MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

極道の紋章 第四章

2018-10-31 18:11:11 | Vシネマ
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は白竜と松田一三W主演の「極道の紋章」の4作目を
相変わらずのBS日本映画専門チャンネルからの録画視聴です

川谷組のシマ内で無断で賭場を開いていた飛田組の長谷部
津浪と徹雄は落とし前をつけろと賭場に徒こむと
同時に飛田組の若頭黒田も急を知って駆けつけて詫びをいれるが
なんと津浪はケジメとして飛田組と言うか黒田のシマである天王寺をもらう

そしてその天王寺を徹雄に任せるのであり実質的に徹雄の前崎組の誕生である
前作に引き続きチンピラ幸田が徹雄から盃をもらい
今作では活躍を見せてくれてるものの都合2作でFOしていくのね

前崎組を立ち上げた徹雄はシマ巡り中に神社を見つけてお参りすると
なんと飛田組の黒田と出会い、お互い代紋違いを承知で親交を深めていくものの
徹雄は2目作で川谷組を絶縁になった谷口が柿沼組の親分と交流しているのを目撃し
それを知った津浪は、柿沼組と先代同士で縁組みしている飛田組を傘下に治めるための絵図を描く
が飛田組の黒田もまたさまざまな対抗を図りお互い引くに引けない因果の中で
津浪は忠道会から川谷組の傘下に納まった清水が飛田組の若頭補佐との兄弟盃に目をつけ
事態収拾のため、徹雄に黒田暗殺の指令を与えるものの・・・

徹雄は個人的に固辞するが、その心境を察した幸田が黒田のタマをとりにいくものの
返り討ちにあい
黒田と徹雄はお互いの心境を察しての命のやり取りを・・・

どうやら徹雄を頂点にのしあげるために津浪は地盤の大阪を磐石にするために色々と画策してきていたのですね
地盤がなんとか固まり今回の功績により
徹雄と清水はなんと若中の位置のままついに執行部の一員に
津浪の野望は着々と・・・

脚本もどうやら片岡修二が書いてるようですが星座の蘊蓄はどこから引用してきてるのかなぁ

2008年製作、日本Vシネマ、極道の紋章製作委員会作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、松田優、伊吹剛、川地民夫、梅宮哲、唐沢民賢、藤タカシ、宮村優
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アンビュランス911

2018-10-31 17:27:07 | 洋画未公開
久しぶりにアラン・スミシー名義の映画を見ました
って言うかヒロインがあまりにもバカ過ぎるだろう
好きな男がいるから、その彼はイケイケのチャラいお姉ちゃんがボンキュッポンってことで
自分もボンキュッポンなら彼に見向いてもらえると
お母ちゃんを説き伏せなんと豊胸手術までして、さらにイケイケ姉ちゃんに似せてパツキンまで被ってデートに臨んだら
彼氏は"元の方がいい"って言われちゃう

そこまではいいんだけども、実はこの彼氏とイケイケ姉ちゃんは過去にお婆さんをひき逃げしてて
それを息子に目撃されていて・・・って言うか、この息子が実は殺人鬼でして
邦題にあるように旧型37の救急車で人を殺しまくっていた
って言うか、少年時の父親の殺人鬼のトラウマから逃れられずに
弟まで殺しはしないものの肉体的に苦痛を与えて支配してきていた訳で
これも最後に判明するんだけど、実は弟もトラウマ抱えていて

もうましな人間は誰一人出てこないのよね
最終的に殺される刑事と、これまた被害者になるヒロインの母親と殺人鬼兄弟の母親くらいか
それにしても刑事も一人で動くし

さてヒロインですが実はイケイケ姉ちゃんに変身したのが仇でして
本来のイケイケ姉ちゃんと間違えられ
さらに夫を亡くしてるヒロインのお母ちゃんも性的満足を得らんがためなだけで
殺人鬼に殺される羽目に
って言うのも殺人鬼がイケイケ姉ちゃんの母親と間違えてのとんだとばっちり
しかし、ある意味イケイケ姉ちゃんの他人の命なんてドーでもいいっていう生き方は潔い
って思った私って間違っているのかなぁ
彼女も酷い死に方ではありましたが

