MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

人妻淫靡行

2022-05-31 23:23:41 | ピンク映画
スターボードから6月3日にDVDリリースされるR−15指定のりOP・PICTURES +のピンク作品
昨年のテアトル新宿のOPフェスでは「人妻、ジャンプする!」と言うタイトルで
コレはスターボードでの原題としてのタイトル「絶頂逃避行 人妻がイク!」、
さらに劇場公開のピンク本編としてのR−18の70分作品は「淫靡な女たち イキたいとこでイク!」ということで
R−15にしても、R−18にしてもピンク映画らしいタイトル編成になってはいましたが
 
見終わっての感想はタイトルには似合わない山内大輔作品としては「スナックあけみ 巨乳濡れ慕情 」みたいな、ハートウォーミングなピンク映画としては実に出来の良い作品
さすがエログロ怪奇なる作品を撮らしてもそれなりな作品を作られる我が敬愛してやまぬ山内大輔監督
 
そうなんですよね超をつけても過言でないベテランAV女優である加藤ツバキさんを主演に置いてはいるものの
実質彼女を狂言回しにしてプロットは展開していくんですが
彼女の行動からして、そして女優さんとしての格からクレジットは1枚目ではあるものの
わたしから見ればあくまで狂言回しでしか・・・
 
あけみみうさんと橘聖人とのお話がメインプロットに見えるんですよねぇ
そこには必ず加藤ツバキさんがいるわけですから
やっぱり狂言回しというしかないだろう
 
さらにピンクのお約束を破壊しての四代女優さんのヌードっていう離れ技
佐倉絆さんまでもねぇ
そういや山内監督ですから喫茶店モリエールでのロケシーンまで
もう嬉しくなるよなこんなカットは
さらにもう山内組には欠かせない森羅万象、折笠慎也に山本宗介と言った面々が嬉々として出演されてるんですよね
わかるなぁどんな役でも出てみたいっていう気持ちは・・・
 
主人公の加藤ツバキさんが瞬間移動するっていうSFであり、恋模様の人情劇であり、泣けて笑えてもちろんピンクだから濡れ場もある。
非常にまとまりのいい作品だったと言える。81分の尺もさほど長く感じさせないし
ラストピンクのスニーカーのオチが格段に素晴らしい
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2021年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
山内大輔脚本・編集・監督作品
出演:加藤ツバキ、あけみみう、七菜原ココ、佐倉絆(特別出演)、石川雄也、橘聖人、安藤ヒロキオ、折笠慎也、山本宗介、森羅万象
 
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ウエスト・サイド・ストーリー

2022-05-31 17:23:22 | 洋画
1961年製作されたブロードウェイミュージカルを
映画化してアカデミー賞を受賞して世界的に大ヒットしたこの「ウエスト・サイド物語」を
なんと60年ぶりにリバイバル映画化したのは巨匠スティーヴン・スピルバーグ

基本ストーリーの設定は変わんないようですね
しかし、一応もういつ見たかは覚えてないほどむかし見たオリジナル版よりは
ミュージカルって言ってもセリフが歌になるとこととか
モブダンスシーンとかが
オリジナルの圧倒されるような勢いではなく
よりミュージカル観を薄めていたように感じてしまった
コレならあの突然セリフが歌になることにミュージカルアレルギーの人でも見られるかもしれないなぁ
ってのは思いながら見てましたが・・・

さらに撮影機材の違いというかオリジナルはフィルム撮影にテクニカラーって言った極彩色な作品でしたが
デジタルで撮影されたリバイバル作品は薄汚いNYのダウンタウンの醜い姿をしっかりと
ある意味モノトーン調でミュージカル風に描いていたように見えました
結局こう言った作品となるとどうしてもオリジナルとリバイバル作品との違い探しになってしまうんですが

スピルバーグがなぜには60年前の作品を、それもミュージカルをリバイバルさせたのか
それはポーランド系アメリカ人のジェッツ団とプエルトリコ移民のシャーク団との対立が
現代アメリカ社会に於いて前大統領の施作に於いて
貧富の格差、肌の色における人種差別に移民問題っていう対立構成が
社会問題としてクローズアップされてきたことが大きかったんだと見てて改めて・・・
スピルバーグは今作らねばってのはいうことだんだろうと思いながら見ていた
この感覚はわたし自体も若かったってのもあったんだろうけど
そう言った視点ではオリジナルでは見てなかくて
ロミジュリのお伽バナとしてしか見てなかったけど
60年前からこう言った問題提起をしていたんですね、改めて原作者の予見慧眼に・・・

