MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ブラックファミリア〜新堂家の復讐〜

2024-06-05 18:50:17 | TVドラマ
これはいつも書いてる事ですが、私は日本のTVドラマは殆ど見ません
映画化された連続ドラマを映画の下調べとか、映画の宣伝として作られた露払い的な作品は見ますがそれは必要に迫られてのことで
わざわざ毎週TVでそのOA時間に合わせてリアルタイムで見ることは皆無
いや「日本統一」がTVドラマ化された時は毎週待ってたっけ
それだけですかねぇ
あと時間の調整がついた時に「相棒」をみるくらいでしょうか
「相棒」は夕方のは時々時間潰しに見てたりしてるかな再放送のやつを
 
そんな私がついに自ら
そうなんですよ5月のレンタル作品が不足してきてさらにセットレンタルにする作品がないのとで
邦画の棚にあった5本セットのこの「ブラックファミリア〜新堂家の復讐〜」を手に取ったのが運の尽きというか
ある意味ラッキーだったって言った方が良かったようで
一巻目を偶然手に取って裏を見たらなんと城定秀夫の文字が目に飛び込んできて
 
いや映画もですがTVの情報誌は衛星放送の録画のために『デジタルTVガイド』って言うのを定期購読してはいますが
それも放送日程を見るだけで後は見もしませんから全く知らなかったんです
この連続ドラマに城定監督が関わっていたことを
城定秀夫さんが絡んでるなら見なくてはあかんやろって事で全作レンタルしてきて
まぁ色々見るものもあったりで
全10話、423分を三日で視聴させていただきましたが
城定秀夫さんは1、2話と5話を共同脚本と監督を務めただけでしたが
結構ハマってしまうものなのねプロットに
基本映像作品ですから見て楽しめればそれがドラマであっても問題なく楽しめたって事だったのかな
 
ある普通の家庭に暮らすJKが女優になりたいと芸能事務所のオーディションに受かって
そのお祝いを家族でやろうって時に主役の彼女が現れず
GPS頼りに学校まで行った家族の目の前で屋上から落ちてくる彼女の姿を・・・
一応担任にパパ活否定されての自殺って事で治められてしまうんですが
それから一年後、死んだJKの友人だったセレブ(日本上級国民)一家の家にお手伝いさんとして入り込んだ死んだJKの母親
セレブ一家の奥様はTVコメンテーターとしてそのメイク担当にはなんと件の死んだJKの父親が
JKの友人だった娘にテレワークで韓国語を教える韓流アイドル並みの美貌の講師にその死んだJKの叔父さんが
そして外部からマスコミを利用して搦手から攻めるのは死んだJKのお姉さん
とタイトル通り一家総出での復讐劇
 
受ける日本上級国民側には筒井真理子さん、復讐側の母親には板谷由夏さんと
二大女優さんの息詰まるような演技バトルが繰り広げられて
そこにセレブ一家の家長とか息子たちのワルぶりが実にブラックすぎて
深夜枠のドラマであるからこう言う構成で作ることができるんでしょうね
これがゴールデンやプライムタイムだとOAできるかできないかのコードギリギリで作られており
なかなか楽しめた作品でした
普段ドラマ見ないから”なんとか坂“グループのアイドルだった渡邉理佐さんのメガネ女子に射抜かれたりもして
こっちもそれなりに楽しまさせてもらいましたが
 
レンタルの作品不足をまさか日本の連続TVドラマで補おうとは私も今の今まで思ってもいませんでした
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欲望の街 No2. 闇のフィクサー

2024-06-05 05:05:32 | NET配信映画
この作品は三本撮りだったのかしらねぇ
一応セルでは4作となっておりますが
って事で前作で大学病院の闇と永遠の敵っていうか力さんを無実の罪で服役させたフィクサーの正体を早々に明かしたこのシリーズ
 
今回はそのフィクサー権藤に近づこうとするが、大阪府警の中野たちにも組織ではなく自分たちでなんとか権藤をあげようとして力さんとの距離を縮めてくる
そんな中、田口トモロウさんの法律事務所にマッチングアプリで知り合った青年に300万円を騙し取られたという女
それもなんと人妻であり主人の貯金を解約して支払ったっていう事で
その青年を調べるためにつぎのターゲットとして岸明日香が囮りになり
青年をも捕まえたらなんと彼の背景には、大阪弁護士会の超大物弁護士が控えており
 
