思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「恋知」・「民知」の象徴=エロース(キューピット)

2005-07-30 | 恋知(哲学)

私の言う「民知」とは、ソクラテスの「恋知」と重なる言葉=概念ですが、この恋知の象徴(シンボル)が恋愛の神、エロースです。

以下に「白樺教育館ホーム」扉のエロース像についての解説文を載せます。
写真は、クリックで見られます。

 アカデメイアの主祭神=エロースについて

 ギリシャ語の「エロース」は、英語読みでは「キューピット」です。愛の神「エロース」は、プラトンが創設した史上最も名高い学園「アカデメイア」の主祭神=象徴です。

 「アカデメイア」は、プラトンの私邸と小園と体育館兼対話場からなり、アテナイの市民は、自由にこの学園の教育と研究の様子を見学することができた。
小規模な図書館も備えていた。階級の別はなく、授業も形式ばらない友達どうしのような話しことばで進められていたので、「友人たちの学校」と呼ばれていた。
宗教的な匂いは、全くなかった、プラトンのシュンポシオン(英語読みではシンポジューム)は、くつろぎと対話の愉(たの)しみを求めて、知的香気(ちてきこうき)高い雰囲気のうちに、お互いに愉快に交わるのが常であった。と伝えられている。
(講談社学術文庫1361「プラトンの学園 アカデメイア」廣川洋著を参照)

 ソクラテス‐プラトンの思想の核心は、人間の欲望を肯定するところにあります。荒々しい欲望も否定するのではなく、飼い馴らすものとされます。飼い馴らすことで、人間の最高の欲望=よいこと・美しいことそのものを求めるためのエネルギーとして生かせ、と言います。
 恋愛の聖なる狂気をつかさどる「エロース」神は、深い納得=恋知(哲学)をつくるための動力源であるがゆえに、「アカデメイア」の主祭神とされたのです。

プラトン著「パイドロス」および「饗宴」をぜひお読み下さい。(「饗宴」は読みやすい訳が出ています。多田廣子訳―プラトン「饗宴」鳥影社1400円)

 白樺教育館の玄関には「エロース」の写真が掲げられています。

7月30日 武田康弘


以下に、山脇直司さん(東大大学院教授)のコメントと私のコメントを貼り付けます

[山脇直司] [2005/07/30 23:32]

廣川洋一先生は、私がドイツから帰国して初めて大学に赴任したときの先輩同僚(武田さんが嫌がるであろう言葉を使えば上司)で、20年も前に色々話し合ったことを懐かしく想い出しました。
ところで、プラトンの『饗宴』は優れて民知的な書ですが、彼の『国家』は明らかにエリート主義、『法律』に至っては不敬罪を規定するなど民知にとって危ない思想すら散見できる書です。武田さんは一体この点をどのようにお考えになっているのでしょうか。是非うかがいたいものです。


[タケセン] [2005/07/31 09:51] [ MyDoblog ]

山脇さん、コメントありがとうございます。
組織内における上下は必要だと考えていますので、「上司」に抵抗はありません(笑)。本題ですが、プラトンの政治思想を「現代民主制の常識」から批判しても意味がないと思います。当時の「都市国家」の中での本質論的な哲学なのですから。「国家」にしても「ミノス」にしてもイデオロギー的には現代の公共性ー民主制からはとうてい承服できるものではありません。しかし今なお深く困った問題、事の本質に向かわない「党派的政治」や「信条絶対化の政治」の現実を、「ロマン主義」に陥らずに思想を鍛え越えていくためには、プラトンの深い探究の営みは大きな価値をもつー厳しい「民主」政治への批判をしっかり受けとめることが強固な土台をつくる、と思っています。(武田康弘)





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象徴が支配する

2005-07-28 | 恋知(哲学)

人間の心と社会は、「象徴」が支配するのです。
人間とは観念の動物です。
だから「現実」以上に「象徴」が力をもつのです。

近代日本は、「天皇」―「靖国」―「東大」―「官僚」という『権威』を拵(こしら)えることで、「民」を支配してきました。

『権威』とは麻薬のことです。理性を鈍磨させて、思考作用を止めてしまうのです。「民」に理性がない?のでは全くありません。民の理性を表に出さないように抑えこんでいるのが「権威」のオモシです。中身―内容が乏しいから「権威」が必要となるのです。

形式を整えた、しかし中身の薄い言説を吐く人
単なる「事実学」を累積して、パターン化した言葉を披露するだけの人間、
ソクラテスのいう、ほんとうのことは何も知らない権威者や権力者、
彼らを「頭がいい」!?「偉い」!?と評価する「愚かな社会」をつくっているのが、権威主義的な「象徴」です。