こんな酷い映画を作ったのは誰だ?!って
恥ずかしくて言えないよってアラン・スミシー名義にしたのね

エロくもなくて、グロくもなくて
更に30年前とちょっと前と過去に現在にと時制がとびまくり
ちっともおもろうない映画を更に理解不能にしているんですね
もうちょっと整理してくれると
救急車の使い方も不満だし・・・

シリコンではなくて豊胸手術は塩水パックだったようで
豊胸手術受けてなかったらこんな恐怖を味会わなかったけど
豊胸手術してたからオッパイ刺されても大丈夫だったのにねぇ

救急車に突っ込まれてしまう
本当にみんなおバカだよね
JKだから豊胸手術にも母親の同意がいるのかな
しかし、一応最後まで見られましたが80分って言う尺だったからでしょうか

2015年製作、アメリカ映画
アラン・スミシー監督作品
出演:ケイン・ホッダー、ビル・モーズリイ、ブランディ・サイラス、ジェイク・ロビンソン、サッシャ・ノップ、ロバート・ボーグ、スティーヴン・ホーク、オリヴィア・アレクサンダー、ケイトリン・ハリス、ロシェル・ボストロム
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極道の紋章 第三章

2018-10-30 05:57:52 | Vシネマ
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は、白竜、松田一三W主演のVシネマ「極道の紋章」3作目を
相変わらずのBS日本映画専門チャンネルからの録画視聴です

白竜演じる川谷組若頭津浪の"策士、策に溺れる"度合いが半端ないほどに決まる作品ですので川谷組は殆どなにもせずに再びシマを拡張していくお話に・・・
そんな折、津浪が第一作で壊滅に追い込んだ堀田一家の残党が
堀田組を裏切り1人川谷組の幹部に収まっていた川谷組の若中を射殺したことにより、

旭西会若頭柳田を演じる加納竜は堀田組の幹部と義兄弟の縁から
そのヒットマンを匿ってるとの情報を得て
同じ旭西会で政治山の堀田真三にゆさぶりをかける津浪の勢いがすごい
津浪が、そして川谷組が選んだ道とは・・・こちらは相手を揺さぶるだけで旭西会同士を対立させて、最後に残った一人と戦って完全に"漁夫の利"をえるの事だった

堀田真三の小心者の演技と、加納竜の義を重んじる極道の対比が物語を面白くしているのですが
情報を聞き出し、さらに相手側に情報を流させる元堀田組の生き残りの若者が
松田一三の男伊達に惚れて子分にしてくれというオマケまでついてくるのですがこれも次回作への伏線になっていくんですね
堀田一家と対立していた忠道会の幹部の下元史郎演じる清水が幹部理事にしっかりと納まっていましたねぇ
今後彼の川谷組の立ち位置はどうなっていくのやら

最初に書かなくちゃいけなかったんですが
川谷組の川谷親分から行儀見習いとして預けられ今では津浪組の若頭にまで出世していた徹雄が
二代目の跡目問題の事もあって、津浪からの進言から
川谷の若中として再度盃直しをして、しっかりと川谷組の執行部幹部会にも口は出せないまでも出席できるようになって
津浪は着々と徹雄を二代目へと押し上げる算段をしているんですね

内には徹雄が二代目に
外では着々と権謀術数の策を弄して川谷組の地盤を築いていく白竜演じる津浪
こういった策士、策を弄する役所は「首領への道」と同じ役所ではあるものの
白竜の任にあったキャラクターとして定着していってるのも事実ですねぇ
このシリーズの面白さはそこにあるんですねぇ

2007年製作、日本Vシネマ、極道の紋章製作委員会作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、松田優、梅宮哲、唐沢民賢、宮村優、下元史郎、加納竜、堀田眞三、川地民夫
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極道の紋章 第二章

2018-10-29 21:42:51 | Vシネマ
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は白竜と松田一三がW主演の「極道の紋章」シリーズ第2弾

前作では大阪の堀田一家を潰しそのシマを手にいれたものの
そのシマを沖田連合が半々に仕切っていこうと呈示されるものの
それを蹴る白竜演じる川谷組若頭津浪だったが
帰りの車に川谷組組長・川谷才蔵の突然の入院の連絡が入り