さらに青年の背後を調べるとなんとか父親は大阪のベッドタウンの桜木市の市長であり
その市長の背後には件の権藤が糸を引いてる事がわかり
まずはその青年をもう一度探し出すと 12年前の交通事故を市長自身がおこしており
その身代わりを立てる全てを見ていた息子がさらにそれをネタに詐欺グループから脅されていたことが・・・
 
市の裏金と市長の犯罪を暴くことで今回はそこから5000万を引き出しつつ権藤に打撃を与えた力さんでしたが
城明男さんがまさかダメダメって言いつつお金をもらってしまうところがなんともな作品でしたが
暴力を使わずに知力で敵に周りというか絡め手から迫っていく力さんの演じる主人公がどこか萬田銀次郎にかぶるんだよね
 
2023年製作、配信ドラマ、RIKIブランド作品
竹内力製作・出演、萩庭貞明監督作品
出演:田口トモロウ、山本裕典、岸明日香、佐藤江梨子、中野英雄、城明男、竹原慎二、山本譲二
コメント (2)
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欲望の街 No.1 報復への道

2024-06-04 18:12:20 | NET配信映画
そうなんですね、私も遅まきながらYouTubeとかTikTokに一応アカウントだけは持っていて
個人的に投稿は全くしないんですが、暇な時に投稿された動画をほとんど毎日楽しんでいます
っていうか一日中は見てまへんが10分くらいでも見ないと落ち着かへんって言うのもあったりしてます
そんなことでTikTokででしたか竹内力さんが動画を上げておられて
この新ドラマ「欲望の街」が製作されてるちゅうのと、それがU-NEXTの配信専用ドラマであることも知っておりまして
 
配信を全くしないアナログオヤジの私には「全裸監督」同様永遠に見られないものと昨年から諦めておりやしたら
なんとここきて4本組のDVDBOXがセルリリースされることになり
それに合わせて今月はNo.1とNo.2の二本が6月5日にレンタルリリースされることになり
これで遅まきながら見られるって事で、本4日にGEOさんに行って見たらフライングリリースされてんで
今月の最初の一本はこいつから
 
なんと力さんが大阪のミナミに帰ってこられたって事で、力さんの代表作って言っても過言ではない「なにわ金融伝 ミナミの帝王」から20年
レンタルビデオ店の高回転アイテムとして君臨し今でもレンタルDVD店の任侠ドラマの旧作の棚にはほとんど全作DVDが置かれており
チャンネルNECOと日本映画専門チャンネルではこれは大袈裟でもなんでもなく毎日なんらかの作品が両局では毎日OAされてるって言っても過言ではありません
 
そこで力さんが再び還暦を迎えての自分にふさわしいキャラを設定して
「ミナミの帝王」でご一緒だった江良至さんにホンを書いてもらい萩庭貞明監督に演出をお願いして
そこはミナミで蠢く新しいキャラクターであっても初心忘るるべからずと言うことからでしょうか「ミナミの帝王」の主題歌と同じタイトルのドラマをつくらはったって事なんですね
 
今作での主人公はなんと事件師さん
田口トモロウさん演じる弁護士とその事務員に岸明日香さんのほかに若者として「CONNECT」の山本裕典、そして訳ありみたいなキャバ嬢に佐藤江梨子さん、さらにうだつの上がらない万年ヒ刑事に中野英雄そして相棒デカに城明男さんと言った連中でチームを組んで
9年前に多分はめられて殺人罪として自分を務所に落とした黒幕山本譲二を追い詰めていくお話になってるようですね
岸明日香さんはお気に入りの女優さんなんですねきっと
 
一応連作という事でオールイン同様一本70分程度の尺という事で何本撮りかで作っていくようですね
金利十三(”じゅうそう“ではなくて10日で3割の金利)のやくざ金融から債権者を救うのと同時にやくざ金融を暴対法で脅してのお金儲けの手腕を見せたりと
今回の力さんは務所出の事件師というなんでも首をつっこんでお金設けと人助け
さすが札を数える動作が嫌でも身についているご様子嬉しく拝見させてもらいました。
 
2023年製作、配信ドラマ、リキブランド作品
竹内力製作・出演、萩庭貞明監督作品
出演:田口トモロウ、山本裕典、岸明日香、佐藤江梨子、中野英雄、城明男、竹原慎二、山本譲二
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哀れなるものたち

