MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ワイルド・ウエスト 復讐のバラード

2019-09-30 23:22:22 | 洋画未公開
久々の大型ウエスタンです
何が大型かっていうと、お話としては実にちんまりとしたものでしかないのですが
なんと尺が111分もあるんですよ、

先に書いたようにお話としては
昔、モンタナに正義感に燃えるエディー、レフティ、トムそしてジミーの4人の男たちが
モンタナを平和な州にさせた英雄となっていて
なんと伝説の英雄として本にまでなっている・・・

今は老人の域に達した4人であり、ジミーは州知事に、トムは連邦保安官に
エディーは牧場主からなんと上院議員に当選して、ワシントンに出発する直前だった
そしてレフティはエディーの牧場の牧童つまりカウボーイとしてうだつの上がらない爺さん
そんなある日エディーの牧場の馬が三頭盗まれ、エディーとレフティが
馬泥棒を追いかけて行くももの、馬泥棒に待ち伏せされ
エディーは命を落としてしまう

エディーの妻はレフティを"あんたが死ねばよかったのに"と詰られる始末
そうなんですよ原題が「the BALLAD of LEFTY BROWN」ということでレフティ・ブラウンの"バラード"ってことで実にこの風采も才覚もないおっさんがこの物語の主人公

しかし顔中髭もじゃでしてエンドクレジットみるまで見ててもビル・プルマンが演じていたとは気づかなかった
同じくすぐに死んじゃうのでエディーをピーター・ホンダが演じてるのも気づかなかった

そうなんですよ邦題にあるようにこの冴えないレフティおじさんが
昔の仲間に助けられて?
さらに伝説の4人(実は本にはレフティに関しては書かれてない)に憧れてモンタナにやって来た若いあんちゃんとかの交流を通して
直接エディーを殺した男をやっつけるものの
その裏には黒幕がいて・・・

なんとかそいつを倒すまで
っていうだけですが
さほど撃ち合いがあるわけでもなく、レフティ自体も銃に長けてる訳でもない訳で
尺の長さがかえって映画を冗漫にさせてるだけでなく
黒幕にたどり着くミステリー感もあまりないし
西部劇として、これでいいのだろうか
バラードは主人公ではなくて見てるこっちなんだった
とおもわさせられたかな

2017年製作、アメリカ映画
ジャレッド・モシェ製作・脚本・監督作品
出演:ビル・プルマン、トミー・フラナガン、ピーター・フォンダ、キャシー・ベイカー、ジム・カヴィーゼル、ジョー・アンダーソン、ディエゴ・ジョセフ、スティーヴン・アラン・セダー、マイケル・スピアーズ
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サイコウノバカヤロウ

2019-09-29 23:44:24 | 邦画
一昨日櫻井拓也クンの訃報を記事を書きました
私自身あんまりというか殆ど訃報記事を書かないんですが
ピンク映画の男優さんの中でその特異な存在感を、それなりに認めていたtsめと
31歳という若さで亡くなったってことでつい訃報記事を認めてしまいましたが
たぶんに彼の役者としての社会認知度はピンク映画とエロチックOVをそれなりに愛好してる人間にしか・・・
そんなこんなで一応記事にしたののですが

さてこれは番組編成の妙なんでしょうが、昨28日のチャンネルNECOで
彼の代表作ともいえる「サイコウノバカヤロウ」(Rー15版)がOAされてて
チラっと見てしまいまして
そこで一応gooさんからTVOA用のタイトルの「レンタル女子大生 私、貸します」が丁度削除されたこともあって、
改めて記事として再構成させてもらいました

劇場版Rー18での作品名は「レンタル女子大生 肉欲延滞中」
そしてR15+版のDVDタイトルは「サイコウノバカヤロウ」
って3つのタイトルを持ってますがこの作品は実はピンク映画という範疇で括れない作品になってます

お話は、就活に失敗を繰り返し、引きこもりとなってしまったテルこと池田輝雄
そんなテルに実は惹かれているが、言い出せずにいる有希
有紀はアルバイトとして"自分レンタル"をしている
ってもピンク映画なのに所謂男女の肉体的なレンタルではなくエロなしの
精神的な人間関係のお仕事ですので悪しからず

有希はテルにも"自分レンタル"をさせるべく

"社会では必要とされなくても、個人では必要としてくれるかもしれないから"と励まし力づくでテルを自分がしている"自分レンタル"を勧める
AV女優の彩城ゆりなさんですが、実にいいキャラクターでしたねぇ