一応の命をとりとめるものの川谷は組の今後を憂い
二代目を津浪にと薦められるが、津浪は自分は組長の器ではないと固辞する
そんな中、才蔵の長男純一は頭がふさがっており、これ以上の昇格はまだまだ先だと
そういう意味で苛立って純一の苛立ち暴走は止まることを知らず、
同じ釜の飯を食った兄弟として育った徹雄は極道としての"義理の道"を純一に説くのだが
純一の暴走は止まらずに
津浪の兄弟である辰巳一家を相手に戦争に向かうものの

川谷親分の逆鱗に触れ破門になってしまうが
その純一を昔川谷才蔵の兄貴分の手島が川谷組ご法度のシャブで釣り上げて
津浪が固持した二代目を幹部谷口をその地位にあげるために札束攻勢に・・・

そんなこんなのなかで小指をちぎって純一の破門を棚上げに嘆願したものの
筋違いとさとられた徹雄は純一と話し合うものの
彼は手島をゆすっていたために手島は刺客を放ち、その流れ弾に徹雄の妹が倒れ

ってことで今回のお話は川谷組の内部抗争
それを徹雄が一人で片付ける内容

津浪が二代目を断って"徹雄を二代目に据えると"ここから明言しちゃうんですね
ってことでこれからの布石をしっかりとコンセプトにしてきましたね
長男純一役のそ曽根悠多と嘉門洋子はここでFOしてしまうんですね
嘉門さんが出てこないのはちょっと個人的には残念んですが

2007年製作、日本Vシネマ、極道の紋章製作委員会作品
片岡修二監督作品
出演:白竜、松田一三、曽根悠多、唐沢民賢、嘉門洋子、松田優、岡崎二朗、藤原喜明、川地民夫
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エンドレス・ポエトリー

2018-10-29 20:34:27 | 洋画
9月5日にDVDリリースされた、チリの鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー監督の本作、
実は前作「リアリティのダンス」の続編と言うことで
日本やチリにフランスでのファンドで資金を集めて作られた
御自身の思春期・青年時代を描いた自伝的毒味満載極彩色な映像の2時間8分の映画

オッパイはもちろん男性のシンボルも○だしですが
何でだろうDVDと言うかBlu-rayでは完全無修正なんですね
続編と言うことでアレハンドロのお母ちゃん役は「リアリティのダンス」の時と
おんなじパメラ・フローレスが演じており
このお方オペラ歌手だそうで完全に己の肉体が声量の増幅器のご様子
このボリュームとオッパイの大きさが実にそそられる


で今作では成長した青年期のアレハンドロの初恋の詩人赤髪のステラとして二役を演じており
その見事なバストまで披露してるんですが
赤髪と言うことで下のちぢれっ毛もまっかっかですか
極めつけは侏儒とのセックス
グロなんだけど、こっちは"見たくねぇ"って言うよりも
"見たいな"って言うんでしょうか、怖いもの見たさの好奇心さえ満足させてくれる
アレハンドロ監督はさすがです

違う意味で南米チリの二次大戦はドイツに与していたんですね
前作の田舎街を離れ、家族が首都サンティアゴへ移住するところから始まり
青年期のアレハンドロが父親との確執から自ら解放してパリに渡る所で映画は終わる

青年期のアレハンドロはアレハンドロの息子がチン○ン丸出しで演じておられました

2016年製作、フランス・チリ・日本合作映画
アレハンドロ・ホドロフスキー製作・脚本・監督作品
出演:アダン・ホドロフスキー、パメラ・フローレス、ブロンティス・ホドロフスキー、レアンドロ・タウブ、アレハンドロ・ホドロフスキー、イェレミアス・ハースコヴィッツ
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人魚伝説

2018-10-28 20:47:42 | 邦画
およそ30年前に製作された伝説のカルトムービー
ようやっと見ることができました
見るチャンスは今まであったんですよ何回かは、でもなぜか縁がなかった
大分前にCS日本映画専門チャンネルでOAされたもの、録画は捨て置いたけども
これまた未見の山にうずもれさせていたが
キングレコード恒例のこれだけは見ておけの100本キャンペーンの棚を紀伊国屋フォレストでこの作品を見て
未見の山にうずもれさせているのを思い出させられた

