MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

タイムリミット 見知らぬ影

2024-05-26 20:08:02 | 洋画未公開
先日ここのブログで今月のレンタル新作としてリーアム・ニーソンの「バッド・デイ・ドライブ」を視聴してしっかりと記事にしたときにも書いたんですが。
先のリーアムの作品は2016年のスペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー」の三度目のリメイク作品であり
二度目の韓国版リメイク作品「ハード・ヒット 発信制限」もしっかりと見ておりますが
 
個人的に大手レンタルチェーン店の利己主義的な当店限定っていうこと自己の映画はあまねく平等に視聴者が見ていける環境がってことで個人的に反旗を翻してこの大手チェーン店のやり方に反発して先行減退作品は見ないって誓いを立てたものの
時代が急激に進んでレンタルよりも配信のは時代になり
大手レンタルチェーン店も配信に加わったりしてレンタル店の廃業が目立ってきた今日
たった一人の反抗にも意味がなくなりついに今年になって自ら限定を観ないという禁止事項を取り外しすこととなって
 
まぁこの作品もレンタルとしてはGEOさん限定だったものですから見ていなくて、ちょうど5月のレンタル作品も完全に枯れ時を迎えた今
もしや旧作の棚にこの作品があるのかどうかって試しに除いたらなんと置いてありましたので
レンタルしてきました
 
ってことでオリジナルに一番近いシノプシスで作られてるこの作品
オリジナルの要素そのまんまちょびっとリメイクとしてはあんまり能のない作風でしたが
ラスト家族愛をしっかりと描いて見せてくれてましたものの
オリジナルと比してカーチェイス的な要素がちょびっと薄くなっていたっていうか
最新版のリーアム・ニーソンと韓国映画がかーチェイスに力入れていたもんだから
主人公の心理面に力点置いてあんまり動きそう座席に座ってるだけですから
映画的に動きを見せるにはカーチェイスをいかに取り入れるかっていうのが課題のようですが・・・
 
コレでオリジナル含めて4本完全コンプリートできたようですね
 
2018年製作、ドイツ映画
クリスティアン・アルヴァルト脚本・監督作品
出演:ヴォータン・ヴィルケ・メーリング、 ハンナー・ヘルツシュプルンク、クリスティアーネ・パウル、エミリー・クーシェ
 
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ジェスター

2024-05-25 05:05:07 | 洋画未公開
プルークからGEOさん限定でリリースされた3本のうちの三本目の作品がコレ
ご覧のように仮面の道化師デス、英語はちんぷんカンプンですが”the JESTER“とは普通の道化師(クラウン)とは違って位のある道化師
そうつまり宮廷道化師のことを言うのだそうですが
こいつは仮面からして極悪面してる仮面を被っており神出鬼没な存在
 
大体オレンジ色のスーツにこの極悪仮面に山高帽っていう格好がなんで目立たないかって
そうこの映画ハロウィーンの日の一晩の出来事を描いているから
こんな目立つ存在であるもののハロウィーンの街に溶け込んで人を殺す
それもどうやってそうなるのかって言うような手を使ってね
でもその前段として一人の中年男を自殺に見せかけて縊死させている
 
その縊死させた男には異母姉妹がいて妹のJCが葬儀をハロウィーンの日に執り行った
そこにその死んだ男に母共に捨てられたJCの姉のエマが一応葬儀にやってくるものの
死んだ父親には捨てられたっていう怨みつらみしか抱いていないものの
一応異母妹とはきちんと向き合ってくれるものの
二人の仲は噛み合わない
 
そりゃそうなんだけどもこの異母姉妹の父親を殺したのはジェスターであり
なんと二人の異母姉妹にも殺そうとしてとりついて離れない
そして二人の周りの人間がこのジェスターによって一人また一人と殺されていく中で
JCもエマも命を狙われてることですが殺されずにすんでいくという90分の作品
血飛沫は飛びますがこの作品自体をR -15に指定した意味がよくわからない
 
