みなみかぜ

花鳥風月の写真を投稿します。 

懐かしい記事

2021-07-03 | 思い出の

写真は以前母が写した雨引観音さまのスイレンの鉢に映った塔の九輪です。


梅雨の真っただ中で毎日雨が降っていて関東地方でも海沿いは豪雨となっています
大雨での被害がありませんように
来週も梅雨空とのことでしばらくは雨模様です

今日のブログは、母が昨年7月3日に投稿をした記事をアップします





昨年の今頃 茨城県にある淡水湖で琵琶湖に次いで国内第二位の大きさの

霞ヶ浦とその、ほとりにあります予科練平和記念館を団体さん、

引率のお手伝いで訪れました時のお話です

参加者さんは年配の方がほとんどなので落ち着いた雰囲気で見学することができました

当日は梅雨の最中でしたけど陽も差してとても蒸し暑い日でしたが湖面を渡る風は涼しくて

辺りを散策するには良いお天気でした





霞ヶ浦の周辺は、ほぼ平地で付近には大きい河川がなく高山もないので水の流入量が少なくて

毎年夏になると大量のアオコが発生して処理に大変な労力が必要とのことです

水深は大きな湖ですけど最大で7m位なので水温が上がり透明度が低いようです

それでも広大な広さですから鯉の養殖やワカサギ漁などで賑わいを見せています

夕暮れ時には筑波山を背景に湖面と夕焼けが見事で知られています





平地と広い湖ですから  1939年(昭和14年)からは霞ヶ浦に土浦航空隊が発足して、

飛行場があり霞ヶ浦ではカッターボートや水泳の厳しい訓練が行われていました

少年航空兵の増員にあたり、 やがて戦局が急迫してくると多くの若鷲が飛び立ち

全国で飛行予科練習生と称した。およそ24万人の若鷲が飛行予科練習生として入隊し

卒業生の約8割、1万8564名が桜花と散ったとありました

今で言うエリートの青少年が大変厳しい訓練と教育を受けて自身の名誉や欲ではなく

一心に国のため家族のため、己を犠牲にした行為で現在でも行為そのものは戦争ですから

人の思想ではわかりませんが 今でも世界で称賛されています 

私が一番印象に残ったのは、特攻隊員の笑顔の写真で、なぜ彼らは笑顔で旅立って行ったのか

機会があれば一度足を運んでみてください、きっとその笑顔の意味が分かります


若い血潮の予科練の 七つボタンは桜に錨 今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦に でかい希望の雲が湧く

