これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

チョコレート難民(2)

2022年02月13日 21時54分14秒 | エッセイ
 バレンタイン商戦に乗り遅れ、どのサイトを覗いても「SOLD OUT」ばかりなので、すっかりやる気が失せてしまった。夫や娘と食べる「家族チョコ」も適当でいいかと投げやりになったとき、京王プラザホテルのオンラインショップを思い出した。
「そうだ、たしか、チョコもあったよね」
 チャチャッとホームページにアクセスすると、すんばらしいチョコレートが目に飛び込んできた。



「うおっ、なんと豪華な!」
 商品説明を食い入るように眺める。



 限定10台。
 ここでも時間がものを言う。厳しいなぁ。
 お値段16,000円。
 そ、それは、もう無理!
 というわけで、目の保養で終えることにした。
 幸運にも、このチョコをゲットした方は、どこから食べるのだろうか。
 いきなり、ピアノの本体には手を出さない気がする。椅子とか、ピアノの内部に入っている丸いやつなんかからいただくのではないだろうか。
 私が注文したのは、もうちょっとお手軽なコレである。直前だったけれど、在庫があったようで助かった。ホテルのオンラインショップは、難民にやさしい。意外と狙い目なのかもしれない。



 中はこうなっている。
 シックな雰囲気が素敵でしょ?



 小さな箱は、「あと2000円買えば配送料が無料になる」とのメッセージにつられて注文した。



 カラフルで、抹茶やらキャラメル、バナナなどの多彩な食材を使っているところが気に入った。もちろん味もgood♡
「全部2個ずつなんだね」
 おはぎを食べ始めた夫を差し置いて、バレンタインデー前日なのに、フライングして娘と食べ始めた。
「でも、これは1個ずつみたい」
 娘の指差すチョコレートに目をやる。たしかに、右端のチョコは対になっていないかも……。



「……いやいや、ピスタチオが落ちてるだけでしょ」



 はい、チョコの陰に隠れていました。
「ははは」
 年に一度ぐらい、日頃は手の届かない、ホテルのチョコを食べるイベントがあってもいいだろう。
 来年、京王プラザホテルの顔になるチョコは、どんなデザインなのかしら。
 今から貯金しようかなぁ。


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コメント (8)
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