そして本当によくわからないのはなんでこの人間とも妖怪とも判別のつかないジェスターがこの父親と異母姉妹を執拗に狙っているのかも全く意味不明というかなんの説明もない
さらに殺しにしてもこのジェスター自体が変に気取って見せたりしてる意味不明な動作ばっかり見せ付けられるので
映画自体のテンポが実に悪いので全く映画に入って行けてない自分がいてこの作品に面白味を全く感じられなかった
テンポの悪いホラーほど始末の悪い映画はない
 
2023年製作、アメリカ映画
コリン・チクロウ脚本・監督作品
出演:マイケル・シェフィールド、レリア・シミトン、デラニー・ホワイト、マット・セルビット
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デス・ボウリング 真夜中の惨劇

2024-05-24 05:05:18 | 洋画未公開
今月GEOさん限定で先行レンタルされたプルークからリリースされた3本のうちの二本目の作品がコレ
完全閉店になる町のボーリング場を舞台にカルト集団と17歳の女の子との殺し合いっちゅうか殺戮の攻防戦を描いたある意味ワンシチュエーションのB級ホラー映画
R -15の指定は受けてないものの人死には沢山
さらに人体が破壊され最後には首がゴロリンとレーンを転がる作品にしては
あんまおもろうない作品
 
ケネディはお友達テスとフライディナイトを楽しもうと最後の営業日を迎えたボウリング場にやってきた
ケネディは知らんぷりを装うものの実はこの閉店を迎えるボウリング場でケネディは育っていたのだった
っていうのは酒好きのために父親と離婚した母に育てられたものの7年前までは父親だったブルースとタッグを組んでボウリングのチャンプだったのだったが
そんなことを知らないテスは男友達を呼んでフライディナイトを楽しむ予定だったのだ・・・

そんなケネディを尻目にフードパーカーに白仮面をつけて黄金仮面のリーダーに連れられたカルト集団がボウリング場の最終日を楽しもうとしてる一般客や従業員たちを殺しにかかる白仮面集団
いきなり始まる殺戮に場内は騒然とする中で客たちの死体が増えていくもののテスとケネディだけは難を逃れ、今ではベテラン店員のケネディの父親のオッサンが生き残りカルト集団と渡り合うっていうだけの75分
 
全く持ってカルト集団の殺戮目的が全く説明もされずに人が死んでく様を
吹き出す血飛沫や千切れ飛ぶ手足の造形で見せてはくれてるものの
お話としては何の捻りも何もないシノプシスで取ってつけたように父娘関係がこの惨劇を乗り越えた果てに待っていたっていうだけの作品っていうか
クライマックスっていうのも全くなく
父娘の命がカルト集団に囲まれて風前の灯火っていう時に
さぁ時間がきたってカルトの白仮面の連中が自分の得物でもって突然自死してしまうのには見てるこっちがまさかのアポーン
 
ってことでツッコミどころが満載なんだけど肝心なとこがなんの説明もないのでツッコミたくても全くツッコメないって言う映画だったけど、ケネディ演じてるお姉ちゃんはそれなりに見られたからまぁそれだけでも・・・
ブログ記事での本数稼ぎになっただけマシという作品
 
2024年製作、アメリカ映画
ジェイミー・ナッシュ監督作品
出演:ケン・アーノルド、フランチェスカ・カパルディ、ミア・レイ・ロバーツ、エリアス・アーノルド、ジェセニア・レベッカ・ボーモント
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死がふたりを分かつまで

2024-05-23 05:05:19 | 洋画未公開
コレは毎月中旬にGEOさん限定で2〜3本リリースされるプルークでの作品
ある意味レンタル作品の個人的には計算外のリリース作になり此処んとこきて特定レンタルチェーン店の限定を外したおかげで見られるようにしましたが
そうプルークは先月だと散文体の長文タイトルの禁じ手風なタイトル作品を二本リリースしてたり・・・
 
ということで今月プルーク提供の三作からまずはこの作品
意外と面白くてかなり拾い物の作品だった
イギリスの殺し屋組織ユニヴァース、組織内の構成員同士の結婚を許していない組織ですが
30年前に組織員同士で結婚して組織から勝手に脱退した老夫婦を殺すために組まされた黒人男と白人女がその仕事に組まされているうちに愛が芽生えてしまう
男は組織内恋愛を禁止していた組織に特例的に許可を求めて認められ結婚式を迎えることになったが、
組織を脱退したい花嫁は結婚式を途中で抜け出し、車で逃走する。
組織は花嫁を捕まえるため、7人の花婿付添人たちを送り込み・・・
 
