これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

太っ腹な「ウィーン・モダン」展

2019年06月23日 21時19分10秒 | エッセイ
 娘と国立新美術館に行った。



 目当ては、ウィーン・モダン展だ。



 この展示はなかなかよかった。正確にいうと、絵はイマイチだったけれど、ドレスや彫刻、食器などもあり、バラエティに富んでいて楽しかったのだ。
 リーフレットからも、そんな雰囲気が伝わってくるような気がする。



 展覧会の目玉である、グスタフ・クリムトの『エミーリエ・フレーゲの肖像』を撮影可にしてくれる寛大さには驚いた。



 太っ腹な配慮に感謝、感謝。
 さらにハマってしまったのが、絵のフレームである。会場内のQRコードを読み込むと、こんな感じのフレームがダウンロードできる。



 ここに自分の顔をはめ込み、エミーリエになり切るわけだ。
「お母さん、じゃあ撮るよ」
 娘は器用に私の写真を撮ってくれた。違和感なく仕上がるところがすごい。
「今度はミキのを撮ってあげる」
 しかし、私は下手くそだった。顔の位置が上過ぎて「首の長い人みたい」と呆れられ、右に寄り過ぎて「体とつながってない」と怒られ、まともに撮れない。
「もういい、自撮りするから」
「ごめーん」
 最後はスマホを取り上げられた。クスン。
 悔しいから、家で別のものをはめ込んでみた。



 もう1枚。



 何を素材にしたか、わかる人にはわかるだろう。
 しかし、誰を撮っても顔の位置が不自然だった……。一生懸命やったのに。
 ところで、大学生の方には耳より情報がある。この展示には「大学生のための無料観覧日」が7月9日火曜に設定されており、大学生だけでなく、短大生や専門学校生なども学生証を見せれば無料で鑑賞できるのだとか。これまた太っ腹でいい企画だ。
 学生さんたちも、絵のフレームで遊んでね。


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コメント (8)
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