これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

機動戦士ガンダム THE ORIGIN6 誕生 赤い彗星

2018年05月10日 22時00分41秒 | エッセイ
 前作を観たのが去年の9月3日だから、実に8カ月ぶりの新作であった。しかも完結編。待ちきれなくて、公開初日の5月5日に劇場まで駆けつけた。



 11:20からのチケットを買った。相変わらず売店には長蛇の列ができている。グッズに「売り切れ」の表示がないのはいいけれど、この人数では絶対に上映前に順番が回ってこない。温かいコーヒーすら買えないのは悲しいが、しぶしぶ座席に向かった。
 いつも通り、前作のおさらいから映画は始まる。
「私に跪け、神よ」とシャアは言うが、「神よ、私に跪け」じゃなかったかしらと首を傾げた。同じ意味だけど……。だが、皮肉なことに、神が跪くほどシャアの出番はなかった。
 なして~?
 今回は、ファーストガンダムへの橋渡しとなる重要な要素がいくつか含まれている。キシリア姉さんの衣装は目の下までビヨ~ンと伸びるようになったし、ギレンの自己陶酔型演説もすっかり板についていた。
 あんなことや、こんなことも書きたいけれど、ネタバレになってはいけないので我慢我慢。
 ただ、サブタイトルを真に受けて、「シャアがめっちゃ活躍して、カッコいいんじゃないかしら~ん」と期待し過ぎると裏切られる。5日の全ガンダム 大投票では、キャラクター総合ランキングで見事1位に輝いたシャアでも、この映画では影が薄い。
 連邦軍の船に一人で乗り込んだシーンは痺れたけどね……。



 代わりに、目立っていたのがマ・クベだ。



 今まで、マ・クベの役割を考えたことなどなかったが、なるほどなるほど。適材適所じゃのう。
 残念だったのは、全ガンダム大投票が4月に締め切られていたことである。マ・クベはキャラクターのランキングで、作品別でも総合でも100位以内に入っていなかった。思いっきり圏外というわけだ。もし、この映画を観たあとだったら、マ・クベの評価はもっと上がっていたのではと思う。
 入場者プレゼントとして、ザクのミニ色紙をもらった。一緒に観た娘は、アムロのミニ色紙だった。袋を開けるとすぐに、「アムロのなんていらない」と私に手渡した。てことは色紙が2枚。うれしいな~!



 上映が終わり、売店の列に並んだ。プログラムと一緒に、シャアザクのメモを買う。わーい!



 自分の評価としては、「一度見れば十分」なのだが、SNSの口コミを見ると面白い。
「これで最後だと思うと泣けてきました」
「毎週観に行って、色紙を全部揃えたいです」
「映画動員ランキングにランクインできるか。過去5作はすべてランクインしていたはずなので」
 おお、ファンの鑑であるコメントばかりではないか!
 SNSでは、すでに続編の話題がささやかれている。真偽のほどはともかく、新作が公開されたら迷わず私は劇場に向かう。
「一度見れば十分」は、「絶対に一度は見たい」の裏返しなのだから。


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コメント (14)
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