新しい職場での一週間が終わった。
今度の職場は自宅から2.5kmぐらいだろうか。自転車をすっ飛ばし、信号機の少ない裏道を通れば15分ほどで到着する。校舎は改築して4年しか経っていないから、新築並みにキレイで機能的だ。
「はじめまして。○○と申します」
職員は礼儀正しく、挨拶するために席まで来てくれる人が多い。なんて居心地がよいのだろう。
だが、すべてが快適なわけではない。
「え、浄水器がない……」
何と、この職場には浄水器が存在せず、ポットの中には沸騰した水道水が入っていた。
「困ったな……」
新婚のとき、水道水を使って料理していたら、顔に吹き出物ができたことがある。浄水器をつけたら、すぐに治ったので、私は過度に浄水器に依存している。心の支えがないと、不安で不安で仕方ない。
「そうだ、お湯を沸かして持っていこう」
よく考えてみたら、自転車通勤なのだから、自宅から浄水を運べばすむではないか。お湯だけでなく、水、カフェオレなども水筒に入れておけば、仕事の手を休めることなくひと息つける。なかなかいいアイデアだ。
これだけのポットと弁当を持っていくには、エコバッグしかない。
荷物が多すぎて、あとは財布とタオル、セキュリティカードぐらいしか入れられない。たまたま来ていた娘が、冷たい言葉を投げかけてきた。
「は? なにこれ。何しに行くのよ」
「……仕事」
「誰が信じるの? ピクニックだよ、これじゃ」
まあ、そういえないこともないけど、必要なのだから仕方ない。
ついでに、一日の歩数にも大きな変化があった。電車通勤をしていたときは、毎日7000~10000歩は歩いていた。
ところが、4月からは一気にこんな数値が……。
「こりゃまずい。運動不足になっちゃう」
幸い、校舎は広い。探検と運動を兼ねて、早歩きで何往復もすることにした。
明日からは新学期が始まる。
どんな毎日が待っているのか楽しみだ。
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
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職員は礼儀正しく、挨拶するために席まで来てくれる人が多い。なんて居心地がよいのだろう。
だが、すべてが快適なわけではない。
「え、浄水器がない……」
何と、この職場には浄水器が存在せず、ポットの中には沸騰した水道水が入っていた。
「困ったな……」
新婚のとき、水道水を使って料理していたら、顔に吹き出物ができたことがある。浄水器をつけたら、すぐに治ったので、私は過度に浄水器に依存している。心の支えがないと、不安で不安で仕方ない。
「そうだ、お湯を沸かして持っていこう」
よく考えてみたら、自転車通勤なのだから、自宅から浄水を運べばすむではないか。お湯だけでなく、水、カフェオレなども水筒に入れておけば、仕事の手を休めることなくひと息つける。なかなかいいアイデアだ。
これだけのポットと弁当を持っていくには、エコバッグしかない。
荷物が多すぎて、あとは財布とタオル、セキュリティカードぐらいしか入れられない。たまたま来ていた娘が、冷たい言葉を投げかけてきた。
「は? なにこれ。何しに行くのよ」
「……仕事」
「誰が信じるの? ピクニックだよ、これじゃ」
まあ、そういえないこともないけど、必要なのだから仕方ない。
ついでに、一日の歩数にも大きな変化があった。電車通勤をしていたときは、毎日7000~10000歩は歩いていた。
ところが、4月からは一気にこんな数値が……。
「こりゃまずい。運動不足になっちゃう」
幸い、校舎は広い。探検と運動を兼ねて、早歩きで何往復もすることにした。
明日からは新学期が始まる。
どんな毎日が待っているのか楽しみだ。
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