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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ゴジラ−1.0/C

2024-05-03 05:05:42 | 邦画
未だレンタルに関しては情報が解禁されていませんが、配信はもう解禁されてるし、二次使用のDVDは5月1日にリリースされてるんでして
この轍だと東宝さんもディズニージャパンに倣っていくのでしょうか?
この「ゴジラ−1.0」だけならいいんですが、邦画の話題作の80%が東宝が絡んでおり、東宝作品がこのセルと配信オンリーでレンタルにDVDを回さないとなると
個人的に危惧してるレンタルDVD店が消えるのは必至ですからねぇ
 
まぁそんなわけでしても、見たいものは見たいわけでカラー版とモノクロ版のBlu-ray単体を二本購入するよりかはその二枚にさらに、まぁほとんど見ないんですが240分の特典映像のBlu-rayの三枚組Boxの方がなんと安く買えるってことで、そちらを購入してきて
さらに54年版第一作ゴジラよりも前のお話だっていうことと、そういうことからなんとマイナスカラーって言うモノクロ版までが劇場公開もされてるという事で
こういう機会だからってことで「ゴジラ−1.0/C」の方での鑑賞でした
これはよく宣材に使われてるスチールっても本編からのショットですけども
デジタル機材で今はこう言ったマイナスカラーもPC一つですぐにできてしまうわけで
便利と言えば便利な世の中になったもんですね
 
そして劇場公開ってことで東宝さんも第一作の時のいわゆるスタンダードサイズの社名ロゴまでつけるという徹底ぶり
ただしシネスコサイズにスタンダードですから
個人的にトリミングしておきました
実際はこんな感じ
 
そして第一作へのオマージュ的な映像が東京に上陸してからはたくさんあった中の一つですが
これで浜辺美波さんが死ぬかって思ったらもうひと段落あったんですね
 
ってことでこのゴジラはなんと戦中の1945年にもう出現している
って事で“–1.0”だったわけね、でも最初に現れた時はさほど大きくないのね
そしてアメリカが太平洋で戦後核実験することで巨大化した様ですね
 
って言うか、この映画あくまでゴジラが主役の映画であるべきなのにゴジラは完全なる脇役だったのね
いわゆる神風特攻隊で死ぬのが怖く機体不良って帰還して一人生き残った特攻兵神木隆之介演じる敷島 浩一が主人公で
彼の人間としての成長の物語のきっかけを作ったのが浜辺美波でありゴジラであったって言うお話だったと見るべきかと
戦争で死ぬのが怖くて自分勝手に生き残って後は死んでった者たちへの慙愧の念だけで生きてきた彼に
生きる望みとしてそれが擬似であっても家族ができて生活していく中で
その生活を脅かすゴジラが現れ、かつ擬似家族の一人を殺されたことによって
人間として自己犠牲という概念が復讐心として生まれて来るという
一人の男の成長譚と見てとった作品だったものの
 
日本人ってやっぱ怪物に向かって行くには特攻あるのみっていうのはなんともでしたが
山崎監督もそこは特攻機からのイジェクトっていうことで折り合いつけてくれてたようで・・・さらに個人的にハッピーエンドでこの人間ドラマを終わらせてしまったのがなんともでしたが
 
定番のゴジラはなんと・・・って終わらせているとこが嬉しいじゃありませんか
是非この続編を
ゴジラがキングコングと一緒にスクリーン狭しと走りまわっても、ゴジラは日本のお宝ですからねぇ
 
2023年製作、日本映画、東宝製作・配給作品
山崎貴脚本・VFX・監督作品
出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、田中美央、遠藤雄弥、飯田基祐、永谷咲笑、吉岡秀隆、青木崇高、安藤サクラ、佐々木蔵之介
 

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2 コメント

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こんにちは! (ヒロ之)
2024-05-03 18:14:36
コメントありがとうございました。

豪華版の方を購入されたのですね!
僕もマイナスカラーの方は気になってたので、3枚組BOXを買えば良かったかなあと観終わった後思った位に、作品に対しての印象がすこぶる良かったです。
本場ハリウッドの方では怪獣メインで何やらど派手にやっているようですが、日本人はあくまでも人間ドラマに拘るというか、そちらが得意なんでしょうねえ、実に丁寧に描いていて、しっかり感動させてくれるのが見事。
そこに最先端のVFX映像を多く付け足す事で、映像にも物語にも、そして人一人の生き方にとっても深みを与えて全部が見所となってました。
監督はもう一本「ゴジラ」の映画を撮りたいとのことで、実現するならば次はどういった話にするのか、興味は凄くあります。
ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap)
2024-05-04 03:30:01
コメントありがとうございました。
店頭で特典映像は見ないもんだから悩みましたが、カラーとモノクロが一つになってるのと特典も普通はDVDなのにこれだけはBlu-rayでまとまってるからってBOX買ってしまいました。
ってことでモノクロから鑑賞と相成りました。
やっぱこれはゴジラが脇役でしたよね
山崎監督は依然からVFXがお得でしたから今回のアカデミー受賞はうれしかったと思われますよね
ゴジラの造形だけでなく光線放たれる前段階で背骨の一つ一つに放射能が充満していく様は身震いしましたし
美波ちゃんが車両から落ちる時にはギュって手を握ってしまいました
まぁビルが崩壊されるのはねぇ

今度はカラーで楽しみます。

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