リゾート開発と言う名目で漁村の土地を取得しその実態は原発建設だったという
ちょうど30年くらい前だとこういうテーマだったのねぇ
まさか30年後に原発がこんなつけを支払うものだとはだれも思いもよらないけど
ある意味この時期にこの映画を製作していたってのもATG作品ですので先見の明があったのかも

原作は劇画だそうですけど、聞きしに勝るスプラッター映画
シノップスは海女さんの旦那が原発誘致関係者たちに謀殺され
その復讐するという単純なリベンジ作品だけど・・・
旦那は殺される、信じてた友人は裏切り者というヒロインの沸騰点が凄いなー

旦那役に江藤潤、裏切りの親友に清水健太郎
清水さんはクスリで警察にご厄介になる前だったのかな?
とにかく「首領への道」時代の中年の彼から見ると若いしスリムだった

血みどろ復讐鬼の海女さんに白都真理さん
全裸で血みどろまっかっかな演技でした
血しぶきが飛ぶとき「シューッ」っていう擬音が入ってる
これは監督さんのこだわりなのかしら
入ってると言ったら全裸の白都真理さんの股間には暈しが
暈し嫌いな私ですが、この間時代の暈しはある意味前貼り隠しですから
そんな怒りは感じません、暈しはずしてみえるのは白い前貼りでしかないし

ラスト復讐の怨念で敵討のクライマックスの殴りこみ
これがすごいってなんの
殺戮のベクトルがもう無差別なんですんねぇ
自分の目に入ったというか目の前の人間ならだれでも
男だろうが女だろうが銛で刺しまくり、殺しまくる

着てる海女の白い衣装は真っかっか
殺戮の果て、警官隊のサーチライトに照らされて"まぶしいじゃないか"っての捨て台詞
"ATG映画"なんですがまるで"日活映画"のテイストですねぇ

ラストそのまま海に飛び込み水に沈んでいく白都さんの姿が池田監督の入水に見えてしまいました
そうなんですよね池田監督この作品のロケ地の海に入水自殺されてるんですよね

1984年製作、日本映画、ATG作品
池田敏春監督作品
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極道の紋章

2018-10-28 20:05:28 | Vシネマ
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本はBSの日本映画専門チャンネルで現在月二本ずつOAされてる
白竜、松田一三主演の「極道の紋章」の第一作目を
って言うのも4月からこのシリーズの"外伝"2作品含む22本を完全放送と言うことで
現在10月現在14作品を連続録画中
全作品一応発売当時といってもオールインの前会社GPミュージアムからはー本が半年くらいの割りにリリースされていたんですね
っても現在では殆ど見られなくなったってのもレンタル店にも殆ど残されていない
ある意味全作品を録画で来るのは幸せなこと

っても白竜の若頭のキャラは清水健太郎の「首領への道」とほぼおんなじ設定
ってのも・・・芸がないので白竜演じる若頭の趣味がなんと天文学
そして毎回そのエピソードにちなんでの星座の蘊蓄が述べられると言うのが売りになってるような
「首領への道」が村上和彦原作で、原作者の極道の盃事に顔を出してきて
べらんめぇ口調で口上のべるシーンがないのと
私的には清水健太郎の大見得演技よりかは松田一三のナチュラル演技と言うことで
こちらの方がやくざの首領へとのしあがっていく脇で
権謀術数の白竜のやくざとしての清濁と言うか濁々たる生き方が実にいい作品

お話としては大阪川谷組若頭の津浪は、自分達の縄張りと組織の拡大を画策するために
同じ大阪でしのぎをする忠道会との堀田一家の抗争を取りまとめると言うか乗っとりための
汚い絵図を描くのだった
それは、互いの組長の“首”を取り合いさせるというもの

川谷親分にはこの間亡くなられた川地民夫さん
そこの一人息子と一緒に育てられ極道としては一応の作法を身につけ白竜の津浪組の若頭に松田一三さん
この松田一三演じる徹夫を川谷組の組長に据え、かつ全国制覇させるのが白竜の役所になっています

