書いた「柳宗悦への見方」や「恋知1章2章」や「わたしと共和制ー楽しい公共社会を生むために」などについて、お褒めのお手紙を頂いたり、賛同のお電話を頂いたりで、励まされます。故松橋桂子さん(清瀬保二さんのお弟子で「柳兼子伝」の著者)のご紹介で、もう20年以上のお付き合いです。たいへんなお嬢様とのことで(松橋さんからのお話)、他人の家に遊びに行ったことは一度もないそうですが、はじめて、拙宅に遊びに来られました。長時間お話して意気投合しましたが、名誉なことだと思いました。

その大島久子さんから、とても貴重な本をプレゼントされました。以下に写真を載せます。柳兼子さんの1933年(昭和9年)の著作です。
この後、ベートーヴェンの歌曲本も出す予定でしたが、時代状況が悪くなり、果たせなかったとのことです。





 

 



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以下は、大島久子さんからの今年の年賀状ですが、98歳になるとはとても信じられません(驚)





武田康弘

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2014年からロシア人虐殺が続いてきたウクライナ東部では、ロシアは解放軍となっています。投降すべきです。

2022-04-19 | 芸術

 ロシアのプーチン大統領がウクライナ首都などに侵攻したことは、わたしには意味不明で、憤りも覚えましたが、
ウクライナ東部は、フランスの女性ジャーナリストによるドキュメント(クリック)で分かる通り、2014年にクーデターで親米政権にかわってから8年間にわたりロシア人への拷問や虐殺が行われてきました。それにより1万3千人が死亡したと言われます。東部においては、正にロシアは解放軍となっています。

 ウクライナ軍は直ちに投降するべきと思います。ゼレンスキーウクライナ大統領は、なぜ犠牲を増やす方策を取るのか?それこそ最も非人道的な行為です。米英軍の後押しがあるのでやめられないのでしょうか?
 日本のテレビ局は、アメリカ+ウクライナ側報道に追随するのではなく、現地の近くまで入り、正しい公平な情報を伝えるべきです。
 NHKは、特に、ウクライナ側・アメリカ側のプロパガンダと思われる情報もすべて「真実」として報道しているのには呆れます。公共放送の資格がありません。


武田康弘

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「親愛なる私たちの素晴らしい惑星、地球の市民たちへ」プーチンロシア大統領からのメッセージです。

2022-04-17 | 社会批評

以下は、プーチンロシア大統領から、世界に向けたメッセージです。
日本では、NHKをはじめ民放もみな、プーチンは悪、ロシアは悪、制裁して苦しめよう!という思想で統一されていますが、ほんとうにそうでしょうか。
悪人と悪国と決めつけて、彼らの話は、全部よこしまで嘘? まず、きちんと話を聞く、という態度こそが大切だと思います。
ウクライナに国境を越えて侵攻したのが悪いこと、とわたしも思っていますが、それは、なぜ?を公平・公正に知る努力を欠けば、ただの大本営発表と同類になります。

なぜ、NHKは、超過激なナチス思想のウクライナのアゾフ大隊を好意的に紹介するのでしょうか? あまりも不可解です。


3人、アウトドア、、「チ チ」というテキストの画像のようです

ロシア大統領ウラジミール・プーチンからの世界の国々に向けた大事なメッセージ!!!(必読)
ロシア大統領ウラジミール・プーチンから
世界の国々に向けたメッセージです。
2022-04-14

 親愛なる私たちの素晴らしい惑星、地球の市民たちへ。

 私、ロシア連邦の大統領ウラジーミル・プーチンは、外交官や支配者、ジャーナリストを飛ばして、皆さん に直接語りかけることにしました。
 ロシアには「降伏の時」というものがあり、そこでは、嘘をついたり、ごまかしたり、遊んだりすることができません。だから、私は正直に言って、皆さんに私の言葉の真意を確かめていただこうと思っているのです。

 ロシアは偉大で豊かな国です。
ロシアは、正義が何よりも優先される領土に住む150以上の民族です。新しい領土は必要ないです。エネルギーもその他の資源も豊富にあります。
 
 大タルタリアや大モーグル時代から、北欧の民族は十字軍戦争での略奪やアメリカ、アフリカ、インドの植民地化、中国の麻薬中毒のおかげではなく、彼らの努力と平和維持のおかげで発展してきたのです。

 ロシア語を知っている人なら、「ロシア人」というのは、わが国のすべての民族の形容詞であることを理解しているでしょう。ロシアのスロベニア人、ロシアのタタール人、ロシアのユダヤ人、ロシアのエヴェンカ人などは、文化、言語、生活様式は違っても、魂はロシア人なのです。私たちは、この多様性の統一に敬意を表します。