2024-06-04 05:05:20 | 洋画
この作品はFOX映画の子会社サーチライトピィクチャーズ作品ということで
日本ではディズニー・ジャパンが配給権から何からを掌握してる関係で、二次使用のDVD化とデジタル配信権をも所有しており
ディズニー社のいつものレンタル禁止と配信配信ディズニープラスのみという徹底ぶりですから
配信をしない私にとってはセルを文字通り購入してみるしかないわけで
こう言った方法をだんだん取ってくからレンタル店が時代と共に廃業に追い込まれていく一つの要因でもあったりして
 
まぁ愚痴はこのくらいにしておいて
映画に関して書いていかねばなりませんが必要以上にエマ・ストーンの濡れ場って言ってもそんな激しいものではありませんが男性性器にもエマ・ストーンの陰毛にもボカシのかからないR -18指定の作品でありますし
セックス描写に関してはお話の展開上どうしても必要不可欠ということでしょうかねえ、それにしてもこれまた先に物語の展開上必要不可欠って書いたこともあり
エマ・ストーンのハダカのシーンが多いのも事実だけどちっともエロではありません
 
そうなんですお腹に子供を宿した臨月間近の一人の女性がテムズ川に身をなげて死ぬ
その死体を引き上げてなんとお腹の子供を取り出してその脳を死んだ母親に移植させたのはウィレム・デフォー演じる医学者ゴッドウィン
そうなんです体が大人で脳が子供の女性が出来上がりその彼女がゴッドの家で脳が成長していく様を見守っていたまでは良かったものの
脳の成長によってなんと自慰を覚え性の快楽を知ったことから
ゴッドは一番弟子と結婚させることを思いつき、なんと色々守りごとを書いた誓約書を弁護士に書かせたら
その弁護士が女に興味を持って忍んできて外界を知らしめることとセックス快楽を教えたことから
二人して世界旅行に出かけていくことに・・・
 
体は大人脳はまだ子供っていう女子がどうなんだろうこの物語の時代感覚っていうか世界観が馬車だし空には車が行き交っているという近世と近未来のごちゃ混ぜな社会の中で
この女性が学んで行ったのはセックスだけではなく自由社会といった資本社会の貧富の差であったり男女差別であったり貧富の差であったりと実践していく中で一人の女として成長していく物語だったのね
 
時によっては娼婦となって男たちと
と言った描写があるためにどうしてもエマ・ストーンのハダカのシーンが多くなるっていうのは必要不可欠ですけど
ある意味あってもなくてもどうでもいいって言う感じでして
 
単に我々が日常を営んでるこの世界の歪みをもう一度見直して見ようじゃないかって言う映画だった

切り口の違う記事はコチラ
 
2023年製作、イギリス映画
ヨルゴス・ランティモス監督作品、エマ・ストーン製作・出演
出演:マーク・ラファエロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ、クリストファー・アボット、ジェロット・カーマイケル
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【美熟女の戯れ】ノーブラ女将 他

2024-06-03 18:15:09 | OV
チャンネルNECOの深夜番組ではルビーというAV製作会社が製作してる“女将さん”シリーズや“バスガイド”シリーズの中から
それぞれ三本を選択してAVの真髄でもある本番Hシーンを割愛してR -15用に換骨奪胎してオムニバス作品としてOAさせておりまして
過去にも二本このブログにあげております
 
今日は実は何本目かはわかりませんが私がNECOでの番組編成として拾えた三本目の作品ということでブログアップさせていただきます。
 
ってことで第一エピソードはこの番組タイトルの副題にもなっておる織田真子さんというピンク映画か何かで一度見たこともある女優さんの「ノーブラ女将」という作品
ルビーから発売されてるAV本体は「ノーブラノーパン真子女将」という作品ですが
 
冒頭から入浴シーンがありますが着物脱がれるもののノーパンノーブランではなかったなぁってことでこの老舗旅館
ってもきっちり山口屋旅館って看板出しておりますのでルビーさんが契約して撮影に使わさせてもらってる旅館さん
前作「【美熟女の戯れ】女将の獲物 他」では三話ともこの旅館での作品でしたが
今作ではこの作品だけ
まぁ“女将さん”シリーズが何十本って撮られておりますから同じ旅館で撮るってのも旅館側の営業もあったりしますからねぇ
 
今作は老舗旅館を巡って悪徳業者が旅館潰してマンションにしてしまえばっていうのを女将さんが己の肉体を使って肉接して防ぐというお話だった
真子さんが巨乳すぎてある意味興が覚めるのは個人的な理由だけですよね
 
