化粧にかける時間はない。
朝は忙しいので、顔を洗って蒸しタオルをしたら、ソッコーで化粧水とクリームを塗る。仕上げに、上からファンデーションをはたくだけ。
「それじゃダメよ。もう若くないんだから、アイメイクをしないと」
2つ上の姉から指導が入る。姉は私と逆で、素肌に自信があるからファンデーションは塗らない。日焼け止めをちょこっと広げたら、ビューラーでまつ毛をクルンと上げ、マスカラで固めてでき上がり。
少しは見習わなければ……。
「よし、アタシも、ビューラーとマスカラくらいは買うか」
わずかばかりの女子力を底上げしようと、ドラッグストアに向かった。マスカラを塗ると、目がゴロゴロするイメージなのだが、最近はいいものが売られているようだ。
「フィルムタイプ? こんなのあるんだ、へえ」
たしかに、これは異物感がない。私が自分磨きを怠けているうちに、化粧品は続々と進化を遂げていた。
「そうだ、アイラインも」
以前はペンシルタイプを使っていたが、今回は筆ペンタイプを選んだ。
理由がわかった方は、私の性質をかなり理解されている。
「アイメイクに飽きたら、祝儀袋や不祝儀袋の表書きに使えるじゃん、これ」
つまり、筆ペンとして再利用する作戦というわけだ。我ながら悪どい。
では、マスカラを使わなくなったら、他に使い道があるのだろうか。
「洗ったら落ちるんだから、白髪染めには使えないよねぇ。靴墨とか」
いやいや、革用じゃないんだから、やめといたら?
よし、無駄づかいにならぬよう、やるっきゃないね~!
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
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「それじゃダメよ。もう若くないんだから、アイメイクをしないと」
2つ上の姉から指導が入る。姉は私と逆で、素肌に自信があるからファンデーションは塗らない。日焼け止めをちょこっと広げたら、ビューラーでまつ毛をクルンと上げ、マスカラで固めてでき上がり。
少しは見習わなければ……。
「よし、アタシも、ビューラーとマスカラくらいは買うか」
わずかばかりの女子力を底上げしようと、ドラッグストアに向かった。マスカラを塗ると、目がゴロゴロするイメージなのだが、最近はいいものが売られているようだ。
「フィルムタイプ? こんなのあるんだ、へえ」
たしかに、これは異物感がない。私が自分磨きを怠けているうちに、化粧品は続々と進化を遂げていた。
「そうだ、アイラインも」
以前はペンシルタイプを使っていたが、今回は筆ペンタイプを選んだ。
理由がわかった方は、私の性質をかなり理解されている。
「アイメイクに飽きたら、祝儀袋や不祝儀袋の表書きに使えるじゃん、これ」
つまり、筆ペンとして再利用する作戦というわけだ。我ながら悪どい。
では、マスカラを使わなくなったら、他に使い道があるのだろうか。
「洗ったら落ちるんだから、白髪染めには使えないよねぇ。靴墨とか」
いやいや、革用じゃないんだから、やめといたら?
よし、無駄づかいにならぬよう、やるっきゃないね~!
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