元々アメリカ人って全員が移民ですからさほど問題点には成ってなかった時代で黒人と白人の人種差別くらいがクローズアップされてただけだったってのもあったんでしょうね
っていうか
当時はそうは思わなかったけど
実はたった二日の物語なのに一目あっただけであんなに命をかけたような
全く対象以外は眼中になくなるほどの愛って生まれるものなんでしょうかねぇ

オリジナルで重要な鍵を握るアニータを演じておられたリタ・モレノさんが
まさかの役で登場されていたんですね

なんかフォックス映画がディズニーに吸収合併されてからFOX映画はあのロゴだけは健在ではあるものの
二次使用は配信のみでレンタル店にはもうならばないし
FOX映画はセルでもBlu-rayとDVDのコンポだけで、デジタルコピーは無いんですねぇ

2021年製作、アメリカ映画
スティーヴン・スピルバーグ監督作品
出演:アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デビィット・アルヴァレス、ジョシュ・アンドレ・リベラ、コリー・ストール、リタ・モレノ、マイク・フェスト

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うみべの女の子

2022-05-30 23:26:25 | 邦画
積極的に日本映画を見ていこうという企画で視聴した作品
まずは一週間レンタルという新作でのレンタル料金でしたし
そんな映画の情報とか漫画見ないから、まさかこんな映画だとは思って無かったし
レンタルケースから円盤取り出すときに
”あれ?なんでR−15になってるんだ?!“って疑問に思いましたが
まさかの中学二年生がセックスする映画だとは思ってもいませんでした
 
ヒロイン小梅を演じてる石川瑠華さん、なんと撮影当時は何歳かわかりませんが
Wikipediaによると現在25歳の女優さんですから
少なくとも二十歳過ぎてのJC役
小柄ってこともあって、違和感なく中学生に見えてました
さらに性行為がある意味主眼になってる作品だと私は見終わって思いましたから
全裸での撮影とかある意味体当たりでの演技にも
そう初体験でのぎこちなさとか、性行為を重ねていくうちの行為に対する慣れとか
きっちり演じておられたとこには
この石川瑠華さんに女優魂を見させてもらったような・・・
 
この小梅の相手をする磯辺という兄に自殺されたことを傷として
普段から自分の生に疑問を持ちつつ、青春のモヤモヤを小梅との愛のない性行為で生きてる意味さえも見出せずにいる少年
この対照的な二人を中心に中学生たちの青春が描かれていきます
舞台は田舎の港町
この将来性のない町っていうのも青春のジレンマに拍車を掛けてきてるのかも・・・
 
小梅はどこにでもいるような普通のJC、告白した先輩には軽くあしらわれ
“恋”とか“愛”が何かも分からず、振られた勢いで昔告白された磯辺と
興味本位とか勢いでセックスしてみた小梅にとって、身体を重ねる行為はコミュニケーションであり、自分が求められていると感じることでもあったかもしれません
そして身体をかさねていくうちに、コレは誰にでも起こりうることでしょう
小梅は磯辺にいつのまにか恋心を抱いていくのは必定でして
知らぬ間に小梅は磯辺を求めていくのです
 
しかし、小梅が求めるのに反して磯辺の心は逆に離れていきます
兄の自殺のことでは兄の死の責任を感じている磯辺は、何よりも“心の安寧”を必要としており、小梅が自分のことを好きになり、執拗に求めてくる小梅は今はだんだん疎ましく感じてくるのでした
そして愛のない性行為の虚しさに磯辺は蝕まれていきます。
残酷なまでにすれ違う2人の心情がメインプロットですし
青春の残酷さでもあるんですが
人は成長と共に今の心情は糧となっていくっていうことなのかもしれませんねぇ
 
たまにはこう言った青春残酷物語を改めてこの年齢で見させてもらうと、恥ずべきというか後悔しきりの自分の青春時代が苦く酸っぱく浮かんでくるんですねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2021年製作、日本映画、「うみべの女の子」製作委員会作品
ウエダアツシ脚本・監督作品
出演:石川瑠華、青木柚、前田旺志郎、中田青渚、倉悠貴、宮﨑優、髙橋里恩、平井亜門、円井わん、いまおかしんじ、西洋亮、高崎かなみ、村上淳
 
コメント (4)
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ハウス・オブ・グッチ

2022-05-30 17:15:28 | 洋画
ヨーロッパは階級社会であり、その極端な例は名門が多いイタリアの今でも厳然として続いてる縮図が儼然としているようですが
そんな階級社会で自営業の父親のトラック輸送会社で家族経営では生きる下層階級のパトリツィア
とあるパーティでマウリツィオ・グッチと出会う。もちろんグッチの名前を知らないわけはない
だからこの坊やを籠絡したら・・・
そんな気持ちがありありとパトリツィアは街で偶然見かけた風に彼と接触を図る。
偶然を装ってパトリツィアと出会ったマウリツィオはだんだんと、パトリツィアのお色気攻勢にハマり
マウリツィオは父親に彼女を紹介するが、パトリツィアの父親がトラック運送の仕事をしていることに難色を示す
ここでも階級社会の実相が演出されてる
元々名門ぼんぼんで女性への免疫がないマウリツィオは父親と仲違いし大学辞めてパトリツィアの運送業の手伝いをしながらパトリツィアとの愛を育んでいく
もう見てるだけでパトリツィアの毒牙にハマった感のぼんぼんマウリツィオの構図がありありと・・・

ある日、叔父が二人の元を訪れて、グッチは同族企業でマウリツィオの父と叔父とが半々に株を持って企業営業していた
叔父はすでに入籍していたパトリツィアを気に入り、さらに自分の息子に企業を経営する能力のなさを熟知してるから、マウリツィオにグッチの経営に参加してほしいと依頼する、これこそパトリツィアの思い描いていた未来の始まりってことでマウリツィオの説得に成功する。

二人はグッチの本拠地、NYに引っ越してグッチ経営の権力支配の魅力にハマっていく
こんな欲望ギラギラのパトリツィアを演じるレディ・ガガは、見事なハマり役でしたし
ぼんぼんマウリツィオを演じるアダム・ドライバーも見事、
ぼんぼんに見えたマウリツィオは後半経営者としての能力を見せていく豹変ぶりも素晴らしい
父親役にジェレミー・アイアンズ、そしてその弟になんとアル・パチーノ
そんな癖のある役者たちを使ってリドリー・スコットが
名門グッチが同族企業から最終的に創業グッチ一族が誰もいなくなった企業になるまでの一大叙事詩として描いていく大河ドラマ
 
ある意味女は怖いっていう実録映画と言ってもいいんでしょうね
ぼんぼんだったマウリツィオは経営者としての能力に目覚め
そのおかげでパトリツィアのあくなき欲望を知ることになっての
企業存続にかける姿と先に書いたようにグッチの栄光と挫折からファミリーではない企業としての再生までを
同族企業としてのファミリー内での足の掬い合いとか
事実を元にして描かれる2時間30分
まったく画面から目が離せなかった
 
いや、レディ・ガガの完全なる悪女ぶりが楽しい作品でした
 
2021年製作、アメリカ映画
リドリー・スコット監督作品
出演:レディー・ガガ、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジャレッド・レトー、ジャック・ヒューストン、ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエック、カミーユ・コッタン
 
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海女の化物屋敷

2022-05-29 23:06:23 | 邦画
新東宝がまだ映画を作っていた時代
エログロナンセンス路線に女優さんが半裸で下半身はしっかりとガードされていますが
バストまわりにまわりにはうすべり一枚という衣装で海女さんですから
海から上がってきたら濡れてまとわりつくうすべりにB地区がくっきりと・・・
当時では今ほどコンプライアンスがしっかりしてないから
透けて見えるB地区にお客さんが群がってきたようで

今作ではそれを一手引き受けたのは万里昌代さん
完全に露出よりもうエロいっていうのが理解できるから不思議ですよね
新東宝のバンプ女優さん前田通子さんが干されたあと一人で新東宝を支えていた感のある三原葉子さん
今作はなんと海女さんではなくなんと婦警さん役
クライマックスでスリップ姿で海に潜らされますが透け乳首もありません
見方ではかなりな美人さんだったかなぁ