第二エピソードはこれまた前作「【美熟女の戯れ】バスガイド 他」の副題のままだし
なんとこれに使ったバスガイドの衣装をしかりとテーブルの上に置いてあったりですが
今回はお客役の人も少なく衣装もなんと全く違う
ルビー本編でのタイトルは「セクシーバスガイド バスに乗るより私に乗ってみる?」って言う作品
夫婦で観光バス経営したものに利益が上がらずにインポになった運転手の旦那さんを尻目に肉接で体を満たし仕事もとってくる健気なバスガイドの奥さんのお話でした
伊東沙蘭さんは個人的にはお初の女優さんだし
おっぱいが造形なんでしょうかね形もいいし寝崩れしないし
巨乳でもこう言う見栄えのするものはいいですねぇ
 
第三エピソードはこれはこの人も忘れていませんよ
女将さん演じるなら私は外せないでしょって自他共に認めざるを得ない北条麻妃さん
ルビー本体は「女将さん 麻妃の凄テクでおもてなし」という作品
なんか“風林火山”の文言が玄関やロビーのあちこちにあるので山梨の旅館を借りられての撮影だったようですね
いわゆるカスハラのお客様さま母子を麻妃女将さんのテクで母を籠絡
そして息子までをも籠絡してしまうというレズありの作品でしたが
レズ相手が誰だか不明なのがちょっと・・・
 
切り口の違う記事はコチラ
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BAD LANDS バッド・ランズ

2024-06-03 05:05:06 | 邦画
5月の22日にセルリリースされたこの作品
レンタルリリースはありません
っていうか東映さんが配給してっていうことで、あの鳴り物入りで木村拓哉が主演した東映創設70周年祈念映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」同様に半年後にレンタル解禁になるのかな
まさかディズニージャパンみたいにレンタルに回さないちゅうことだけはやめてほしい
 
ってのもこんな面白い作品をレンタルに回さないてはない
面白いっていうよりなんだろうこの作品犯罪者を主人公にした作品であるのだけれど
なんか安藤サクラで見る映画だったなぁ
本当に彼女がいなければこの作品は成り立っていなかったと思える
っていうか「後妻業の女」の原作者黒川博行の『勁草』を実写映画化した作品
面白くないわけがなのも当たり前って言っちゃっていいのかな
 
ってことで主人公っていうかヒロインの煉梨(ネリ)は大阪で特殊詐欺に手を染めて生きてる女
その上の元締めに生瀬勝久さんでもに語りの一応設定上は実父になっており
東京でこれまた実業家の名目で経済界に若手としては君臨してる男の秘書兼お手つき女だったがDVによって左耳紀香聴力を失って大阪に戻り種違い紀香弟と特殊詐欺の手伝いをして生活している
 
その弟のジョーには山田涼介が演じており二人して特殊詐欺グループの中間管理職みたいなことをしていた
ってことで最初はその手口と特殊詐欺に騙されたフリの婆さんから現金の受け渡しの手口とそれを取り巻く刑事たちとの攻防戦を細かく演出して見せるもんだから143分の尺の映画
しかし安藤サクラの演技力によって映画はあっという間に終わってしまった気持ちになる作品
 
結局弟のジョーが博奕で借金遠作りそのことで汚れ仕事を請け負わざるを得なくなり
殺しに行った相手が悪かって
何せ岡田准一がその男ですからジョーは逃げるしかなく
果てに生瀬勝久の金を盗もうとして煉梨も仕方なくその場の成り行きで生瀬勝久を殺してしまい
彼の手もとにある悪銭3億を掠め取って逃げようってことになりその後始末と現金奪取の手口とをこれまた克明に描いてくれており
我々の知らない犯罪者たちの金の流れやストックの仕方からビットコインに変える方法論までさすが黒川博行さんだなぁって唸らせられる作品
 
っていうかこう言った犯罪者たちと並行して江口のりこさん達警察の動きもしっかりと見せてくれて実に見てて楽しい映画
老やくざが死を目前にして人として最後の炎を燃やす人物を宇崎竜童さんが好演
 
特殊詐欺組織から狙われる姉弟の命は果たして・・・
来年の正月商戦へのレンタルになるのでしょうか
 
2023年製作、日本映画、「BAD LANDS」製作委員会(SONY映画幹事会社)、東映配給
原田眞人脚本・監督作品
出演:安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、渕上泰史、縄田カノン、前田航基、鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、伊藤公一、福重友、サリngROC、天童よしみ、江口のりこ、岡田准一、宇崎竜童
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義父と嫁 乳しぼり