そうなんですそんな女一人と彼女を取り戻しに来た殺し屋さん7人との殺し合いバトルを描いた111分の作品
ということでコレは私大好きなガーリーアクション映画です
ジャケット見ると男どもはそれなりの得物を持ってますし、お姉ちゃんは電ノコ持ってますが
一応電ノコはたった一人に一回だけ使いますが、この殺し屋同士の殺し合いはほとんどどちらも得物なしの肉弾バトルで死力を尽くしての殺し合いってことだからかなり映画としては実に面白いし
やっぱヒロインに肩入れしちゃうしね、肉弾バトルは女優さんにスタントマンだと思うけどかなり足が上がっての蹴りが見事だったなぁ
最終的には旦那になる男とのバトルもありますが
なんでヒロインが結婚式をすっぽかして映画がこういう風に動いたのかの説明は全くない
 
30年前の自分たちと同じように組織を脱退した老夫婦を殺す仕事と並行して描かれていくシノプシスもうまい
 
2023年製作、イギリス映画
ティモシー・ウッドワード・Jr.監督作品
出演:カム・ジガンデイ、ナタリー・バーン、ジェイソン・パトリック、オーランド・ジョーンズ、サーダリウス・ブレイン
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ブラックパンサーズ 第761戦車大隊

2024-05-10 05:05:33 | 洋画未公開
今月は本当に戦争映画のリリースが多い月の戦争映画第3弾です。
知らなかったんですが見終わっていつものようにネットで調べていたら本当に黒人だけの第761戦車部隊ブラックパンサーって実存した部隊だったんですね
第二次世界大戦下でのヨーロッパ戦線で活躍した米陸軍黒人部隊だったようで
第二次世界大戦の米軍には米国人ということでアフリカ系黒人も徴兵されて米軍兵士として派兵されてくるわけですが
そこは軍隊というこぜまい世界ですから、白人から人種差別を受けながらドイツ軍と戦っていたわけでして
 
そんな中でパットン配下の黒人だけの戦車部隊があったようで
かなりの戦果もあげていたようですが
見終わってネットで調べていたらこの第761戦車大隊を扱ったドキュメンタリー作品がモーガン・フリーマンの語りによってのドキュメンタリー作品も作られており
なんとスカパーの“ヒストリーチャンネル”でOAもされていたようですが
この作品はそんな実際の黒人部隊に焦点当てて作られたフィクション映画だった
 
ってことで米軍内での人種差別問題も織り込みながら黒人の陸軍中尉が人種差別の激しい別動部隊に編入され敵地に偵察にでて敵の攻撃に出くわして
本隊に1人帰還しようってところでオープニング敵機と空中戦をしてた空軍パイロットの撃墜王で敵に墜落させられた空軍中尉と出会い2人で味方の陣地に帰還しようとする話をメインには
 
米軍基地では隊長のドルフ・ラングレンが部下の黒人兵たちから少尉救出への本部命令が出ずに突き上げくらったりしてる中
黒人兵たちは少尉救出への志願兵が集まり命令無視で少尉救出の戦略を立てて
黒人戦車部隊761大隊のタイリース・ギブソン演じるクレシ―軍曹を抱き込んで救出部隊を編成したとこに
ドルフ・ラングレンが大隊命令書成らぬパットン将軍直々の命令書を持って救出の許可を出してしまう
 
まぁさほど予算がないまま作った作品ということで戦闘機同士の空中戦のCGもチープだし火薬の量も中途半端だし
なんか戦車同士のバトルもかなり省エネ、さらに悪く言えばなんとドイツ人は英語で会話する映画なんだけど
歴史上の功績とその名を残した戦車部隊の1エピソードを映画にして
その中に人種差別に合いながらも黒人兵として生きた兵士たちを描いた作品だったのかなぁ
 
とりあえずこの時期になんでこの作品を作ったのかちょっとその意図もわからない作品ではありました。
 
2022年製作、アメリカ映画
スティーヴン・ルー脚本・製作・監督作品
出演:ケラン・ラッツ、タイリース・ギブソン、マイケル・ジェイ・ホワイト、ドルフ・ラングレン、ハイラム・A・マーレ―、ヴィセラス・シャノン
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シャーク・ド・フランス

