これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

2021 誕生日

2021年10月24日 22時03分36秒 | エッセイ
 先週、ウン回目の誕生日を迎えた。
「おめでと~!」
「ありがと~」
 家族からのプレゼントは、私の好物のバウムクーヘンだ。



 食事は、これまた好物のウナギ。
 しかし、夫が一番大きなウナギを、自分の重箱に載せていたところはいただけない……。
 食いしん坊だから、まあいいけど。
 最後に、3人で食べるのにちょうどよい、4号サイズのデコレーションケーキが待っていた。



 プレートに書かれた文字を見ると、「砂希様」ではなく「Mom」。こういうのもいいね、とうれしくなる。
 翌日には、ユーザー登録しているSNSから、プレゼントに当選した旨の通知を受け、これまたうれしい。何も期待していなかったけれど、宝くじと同じで、応募しなければ絶対に当たらない。これからも欲しいものがあったら応募しようと決めた。
 ひょっとして、最初で最後の当選だったりして……。
 職場には、偶然、誕生日が私と1日違いの職員がいる。生まれた年も同じだから、私が生まれた次の日に彼女が生まれたというわけだ。初めて知ったときは、星でつながっている気がして、彼女を身近に感じたものだが、気性はまったく違う。
「自分でも神経質だと思うのよ。小さいことが気になっちゃって」
 彼女は繊細でデリケートな性格だった。ときどき、私の大雑把な言動に腹を立て、「それは違うでしょ」と抗議してくることがある。同じてんびん座なのだけれど、しょせん占いは占いだ。
 今年はその彼女が、ストレスと疲れでGWから体調を崩し、病気休暇をとった。休養中、心配してメールを送ったら、よい医者に出会えて順調に回復していると返ってきた。結局、2カ月ほどで元気になり、職場に復帰できたのでホッとした。
 戻ってきたとき、彼女と話をしたら、ひと皮剥けた印象を受けた。まとっているオーラが軽くなったのかもしれない。
「全部をキッチリやろうとすると疲れちゃうから、雑でいいやと思うようになったの」
 そうそう、それで正解です!
 このまま、ズボラ仲間になってくれるといいな~。
 先日、その彼女から「私たち、ひとつ歳を取りましたね。無事に」と声を掛けられ、しばし談笑した。やっぱり、特別な縁でつながっているような気がする。
 大学時代の友人からは、誕生日の数日後にメッセージが届いた。
「誕生日おめでとうございました。健康第一で、しぶとく生き抜きましょう」
 思わず、「はははっ」と笑う。
 毎日いろいろあるけれど、図太く、しぶとく、たくましく、生きていかねば。
 誕生日に、自分の歩んできた道を振り返る。
 それが大事。


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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (12)
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