2024-06-02 19:31:10 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”の先月5月分のもう一本が録画未遂のためになんと5月31日放送分の深夜枠(つまり暦上では6月1日未明)で拾うことになり
ようやっと本日ブログアップすることが可能になりました。
 
この作品劇場公開の時には「痴漢義父 息子の嫁と…」というタイトルで、再映の時にこのタイトルになり
シナリオ段階では「夜明けの牛」だったとか
さらに「田園官能ロマン 乳搾り 背徳の牛舎」というタイトルで一応DVD化もされています
 
要はいわゆる三ちゃん農家っていうよりかはもう後継もいなくなり
そう父親がかわいがってる乳牛ハナコを売り飛ばそうとした長男が売り飛ばしに行く途中でハナコと共に事故死して
息子の嫁と一緒に農家を守っていくという姿を淡々と描いた作品な訳ですが
これが実によく出来た作品でして
まぁ後藤監督自体一年くらい前にこの同じ“おとなの桃色シネマ白書”での「喪服の女 崩れる」のピンク映画デビュー作の時にも書きましたが
もともとはロマンポルノからピンクに転身されて来た監督であったのと
 
この時代ピンク映画はネット上でのポルノやAVにまだ押されないためプログラムピクチャーとして量産されていた時代でしたから
そんな中で一本や二本こう言った格調高い作品が生まれるっていうのも必然だった訳でして
実に切実に20年も前に認知症の映画を作っていたとは
それもピンク映画でですよ
 
それだから朝の乳搾りに義父がやってくると息子の嫁はハナコの代わりに牛舎で全裸で四つん這いになって乳搾りされるものの
父親はハナコだって認識しかしてなくて、そんな毎朝の日課が終わると農家の朝食が待っており・・・
そんな日常の繰り返しの中でそこに佐々木ユメカさん演じる家出不良娘が帰ってきて
さらにこの土地を狙う小悪党のなかみつせいじなどが加わってきて・・・
 
最終的にはこう言ったお話の帰結は義父と義理の娘がようやっと結ばれてっていうことなんですが
それを62分の尺に見事にまとめる誤答監督の手腕と人が人としていかに人を思いやって生きてるかっていうのを描き通しているわけで
麻木涼子さんと中村方隆さんとの二人の関係も抑えた演技でクライマックスに瞬発させる見事さには感服させられる
佐々木ユメカさんもいい味っていうか彼女の持つ雰囲気が生かされたし
さすがはなかみつせいじさんだし
 
これほどピンクであってピンク的でない内容を含有した作品となってるのもまたよかった
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2003年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
後藤大輔脚本・監督作品
出演:中村方隆、麻木涼子、佐々木ユメカ、なかみつせいじ、城春樹、水樹桜、新納敏正、江端英久
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キリエのうた

2024-06-02 05:05:24 | 邦画
これは最初っから5月のリリース作の員数に入っていた作品でしたが
日本映画を積極的に見ていこうという企画での視聴作品だったが
映画の情報を事前に入れないから、レンタルしてきて尺を見たらなんと178分もある作品ということで
なんとか時間の余裕を作っての視聴と相成りました
 
が、そこは岩井俊二監督
ってか彼が原作本書いて自分で脚色してメガフォンまで取った作品だったのね
一応あのもう 12年も前になる東日本大震災によって運命が変わった4人の男女のお話だったのね
そのなかで一応年の離れた姉妹っていうこともあったのかアイナ・ジ・エンドを姉と成長した13年後のヒロインの二役をやらせていたもんだから
っていうか石井監督の映画も時制がポンポン飛びまくっていたりでこの二役
そうアイナ・ジ・エンドさん演技初ってこともあってか
姉と妹との演じ分けがちょっとできてなくて
見てるこっちが整理しつつ映画を見ていくという部分もあったりで
 
岩井俊二監督御自身の意図もあっての二役だったんだろうなとは思いますが
これは役者を変えて欲しかった部分でもありましたが
アイナ・ジ・エンドさん初演技にしてはっていうか歌が主体の映画ですから歌手さんを起用されたのは一応成功していたのじゃないかとはクライマックスの路上ライブフェスでのシーンでの歌い込みの素晴らしさからこれはこれでよかったんだっておみわされたものの
もう一人広瀬すず流石に演技巧者のすずちゃん、無垢なJKから10年経っての男を渡り歩くあの人物像を見事に演じていたのには・・・
彼女の演じた人物の刺されたとこに登場してたのって武尊でしたよね、その後の彼女に関しては映画では語られてはいないものの想像通りなんでしょうね
 