そんな彼女の恋人薬の刑事に文太兄さん
デビュー作のをようですが

海に漁場を牛耳る旧家にも起きる怪談噺だったようで
怪談話は興行界では夏の恒例興行ですからお盆映画の一本だったのかな
っていうけどお化け噺プロットとして多少色を添えてるだけで
実際は過去と今起きてる殺人事件を三原さんと文太兄さんとで解決するお話でした

っていうかお化け映画としても
海女さんお色気映画としても
ミステリー作品としても
色々と詰め込みすぎでしてかなり焦点が曖昧になっていて中途半端な作品
個人的には”海女“で客を誘致してる以上はお色気路線では徹底して作って欲しかった
そう言う意味では同じ海女で三原葉子さんの「人喰海女 」が基本路線にブレがなくエロに特化してプロットが作られているとこが潔い

そしてなんともこの中途半端感で80分の尺もあるとやっぱダレてしまうよね

切り口の違う記事はコチラ

1959年製作、日本映画、新東宝作品
曲谷守平監督作品
出演:三原葉子、菅原文太、瀬戸麗子、山村邦子、万里昌代、沼田曜一、国方伝、岬洋二、九重京司、由木城太郎、山下明子、倉橋宏明、西朱実、宇田勝哉、藤川洋子、杉寛、佐伯秀男、浜野桂子

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シン・感染恐竜

2022-05-29 17:07:27 | 洋画未公開
邦題はいろんなヒット映画からのパクり
そして恐竜っってことと、さらに逆説的な惹句
に惹かれてB級どころかZ級それもなんとあの東西構わぬエロチック映画専門に取り扱うコンマビジョンの配給ですから
アルバトロスが扱うアサイラム作品よりもドイヒーな作品
しかし、惹句のセンスの良さに惹かれての視聴
 
思ってる以上に酷かったものの
ちゃんと恐竜ちゃんのT−レックスがしっかりと登場してきます
原題がなんと「Ebola Rex」ってかことで
このは恐竜さんは軍の施設でエボラウィルスにも感染させられた
実験段階のシン生物兵器
それが軍の施設から逃げ出して・・・
 
エボラに感染しちょるから部分的に赤く初熱してるT−レックス
CG事態もよく出来ちょりますし
動きもスムーズ
人物殿大きさの比較もしっかりしていて、惹句の“うわっ!ダマされた!」ってのは完全にツリであるんですが
 
ダマされてる部分もあってT−レックスは一応はプロットに絡んで噺きますが
要はクスリではラリパッパのとっつぁんとか、その人物と地下シェルターに篭ってる男とか
軍人とかわけわかんない人物たちが全くわけわかんないセリフで毒を吐き続ける合間にT−レックスが意味不明に出てきて
人を食いちぎるっていうだけの作品
 
さらに驚いたのはオチ
T−レックスは放置してプレイでして、地下にいたラリパッパのをとっつぁんが地上に出てきてこんにちは
てした途端になんと強化されたこれまた生物兵器?のスズメバチに刺し殺されるというとこで終わる
 
おいおいエボラウィルスにも犯されたT−レックスはどこで何しとんの
人類はエボラ恐竜とスズメバチの恐怖から逃れられるのか
なんていうナレーションすら全くなく終わるって・・・
コレが”ダマされた!“ってことなん?
 
もうホントにしょうもない作品
って見終わってコンマビジョンのサイト見たらエロス映画の他に同工異曲な作品をコンスタントに輸入されていたことにまたビックリでした
 
2020年製作、アメリカ映画
ダスティン・ファーガソン監督作品
出演:メル・ノヴァク、ショーン・C・フィリップス、マイク・ファーガソン、ジョン・R・ウォーカー、エリック・アンソニー・ルッソ、ジェニファー・ナングル、ケン・メイ、トーマス・リー・ラター、ジャレド・アレン、トム・アークフィールド、エリザベス・バーストウ、クリント・ビーバー、マシュー・フェスル、デイヴ・ハニーカット、ウェイン・マルディ、ジェレミー・アシュリー・ペア
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エロス秘宝 貴方だけに~悶と蜜~