では、ここからどうしたら脱却できるのか?
象徴を排除する?
いや、人間は象徴を必要とするのですから、排除することはできません。
次々と豊かなよきものが湧き出るような、善・美を生み出す「象徴」を持つこと=育てることです。
私にとってそれは「民知」=恋知としての哲学です。世間体とも固着や権威とも無縁なエロースの生を支える象徴です。実存としての生をつくる理念です。

みなさんにもぜひ民知の側に立って生きることをお勧めします。ほんとうの人生が始まります。私が請合います(笑)。

7月28日 武田康弘






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目次ー6 恋知(哲学)

2005-07-27 | 目次(番号をクリック)
 1.憧れ・想う世界
〔1.をクリックすると2と3も一緒に出ます.。〕 
 2.生きる意味―存在問題への答え(A君への手紙)
 3.『よい』(最大のイデア)とは?
 4.ワタヌキ氏へ 受動性の思想は無価値です。
 5.民芸―あそび心
 6.理念=「有用な物語」の喪失―保守主義への堕落
 7.「行動の哲学」へのトラックバック
 8.知?無知?意味了解の「反復」
 9.この世の志向の存在とは誰か?―哲学の原理―
10.ソクラテスープラトンのイデアとは?
11.思想と心情-心情主義の怖さ 
12.議員ー実存の意味と仕事 (メール公開)
13.生きた話ことば=哲学の誕生 
14.「選ぶ」-新たな哲学の核心(受動から能動への転回)
15. 「正しい」思想!?哲学者とは恋に生きるエロースの人(ソクラテス)
16.裸の私「実存」のよさ=魅力に社会・公共は、依拠しています
19.呼びかけとしてのモラル=サルトル 染谷裕太(18才)
20.政治的信念と実存のエロース 逆転させると不幸です。
21.ヨーロッパ思想のアキレス腱 - 超越性、一般性、普遍性
22.哲学とは? その「本質」・「内容」・「方法」・「目的」
23.実存として生きるー白樺フィロソフィーと民知の理念
24・ シリーズ哲学の核心ー「認識における言語、体験能力、よき生」
25.わたしの哲学・思想についてー徒然なるままに
26.メール・竹田青嗣さん綿貫信一さん「マルクス思想のアキレス腱ー鳥肌が立ちました。」
27.完・「東大病」ー『ソクラテスの弁明』ー死刑を宣告された「発見」
28.シリーズ哲学の核心 〈ロマンー理念を育むこと〉と〈ロマン主義―理念主義〉
29.ソクラテスが死刑になった訳―「九分九厘まで最も多く欠けている」
30.民知宣言! 『公共的良識人』紙の原稿全文です。
31. 「民知」=「恋知」(エロースの知)の方法とは?
32.理論・理念主義 と 現象学主義 を超えて
33. 「恋知」・「民知」の象徴=エロース(キューピット)
34.白樺スピリットー受け継ぐべきは「過去」ではありません
35.ほんとうに頭の悪い文部官僚と大臣 「民知―恋知」とは?
37. 「目的因」は、ほんらいの哲学=民知・恋知の息の根を止める。
38. 「哲学館」と井上円了ー文部省の弾圧に屈せず、初心を貫いた先達
39.民知ー恋知と公共哲学 第一回(今日から三日間連載)
40.民知ー恋知と公共哲学 第2回(部分知と全体知.民知の方法)
41.民知ー恋知と公共哲学ー第3回完結(公共哲学と民知.民知の実践)
42.民知ー恋知と公共哲学 (全文の読み方)
43. 「民知」の核心点、キーワード-質問へのお答え
44.四者四様の感想ー「民知ー恋知と公共哲学」ー感謝です。
45.腑に落ちる知=「民知」の実践紹介、阿部さん「娘の変化」、綿貫さん「水質の問題」
46.エロース論 (公共哲学MLメール公開)
47.恋知者になろう!
48.天皇制的精神風土から「民知―恋知」へのコペルニクス的転換を果たすことが必要です。
49.活字・文字言語と二次元的な頭 (思想の怖い話)
50.受動性の哲学・想念に支配されてから30年-能動性を生み出すためには?(昨日の大学クラスの授業から)
51.「概念知」と「知る」ことの違い=土門拳の言葉をヒントに(授業の一コマ)
52.親鸞思想の核心ー現代に生きる親鸞
53.われわれ日本人の生は、はじめから失敗している/世俗価値を神とする疑似一神教は、人間を生かさない
54.底なしの不幸を強要される日本を変えるためには?
55.なぜphilosophiaの訳語を変えるのか?ー「哲学」から「恋知」へ
56.強い一神教とその変奏の「客観的真理」との決別ー「民知を高めると『哲学』とは別次元の愉悦になりそう」
57.強者ー弱者、価値意識のコペルニクス的転換が必要です。
58.「主観」にすぎない!?「客観的真理」?が支配する管理社会は人間を生かしません。
59.わたしの存在以上のものはないーこれが真に了解されれば「世界」は変わるのですが、、、「民知の会」設立へ
60.主観を消去する日本というシステム 武田康弘
61.最悪の独我論とは「客観的真理」を信奉する主観から生じます。
62.主観性の学を始めよう! 客観学と主観学
63.豊かな主観性を! 発想の転換ー福嶋浩彦市長の原点
64.私の超越ならざる「超越」
65.独白(モノローグ)と対話(ダイアローグ)-対話成立の条件は?
66.原理としての思考(恋知) と 知識としての理論(イデオロギー)