そして忠道会の清水を川谷組の幹部に取り込みまして
堀田一家の親分には成瀬正孝さん、若頭に小沢仁志さんと実に豪華ですが
白竜は殺し屋を雇い堀田親分を暗殺
この暗殺者には岡崎礼、岡崎二郎さんのお子さんで将来的にはVシネマの次世代スターでしたが、事件を起こして芸能界からはFOしちゃいましたね

小沢兄とのクライマックスでの死闘でしたが・・・
小沢兄は違う役所でまた登場してきますよねぇ
川谷組の嫡男と徹夫との確執があったりして、徹夫の妹でこの嫡男のイロとして嘉門洋子さんが華を添えている

2007年製作、日本Vシネマ、極道の紋章製作委員会作品
片岡修二監督作品
出演:白竜、松田一三、松田優、曽根悠多、嘉門洋子、岡崎礼、川地民夫、高杢禎彦、小沢和義
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侠の絆3

2018-10-27 19:42:35 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は先月オールインエンターテインメントからリリースされた
「侠の絆」の3作目を
何で先月のオールイン作品がこの月遅れで、って言うのも
地元のGEOさんではオールイン作品を8月まではリリース全作品を導入してくれていたのですが
なんと9月からは一応セレクトしての導入で
ま、オールイン作品は店舗買い取りみたいで
全作品導入自体が奇跡みたいなものだったんですが

まさかのシリーズの途中から見られなくなるとは
ってことで実は近隣の違う大手の旗艦店舗でもオールインいれてなくて
って新宿・渋谷の店舗もオールイン作品は未導入って言うことで
今月の「日本統一30」でさえGEOさんには導入されてなくて
結構色んな店舗をアチコチ探してようやく3駅先の個人的な店舗で見つけて
新規会員会費払ってレンタルしてきました
ってことで続きを見ないと気持ちの悪くなる血液型の性格ってめんどくせえ

さて前作の終盤で本宮先生のお話では渡辺裕之の息子の山根和馬と親友小柳心とは
DNA検査で産院で子どもの取り違えに遭い、山根の父親が菅田俊であることが判明する
ってとこで終わってましたが
自らの出生の秘密を知った山根家族と菅田親分の絆は強く
子供の好きに生かさせてやると言う結論にいたりますが
秘密の筈のこのあかん坊取り違え事件はいつのまにか敵対する組織、
そしてフリーライターにまで伝わって・・・

フリーライターが渡辺裕之を強請ったことから菅田の組の幹部の小沢兄弟が
秘密を守るためにフリーライターを始末しはじめて・・・
産院での赤ん坊取り違えという映画としてはベタなネタではありますが、
そこはオールイン作品ですからと言った展開が"怖いわー"ってお話の展開にしては
話に筋が通っていて面白い作品でした。
作品としての〆も実にいいんだよね

山根和馬、小柳心と言う若手をフューチャーした作品というものの
実際に映画を回していたのは小沢兄弟と渡辺裕之、鶴田さやかと菅田俊と言った大人たちでしたねぇ

2018年製作、日本映画、侠の絆製作委員会作品
辻裕之監督作品
出演:山根和馬、小柳心、渡辺裕之、菅田俊、鶴田さやか、小沢和義、武田幸三、デビット伊東、本宮泰風、田村亮、小沢仁志
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関東女やくざ

2018-10-26 20:02:53 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は68年製作の大映映画
安田道代(現 大楠道代)さん主演のモノクロ作品

なんと藤本義一さんが脚本を書かれているオリジナル作品だったのね
先に安田道代さん主演の、って書いちゃいましたが
関東から流れてきた安田道代、渚まゆみ、三条魔子さの三人の流しのお姉ちゃんたちの映画
三人のお姉ちゃんたちが主役 みたいだけど、
オープニングから結構カッコいい立ち回りを見せてくれてる安田道代

三人娘でのお色気担当はコノ時期にはめずらしく三条さんじゃなく、渚さんでしたねぇ
東映の「人斬り与太者」で脱ぐ前にこちらの大映作品では脱いで(っても、時代的には肝心のものの画面露出はない)歌ってる
流しの役所と言うことで三条魔子も三ノ宮をテーマにした歌を披露してる