2024-05-09 05:05:32 | 洋画未公開
フランス初のサメ映画だそうで
ジャケットの惹句にもあの傑作サメ映画「ジョーズ」をもじった
“サメをジョーズに捕まえろ”ってあるように、フランス人特有のエスプリの効いた作品となってるようですが
風刺もエスプリも国民性の違いでしょうか私にはさっぱりわかりはしませんでした
明らかに漸増的にサメの姿を小出しにしてきたところは完全に「ジョーズ」をお手本として作られた作品ですが
 
そこは現代ですから環境保護とか自然破壊とかの問題から派手な爆弾とかもじって使わずにって言う現代版「ジョーズ」を見事に作りあげていたような気がする作品
フランスの田舎町ですがリゾートが主な収入源の海の町にサメが出現!人が襲われ片足だけが浮いてきて初めてサメが出現したことを知る
これも地球温暖化の問題の一つっていうことで今週退職を迎える海上憲兵隊曹長のヒロインのおばちゃんがサメの駆除に挑み、見事に退職直前に麻酔銃でジョーズを上手に捕まえるものの
ジョーズもこれまた目覚めたら上手に逃げ出して・・・
 
面白くて笑える作りなんでしょうが実は西洋人と私とは笑いのツボが違っているけれど一応コメディとかここは社会風刺だろうとかエスプリのきいたフランス産のサメ映画ということはわかるものの全く笑えんし
っていうか一番の私にとっての難点はヒロインが 50のおばあちゃんっていうのも乗り切れなかったようですね
 
でもしっかりグロっぽいしバイオレンスだし
ってのもサメが逃げたのは彼女が殺さなかったってことで町の有力者が死んだりで
彼女はまさかのヒロインから完全村八分の身の上に、旦那さんだけが味方の孤立無援
そんな雰囲気を払拭するには自分が責任取らねばとたった一人サメ退治に向かう
一応かつての部下二人が助手としてついてくれるものの
なんと一人はサメの餌食に・・・
 
最後は水中の檻を使ってヒロインとサメとのタイマン勝負で彼女の信頼を回復するけどね
 
2022年製作、フランス映画
ルドヴィック・ブケルマ、ゾラン・ブケルマ共同脚本・監督作品
出演:マリナ・フォイス、カド・メラッド、ジャン=パスカル・ザディ、クリスティーヌ・ゴーティエ
 
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モンスターネード

2024-05-06 20:08:02 | 洋画未公開
一体こんな映画を作った奴は一体どこのドイツだっておもいきゃ
どうやらアサイラムでもないっちゅうことで、アサイラムの「シャークネード」シリーズ6本はつい最近完全制覇しましたが
なんとサメ竜巻だけでは飽き足らずにこんな映画を作ってしまうとは
 
魔のバミューダ・トライアングルで発生した竜巻が海中生物のメガロドン、首長竜、巨大タコ、巨大カニから海にいるのかって言うクロコダイルに加えてさらに御丁寧に未確認巨大生物の数々を巻き上げながらアメリカ東海岸に迫って来る本体の竜巻の前に巻き上げられた生き物たちが人々を襲って来る
主人公のマットは被害を抑えようとするけれど、必死に訴えても彼の日頃の言動から全く信用されないから地上は巨大海洋生物たちに蹂躙され放題の中
居合わせた凶悪犯とFBIの捜査官も巻き込んで右往左往するマットら人々の様子を描くパニック映画っていうことなんですが
 
「シャークネード」よりもさらなる大風呂敷広げたとんでもない映画
竜巻がサメやタコを運んでくる奇天烈な設定はいいとしてもカニもでかいし大量だしやられた人間の死体はグロだしというちょっと筆舌にあまりある低いクオリティのCGやVFXとそのプロットはある意味あのアサイラムよりヒドいからね
 
モンスターネードに襲われる舞台はアメリカっていう設定だけど撮影場所はなんとイギリス国内で行われたようで、どうも海を臨む景観がアメリカに見えないんだよね
見終わって調べたらイギリスとアメリカの合作らしくて、さらにキャストも「プー あくまのくまさん」に出演されてる方々がメインだったし
 
