MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

虜になった女

2024-05-08 20:08:53 | OV
ちょっと今日は油断してしまった
雨だっていうのはわかっていたもんだけど持って出たのは折りたたみ
いつものように夕方くらいに帰れると・・・
なんとか都心では雨の方が私を避けてくれてたようで用事済まして地元の駅に着いたらなんとゲリラ豪雨
 
折りたたみでは役に立たず駅直結のショッピングモールで雨宿りの一時間半
お陰で夜の部のDVDを見る時間が取れなくて
いつものこの30分の埋め草番組で今日もお茶を濁すしか・・・
 
ってことでなつめ愛莉さんのこの番組
いつものように過去記事調べたらこれもほぼ2年前に「令和エロス噺~官能に堕ちた女たち~」という作品のオムニバスの一本として見ていた作品
やっぱ全く覚えてない作品でした
けど、なつめ愛莉さんは本業のAVは裏表どっちも見たことありませんが、ピンク映画やエロチックOVでは数本見てる女優さん
この作品自体もいわゆるオルガの調教シリーズの変形作品と言えるのかな
本編AVは「淫猥調教-私はあなたの奴隷です…。」という作品
将来を約束された有望な夫隆志の出世祝いに隆志の家で祝賀会、隆志を支える妻愛莉は甲斐甲斐しく料理でもてなすものの
実は結婚前から愛莉には部長田淵と関係を持っており、今や完全に彼の性の虜となっていたのだ
そんな二人は酔って寝込んでしまった隆志の目の前で
隆志が出社後の家庭で部長に調教されていく愛莉もついに妊娠し
果たして子供の父親は隆志?田淵部長?それを知るのは愛莉のみ・・・
 
オチだけはこう言った調教作品としては秀逸でしたねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
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コンクリート・ユートピア

2024-05-08 05:05:07 | 韓国映画
オープニング、理解不能な地盤隆起と建物の倒壊が波のように襲ってくる映像があるだけでほとんど何が起きたか語られずに映画が始まるもんだから
世界的な未曾有の大災害により一瞬で廃墟と化したソウルって見終わってネットで知ったんだよね
地震かなんかでごく一部というかソウル近辺がこうなっただけかって思って何故に助けが入らないのかが不思議に思いつつ見てるうちに
そこは韓国映画だから目の前のモニターに映し出される映像に魅了されて
 
っていうかイ・ビョンホンの狂気の演技に惑わされていつしか上に書いてることなぞ忘れて映画の世界観に浸ってしまってる自分がいて
さすが韓国映画は面白いネタの映画を作るよなって思うのみだったなぁ

ちゃんと映画でも”アパート“って言ってるけどあれは時代的にもどう見ても“高層マンション”だと思うんだけどマンションにしてしまうと
いわゆる韓国の格差を浮き彫りにせねばならないから
物語の対立構造上いわゆる未曾有の災害が起きて行き場のない下層の人々と住民達との相互扶助から、いわゆる排除へとの難民たちを描くのに不都合だからアパートとして
そこに住むある意味下層社会の人と難民とのさらなる格差を際だらせることになるから
あくまでアパートって呼称していたのでしょうね
 
そんなアパートの住民たちがサバイバルするために必要だった組織の長として選ばれたイ・ビョンホンがカリスマ性を発揮していくことで次第に”権力“を得てさらにその“権力”は彼を狂気の人物へと変貌させていく過程が韓国映画らしいっちゃらしいんですが
その結果最初は相互扶助だったものが排他主義に代わり難民との対立構造になってゆくのは当然ですが
 
イ・ビョンホンのほかに若い夫婦がもう一つの主役でして
旦那の方はイ・ビョンホンの狂気に呑まれてなんもできないのに比して奥さんがこれまた正義に燃えて余計なことをするから
そう彼女の正義とは人間としての失ってはならない人としての矜恃だったのかもしれませんが
 
未曾有の非常事態の中で唯一人間として描きたかったのかもしれませんが彼女・・・物語的にもクライマックスとしてはああなることは必至で防ぎ用がなかったかもしれませんが人一人そのために死なしてますからね
そこまではある意味暗い画面だったものが彼女が助けられたシーンの明るさに希望を監督さんは託したって見てとったのは穿ちすぎか・・・

極限状態に陥ったとき、人はどう生きるのかという映画だった。

2001年製作、韓国映画(日本公開作品)
オム・テファ監督作品
出演:イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨン、キム・ソニョン、パク・ジフ、キム・ドユン、イ・ヒョジェ、クォン・ウンソン、キム・ハクソン、イ・ソファン
コメント (2)
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