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目次ー4 社会思想ー2

2005-07-26 | 目次(番号をクリック)
]目次-4 社会思想ー2 <a></a>32.天皇制の本質は? 一言で言えます。
33. 「公」が「国家」?自民党のみなさん、もう少し政治思想を勉強されたらどうですか?
34. 「コムニタス願望」、逆・ワンフレーズで奇跡を呼ぼう!
35.明治政府による「天皇制」が終わらなければ「戦後」も終わりませんー鎮魂の墓苑を!
36.戦争の犠牲者? 何の、誰の、犠牲者なのですか?
37.小泉純一郎とは「独我論者」にすぎません。あなたも騙されていませんか?
38.小泉首相とは「部分合理=全体非合理」「 表層純潔=深層欺瞞」の象徴
39.小泉自民党は、いま最も危険な団体ですー「ネオ国体イズム」
40.小泉首相は「いい人」なの?かも知れませんが、政治家としては「失格」です。
41.小泉・安部のネオ国体思想にノーを!常識のある日本人は靖国=「天皇教」を認めません。
42.靖国思想は2000万人以上の自国・他国の人間を殺しましたー誰も反論できない冷厳な事実です。
43.小泉草芝居政治を支える「感覚主義」を真に超えるのは「民知」です。
44.日本は、検察と警察による独裁国家!?!?
45.官僚独裁国家では、ただの「事実人」(フッサール)しか生きられない。
46.憲法と世界人権宣言に反した「東京拘置所」の実態―6チャンネルの意図的な放送(付・デタラメな裁判)
47.豊かな主観性を! 発想の転換ー福嶋浩彦市長の原点
49.国側!?愚かな言語使用はやめましょうー国体思想を刷り込む詐術です。
50.靖国神社の思想は日本人にも到底受け入れられない
51.ひとつの国を滅ぼすのは、簡単です!?
52. 「共謀罪」法案!? おばかな議員たちと復古主義と
53.再び暗黒日本への道=「教育基本法」改定を支える国家主義の愚かな想念
54.実に見事な論説ー「君が代」は民主制社会の国歌ではない。
55.度し難い愚か者=麻生外相・安部幹事長・・・靖国天皇主義
56. 「勝ち組」?=空虚な心ー「平等は友情を生む」(プラトン)東京新聞社説
57.気分爽快!市民派の勝利―滋賀県知事選
58.大はしゃぎーロシア近海ー「北朝鮮のミサイル発射実験」への対応
59.アタマ、大丈夫?小泉政権ー愚かな閣僚の先制攻撃論
60.国家主義―天皇主義の復活!懲りない愚かな保守主義者たち
61.国を愛する?伝統を重んじる?って何でしょう。
62.恋知の営みー思想なき人間とは?/二世議員が大手を振るうー安部の政権構想
63.戦後民主主義を否定する「靖国神社」への参拝は、最大の「国内問題」です。
64.一宗教法人にすぎない靖国神社が、国家を代表する!?
65.ナショナリズム宣言=安倍官房長官の「美しい国へ」(文春新書)への批判の輪を広げていこう!
66.ナショナリズムによる教育を行う=安倍晋三の「美しい国へ」の批判ー2
67.男子誕生!男の子が生まれた!はぁ~、なんで大騒ぎしてるの?
68. 北朝鮮のミサイル攻撃の危険性!?安倍官房長官らタカ派の情報操作
89.NHKニュースの誤魔化し.間違っている新教育基本法の思想.・・
90.自由をあきらめさせる日本というシステム
91. 自由をあきらめさせる日本というシステム
92.市民自治を創る(福嶋浩彦我孫子市長・武田康弘教育館館長)
93.植木枝盛の人と思想(鈴木安蔵らによる憲法草案への導きの糸)
94.「民主制社会」から「日本主義社会」への転落
95.安部晋三のルール違反の策謀=「日本らしさ」を有識者が決定する
96.【曖昧さ】の価値ー戦争から逃げるという知恵
97.嘘・偽りを押し付けるインチキ国家が美しい国の正体ー沖縄戦の歴史の改ざん
98.市民の英知を集める?ー「白樺ML」公開
99.安倍首相―自殺のような辞任ー自民党崩壊へのカウントダウンが始まった。
100.死者への態度が本音をあらわすー「自由民主」と「靖国=国体思想」
101. テロとの戦い!?集団イジメをやめない限り、テロは拡大するだけ。
102.政治家と官僚
103.小沢一郎よ、よく聞きなさい。
104.青い民主党にエールを贈る・小沢一郎の記者会を見て。
105. 哲人気取りの渡邉恒雄は、民主主義の破壊者=国政を私物化。読売新聞の不買を
106.「民主主義の国家」と「国家主義の国家」の違い
107.まだ「美しい国」?
108.姑息極まる官府(厚生労働省と政府)ー「30億を勝手にお分けください」!?"
109.改憲派から護憲派へー欽定憲法も近代憲法も「憲法」だから同じ!?
110.「良心の囚人」を囚人とした最高裁の知的・道徳的退廃は、倫理なき日本の象徴
111.ふつうの判決が「画期的」!?航空自衛隊のイラク派遣は「違憲」






