でも不器用だが根が真面目なテルは、その仕事に全力で取り組み
時に失敗しながらも、少しずつ社会に馴染んでいくのだった・・・
そうなんですよ、このギスギスとした現代の人間社会に馴染んでいくバカヤロウが本作の主人公テルであり
ピンク映画としては異例の男を主人公にした作品に・・・

社会的に不適合な男が如何に世間と向き合っていくかを描いたドラマになってて
ピンク映画としてはエロチックなシーンをぶっこんでいかねば商売にならないので
一応は随所にいれてあるんですが
実にそのエロいシーンが実は物語の邪魔になってるというパラドックスな作品に
シナリオ当方ボーカル、監督は竹洞哲也の黄金コンビ
明らかにOPフェス用に作られた作品と言えるかも

エロいシーンを割愛して普通の映画として一般公開してもいいシノップスとして製作されていて
OP映画もある意味観客層の入れ換えを生き残りと考えているように思える作品となってるんですね

こちらが櫻井拓也クン

ご冥福をお祈りします 合掌

2017年製作、日本映画、OP・PICTURES作品
当方ボーカル脚本、竹洞哲也監督作品
出演:彩城ゆりな、友田彩也香、酒井あずさ、櫻井拓也、イワヤケンジ、森羅万象、吉田俊大
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バックドラフト2/ファイア・チェイサー

2019-09-28 23:32:41 | 洋画未公開
9月4日にリリースされて、レンタル店の新作の棚に乗っかっていたのはしっていたのですが
もう27も年前になるんですか、カート・ラッセルとウィリアム・ボールドウィンの兄弟シカゴの消防士のお話「バックドラフト」という映画があったんです
そんな関係から日本の配給会社がパチもん火事映画を買い付けて
「バックドラフト」のタイトルをいただいてって言う魂胆?
だと思って個人的には今まで手を出さなかったんですが
セットレンタルの員数あわせでついに手を出して
円盤をプレイヤーにかけたらユニヴァーサルのロゴに続いてマジに
「BACKDRAFT 2」って、まさかの「バックドラフト」の続篇やぞ?!

そんなアホなって思ったら前作で死んだスティーブン・ ブル・マカフレイの息子であり
今は27年の歳月を経て親父の跡を次いでのシカゴファイアの17分署に勤務する
火災調査官ショーン・マカフレイが主人公の映画
亡き父の形見の”bull”と書かれた防護服で火災現場に到着し
シカゴ消防士が消火活動してる間にショーンは野次馬を観察してるんですね
ここいらの描写は評価できるんだけども

彼の仕事はドラゴン(炎)の動きを見つけ火事が事故か放火かを調査するんですね
だから放火犯は現場に戻ってくるということで野次馬の観察から彼の仕事は始まっていたんですね

本来一匹狼の火災調査官であるショーンに新人調査官になった元女消防士のマギーと組まされてしまう
前作の生き残った弟のウィリアム・ボールドウィンと放火犯のドナルド・サザーランドが、
同じ役で登場してきてます
ウィリアム・ボールドウィンは、今や17分署の副署長
ドナルド・サザーランドは刑務所に繋がれての終身犯で、放火についてのヒントとかをショーンに与えてくれるという設定ですが

シカゴの消防士のお話は「シカゴファイア」でよくみてますが
火災調査官って拳銃携帯を許可されていて常時携帯してるんですね
アメリカの銃社会を如実に象徴化してるような銃携帯って
確かに捜査権と逮捕権持ってるから放火犯逮捕時に銃を向けられることもあるんでしょうね
で警察とある意味捜査権との競合もあったりしてる描写も・・・

カート・ラッセルも遺影でちゃんと登場してきてましたね
ッてか、主人公が火災調査官なので、火災映画というよりはなんだろう
放火からなんとミサイル強盗が原因というアクションサスペンス映画だった

これは「バックドラフト」って名乗っちゃアカンやろってことでなんと一応事件の発端はバックドラフトで5人の子供が死んでしまうのと叔父役のウィリアム・ボールドウィン
までも殺してしまいます
ていうかラストまで見ると、続篇作れないような終わりかたでしたが
なんだろう前作の「バックドラフト」を汚すようなB級作品だった

2019年製作、アメリカ映画
ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ
出演:ジョー・アンダーソン、アリーシャ・ベイリー、ジェサミン=ブリス・ベル、ウィリアム・ボールドウィン、ドナルド・サザーランド
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櫻井拓也が31歳で死去