 再び、ロシアの人々は、ナチズムとファシズムから世界を守るために、その命を犠牲にすることを余儀なくされています。
 我々は50人の捕虜を50人のウクライナ人兵士と交換した。ウクライナ兵は我々の病院で医療支援を受け、1日3食の大食いをし、帰国した。私たちは、指や生殖器を切り落とされたロシア兵を受け取りました。先の大戦では、ナチスでさえもこんなことはしなかった。私たちは、これらの証拠を将来の法廷で提出するつもりです。

 今、このような悪党を支持する者を恥じるがよい。アメリカ、ヨーロッパ、日本、オーストラリアなどの支配者は、このような亜人の側に立ち、民間人や妊婦、子どもを前面に出し、意図的に捕虜に危害を加えてきたのです。健康で健全な人間が、このような怪物を支持するとは、私には考えにくい。そして、バイデン、マクロン、その他の愚劣な民主党員は、犯罪者を保護するだけでなく、積極的に武装し、資金を供給しています。そして、物価は上昇し、世界は崩壊しつつあるのです。しかし、ロシア人がヨーロッパからナチスの悪霊を浄化しているからではなく、あなた方がナチズムの新しい波を見ず、実際に支持しているからなのです。今回、我々はベルリンに行かない。我々は歴史的な国境に立ち、すべてのナチスの悪霊は、あなたの支配者が広く開いている人に、ナチスがしたように、生殖器官の割礼を追加し、新しい「クリスタル」人生を手配します。私は平和に生き、働き、子供を育て、世界の国々と友達になりたいと思うすべての人に訴えます。ロシアが新たな癌であるウクライナのナチズムと戦うのを助けてください。

 平和で貴重な人々が住むウクライナではなく、アメリカやNATOのタカ派があなたの税金で養っているナチズムです。もし、あなたの支配者がナチズムを支持するならば、彼らを3つのドアから追い出し、あなた自身の手で権力を握るのです。ウクライナのナチスは民間人の銃弾から身を守る。彼らの支配者は、恐ろしいロシアを口実に、物価高と今後のトラブルの負担を国民に転嫁することも決定した。ウクライナでもあなた方の国でも、ナチスは普通の市民の見えないところで良い生活をし、普通の人々は苦しむようにしてあります。これは犯罪です。我々が団結すれば、あと1週間もすればウクライナからナチスがいなくなり、ヨーロッパ、アメリカ、その他の国々に普通の生活が戻り、新しい法廷でウクライナのナチスとナチズムを支持する全ての支配者を一緒に裁くことになる。我々の目標は正しいものである。我々はナチズムを打ち負かすのだ。この勝利をできるだけ早く皆と一緒に分かち合いたい。我々の目標は正しいものである。

ロシア大統領ウラジーミル・プーチンから世界のすべての国へのメッセージ
2022年4月14日現在、GCRを介して共和国を復元
Read Full Reportファイルの6番目からの文章
コメント (1)
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街は荒廃し、人々は地下で暮らし、拷問・殺人は常態化ーウクライナ ドンバス。なぜアメリカは救出を妨害するのか

2022-04-16 | 芸術

ロシアの戦争は非難されて当然だが、2014年から続くウクライナのロシア系住民への残虐行為・街は荒廃し、人々は地下で暮らし、殺人は常態化(フランスのジャーナリストによると1万人以上と言われる・クリックで見れます)は、なぜ非難されないのか?救い出さねばならぬはず。

 

塩津 民樹
2014年からのウクライナ東部での紛争は8年前のマイダン革命とロシアの武力によるクリミア併合がきっかけの紛争であり、ウクライナが一方的にロシア系住民を攻撃したのではなくロシア側もウクライナを攻撃しているのではないですか?
ー---------------
 
江口 美都絵
ロシアを擁護する気はないですが、革命というか暴力クーデター違憲政権が出来、その前後にクリミアが新政府により激しく攻撃され、一応の選挙を通してロシアのクリミア併合に至ります。
その後のウクライナ政府とのミンスク合意をウクライナ政権は守らず、ロシア系住民を残虐なジェノサイドの対象として来ました。
なかなか簡単にどっちが悪いと言えないのが、紛争という途轍もなく理不尽なものだと思います。
アフガン、イラクはおろか、第二次世界大戦の戦争犯罪さえ正しく裁かれておらず憎しみの連鎖は続いている。
アメリカはいかなる戦争犯罪で裁いてはいけないと、決議がなされている。
物事は善悪の彼岸に。
ー---------------
  • 塩津 民樹
    江口 美都絵 さん、ロシア側の言い分やその他の情報でもウクライナ政府がネオナチを使ってロシア系ウクライナ人を一方的に攻撃し虐待しているというような情報が流れていますが果たして本当にそうなのか我々は現場を見ていないので分かりません。ロシアがロシア系ウクライナ人への虐待を手をこまねいて見ていたとも思えず、ロシアがロシア系ウクライナ人を軍事支援していたのではないかと考えられなくもありません。
    そもそもミンスク合意がロシア側が有利でウクライナ政府は無理やり合意させられたとの情報もありますし、クリミア併合もロシアの武力を使った強引な併合だったと見る向きもあります。
    ですから一方の情報だけを信じて判断するのは問題てはないかと思います。
    ー-------------
     