2022-05-29 03:26:08 | OV
チャンネルNECOでの深夜枠のコンテンツ
オルガというAV会社のAV作品をほぼ30分以内のR−15作品に再編集して
「世にもエロスな物語」シリーズ、「令和エロス噺」シリーズにしてOAされた各作品を
単発での放送コンテンツにしたり
この新シリーズ「エロス秘宝」としてオムニバス再編成して別シリーズとして送ってくるんですね
 
ていうことで今回は
まず五十嵐しのぶさんの「昭和哀愁物語」
この作品は「世にもエロスな物語~悲哀に満ちた昭和女たち~ 」の第一話として既にOAされていた作品
お話としてはオルガお得意の昭和の哀しい女の物語
飲み屋で悲しい過去を持つ女しのぶが、店の親父に忌まわしい過去の男の遍歴を聞いてもらいながら一人で飲んでいる
夫に裏切られ職を無くし、生き別れになった兄に想いを馳せていく
ってか店のを親父が実は兄だったっていうのは見ててわかるオチですが
親父も実は兄だと語らない
 
第二話は個人的には押しのAV女優さんである波多野結衣さんの「裸婦画の女の妖艶奉仕」という作品
タイトルクレジットにR−15指定と映倫マークがついていたので単品でもOAされてる作品だったようですが
初出しは「世にもエロスな物語~痴情にほだされる女たち~ 」の第二話として収録されていたようですね
 
お話としては、夫の借金を返済するために結衣は老画家の裸婦モデル兼家政婦を引きうける。結衣を裸婦モデルとして磨きをかけたい老画家は、官能的な性戯を加熱させていく。オルガ出版の編集長大島は大賞を獲らせるために結衣を犯して、性的に開花させようと目論む。老画家の作品にかける妄念が結衣の艶を引き出し老画家は大賞を受賞すると同時に結衣は画家の家から去っていくのであった。
 
波多野結衣さんの美貌にはかなり惹きつけられるものがありすぎです
もう熟女の域に達しようとされる波多野さんですが
まだまだ現役で続けて行って欲しいものです
後ピンクとかOVにももっと出演して欲しいかなぁ
 
第三話は三浦恵理子さんの「悶え乱れる美人妾婦」という作品
世にもエロスな物語~禁断に悶える女たち~ 」という作品の第一話にエントリーされていましたねぇ
 
ある山村で民宿を経営している恵理子、大地主、染島の妾として囲われていた
ある日現れた宿客のカメラマン片山は恵理子の美貌に惹かれて行く。妾だという事をうすうす感づく片山ではあるが、恵理子に愛を告白する片山。
恵理子も妾にほとほと愛想が尽きていたもんだから、ついに片山と男と女の関係になってしまう恵理子と片山だったが大地主によって二人は離れ離れにされるのであった
 
切り口の違う記事はコチラ
 
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機動捜査班 東京暴力地図

2022-05-28 23:09:36 | 邦画
「機動捜査班」シリーズ コレクターズDVD−BOX二本組を順番に見てきていまして
今作はその第10作目
もうゲストとは言えないほど内田良平さんはレギュラー悪役ですよね
そしてヒロインも、レギュラーと言っていい香月美奈子さん
さらにこちらのシリーズに第八作から連続出演している郷鍈治さん
今作ではあっさりと殺されてしまう役所でしかなかったかな
 
前作から長谷川公之さんがこのシリーズから撤退された理由は皆目わかりませんが
今作も長谷川さんと脚本を組んできていた堀守夫原作
松村基雄と遠藤三郎の共同脚本
ってことなのかきめ細かい捜査過程よりも重点が完全に内田良平に比重がかかった作品になってきてますよね
 
良平さんは務所帰りの風来坊、同房だった親分が収監され今は落ち目の甲田組の幹部のとこに居候してなんと孤閨の姉さんまで手に入れており甲田組を牛耳る
さらに甲田のところで暴れたカミナリ族たちを手懐けて
いや時代ですねバイクに乗っかって気ままに動くいわゆる今でいうとこの暴走族であり
半グレでもある奴らを切れる頭で使い分け
 
新宿から湘南海岸まで縄張りを広げた山田禅二の壇一家乃遣り手の郷鍈治を抹殺し
自分はアリバイ工作しており
さらに山田禅二親分に取りり入り、その娘の香月美奈子まで手に入れてしまい
両組織を手玉にとって金儲けするものの、カミナリ族の一人で郷鍈治殺害に加担させた族のを一人を後難避けるためって単なる口封じですが、殺した関係で破綻自滅していく姿を描いた作品
 