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天皇制の本質は? 一言で言えます。

2005-07-25 | 社会思想

「人間を幸福にしないシステム」=「天皇制」の本質は一言で言えます。

序列主義です。

天皇や皇太子がなぜ新聞・テレビのインタビューに応じないのか?自由な議論をしないのか?できないのか?まったくおかしな話です。彼らは我々の税金で生活しているのです。これは単純な事実です。皇族も皇族外の人も共に不幸にしているのが「近代天皇制」です。「皇族の人権と市民精神の涵養」をご覧下さい。



国名、学校名、職業名、家名、、、など全ての組織・団体・グループを序列化する。
一元的な単一の価値観で上下を決める。

平等や差異の尊重を歌いつつ、現実の生活世界での判断・態度はひどい「序列」意識に支配されている。内容―中身で生きることが少ない。立場上、上位の者との議論ができない「序列に呪縛された人生」は、右翼も左翼も同じ。
あなたも「天皇教」ですか?そうでないことを祈ります。

このような外面―形式―様式―世間体人間には、永遠にエロースの生はやってきません。これは人間の生の原理です。

序列主義で縛り、自分から始まる人生=実存としてのエロースの生を阻害するのが、天皇制的な心性・精神風土なのです。明治以前の日本はこうではありませんでした。
「水の国ー日本」をご覧下さい。

7月25日 武田康弘




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天皇の軍隊の犯罪―「集団で女性を犯し、銃剣で妊婦の腹を切り裂いた、、、」

2005-07-23 | 社会思想

今日7月23日の「東京新聞」朝刊に近藤一さんの体験談が載っています。

近藤さんは、太平洋戦争が始まる前年の1940年、独立混成第四旅団独立歩兵第十三大隊に配属、中国の山西省(現・左権県)に赴いた。

「 同じ部隊の古年兵は山間集落で若い女性を探し、集団で性的暴行を繰り返した。ある『討伐作戦』では、暴行した若い母親を裸のまま靴だけ履かせて、行軍に同行させた。
 荷を軽くしようと思ったのか途中で古年兵が、母親が抱いていた赤ん坊を谷底に投げ捨てた。母親が後を追って身を投じると、兵士たちからゲラゲラと笑い声が上がった。

 近藤さんも小銃一発で何人貫通するかを試したことがある。中国人男性を尋問した後、十人ほどを並ばせ、背中から撃った。死体は豚の飼育場に放り込んだ

 銃剣で妊婦の腹を切り裂いたり、老人の耳をそぎ落としたり・・・。先の見えない戦闘の中、部隊は残虐行為を繰り返した。」

 「幼いころから大和民族は優秀だと教え込まれ、劣等民族の中国人には何をしてもいいと思っていた。百年誤っても償えないことをしてしまった」 そう語る近藤さんの顔がこわばった。