よくまぁ「シャークネード」の進化系だって作ったんだろうけども単体で見たらそうかもしれないけど「シャークネード」はシリーズで見るとしっかりと一貫したテーマで作られており
この劣化版作品はなんとも尻切れとんぼで終わってるんですよね
ってまさかこのままシリーズ化を狙っていたりして・・・
 
 もうここまでひどいとツッコムのもしんどい作品でしたが唯一この映画の救いは先にも書いたけど何も解決せずに尻切れで終わってるってのもあって80分の尺で終わらせてくれてる所だけです。
 
2023年製作、アメリカ・イギリス合作映画
タイラー・ジェームズ製作・監督作品
出演:デレク・ミラー、ダニエル・スコット、グレアム・ミラー、ジェイス・リバース、メイ・ケリー、ライラ・ラッソ
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フューリー・ロード

2024-05-05 05:05:31 | 洋画未公開
なんと本編が始まる前の映画会社のロゴにはロシアのは文字が
でも原題タイトルは「Once In The Desert」と英語なんですよね
そして2022年の製作ということはロシアがクリミアに軍事侵攻をもう仕掛けている中でのこの作品
果たして見ていいものかって迷ってしまうのも事実なんですが
 
英字タイトルに“Desert”ってあるようにこの映画はシリアにISISとの戦いのオブザーバーとしてシリア軍顧問とし戦闘に参加したロシア軍
それもいわゆる爆弾及び地雷撤去の軍事教官として派遣されISISが破壊しまくった
世界遺産に登録されているシリアのパルミラ遺跡や多くの史跡が破壊された事実をもとに作られてる作品
そのシリア軍兵士たちに地雷除去と爆弾処理の技術を叩き込んでる主人公、ロシア軍歴戦の強者シャビョロフ大尉を中心に描かれた作品でした。
 
いやまぁ爆弾処理のお話ですから映画自体がド派手にCGとVFXでの爆破シーンが描かれていて
娯楽映画としては銃撃戦の描写で被弾して吹っ飛ぶ兵士やら超大型爆弾での破裂シーンでの車がぶっ飛び人が飛ばされて物にぶつかってクシャって言う破壊シーンなど
言葉は悪いですがそれなりに楽しめる作品ではあって二時間があっという間に感じられる映画ではあるのですが
 
そして今主人公のベテラン爆弾処理のシャビョロフ大尉のいわゆるはみ出しっていうか、一匹狼っていうか
命令無視してことに当たる姿から孤立無縁だし
上からは帰還命令が出されてもすぐにシャシャリ出てきちゃって帰還しないのよね
その兵士としての技量と度量には感心させられるものの
 
なんと最初の大爆発でシリア兵とロシア兵を殺してしまったスパイとかもでてきたりと
最終的には爆弾処理でISISに捕まった同僚との捕虜交換で
ロシア兵の体に爆弾ベストが着せられててその処理中に主人公は爆死するとこで終わるものの
一応はベスト外してまだ10数秒残っていたからベスト投げればいいのにって言う見てて思ったんですが爆破スイッチには水平器がつけられたのを失念してました・・・
なんと彼がその死を迎えてもう観念的な世界で女神様と出会っている映像があったりと
まぁある意味不思議な世界観でもって作らていたりしてる
 
爆破も戦闘も派手な作品でしので戦争映画としてはロシアではA級作品として製作されてた作品だと思えるのですが
この時期に作られた作品としてはプロパガンダ的には作られていなかったとこは買いですかねぇ
 
2022製作、ロシア映画
アンドレイ・クラフチューク監督作品
出演:アレクサンドル・ロバック、エカテリーナ・ネステロワ、パヴェル・チナリョフ、アレクサンダー・メチョルキン
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ラン・ブロンド・ラン

2024-05-04 05:05:50 | 洋画未公開
これはGW用に4月下旬にレンタル&セルリリースされた作品
もうジャケット一瞥してレンタルしたくなる様な構図で、どっから見てもこれはガーリーアクション当たりでしょって思ったら先着様が・・・
で、仕方なくじっくりジャケット見たら惹句には

“10人の美女反撃!!”
“誘拐監禁された美女たちの壮絶リベンジアクション!”
 