途中略で申し訳ありません、  生命惜しまぬ予科練の 意気の翼は勝利の翼  


若鷲の歌 作詩は西城八十さんで童謡から軍歌までたくさん作詩されて偉大な方です

今の平和ボケした日本、 平和で良いのでしょうけど今の平和も尊い命の礎があってのことです。





当日、湖面の遠くには歌詞の中にありますように、 見上げた南の空に大きな雲が湧き上がっていました。

その日は土浦駅から霞ヶ浦を時計回りとは反対回りでほぼ、一周して帰路は海沿いを通り水戸駅まで

マイクロバスでの巡行となりました。 早くコロナ感染が終息しなければ

世の中が疲弊してしまいます、良からぬところを徘徊していると感染は治まりません

第二波の感染拡大が心配されます

日本人なら団結して終息できるように協力しましょう、日本人にしか分からない

大和魂に敵は無い、と若鷲の歌にもありました、  技術は多々、盗めても大和魂や職人魂は盗めませんよね 

霞ヶ浦と予科練記念館を訪ねてのお話でした。

写真の飛行機は 「零戦」 と説明書きがありました、

この飛行機で体当たり攻撃したのです、思っていたより小型で驚きました

2枚の写真は当時は滑走路と運動場で一面が現在はたくさんの草花で広々としています

終わりの写真は「少年と平和」のオブジェで少年が霞ヶ浦で魚釣りをしている様子です

拙句  西浦の 霞を超える あかとんぼ

長い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。



※ ※ ※


アジサイを拡大してみました。


このブログは母が昨年の今日書いたもので内容は一昨年の仕事で出かけた時の話です

今はコロナ感染の第5波の拡大が心配されます

この頃は母のブログを読んで自分も行って

写真を撮ってみたいと言う思いが強くなってきました

時間と都合がつけば遠くでない限り出かけて見ようと思っています

今日もオンライン授業で一日家で過ごします

最後までお読みいただきありがとうございます。 咲




最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (taikaino1teki_mama)
2021-07-03 13:43:51
咲さま
はじめまして。
naramama(亡くなった愛犬ナラのママ)と申します。
いつも奇麗なお写真を見させていだだいております。
フォローさせていただきました。
よろしくお願いいたします。(^.^)
Unknown (sayasaya_1949)
2021-07-03 17:22:31
@taikaino1teki_mama 様 訪問とコメント、フォローまでいただきありがとうございます。ブログと写真は初めて、ひと月ですので新米です、写真を見ていただき重ねてお礼を申し上げます。稚拙なブログですけどこれからもよろしくお願いいたします。フォローをさせていただきました。
Unknown (momohakase)
2021-07-03 19:54:29
フォローありがとうございます。
白いゼロ戦、初めて見ました。かっこいいですね。
今後ともよろしくお願いします。
Unknown (shimatyi)
2021-07-03 21:55:03
お疲れさま〜の〜こんばんわん🌆

今日もステキ写真色々とありがとうございます😔

懐かしい世界ですよ〜ね!

国を想い尊い命の犠牲があって今の日本があるんだと、平和ぼけしてる方々に知ってもらいたいですよね。
艦上戦闘機ゼロ戦の初期の時期の色ですよね!

最後の紫陽花のアップ写真は、良い塩梅でステキな写真ですよね!

今日もステキ写真ありがとうさんです😉
 おじゃましました😔
Unknown (sayasaya_1949)
2021-07-04 07:03:29
@momohakase 様 こちらこそフォローをいただきありがとうございます。飛行機のことは分かりませんけど悲しい歴史があったことは事実で当時の日本と今の日本では別の国のようですねコメントをありがとうございます。
Unknown (Jun)
2021-07-04 08:28:11
オハヨウゴザイマス

お母さんの心情を読ませてもらい
色々と思うことがありました。

ありがとうございました。
Unknown (sayasaya_1949)
2021-07-04 08:41:44
@shimatyi 様 おはようございます。何時も訪問とコメントをありがとうございます。shimatyiさんの言うとおりで今の平和は尊い犠牲があってのものですよね普段はいい加減は私でも平和の有り難さが分かりましたこの記事の写真は母が写したものです、写真が多すぎて見つかりませんけど季節にあった写真をこれからもアップしますので見ていただけたら嬉しいです飛行機のことは分からないですけど母が住んでいたところから遠くないところに自衛隊の百里基地があるので何時か飛行機の写真を撮りに行きたいと思っています。くまさん様ありがとうございます。
Unknown (sayasaya_1949)
2021-07-04 08:51:38
Jun様 ブログも写真も最近始めましたので練習中です、記事を読んでいただきありがとうございます。これからも訪問とコメントをお待ちしています。
Unknown (だんだん)
2024-04-15 17:30:44
いつも美しい写真を見せていただいてありがとうございます。記事の中で一か所だけ、私自身の体験から少し述べさせていただきます。特攻隊のお話ですが、かつて、多くの国のアタッシェと呼ばれる武官の方と話す機会がありましたが、驚いたことに彼らの誰一人として特攻作戦を称賛する方はいませんでした。誰一人生きて帰らない作戦とは愚の骨頂だというのです。職業軍人は、どんな場合でもわずかであっても兵士が生きて帰れる作戦を立案し実行することこそ本分である、といわれ目が覚めた思いがしました。日本兵に深く感謝しつつ、愚かさは繰り返させてはいけないと思ったものです。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。