これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

2016 忘年会

2016年12月18日 21時27分33秒 | エッセイ
 先週、通っているエッセイ教室での忘年会があった。
「そういえば、このメンバーで中華は食べていないじゃない? 今年は中華にしましょうよ」
「そうね、そうしようか」
 熟女たちは、ロケーションにもこだわる。丸ビル36階の、見晴らし抜群の家全七福酒家というお店に連れて行かれた。



 お料理も上品な味でよかったが、私には量が足りない。



 帰り道、虎屋東京でこんなプレートや



 コメダ珈琲で2人分はあろうというソフトクリームをいただき、ようやくお腹が満足した。



 胃拡張かもしれぬ……。
 さて、忘年会では、リーダーが毎回余興を考えてきてくれる。今年の余興は、「短所を長所に変えたいやき」というカードであった。
「はい、みなさん。これからカードを3枚引いてください。それがあなたの短所です」
「ええ~」
 メンバーから、どよめきが起きる。さて、どんなことが書いてあるのやら。
「じゃあ、笹木さん」
「はい」
 まずは1枚目。



 見た目はリアルなたい焼きだが、こんな辛辣なことが書いてあるとは! キイッ!!
 2枚目。



 これは当たっている。ドキッ!
 3枚目。



 これは違うんじゃね?
 一番心に突き刺さったのは「のろま」カードであった。実は、このとき、『本当は脳にいい習慣 やっぱり脳に悪い習慣』という本を読んでいる途中だった。



 認知症にならないための生活について書かれていたため、ぜひとも実行せねばと思っていたのだが、まったくできる自信のない項目があった。「十分な睡眠をとる」である。6時間半眠れば十分と書かれていたけれど、私の平均睡眠時間は5時間半。全然足りていない。
 風呂から出たあと、ふくらはぎのマッサージやストレッチ、目の体操などをしていると、知らぬ間に1時間経っている。だったら、風呂に入る時間を早めればいいのに、それができない。何とのろまなのか。
 かくして、ズルズルと就寝時間が遅くなり、毎日、寝不足のまま出勤している。こんなことの繰り返しでは、脳が萎縮していくのではないか。何とかせねば。
「じゃあ、今度はカードを裏返してください。先ほどの短所が、あなたの長所に変わります」
「へー」
 のろまの裏は



 行き当たりばったりは



 ミーハーは



「あはは、面白いわねぇ、これ」
 熟女たちにはウケていた。私も笑っていたが、頭の中では真剣に、風呂上がりのあとのことを考えていた。

「マッサージやストレッチを始める時間が遅いのよね。あと、ひとつが終わると座ってのんびりしちゃうところがいけない」
 その夜、私は、就寝前の時間の使い方を改善しようと試みた。モタモタから、キビキビに動作を変えると、無駄な時間が排除される。決して難しくはないのに、どうして今までやらなかったのか。
「やった~、今日は40分しかかからなかった!」
 いつも1時間かかっていた就寝前の儀式が、おかげで3分の2に短縮できた。これで20分多く睡眠を確保できる。もしかすると、他の作業も短時間でできるのではないか。
「よしっ、6時間半寝られるように、頑張ってみよう」
 思わぬところから、生活スタイルが変わっていく。
 今年の忘年会は、大きな成果があったなぁ。


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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
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コメント (8)
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