明治政府がつくった「近代天皇制」による国体思想を根本的に改めなくては何事も始まりません。再び「天皇」の権威なる「愚かな思想」を持ち出す中曽根康弘などの国家主義者には、明白にノーと言いましょう。まともな大人の義務だと思います。
それにしても、アメリカ占領軍と天皇ヒロヒトの裏取引にはほんとうにウンザリさせられます。ウソとゴマカシの歴史の上にまともな社会が築けるはずがありません。わが日本人はいつまでおかしな「天皇主義」を続けるのでしょうか?「天皇制」とは無責任の象徴ー偽りの歴史の象徴でしかありません。21世紀です。いい加減に目を覚ましたいと思います。 「皇族の人権と市民精神の涵養」 クリックをぜひご覧下さい。

7.23 武田康弘




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ブランデンブルク協奏曲ークレンペラーの名盤(ロマンはロマン主義を退治しないと花咲かない)

2005-07-22 | 趣味

「管弦楽組曲」だけを推薦したのでは「片手落ち」ですので、もう一つのバッハ管弦楽曲の代表作「ブランデンブルク協奏曲」もぜひ! 華やかで幸福感に溢れるこの名曲もクレンペラーの独壇場です。これも24ビットのリマスター盤で1960年の録音とは思えない高音質。価格も2枚組-2300円ですのでお買い得です。「管弦楽組曲」と同じく東芝EMIの「決定版1300」のシリーズです。


不動の愛らしさ、
頑固な寛容さ、
厳しい優しさ、
反道徳的で倫理的、
強固な理念の民主制、
規範ある自由、
孤高の連帯、

クレンペラーのつくる音楽は実に豊かである。言葉の最良の意味で「ロマンティク」である。この馥郁(ふくいく)とした不動のロマン性は、ロマン主義を殺したところにはじめて生まれるもの。

クレンペラーの精神の奥深くが、ロマン性を豊かに宿している=真に高貴な霊性を持っているから、弱弱しく、品位の低い、愚かな「ロマン主義」とは全く無縁の音楽を、ロマン豊かに奏でることができる。私はそう見ています。

毅然として揺るぎない。イン・テンポで客観性を失わない。楽譜に従いつつ自由である。
誰よりも「ロマン主義」を退治することができたクレンペラーの音楽は、真にロマンティクである。

強く確かな精神のみが真のロマンを生み出せるーこれは不動の真実。

7月22日 武田康弘

「ロマンとロマン主義」については、クリックして下さい。





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「理論・理念主義」 と 「現象学主義」 の双方を超えて(能動と受動)

2005-07-21 | 恋知(哲学)

わたしは、a「理論・理念主義」とb「現象学主義」の双方を超えていかなければ、健康な真に有意義な思想は生み出せないと考えています。

自分のはじめの直観を強固なものとしていくa理論武装としての思想は、思想ではなく宗教です。ただいたずらに理論の山を築いて何かができたと錯覚するなら、それはコッケイでしかありません。理論は必要最低限にしないと、頭は死んでしまうのです。

また、さまざまな言葉の意味本質を問う、というb思考の基盤としての現象学も、今ある人々の意識と言葉の使用法に乗って「本質」を言い当てることを自己目的にすれば、高等遊戯にしかなりません。社会や身の回りの現実変革にはソッポを向き、まるで「受動性」が正しいと言わんばかりのオタク的な新・宗教に陥ります。

わたしは、受動性を基礎として持ちつつ、能動的な思考と人生を創ることがエロースの生だと思います。

ありのままを知り、見るためには受動的な心が必要です。そっくりそのまま受け入れるという心がないと、頭は粘ってきれいに回転しません。特定の意識―想念に呪縛され、イデオロギーが先立つ死んだ頭になってしまうのです。この自分の頭の固着や主義、つまらぬ自我主義をたえず「白紙」に戻していく作業=日々の「小・回心」は、哲学の実践そのものです。これには「受け入れる」心が何より必要です。事象そのものを真っ直ぐに見るための「受動性」を、哲学の言葉では「現象学的」と呼びます。

しかし、「寄生虫」や「ドレイ」として生きるのではなく、自分から始まる意義ある人生を歩もうとすると、自分で積極的に(受身ではなく)決定することが必要です。批判し、創造し、建築すること必要です。「おまかせ」ではダメで、ここが問題だ、ここを直そう、今までの考え方や習慣やシステムを変え、新たなよりよいものを創り上げよう、という能動的な考えを生み出しつつ生きることが必要です。落ち着いた強い行動としっかりとした考えをつくる努力をしなければ、能動的な人生は歩めません。自己のフィードルに自閉する人間には、公民=市民=社会人としての自由と責任はやってきません。言い当てゲーム=高等遊戯に明け暮れることが人生最大のエロースになっている人は、麻薬患者と同じです。

「現象学」は思考の基盤(原理)として大変重要なものですし、
また、aしっかりとした「理念」をつくる理論的営みは、よき能動的な人生を歩むためには、欠くことのできないものです。
しかし、一歩間違うと、ただちに「現象学主義」に、また「理念・理論主義」に陥ってしまいます。その双方を越えていくための思考の原理をわたしは「民知」という言葉にしてみたのです。

武田康弘

=======================================================
以下は、おまけです。
上記の「理論主義と現象学主義」に対する白樺ML内のメールです。

あべです。
この生き方、イイですね。素直な子供の心で受けとめて、現実問題を賢く解決する大人という感じがします。(一言でいおうとして次元の違いが曖昧になってる?。意味合いをおかしくしてしまったらごめんなさいです。)

========================================================

「素直な子供の心で受けとめて、現実問題を賢く解決する大人という感じがします。」(阿部)

うん、なかなかいい解釈ですね。
ウソ、タテマエ、ゴマカシ、その場しのぎ、というインチキは、必ず人間を不幸にすると思います。
「子どもの心で素直に受け止めて」、次に、
よし、こうするぞ!という決断ー大人の自由と責任で行為するというわけです。

タケセン(武田)。




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「民知」=「恋知」(エロースの知)の方法とは?

2005-07-20 | 恋知(哲学)

民知としての知=恋知(エロースの知)の方法とは、一言で言えば、意味了解の反復・反芻です。このことは昨年「知?無知?意味了解の反復」として書きましたが、少し変えて、「民知の方法」として説明してみます。


民知とは、意識的な「知」の世界につくことでも、無意識的な「身体性」の世界につくことでもありません。
何がほんとうに「よい」ことなのか?-心身全体に深い納得がやってくるような考え=生活世界での思考と実践から生まれる「よい」につくことです。
 
個別の学問がもたらす部分合理性の世界の下に広がる広大な「人間性」の領野―生活世界の「よい」の基準は、五感全体による深い納得に基づくもので、その「よい」が「学知」を含むあらゆる事象を判断する最終根拠となるのです。これは「認識論」の原理です。
では、生活―経験に根をもつほんとうの「よい」はどのようにしたら得られるのでしょうか?

「人間性」に応えるこの「よい」の世界は、わたしが思うところ、行為であれ思索であれ反復・反芻することが喜びとなるような世界です。キーワードは「反復」です。反復に耐えうるまでに鍛えられた「知」は、無意識―身体にまで届き、それと融合する知、「部分合理性」を超えた知であると言えるでしょう。

単に概念的な知―言葉上の知にとどまらず、深く心身に届く知とは、意味了解の反復によってつくられる世界です。機械的な反復ではなく、意味を追いながらの反復には、豊かで確かな喜びがあります。それが知の上滑りー知が先立つことー主知主義の厭らしさー言葉上の理屈の世界を超え、知と心身・魂と肉体の統合を生み出すのです。

意味了解の反復に耐える確かな内容をもった考えや行為とともに生きることは、人生最大の幸せです。不動の確信―自信が自ずとやってくるからです。民知とは、<直観=体験から得られるほんものの知、心身全体で生きる根のある生活、深く納得できるエロースあふれる人生>を歩むための「知」なのです。

民知=エロース豊かな恋知と共に。


7月20日 武田康弘




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わたしのライフワーク (「民知」の補足説明-2)

2005-07-18 | 私の信条

わたしのライフワークは、「ものごとの知り方を変えること」です。
勉強、学習、学問の概念=スタイルと内容の双方を変更することです。

ハウツーの薄っぺらな「受験知」、
「事実学」累積の不毛性、
単なる「言語」の演繹を高等な知だとする妄想、
「生活世界」の根源性を知らず、既存の知の「体系」を前提にするアカデミズム、
一言で言えば、平面的=二次元的な知のありようの変更です。

意味を問う知、立体的な三次元の知、人間的な、真の有用性をもつ生きた知、
この「意味論」と「本質学」のことを、私は経験的なふつうの言葉にしてみました。それが「民知」です。日々の具体的経験から立ち上げる知、生のエロースに結びついている根のある知のことです。

「民知」とは、「学知」を含む「生活世界」全体の変更をもたらす「知」に対する基本的な姿勢、「知」の遇し方のことです。

権威や抑圧、重しとしての知を元から廃し、みなの得と徳になる知、悦びの知、人生が広がる知、自由が拡大する知です。真に自分自身から出発する人生をサポートする知の原理が「民知」です。

わたしのライフワークは、民知の実践です。
神経過敏の「言語依存症」や、単なる実務的な知とは次元を異にする、
スケールの大きなエロース溢れる知=民知の実践をぜひ共に。

7月11日の民知の補足説明ー1「実存的回心を引き起こすもの」もお読み下さい(クリック)