2019-09-28 05:39:27 | 日記
いやはやこれはびっくりです
このブログでも彼の出演した作品も沢山記事にしてきましたが
結局は個人的な違反行為で全滅させてしまいました
って言うか、「止められるか、俺たちを」はピンク映画のカテゴリーにしてないから削除してないよね

あと、このブログない検索かけたらOVで何本か出てくるだろうな
なんと31の若さで急性心機能不全症のため9月24日4時50分に死去されたようだ
ピンク映画では実に個性的な役をいつも演っていたような気しかないんですが・・・
おいおい再見して再びピンク映画も違反のない形で復旧させてかなあかンなぁ

俳優の櫻井拓也が急性心機能不全症のため9月24日4時50分に死去した。31歳だった。

1988年9月17日に神奈川県横浜市で生まれた櫻井は、2010年に井土紀州がメガホンを取った「犀の角」で主演を務め映画デビュー。2014年に公開された「花火思想」では第88回キネマ旬報ベスト・テンの主演男優賞6位に選出された。

また白石和彌の「止められるか、俺たちを」や、中村公彦の「恋のプロトタイプ」に出演したことでも知られている。さらに「サイコウノバカヤロウ」「ひまわりDays」「夫がツチノコに殺されました。」など数々のピンク映画でも存在感を示し、第30回ピンク大賞にて男優賞を受賞した。

通夜は明日9月27日の18時から19時、告別式は翌28日の11時から12時に東京・碑文谷会館で行われる。

なお櫻井が参加したイッセー尾形の主演作「漫画誕生」が11月30日に公開。
映画ナタリーより転載
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渡哲也 俳優生活55周年記念「日活・渡哲也DVDシリーズ」が発売されます

2019-09-28 05:16:49 | 日記
日活時代の作品20本がハピネットから2020年初頭にリリースされるとか
再発売、初パッケージ作品とかあるようですが「無頼」とかパッケージで持ってるしなぁ
初パッケージ作品だけ買えばいいかな

2020年1月8日(水)発売
「新宿アウトロー ぶっ飛ばせ」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「白鳥」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「昭和やくざ系図 長崎の顔」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「大幹部・無頼」価格:税抜3000円
「無頼より 大幹部」価格:税抜3000円
「愛と死の記録」価格:税抜2500円
「紅の流れ星」価格:税抜2500円

2020年2月4日(火)発売
「赤いグラス」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「燃える雲」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「野獣を消せ」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「無頼 人斬り五郎」価格:税抜3000円
「無頼・非情」価格:税抜3000円
「骨まで愛して」価格:税抜2500円
「逢いたくて逢いたくて」価格:税抜2500円

2020年3月3日(火)発売
「わが命の唄・艶歌」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「星よ嘆くな 勝利の男」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「青春の海」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「夢は夜ひらく」価格:税抜3200円 ※初DVD化、HDリマスター
「無頼 黒匕首(ドス)」価格:税抜3000円
「無頼 殺(ばら)せ」価格:税抜3000円

この中でいっちゃん嬉しいのは3月発売になる「わが命の唄・艶歌」だろうな
五木寛之原作を、あの池上金男が脚本を書き、舛田利雄が監督してる
水前寺清子の演歌が心に沁みる作品だったなぁ

こうなると日活を退社後の松竹作品もリリースしてくれんかいのぉ
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覇者の掟 第四章

2019-09-27 22:47:04 | Vシネマ
「極道の紋章」シリーズのプロットよろしく
片岡修二監督が白竜さんをオールインで久しぶりに主演にしての、
阿部亮平演じる元堅気のリーマンがやくざの父親の死をきっかけに組を継いで組長として成長していくのを補佐する作品の
第三章
が半年ぶりの7月にリリースされたんですが
オールインの常套撮影手段で2本撮りでの一エピソード完結
ってことで今月はその第四章

前作から本宮泰風がなんと関西明石組の若頭と言うことで、実は敵役として
今回敢えて顔を白竜と合わせます
デンジャラスのノッチが演じる沖野組みが前作で潰された
松井組のシマを引きついでいたが
関西の明石組傘下の兵藤組が、沖野組のシマを自分たちのものだと主張してきたのだ。

竜仁会本部でも明石組の関東進出への懸念が持たれていたが、幹部会でも今ひとつ解決策を見出せないでいた
そんな時、山際組がケツ持ちしている三栄建設が兵藤組から強請りを掛けられていると助けを求めて来た
山際は東堂組組長に相談を持ちかけ
東堂は明石組との戦争覚悟で兵藤組と掛け合うすよう山際に言うが
明石組をバックに持つ兵藤は一歩も譲歩せずにいる