ってあるじゃない、もう待ち遠しかったよ月も変わってしまったし
まぁまぁ面白く見られた作品でしたがジャケットのお姉ちゃん右手にアサルトライフル、左手にナイフってありますが
ナイフの使用はありますが、第一敵も長尺銃器持ってないしで、ほとんどお姉ちゃん側は徒手空拳で戦い、敵のナイフは使いますけども・・・
 
要はリゾートの島にレジャーにやってきたブロンド限定美女たちをリゾート地やビーチで誘ってそのまんま誘拐して10人集めて外国に性奴隷として売り捌こうっていうギャング一味にさらわれて砂漠の一軒家の地下牢に監禁されてた女たちが
隙をついて逃げ出して追っかけて来るギャングたちを石とか枝切れでやっつけるだけのお話
だと思ったらその中の一人が金持ちのは娘で、連絡不能ということでお金出して救助のエキスパート雇い入れて本国の方でも救出作戦をって言うシーンまで入っていたんですね
でもそこは映画ですからその誘拐されて逃げ出した何人かは帰路されますが
最後は大ボスひっ捕らえて
そこは切っちゃうんですね男の一番大事なとこ
 
おお恐って言うラストでしたが
邦題は「走れ!金髪走れ!」ですが原題は「Escape」
エロくもなんともないし、アクション自体派手でもありませんが、それなりに楽しめる作品ではありました
 
2023年製作、イギリス映画
ハワード・J・フォード脚本・監督作品
出演:サラ・アレクサンドラ・マークス、ソフィ・ランキン、クセニア・イスラモバ、ルイス・ジェームス
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デイ・アフター・トゥモロー2024

2024-05-03 21:00:00 | 洋画未公開
ようやく5月の新作が本3日よりレンタル店の店頭に並びました
世はGW真っ最中ということでいつもとは違って今日のリリースは半端ないほどの作品が並んでおり先月の未消化の分と合わせて当分はゴチャ混ぜ状態が続くのかな
 
で今作が5月リリースの第一作。相変わらずのアサイラム作品ですねぇ
毎年数字を変えてその年の西暦表記する地球が凍ってしまう作品をつづけて作れるアサイラムのは厚顔さには恐れ入りますが・・・・
 
今作はアイスランド近海に海底地震の予知ブイを埋設してるとそのブイに大西洋沖で海底地震の被害が発見され大津波が襲って来るものの
それだけでなく暖流と寒流の流れで海水温が保たれていたはずが
地震によって海底火山からの噴火口が塞がれて暖流に温度が供給されずにマイナス60cの寒流だけとなる
 
その結果地球全体が凍り始めるということで
それを防ぐための高断熱の米原子力潜水艦ダラスを現地へと派遣して、海底火山口を塞いでる地震の土砂を魚雷の爆発力で吹き飛ばそうとするものの
それも失敗して立ち往生するダラスだが
もっと悪いのはその失敗でなんと地球の凍結は早まり氷河期まで48時間と時間を切ってしまい・・・
 
相変わらずのアサイラムですからお話はおっきいものの
潜水艦の操舵室と米国防省の一室との会話のやりとりだけで、後はチープな街が凍っていくCGとかが時々挟まれて、さらに政府高官までもが危機回避に動いて失敗したりするだけの87分の作品
よくまぁ低予算ながら会話だけで状況や危機の説明だけでこの様な作品を作ってしまえるなぁって
 
そうなんですよ危機回避を邪魔しようとかする様な奴もでてきやしませんし
かと言って自ら命を捨てて地球を救うたりするヒーローヒロインも出てこんしと
本当に会話だけで危機状況をこっちに知らせるだけの
 
実にこっちが逆に感心してしまうほどのクオリティがこの「デイ・アフター・トゥモロー」シリーズでも一番低いと思える作品だったかなぁ
 
2023年製作、アメリカ映画
ジェームス・マホニー監督作品
出演:パトリック・ラビョルトー、ジョー・フィンフェラ、リンジー・マリー・ウィルソン、セドリック・テレル、ジョニー・キース
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