「民知宣言」全文はクリックして下さい。

7.18 武田康弘




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「自我主義者」か?否か? 見分け方は簡単です。

2005-07-16 | 私の信条

ある人が自我主義者か否か?を見分ける方法を伝授(笑)します。

「愛想」がよい人か、悪い人かは無関係です。
世間的な「うけ」がよい人か、悪い人かも無関係です。
おとなしい人か、「主張」する人かも無関係です。

見分け方は簡単です。
その人が、あなたのこと、あなたがしていることを、他者に話しているか否か?
それだけです。

自我主義者は、あなたから得たよきものを「自分の得」にだけして隠匿します。
まるで始めから自分のものであったかのごとくに。
必要な時には、「形式的」にだけあなたのことを話し、あなたのよき「内容」については黙っています。

自我主義者がもっとも輝くのは、他者の不幸を話すときです。マイナスのエネルギーで生きている彼らは、自他の喜び・悦び・歓びをつくらず、空気を汚染し、不幸をつくります。

エロース豊かな愉しい人生のためには、自我主義者から離れること、関わらないことが何より大切。個人から始まる人生=実存として生きる意味を消去して、「集団同調」で生きる他ない灰色の人生をつくる自我主義者は、人生の「不幸生産者」なのです。
わたしは「幸福生産者」として生きたい、といつも思っています。


7.16 武田康弘




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バッハ「管弦楽組曲」クレンペラーの名盤が復活!

2005-07-15 | 趣味

音質が大きく改善されて再発売になりました。
クレンペラー指揮・バッハ「管弦楽組曲」全曲
EMI・決定版1300(2005年3月)定価2300円(二枚組)

1969年―晩年に近いクレンペラーですから、悠然としたテンポですが、リズム感=呼吸感のよさは無類です。深々とした静寂の世界が広がりますが、そのエネルギーの大きさは比類なきものです。一つひとつの音はすべて明瞭に聴き取れます。どの楽器も皆それぞれ生き生きと鳴っています。ふつうは埋もれがちな木管楽器の音もくっきりと聞こえます。

この類例のない巨大な音楽は、しかし、一切の「主義」とは無縁で、まるで自然そのもののような力を感じさせます。赤子のように無垢で、しかも同時に揺ぎ無い自信をもつ大人がつくる音楽は、抗しがたい魅力に溢れています。この「愛想笑い」とは対極にある、心身の深くから湧き出る「肯定と愛」の音楽をぜひ堪能して下さい。

クレンペラー賛もぜひご覧下さい。クリック




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メールー「東大病と公務員」 根源的不幸を断つのが「民知」=「恋知学」

2005-07-13 | メール・往復書簡

以下は、法案作成を仕事とする国家公務員の方からのメールと、それに対する私の返信メールです。

「東大病と公務員」

武田様

哲学の話は私にはとても難しいのですが、 「東大病」の話は非常に分かりやすく、今まで漠然と何か変だなと感じていたことをズバリ言い当てられたようで、深く納得しているところです。自分の経験から、東大病は国家公務員に最も強く感染し
ているのではないか、と思います。国家公務員試験が戦前から今日まで、一貫し
て東大法学部を中心とする競争試験になっているからです。とにかく高い地位に
就きたい、地位の高い人にほめられたいという単純かつ強力な権力志向があり、
無意識のうちに他人と競争することそれ自体が人生の主目的になって、仕事が忙
しくない者は脱落者であるとの脅迫観念に支配されている。これは特にキャリア
組の公務員に特徴的ですが、職員全般にも言えるもので、要するに程度問題だと
思います。何ともセコイ情けない話ですが、これが近代天皇制につながっている
とは、まったく驚きです。

A様。

「とにかく高い地位に就きたい、地位の高い人にほめられたいという単純かつ強力な権力志向があり、無意識のうちに他人と競争することそれ自体が人生の主目的になって、仕事が忙しくない者は脱落者であるとの脅迫観念に支配されている。」(A)

中身・内容として生きるー深い意味充実の生とは対極の外面(そとづら)人間として生きるように洗脳された人々=カタチ=形式=様式が支配する社会は、個人として生きるエロースをおおもとから消してしまいますね。

一元的な価値信奉のヒステリー=単純序列宗教=「天皇教」という形式宗教の中で「ドレイ的な眠り」を強迫されて生きる他はない。この「フィールド内競争人間」として飼育されている日本人の生きる術は、ただ「所属部族」の長に評価されることだけというわけですね。

