これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

修学旅行は秋葉原

2018年02月23日 20時44分08秒 | エッセイ
 仕事で秋葉原に行った。さっさと用事をすませ、いそいそとガンダムカフェに飛び込む。
 時計は10時30分を回ったところである。早めのランチをすませ、職場に戻るとしよう。
 店の奥まったところには、大型ディスプレイがある。ここで歴代のガンダム映像を延々と流し続けているので、客は映像の見やすい席に座る傾向がある。私も、画面ほぼ正面の2人掛けに座った。
「おや、高校生かな?」
 近くの4人席には、男子高校生らしき3人連れが掛けていた。飲み物はすでにカラ。開店直後の10時頃からいたに違いない。3人とも第一ボタンを外すことなく、ネクタイをシャキッと上げて、身だしなみが整っている。静かに談笑したり、行儀よく映像を見ているところから、地方から修学旅行に来ている生徒ではないかと思った。
「きっと、今日は自由行動の日なのだろう。迷わずアキバを選ぶなんて偉い!」
 さて、この日、私がランチに選んだのは「ガンダムカレー」であった。



 ホワイトカレーなる料理は食べたことがないが、ほどよい辛さでヴェリーグッドだ。
 ガンプラ焼きも食べたかったのだが、しばらく来ないうちに、秋葉原店のメニューからなくなっていた。3カ月前に行った、お台場のガンダムカフェにはあった。でも、ホームページには、「アキバ名物ガンプラ焼き」などと書かれている。
 おい、矛盾しているではないか!
 秋葉原店のガンプラ焼きを復活させるか、「お台場名物ガンプラ焼き」に替えるべきだ。
 しかし、季節限定メニューとして「ガンダムまん」と「シャアザクまん」があったので許すことにした。ガンダムまんは肉まんだが、食後は甘いものが食べたい。あんまんである、シャアザクまんを注文した。



 中はこんな感じ。



 うま~い!
 帰り際に、隣のグッズ売り場をのぞき、フォークを買って機嫌よく出口に向かう。



 秋葉原は、目的がないと何の楽しみも感じられない場所である。私の友人は、夫と息子につき合って秋葉原に来たとき、「オタクすぎて時間をつぶす場所がない」と嘆いていた。彼女には、楽しめる場所がまったく見つけられなかったのだ。
「あれま。あの子たち、まだいるわ」
 店内に目をやると、男子高校生3人組は、同じ場所で同じ姿勢で映像に見入っていた。もう1時間以上もいるのではないか。ニコニコ笑い、楽しそうな表情が印象に残った。
 そろそろ、お台場に移動して、等身大ユニコーンガンダムを見に行くといいよ!


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コメント (10)
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