ってことっで、湘南海岸ってことで今作は鎌倉署との合同捜査
最後は海岸で刑事たちとの良平さんとの銃撃戦でしたねぇ
だいぶ娯楽映画らしく派手になってきてる作品だった
 
1962年製作、日本映画、日活作品
小杉勇監督作品
出演:青山恭二、香月美奈子、内田良平、上月左知子、郷鍈治、山田禅二、長尾敏之助、宮崎準、伊藤寿章、花村典昌、木島一郎、木下雅弘、市村博、亀山靖博、雪丘恵介、英原穣二、柴田新三、二階堂郁夫、石丘伸吾、東郷秀美、秋山耕志、今村弘、小柴隆
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ゴーストバスターズ/アフターライフ

2022-05-28 17:25:52 | 洋画
2016年にメンバーの性別を完全に入れ替えた「ゴーストバスターズ」って言う作品が、1984年のオリジナルゴーストバスターズメンバーであるっていうか
実際脚本書いてるダン・エイクロイドのエグゼクティブプロデューサーで製作されてて、この時にはもうハロルド・ライミスさんは夭折されてて
オリジナルメンバーであるダン・エイクロイドを始めバスターズのメンバーであるビル・マーレイ、アーニー・ハドソンの三人に電話番のお姉ちゃんアニー・ポッツにシガニー・ウィーバーまで登場させていたんですが
 
オリジナルから約40年、先の16年の作品はなかったものとして
まぁ性別入れ替えてのイレギュラー作品だったしねぇ
再びダン・エイクロードをエグゼクティブプロデューサーにして新しく作られた作品
ってことで映画の時制もこのオリジナルから数えての40年後の現代で
それもニューヨークからかなり離れた、オクラホマ州サマーヴィルという小さな田舎町を舞台に夭折されたハロルド・ライミス演じたイゴン・スペングラーが死に
その娘であり二人の子供のシングルマザーである経済的に困窮していキャリー
父であるイゴンニューヨークすてっからかしにされて育った怨みもあって財産目当てにこの田舎町に引っ越してきたとこからお話が始まります
 
アメリカって火山がほとんどないから地震ってほとんど一部地域しか起きんのですが
活断層もないのにこの町では地震ばっか起きてる
そして引き継いだ家屋はほとんど廃墟  
キャリーは当てが外れるものの、12歳の娘は科学ヲタクで、おじいちゃんの残した数々の道具類が垂涎のものばかり
そしてこの町のサマースクールで知り合ったSNSヲタクの少年と意気投合
兄貴は15歳なのに町のダイナーで早速一目惚れのお姉ちゃんにコナかける始末
 
まぁサマースクールの先生がコレまたいい加減なやつでして
授業はなんとVHSの旧い映画を見せるだけ
「クジョー」とか「チャッキー」ってのも完全にホラーでしょ
そして12歳の少女というか今作では完全なる主役でヒロインであるマッケンナ・グレイス演じるフィービーは
爺さんの遺品の数々からなんと爺さんはあの伝説のゴーストバスターズの一人であるイゴン・スペングラーであることを知る
 
まぁハロルドは夭折されてるので劇中ではオリジナル作品からハロルドの勇姿がコレまた見られるって言う楽しみがあるんですが
そうこの作品先に書いたように16年の「ゴーストバスターズ」は
無いもんとして作っているので
彼らの敵である幽霊の親玉である破壊神神ゴーザを封じるためにこの地を
イゴンが探り当て
家族を捨てて一生の仕事としてゴーザ封じ込めをいたようで・・・
 
まぁゴーザの神殿とか門を開くための合体シーンとかは母親と先生が勤めていたりで
ゴーストバスターズの正当後継者である12歳のヒロインの眼鏡かけた顔立ちはどこかハロルドに似ていたりするんですね
結局はオリジナルの生き残り三人組がクライマックスでの窮地を救いに
って言う王道クライマックスな作品で見てるこっちを十分に楽しませてくれていましたね
 
そしてハロルドへの献辞の出し方もなんと劇中だったし
VFXでハロルドを生き返らせるものは今の技術では朝飯前、しかし映像だけで言葉は発しないのね
今の技術だと実は声も自由にはっせらるんですが敢えてしないとこが憎い
さらに特典映像で見て知ったんですがオリジナルの監督さんの息子さんがこの映画を監督されていたんですね
 
しかし、2016年作品でもこの作品でもリック・モラニスは出演してこないって
なんかわけありみたいで・・・
マシュマロマンは本当にマシュマロから生まれてきちゃうんですね
ちっちゃい方が可愛いけど数が多すぎて始末に困るわな
いや楽しい作品をありがとう
 
シガニー・ウィーバーはエンドクレジットの途中での出演
アニー・ポッツはエンドクレジット終了後に今や大金持ちになったアーニー・ハドソンをインタビューする役だったのね
 
2021年製作、アメリカ映画
ジェイソン・ライトマン共同脚本・監督作品
出演:ポール・ラッド、マッケンナ・グレイス、フィン・ウルフハード、キャリー・クーン、アニー・ポッツ、ビル・マーレイ、シガニー・ウィーバー、ボキーム・ウッドバイン、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、オリヴァー・クーパー、セレステ・オコナー、マーロン・カザディー
 
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決戦は日曜日

2022-05-27 23:13:06 | 邦画
これも、日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
惹句にもあるように選挙の裏側っていうか、候補者側の選挙の前から選挙戦やら講演会そして国政選挙ですから、その候補者についてくる政党の県議・市議と言った有象無象の姿を秘書の目を通して描いた
アルアルではあるものの
無縁の一般市民には全く知らない世界観を描いたポリティカルコメディ作品
 
窪田正孝と宮沢りえ初共演作品
窪田正孝は老練衆議院議員の地元私設秘書
オープニング、議員さんをおんぶして誕生会に出席させるものの
ついに病に倒れた途端に衆院が解散され、本人は選挙に出られずに候補者選択を余儀なくされて
白羽の矢が立ったのが議員の娘さんである宮沢りえ
なんと今日まで政治に関わったことはないものの
第一秘書は全く影の人
選挙に必須の地盤・看板・鞄の三つの選挙必須要件の三つの”バン“を持ってるのは代議士の娘さんしかいなかったってわけ
 
で立候補の第一声は秘書が書いた原稿のまる読み
しかし各々(おのおの)を“カクカク”って棒読みするとこは確かにおかしいし
コメディとしては定番ではあるが
コレはある意味演出過剰でしかなかったかなぁ
いかに選挙トーシロを描きたかったっていうのはわかるけど
どんなバカでも文脈から全部“カクカク”とは言わんだろう
 
政党の県議とか市議が票集めするっていうのは政党から交付金として渡される選挙資金の余禄に預かることだったんですね
親分子分の間柄だと思ってましたが、
これって選挙資金から自分にわけ前がくるからだったとはねぇ
そういう意味では広島県議や市議に政党から交付された選挙資金を県議や市議にばらまいた河井克行氏の行動は彼にとっては当然のような行為であったんでしょうね
なんらやましい行為とはちっとも思ってもなかったんでしょうね
コレが今時の選挙でしかないということ
 
自分がまさにまな板の上の鯉であり
自分の意思とか熱意とか関係なしに候補者の預かり知らないとこでもう選挙戦は勝手に動いていくんですね
宮沢りえさんの洋服にまさかあんな意味があったとは
まさに赤黄青の信号カラーだったとはねぇ
先代の政治的な瑕瑾は秘書が被るっていつもの政治的な解決方法ですよね
 
先に二本一緒くたに見たキムタク映画はホテルの裏側を見せてくれていましたし
この映画では選挙戦の裏側をしっかりとはみせてくれていまして
なんとなく知ってるようで、知らない世界を見てるうちに
主人公やヒロインに自己投影してるうちに選挙がなんたるものかがわかるという
一粒で二度美味しいグリコみたいな作品
十分にたのしませてもらいました。
 
2021年製作、日本映画、「決戦は日曜日」製作委員会作品
坂下雄一郎脚本・監督作品
出演:窪田正孝、宮沢りえ、赤楚衛二、内田慈、小市慢太郎、音尾琢真、たかお鷹、高瀬哲朗、今村俊一、小林勝也
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