     
 私は欧州で仕事していましたので、ウクライナの蛮行に関してはついこの前まで、西側諸国の頭痛の種であり続けていた事を知っています。放置出来ないので、ロシア側もなんとか出来ないのかとEUサイドから打診するなどあって、食糧支援や、希望者にはロシアへの移住のような形でサポートに入り、それを西側が支援していました。
 ミンスク合意に関しては、スイス、フランス(オーランド元大統領)、ドイツ(メルケル)らが合意に向けての調停をやってたどり着いたもので、密約ではなく国際的調停に合意しておきながら無理矢理だというのはおかしくないですか? この時軍が市民を攻撃していたのはウクライナです。
イスラエルが停戦合意後も色々理屈つけて、空爆や入植という名の占領拡大を続けるのを是認するようなものだと思います。それでは全ての停戦合意は成立しません。
 クリミアもプロパガンダそのまま間に受けているようですね。
 私はメディアの仕事もしているので、その脆弱さを痛感もしています。ウクライナ情勢についてはこの十数年仕事で関わって、ロシアを経由する事なく現場で起きていることを調べ、西側ジャーナリストが具体的に取材し、国際人権団体各種が現地で手当に奔走しているのを知っておりますので、単純なロシア悪ではないのは身を持って知っております。
 一方の情報で判断なさっているのは貴殿かと思います。
 そもそもロシア側の情報なんて西側に入ってこないでしょ?封じてるじゃないですか。外交官まで追放して日本は一方の意見だけ聞こうとしているんですよ。
 繰り返しますが、アフガン、イラクはもちろん、第二次大戦の戦争犯罪すら正面から向き合って来ていないのが日本を含めた世界です。
紛争中に片方の情報しか入らないように仕切られたテレビ見ながら、「両方の意見を」と言うのは、どれほどの虚構か、歴史に学んでください。
今は仲裁、対話、停戦あるのみです。防弾チョッキも戦争当事国政府に大金を送る段階でもありません。
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最新の攻撃用兵器を米英は、ウクライナに多量に持ち込んでいますから、ロシアといい戦いになっていますが、アメリカ対ロシアの戦争にうまく駒として使われているのがウクライナ人(調子込みのゼレンスキーと国民、国が三つに分かれていて国家の態をなしていませんが)ですから、もう悲喜劇もいいところ。
ー--------------
 ロシア侵攻前から米英は、ウクライナ国内のロシア系の多いドンバスエリアで軍事行動していますね。
 ウクライナは親露新米等いくつかのマフィア集団が政権と利権を取り合い、独立後何年経っても国民は貧しく、昔のアフリカの独裁国のようで、不幸な状況に置かれていました。新興財閥なんてもんじゃないですよ。
 その中でもクーデター違憲政権で、凶暴な差別主義者と金融マフィアがくっついた最悪な政権に、米英らが軍事力与えている。大人の男性は全員便衣兵のような状況に引き摺り込んで、国民を盾と武器にしている。これはロシアがどうした以前に否定される行為です。
 こんな紛争に正義はありませんから、停戦を1日も早く実現し、ロシアが戦争犯罪を行ったと主張するなら、ウクライナも公平公正な調査機関を入れて、ロシアの犯罪を科学的に証明するべきです。ロシア軍撤退地域なら出来るでしょう。ビデオだけ見せるよりも強力な証明になります。
 ミンスク合意を軍事力に脅されて嫌々合意したのだから守らなくていい、そのままロシア系住民を惨殺して良い、と言う論理が通るなら、ポツダム宣言も軍事力に脅されてイヤイヤ受け入れたんじゃないんですかね。今でもひっくり返して第二次世界大戦続けるといいですかね? もっと国民死ぬわけですが。と、どっかの極右みたいな話になります。
 まずは停戦あるのみ。
ー-------------
武田 康弘
第三国が間に入り、つくられた国際合意は、とても重たいもので、廃棄や無視してよいはずがありません。
ポツダム宣言という戦後日本を決めた最重要文書を「つまびらかには読んでいません」と答弁する首相には、批判することばもありませんね。
ー-------------
最低よね、それ。。。
 
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