さらに関西の東京進出を阻もうと、龍仁会と敵対する弘和会若頭補佐の佐伯組組長も
沖野を飲み込んで関西を阻止しようッて
話し合っってる時に兵藤組の放ったヒットマンに沖野は殺されて
兵藤がなんと沖野のシマをとるものの

一応佐伯にいきさつ上の断りをいれて東堂と山際は兵藤組を殲滅してしまい
今回は明石組を東京からの追い出しに成功する

ようやく貫禄不足のノッチが去りましたが
いまだに龍仁会会長にダチョウのリーダーの肥後ちゃんがいるのが
何となくしっくり来ないのは、私だけ?

さらに第五章の予告編があるのでまだまだ続いて行くようですね

2019年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、阿部亮平、國本鍾建、水元秀二郎、中川翔太、桂茶がま、長原成樹、ノッチ(デンジャラス)、溝呂木賢、木田佳介、中山こころ、江口ナオ、山﨑直樹、武田幸三、横須賀昌美、工藤俊作、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、伊吹剛、本宮泰風、小沢和義
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おひとりさま 三十路OLの性

2019-09-27 01:24:40 | OV
ここまで来たら、削除覚悟での新規投稿です
一応はallcinemaさんではOVになってるんですが
エクセスフィルム製作のピンク映画でもあります。

お話としては都市開発会社でキャリアウーマンとしての地位を確立している百合子
部下の香奈に指示を出し、上司の金子に書類を提出させる
部長の金子はかつて百合子にアプローチしていたが百合子には相手にされず、
当て付けに今では香奈と百合子に聞こえるように部長室でセックスを続けていた

百合子が馴染みのバーへ出向くと、金子と香奈がいたが、無視してカウンターにいる見慣れないエリートサラリーマン風の沢田の佇まいに惹かれていた
金子と香奈がいちゃついているのを
近くで飲んでいたチンピラ風の男板倉がいちゃつく二人に因縁をつけるものの、沢田がこれを撃退してしまう
その後、百合子はラブホ近くの裏道で板倉と運命的な再会を果たす・・・

心に漠然とした孤独を抱へた三十路のキャリアウーマン百合子が、
闇社会に生きる板倉と偶然偶縁を持って、
その心の隙間を埋めるべく己の全てを捧げて闇社会の男に入れ揚げるという
サブで色々お話が猟奇殺人とかあるんですが
基本は石井隆が描く「天使のはらわた」の村木と名美が紡ぐメロドラマをインスパイアしたかのような作品に仕上がっていて

見ててこの現代社会が内包している男女のどうしようもない閉塞感を
実に上手に主人公二人に託している脚本は見事で見応えのある作品になってるんですね
そして闇社会に生きる男を那波隆史が好演、うらぶれ感が実にいい
さらにこの二人を引き立たせる脇役としての飯島大介が演じるヤクザとサーモン鮭山が演じるキモい輩
そして謎に包まれた竹本泰史の似非紳士のお話が
サイドストーリーなはずなのに
主人公の二人にクライマックスで収斂してきてメロドラマなのにサスペンスに昇華させてるンですね

主役の友田真希のほか、部下のOLに寧々って言うAV女優さんが私のハートをドキュンとさせてくれてます
友田真希さんって方もある意味不思議な雰囲気を持ったお方でしたね

これで雨と水溜まりを効果的に画面に取り入れたら石井隆がピンク映画を撮ったって言っても通用したかも?

2008年製作、日本OV、エクセスフィルム作品
工藤雅典脚本・監督作品
出演:友田真希、寧々、藍山みなみ、那波隆史、なかみつせいじ、竹本泰志、サーモン鮭山、三上猛士、パスタ功次郎、飯島大介
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さらにお知らせします

2019-09-26 20:44:34 | 日記
goo事務局より新たに10件削除要請がありまして

今後はこのブログが突然閲覧不可能になるかも知れません

そのときはご勘弁くださいませ

管理人より
コメント (4)
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歌舞伎町黒社会2

2019-09-25 21:29:13 | Vシネマ
今月もようやくオールインの週刊がやって来ました
ってことで今月は4本ですか

新宿・歌舞伎町のド真ん中で女性のスカウトをやっている元ホストの冴木司を演じる北代高士と作家志望で新宿ゴールデン街でバーテンダーをやっている大迫明利を演じる山口大地のルームシェアしてる二人は
前作でのクライマックスで城南連合牧村の女たちを集めてのAV撮影を壊してしまうところで終わっていましたが