震災シーンではCGも使ってないから姉が妹を探して町中チャリで走り回る街並みの家々が崩壊もしてなかったのが残念だったかな
彼氏との電話もつながりっぱなしだしここいら虚構っぽかったケドあれでないとお話が進行もしないか・・・
 
3時間の長尺ではありましたが映画としての語り口がうまいのでなんと全くオチずに見終わってしまいましたが一回途中でトイレ休憩とったけども(汗
 
2023年製作、日本映画、Kyrie Film Band作品、東映配給
岩井俊二原作・脚本・監督作品
出演:アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すず、村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品、⽮⼭花、七尾⼈、ロバート・キャンベル、⼤塚愛、安藤裕⼦、鈴⽊慶⼀、⽔越けいこ、江⼝洋介、吉瀬美智⼦、樋⼝真嗣、奥菜恵、浅⽥美代⼦、⽯井⻯也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉
 
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双頭の龍2

2024-06-01 20:08:06 | Vシネマ
昨日見た本宮泰風、大沢樹生、川本淳市主演の「双頭の龍」の続編です
最初に言っておきますがこの続編タイトルに”2“って打たれているように実は企画段階では何本かのシリーズ作にするつもりで企画された作品だったようですが
オールインの製作の常でありますが
レンタル店の回転率が悪いと途中で製作打ち切りにしてしまうという製作基準がありまして
 
一応二本撮りで製作されてものの回転率が悪くて二本で打ち切りになってしまった作品
ってことで一応この作品のエンドクレジット前に本宮泰風、大沢樹生、川本淳市のさんにんが2丁の拳銃は大沢樹生に向けられ大沢樹生の拳銃は本宮泰風に向けられたとこに”to be continued“とスーパーが入るものの”3“以降の作品は作られておりません
 
ってことで全国制覇の野望を持ってジュクの黒姫一家の若頭長原成樹の陰謀のもとに赤井英和と下元史郎さんとの兄弟盃の会場にカチ込んだ大沢樹生はどんどん外れというか汚れ仕事に回され
兄弟だった川本惇市は黒姫の経済を支える本宮の
との間の結びつきが強くなっていき
 
ほとんど貧乏くじ引かされていく中で
黒姫一家内でも長原成樹の露骨な赤井英和指示にその腹が見え始めて
下元史郎の説得に奈良坂篤ら幹部会も関西排除に動き
黒姫一家は新しく本宮を頭にすげ変えて生き残りを画策してついに長原を排除して行き
黒姫一家も親分の交代に・・・
 
そういう内紛のなかで常に疎外感を感じていた大沢樹生がついに立ち上がり
本宮にその銃口を向けていくことになるという
己の出世欲に思いを馳せその心の欲するままにみんな動いていくわけで
本宮さんまでもがそんな一人を演じてるとこが極道の有りのままの姿を見せてくれているという作品で
自分の害になる人間は疎外あるいは排除って言う非情のやくざ世界を描いてるそれなりに楽しめる作品ですが
途中打ち切りは残念で仕方ないものの
これいじょう見ることはできないわけで、後は私の脳内で物語を完結させていくしかないんですよね
 
2017年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
横山一洋監督作品
出演:大沢樹生、本宮泰風、川本淳市、村岡典文、本多摂、岩尾隆明、平河司、下元史朗、奈良坂篤、岡田謙、滝川拳、並樹史朗、石原和海、松澤仁昌、本間優太、前田ばっこー、山口岳彦、長原成樹、赤井英和
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コラボ

2024-06-01 15:42:03 | 日記
なんと第一パンとあのペヤングとのコラボレーションでございます

本日より関東・中部地区限定での新発売

ペヤングのソース焼きそばを使うのではなく
ソース焼きそばのソースを使用して作られた焼きそばパンのようです

スティックタイプとアンパンタイプの二種類が発売されてるようです
スティックタイプはマヨネーズ付きですが普通我々が知ってるそばを挟み込んだタイプではなく筒状の中にそばを入れ込んでるようですね

こういう一過性の流行り物には目がないので・・・
あとで試食します。

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