わたしは、この「根源的不幸」の生を元から断つのが「民知として知」=「恋知学としての哲学」の実践だと考えています。

理性の根源を「礼節」という美名=強迫で絶ってしまう日本社会における「公共」とは、天皇制の序列社会内秩序に「合わせる」ことでしかありません。この日本的洗脳・支配から免れている人は滅多にいません。この点では右翼も左翼も同じです。みな序列と権威の中に「昇天」してしまう。真に中身・内容で生きる人=よき理性を発揮して生きる人は残念ながら極小です。

潜在的には多くの人が素晴らしい理性をもっていますが、これが天皇制的心性による序列宗教=「ザ・日本システム」によって押さえ込まれているわけです。

真の人間的な「礼節」の原理とは、自他に深いよろこびをもたらす言動=皆のエロースを広げる言動のことです。それができる人が最大の「礼節」者。けれども「序列・形式宗教」は、人の心を奥部くまで縛り、自由=エロースを消去してしまいます。

繰り返しますが、この問題を解決するのが「民知としての知」=「恋知学としての哲学」の役目だと私は思っています。人間的な悦び・エロース・自由を生み出すもの=実存の源泉が、ソクラテス出自のほんらいの哲学です。私は、自・他を意味充実の生=中身・内容で生きる魅力ある人間に変えていく仕事(=天職?)にますます精を出そうと思います。

お返事が長くなりました。メール、どうもありがとうございました。感謝!


7月12日 武田康弘




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民知宣言! 『公共的良識人』紙の原稿全文です。

2005-07-12 | 恋知(哲学)

去る6月15日(水)に、前・東京大学総長の佐々木毅さんと共にシリーズ「公共哲学」全10巻(東大出版会)の編者である金泰昌(キム・テチャン)氏が、館長・武田康弘氏との会談のために「白樺教育館」を訪れました。

 大阪から上京された金泰昌氏は、武田康弘氏との5時間を越える友好的かつ極めて真摯な会談を持ち、「民知」の運動を共に進めていくことを互いに誓い合いました。

 白樺教育館の「理念」=『実存として生きるー市民大学・白樺フィロソフィーと民知の理念』に「熱い共感と、深い感動をもって」来館された金泰昌氏は、会談一週間後に、『公共的良識人』紙への原稿(8000字)を館長・武田康弘氏に依頼してきました。
 以下はその原稿の全文です。なお、『公共的良識人』7月号は9日に発売されました。

綿貫信一

白樺教育館」61ー原稿全文・クリックして下さいー全文(8400字)が出ます。







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私の造語―「民知」について補足説明ですー「実存的回心をひき起こすもの」

2005-07-11 | 恋知(哲学)

「民知」のことばの意味について少し補足説明します。

なお本日、「民知宣言ー公共哲学編者・金泰昌氏来訪・会談」を「白樺教育館」のホームページに載せましたので、ぜひご覧下さい。クリックすれば見られます。

この言葉=概念は、フッサールの『ヨーロッパ諸学問の危機と先験的現象学』における中心テーマである「生活世界」から来ています。
「学」としての哲学である「認識論」出自のこの言葉・概念を、経験的な次元の言葉に移し変えたのが、「民知」です。

近代社会成立以後、「客観的理念的世界」と「生活世界」は、前者が「学的客観性」の世界であり、後者は「主観的相対性」の世界に過ぎないと思われてきました。
しかし、実は、学的世界に「客観性」や厳密性を与えているのは、生活世界の方なのです。
フッサールの書の題名=「厳密な学としての哲学」の「厳密」という概念は、「客観的真理」という意味ではなく、「根源的な明証性」のことですが、この明証性の領域とは、生活世界のことであり、それ以外の場所にものごとの確かめの根拠はないことを、原理的次元で明らかにしたのがフッサールの業績。私はそのように見ています。

このこと=「生活世界」の知は、「学的世界」の知の基盤でありそれを包括するものだ、という明晰な自覚がいま強く求められている、と私は思っています。実は、その射程はすごく長くて、珍しくフッサールが豪語(笑)するように、まさに「あらゆる宗教的回心にもまして人類の実存的回心をひき起こす」もの、なのです。

民知とは、人類が未だに呪縛され続けている強い「一神教」的観念・生活(日本人の場合は一極集中のヒステリー)から解放され、真に内的に生きる=「超越原理」をつくらずに深い自由を生きる、ことを可能にする思想の原理です。この原理は、薄い受動性の観念ではなく、豊かな肉体を伴う能動性をもちます。

「民知としての知」=「恋知学としての哲学」とともに生きることは、個人の不幸と人類の悲惨を一番深い地点で救い、エロースの生をもたらすことになる。そう私は確信しているのです。

7月11日 武田康弘





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