最終的なと言うか、この映画の基本シノップスは、安田さんと実兄役の亀石征一郎との
兄妹愛と言うか家族愛のお話し

タイトルに関東と銘打ってることでもわかるように、舞台は関西の港町という設定なんだけども
ででている役者の誰一人として関西弁をしゃべらないと言う
ある意味摩訶不思議な映画ときている

安田さんは関東弁でキレイな啖呵を切るんだけどもちょい早口で捲し立てるのがちょっと残念
70分強のプログラムピクチャーとしてはそれなりに見られる映画ではありますが
クライマックスでの映画的なカタルシスは感じられないのが残念と言うか

渡辺文雄も東映任侠映画よりも精彩がなかったような
当時としては緋牡丹のお竜さんも、胴師のお銀さんも生まれて来てないし
東映ではまだピンキー作品群も製作されていない時にガールズやくざ映画を作った大映はある意味先見の明があったような

キャストクレジットの末端で川崎あかねの名前をみつけはしたものの
画面で見つけることはできなかった

1968年製作、日本映画、大映作品
藤本義一脚本、井上昭監督作品
出演:安田道代、渚まゆみ、三条魔子、細川俊之、渡辺文雄、石山律、亀石征一郎、水町由香里
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札つき博徒

2018-10-25 20:05:45 | 邦画
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は鶴田浩二主演のこの一本
新作リリース枯れの月末とこの任侠映画を見ていく企画は別物になってるようですけど
CSの東映チャンネルでいつだかOAされてるこの映画を録画したものを探しだしての視聴

鶴田浩二主演の「博奕打ち」シリーズの9目と言うことだけど
鶴田浩二にはもうひとつ「博徒」シリーズと言うのもあったのでそっちのシリーズの何作目かも知れませんが
鶴田の着流しヤクザ映画全体が同工異曲の作品群なので厳密にシリーズ分けてもどうゆうこともないので
ここは、東映チャンネルが「博奕打ち」シリーズと言うのでそっちを信じておくことにする

お話としては九州戸畑の提灯山笠の祭りの利権と言うか祭りの花会の主導権を巡り
他の地域から二つのヤクザ組織が出張って来てお互いが利権をめぐって争っている
そこに流れ者(元は戸畑の生まれで、訳あっ13年も地元を離れていた)鶴田がやって来て
二つの組の間に挟まって・・・

と言うことで、どことなくあの黒澤の「用心棒」をパクったと言うかリスペクトしたような前半の展開
脚本は笠原和夫と志村正浩が書いてるンだけども後半は完全に東映ヤクザ映画の真骨頂を見せてくれるのは流石
オープニングの流れ者はお互い様に助け合うのが筋合いと言う何気ない台詞が
ラストの殴り込みの前にもう一回聞けるとは
こういう台詞のシンメトリーが観客の琴線に触れるのよねぇ

ヒロインは工藤明子さん、ピストル構えて男顔負けの女賭博師
緋牡丹のお竜さんにはおぼつかないけど彼女なりにまんざらでもないできになっていた
桜町弘子さんに三島ゆり子さんも出演されているのだけどもどちらも役不足
ま、東映ヤクザ映画の女優さんだったらこんなものなのかなぁ
特に桜町弘子さんはもうかなり役不足感が半端ないような気がしてならないけども
彼女には工藤明子の役はキャラクターとしてはできないよなァ

小池朝雄が本当にもうけ役でしたねぇ
クライマックスのと言うかカタルシスのラストの修羅場にしっかりと出てくるし傷ついても死なない
ってか、なんとか敵の親分を傷つきながらも倒していつもの映画のように終わるかと思っていたら
なんとなんと主役の鶴田浩二が虫の息の子分に後ろから刺されて
小池朝雄にだきかかえらて息を引き取ってしまうとは
流石笠原脚本ただでは終わらせてくれなかった

1970年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘監督作品、笠原和夫、志村正浩脚本
出演:鶴田浩二、大木実、小池朝雄、山本麟一、工藤明子、桜町弘子、三島ゆり子、天津敏、 内田朝雄、北村英三、谷村昌彦
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