これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

箸置きは楽しい

2014年04月10日 20時03分39秒 | エッセイ
 大衆的な居酒屋では、箸置きはまず出てこない。
「笹木さん、割り箸の袋で箸置きを作るのよ」



 職場の先輩だった女性が、インスタント箸置きの作り方を教えてくれた。
「まず、左を3分の1折って」



 別に、右の3分の1でも構わない。
「反対側も3分の1折ります」



「縦半分を山折りにしたら、端っこを内側に折り込みます。はい、これで箸置きのでき上がり」



「うわあ、簡単ですね」
「でしょう?」
 隣で聞いていた夫も、真似して折り始める。
「俺もできた~」



 しかし、折り込みすぎて、不安定な箸置きとなっていた。
「…………」
「…………」
 私も先輩も、フォローのしようがなく、無言のまま。
 まあ、努力は認めるけれど。

 箸置きは楽しい。
 デザイン性の高いものは、食卓を飾る小道具になるし、次のお料理を待つ楽しみが増えていい。
 刺身だったら、こんな箸置きがいいだろう。



 これは、オーストラリアの日本食レストランでいただいたものだ。



 コアラと箸という、意外な組み合わせに笑みがもれる。
 来客用にと、新婚のときに母が買ってくれた箸置きセットもあるが



 残念ながら、この22年間、一度も使ったことがない。
 某中国料理店での箸置きは立派だった。



 私は箸よりもスプーンに目を奪われる。
「これ、視力検査に使えるんじゃね?」などとつぶやいて。
 そして、先日購入した、とびっきりの一品がこれだ。



 今や、世界遺産となった富士山は、テーブルの上でも人目をひく。
 富士山型の、塩と胡椒のセットもあればいいのに。


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コメント (12)
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