これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

2000年間最大の発明

2014年03月06日 21時15分44秒 | エッセイ
 先月のエッセイ教室では、『2000年間で最大の発明は何か』という本が話題にのぼった。
 たとえば、鉄、紙、印刷機、電気、飛行機……。
 模範的な回答のほかに、消しゴム、インド-アラビア計数法、読書用眼鏡、椅子と階段、履物といった珍答もある。筆者は、その根拠や素晴らしさを文章に表し、説得力のあるものに変えていく。なかなか興味深い試みで、私もやってみたくなった。

 「ホイップクリーム」
 人間関係に疲れ、ひび割れた心に潤いを、一日の労働を終え、疲れた体に安らぎを与える白き物質。加える砂糖の量により、甘さを調整することができる。食後の甘味や、間食に最適の食材。
 主として食用に用いられるが、装飾次第では鑑賞用にもなる。



 短時間に大量のクリームを食した場合、悪心や下痢につながる恐れがある。しかし、危機を脱した後は、懲りずに再び摂取したくなる中毒性をも有している。



 通常は白色で用いられるが、果実と混ぜ、着色して使用される場合もある。



 医薬品ではないが、人によっては、ストレスの解消、精神の安定、疲労回復、意欲の向上といった効用が見られ、贈答品や自分へのご褒美として幅ひろく利用されている。

 以上、おしまい。
 ホイップクリームを憎んでいる方には、「オエ~」となる話であろう。
 しかし、某ホテルに飾られていたこの壺らしきものは、ホイップクリームを愛してやまない陶芸家の作品ではないだろうか。



 私はそのように解釈した。
 さて、あなたの「2000年間最大の発明」は何ですか?


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コメント (8)
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