これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

やっと やっとの ユニコーン

2017年11月19日 20時59分40秒 | エッセイ
 お台場にユニコーンガンダムが登場したのは、9月23日のことだ。
 ファースト世代の私はユニコーンを知らない。写真を見る限りでは、ファーストガンダムより大きくて立派である。これは見てみたい。
 映画や美術館には、ひょいと一人で出かけることが多い。でも、ガンダムは仲間と連れ立って行く方が楽しそうだ。ガンダム好きの友人に声を掛け、先日、ようやく会いに行くことができた。
 仕事を早めに上がり、東京テレポート駅からダイバーシティに向かうと、17時頃、フェスティバル広場に着いた。ちょうど、17時からイベントが始まっていたので、ガンダム前には何重もの人垣ができている。
 人垣の後ろに回り込み、ユニコーンガンダムを見た。



 角が2本に割れているのは、デストロイモードというらしい。この状態で、ずっと静止していた。
「無料でガンダムとの記念写真をお撮りします。フォトデッキにお越しください」
 放送が入ると、ファンたちが続々とデッキに向かう。撮影は18時までだから余裕で間に合う。私は友人が来てからにしようと決めた。
 5分程度でイベントが終わり、人口密度が低くなる。ひとまず、ガンダムの周りを一周してみた。
 後ろもカッコいい。



 3月までそびえ立っていたファーストガンダムより、背が高いようだ。



 うんうん、いいじゃない!



 小腹が空いたので、ガンダムカフェに入る。ガンプラ焼のシャアザク型はチョコクリームだ。



 飲み物も、シャアザクのカフェラテを選ぶ。



 温かくて美味しい。ガンプラ焼は、意外にモチモチしていて食感がよい。
 外袋の背には占いもあった。



「お待たせ~!」
 間もなく友人が来た。合流したら、まずはフォトデッキだ。
「どこからいらっしゃいました? 練馬? 何か遠そうですね~!」
 陽気なカメラマンが軽快なトークで笑わせてくれる。自然に笑顔となり、ユニコーンと一緒にパチリ。私のカメラでも撮ってもらったが、出来が全然違う。立派な台紙に収まっているところも気に入って、購入した。いい記念になりそうだ。
「えーと、19時半、20時、20時半と続けてイベントがあるって」
 友人が、スケジュールの載った看板をチェックしていた。
「見よう見よう」
「どうせだったら、全部いく?」
「いいよ!」
 もし私だけだったら、17時の回をちょろっと見たことに満足して、さっさと帰っていただろう。でも、友人が一緒だと、待つのも苦ではない。ダイバーシティのフードコートで腹ごしらえをして、



トイレをすませたら場所取りに戻る。まだ18時50分であった。
「この辺りが、いいんじゃないかな」
 友人の予想は見事に当たり、映像もガンダムもバッチリ見えるベストポジションに陣取って、私たちは19時半を待った。
「ユニコーンのあらすじはね……」
 待っている間、友人が登場人物やストーリーについて教えてくれた。なるほど、ファーストでは赤ちゃんだったミネバ・ザビが、成長して出てくるのか。シャア・アズナブルを彷彿とさせるフル・フロンタルもいることだし、DVDがあれば借りてみたい。
 19時半のイベントもよかったが、特に20時が気に入った。ユニコーンが何色にも変わり、とてもキレイだ。















「は? 全部同じじゃん」などと言うことなかれ。私は、この藤色のガンダムが一番素敵だと思う。



 20時半からは、ファースト世代におなじみの「翔べ! ガンダム」が流れる。こちらはしっかり動画に収めて満足だ。
 たこ焼きを食べてから友人と別れた。
 結局、17時に到着してから20時半まで、3時間半もガンダムに費やしたことになる。
 疲れはほとんど感じない。それどころか、すごく楽しかった。
 なるべく、誰かを誘って出かける習慣をつけようかしら。


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コメント (8)
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