なんと今回でようやく明利のバイト先のゴールデン街の常連客として
強面の谷村好一、吉田祐健だっていう理由が明らかにされる訳で
この使い方はオールイン作品を見てる輩にはにやっとしてしまいます
こういった狙いがあったんですね
ってジャケットでバレバレですが・・・

司と女社長美月を演じる範田紗々とは今作で二人の距離を縮めていくが
美月に司の過去を聞かれるものの・・・司は彼女に答えないが
5年前のホスト時代に一人の上客を死なせてしまった過去が司の回想として映像化される
額に残る傷跡もそのときのものであり、司がホストを辞めた理由となっているんですね

一方明利はバーのお客の女優の卵唯を演じる小倉由菜との距離をこれまた縮めて行くのだが
司と明利が潰したAVパーティーの仕返しを恨んで城南連合の牧村は彼らを探しつつ
お金の匂いがする歌舞伎町クリーン作戦を利用して歌舞伎町を乗っ取ろうと・・・
クリーン作戦の区議演じる野口雅弘になんと人身御供として唯を供するものの
唯は逆に友達が牧村に廃人にされていたことで難は逃れるものの
区議との会話を録音していて・・・

そうですかこの小倉由菜さんってAV女優さんだったんですね
ってことで結構な絡みシーンを範田さんともに撮られているんですが
R指定されてないんですね

今回で一応終幕のようですが・・・

2019年製作、日本Vシネマ、アドヴァンス作品
港雄二監督作品
出演:北代高士、山口大地、範田紗々、小倉由菜、野口雅弘、高原知秀、大川裕貴、西守正樹、舘昌美、北川都喜子、吉田祐健、NECO、松澤仁晶、永栄正顕、末永賢、脇崎智史、上田和光、本田広登、梅津翔、谷村好一、渡辺裕之
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甦る魔女

2019-09-24 20:50:15 | 邦画
日本映画専門チャンネルの今月の蔵出し名画座の映画は
1980年にモスクワ五輪を目指して、なんと日本体育協会
日本バレーボール協会の全面バックアップで、
東映がソ連の映画会社と共同製作した映画

1964年の東京五輪で世界女子バレー界で金メダルを自国開催で獲得し
東洋の魔女と称賛された全日本女子バレーチーム
東京五輪以降ソ連と日本の女子バレーナショナルチームは宿命のライバルとして
1968年のメキシコ五輪ではソ連の雪辱
次いで1972年のミュンヘン五輪でもソ連の金メダルと
その雪辱を日本は1976年のモントリオールで雪辱を果たし

いわれる日ソ両国の女子バレー選手は永遠のライバルになっていたようで
1980年のモスクワ五輪という事でやっぱ初の自国開催でソ連のは燃
お互い頂点を目指して76年のモントリオール五輪終了から
80年のモスクワ五輪をめざして始動していく
日本とソ連の女子バレーチームの強烈な練習に明け暮れる戦いと
敵としてスポーツマンとしての国際試合を戦うなかで

其々のチームのキーマンとなる主力選手との友情を描いていくなかで
両国の試合模様は当時の記録フィルムを実際に使用して佐藤純彌が日本班の監督してるようです
ただこの映画実際にモスクワ五輪前に公開されたようですが
当時ソ連がアフガンに武力進攻していた関係で
西側自由資本主義の各国はアメリカの呼び掛けに応じて
モスクワ五輪を日本もボイコットしたため
ソ連と日本との女子バレーは結果行われなくて

それ以来この映画はお蔵入りされていましたが
今回ようやく日の目を見たという事で
今後はいつみられるかわかんないので録画視聴しました

日本チームはやっぱ凄いなスパルタ式練習の様がすごすぎ
もう人間として選手は扱われていなかった
そうでないとこんだけ16年も金メダルをとれるチームにならないんでしょうね

劇中ソ連の主要選手が足を怪我した日本のエースを見舞いに行くシーンで
新幹線に・・・
佐藤純彌と新幹線ったら・・・
ってついにやけてしまいました

1980年製作、日本・ソ連合作映画
佐藤純弥監督作品
出演:磯貝恵、横手房江、西郷輝彦、タチアナ・ワシレエヴァ、三橋達也、菊池真由美、野口ひとみ、斉藤真由美、中村玉緒、丹波哲郎、中田博久
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