MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

デイ・アフター・トゥモロー2024

2024-05-03 21:00:00 | 洋画未公開
ようやく5月の新作が本3日よりレンタル店の店頭に並びました
世はGW真っ最中ということでいつもとは違って今日のリリースは半端ないほどの作品が並んでおり先月の未消化の分と合わせて当分はゴチャ混ぜ状態が続くのかな
 
で今作が5月リリースの第一作。相変わらずのアサイラム作品ですねぇ
毎年数字を変えてその年の西暦表記する地球が凍ってしまう作品をつづけて作れるアサイラムのは厚顔さには恐れ入りますが・・・・
 
今作はアイスランド近海に海底地震の予知ブイを埋設してるとそのブイに大西洋沖で海底地震の被害が発見され大津波が襲って来るものの
それだけでなく暖流と寒流の流れで海水温が保たれていたはずが
地震によって海底火山からの噴火口が塞がれて暖流に温度が供給されずにマイナス60cの寒流だけとなる
 
その結果地球全体が凍り始めるということで
それを防ぐための高断熱の米原子力潜水艦ダラスを現地へと派遣して、海底火山口を塞いでる地震の土砂を魚雷の爆発力で吹き飛ばそうとするものの
それも失敗して立ち往生するダラスだが
もっと悪いのはその失敗でなんと地球の凍結は早まり氷河期まで48時間と時間を切ってしまい・・・
 
相変わらずのアサイラムですからお話はおっきいものの
潜水艦の操舵室と米国防省の一室との会話のやりとりだけで、後はチープな街が凍っていくCGとかが時々挟まれて、さらに政府高官までもが危機回避に動いて失敗したりするだけの87分の作品
よくまぁ低予算ながら会話だけで状況や危機の説明だけでこの様な作品を作ってしまえるなぁって
 
そうなんですよ危機回避を邪魔しようとかする様な奴もでてきやしませんし
かと言って自ら命を捨てて地球を救うたりするヒーローヒロインも出てこんしと
本当に会話だけで危機状況をこっちに知らせるだけの
 
実にこっちが逆に感心してしまうほどのクオリティがこの「デイ・アフター・トゥモロー」シリーズでも一番低いと思える作品だったかなぁ
 
2023年製作、アメリカ映画
ジェームス・マホニー監督作品
出演:パトリック・ラビョルトー、ジョー・フィンフェラ、リンジー・マリー・ウィルソン、セドリック・テレル、ジョニー・キース
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ゴジラ−1.0/C

2024-05-03 05:05:42 | 邦画
未だレンタルに関しては情報が解禁されていませんが、配信はもう解禁されてるし、二次使用のDVDは5月1日にリリースされてるんでして
この轍だと東宝さんもディズニージャパンに倣っていくのでしょうか?
この「ゴジラ−1.0」だけならいいんですが、邦画の話題作の80%が東宝が絡んでおり、東宝作品がこのセルと配信オンリーでレンタルにDVDを回さないとなると
個人的に危惧してるレンタルDVD店が消えるのは必至ですからねぇ
 
まぁそんなわけでしても、見たいものは見たいわけでカラー版とモノクロ版のBlu-ray単体を二本購入するよりかはその二枚にさらに、まぁほとんど見ないんですが240分の特典映像のBlu-rayの三枚組Boxの方がなんと安く買えるってことで、そちらを購入してきて
さらに54年版第一作ゴジラよりも前のお話だっていうことと、そういうことからなんとマイナスカラーって言うモノクロ版までが劇場公開もされてるという事で
こういう機会だからってことで「ゴジラ−1.0/C」の方での鑑賞でした
これはよく宣材に使われてるスチールっても本編からのショットですけども
デジタル機材で今はこう言ったマイナスカラーもPC一つですぐにできてしまうわけで
便利と言えば便利な世の中になったもんですね
 
そして劇場公開ってことで東宝さんも第一作の時のいわゆるスタンダードサイズの社名ロゴまでつけるという徹底ぶり
ただしシネスコサイズにスタンダードですから
個人的にトリミングしておきました
実際はこんな感じ
 
そして第一作へのオマージュ的な映像が東京に上陸してからはたくさんあった中の一つですが
これで浜辺美波さんが死ぬかって思ったらもうひと段落あったんですね
 
ってことでこのゴジラはなんと戦中の1945年にもう出現している
って事で“–1.0”だったわけね、でも最初に現れた時はさほど大きくないのね
そしてアメリカが太平洋で戦後核実験することで巨大化した様ですね
 
って言うか、この映画あくまでゴジラが主役の映画であるべきなのにゴジラは完全なる脇役だったのね
いわゆる神風特攻隊で死ぬのが怖く機体不良って帰還して一人生き残った特攻兵神木隆之介演じる敷島 浩一が主人公で
彼の人間としての成長の物語のきっかけを作ったのが浜辺美波でありゴジラであったって言うお話だったと見るべきかと
戦争で死ぬのが怖くて自分勝手に生き残って後は死んでった者たちへの慙愧の念だけで生きてきた彼に
生きる望みとしてそれが擬似であっても家族ができて生活していく中で
その生活を脅かすゴジラが現れ、かつ擬似家族の一人を殺されたことによって
人間として自己犠牲という概念が復讐心として生まれて来るという
一人の男の成長譚と見てとった作品だったものの
 
日本人ってやっぱ怪物に向かって行くには特攻あるのみっていうのはなんともでしたが
山崎監督もそこは特攻機からのイジェクトっていうことで折り合いつけてくれてたようで・・・さらに個人的にハッピーエンドでこの人間ドラマを終わらせてしまったのがなんともでしたが
 
定番のゴジラはなんと・・・って終わらせているとこが嬉しいじゃありませんか
是非この続編を
ゴジラがキングコングと一緒にスクリーン狭しと走りまわっても、ゴジラは日本のお宝ですからねぇ
 
2023年製作、日本映画、東宝製作・配給作品
山崎貴脚本・VFX・監督作品
出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、田中美央、遠藤雄弥、飯田基祐、永谷咲笑、吉岡秀隆、青木崇高、安藤サクラ、佐々木蔵之介
 
コメント (2)
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