これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

12/2まで 「ガンダムオリジンⅣ 運命の前夜」

2016年11月24日 21時06分57秒 | エッセイ
 11月21日月曜日夜7時、私は池袋の映画館にいた。



 まぎれもないガンダムファンではあるが、70分の短い映画のために、わざわざ土日祝日に出かける私ではない。休みの日はジムでスカッシュをしたいから、平日の夜を有効活用することに決めている。
 相変わらず、劇場内は中高年の男性ばかり。女子トイレの空いていること、空いていること。
 夕食は他店ですませたものの、量が足りなかった。胃が大きくなったのだろうか。売店でプログラムとワッフル、カフェラテを買って席に着く。メープルではなくチョコレートのワッフルを買ったら、これがやたらと美味しかった。ムシャムシャ。
 ちなみに、寝る前に体重をはかったら3kgも増えていたから、これが原因かもしれない。
 食べながら、プログラムをめくってみる。いきなり大きな衝撃が襲ってきた。
 表紙の裏のシャアが、まるでネアンデルタール人だからだ。



 なにこれ、キイッ! 安彦センセイ、描き直してよ!!

 予想外のひどい出来。マスクを外したシャアは貴重なのだから、もっと美しく描いてもらいたい。
 映画が始まった。待ってました~!
 1作目から4作目までのおさらいが長い。5作目、6作目になったら、さらに長引くのだろうか。おそらく、劇場内にいる全員が前作までを見ているから必要ないと思うのだが。
 早々にキシリアが登場した。ザビ家の人間では彼女が一番好きかもしれない。
 今回はいまだかつて見たことのない、女子力全開のセクシードレスをまとっているのだが……。



 女装に見えてしまった。
 ごめん、キシリア。貴女は、もともと女性だったね。
 ララァも出てきた。いつもの粗末なワンピース姿で、場違いなカジノに連れてこられている。彼女はルーレットに投げ込まれたボールを見て、いけ好かない顔の金持ちギャンブラーに当たりの数字を教える役目を与えられているらしい。脂ぎったギャンブラーの背中に、細い指で数字を描いていた。
 ピタリ、ピタリと当たりが続き、ギャンブラーの前にはチップの山が築かれる。なるほど、この能力は使える。ニュータイプは、宇宙よりもカジノで戦った方がいいのかもしれない。



 戦闘もあった。ブグ、ザクが自在に空を飛び回り、大地を蹴って走る。なんと精密な映像なのだろう。実写版のようなリアルさに見入り、ここまで再現できる技術に驚いた。
 シャアが戦闘で活躍したことは言うまでもない。工事現場でブルドーザーを動かすシャアも悪くはなかったが、やはりモビルスーツが一番だ。5作目、6作目を楽しみにしている。



 アムロとフラウ・ボゥも出てきた。



 フラウは、発達障害っぽいアムロを放っておけないようだ。一緒に帰ったり、自宅にラザニアを差し入れたりと、母親のように世話を焼いている。ウザい。私は次女で独立心が旺盛だからか、他人にあれこれ口出しされるのが大嫌い。見ていてイライラした。
 でも、中華と鍋を取り分けてもらうのは好き……。
 寄せ鍋パーティーには呼ぶからね、フラウ。
 な~んて、身勝手な言い草だろうか。
 さて、いつものように、いいところで映画が終了する。早く続きが見たい。スタッフロールの後に、次作の公開予定が流れるはずだ。でも、思ったよりも遅い時期だった。
「THE ORIGINⅤ 激突 ルウム会戦 2017年 秋」
 ええーっ、あと1年待たなきゃいけないの?
 しかも、6作目の「誕生 赤い彗星」は2018年らしい。
 まだまだ、まだまだ。
 ああ、3倍のスピードで製作してくれないかなぁ……。


    ↑
クリックしてくださるとウレシイです♪

※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする