これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

シードとメニコン

2013年10月27日 20時08分09秒 | エッセイ
長年、ハードのコンタクトレンズを使用している。
落したり流したりするたびに作り直し、今は何代目なのかわからない。最近は、老眼が進んできたので、8月に度の弱いものに替えた。
 ところが、このレンズ、どうも相性がよくない。やたらと目がかゆくなるし、まばたきをするたびに、黒目に引っかかるような不快感がある。眼科医にみてもらうべきかと気になるくらいだ。
「コンタクトレンズって、いつまでもつけられるものじゃないみたいですよ。せいぜい60代までですかね」
 昔の同僚が、こんなことを言っていた。たしかに、知っているかぎりのお年寄りでも、コンタクト装着者はゼロだ。
 私も歳をとったのかもしれない。ちょっと悲しくなった。
 それでも、不快感と戦いながら、無理やりコンタクトを入れていたので、保存液が減っていく。残り少なくなり、ドラッグストアに足を運んだ。
 私が購入するのは、シードの02ソリューションだ。スーパープロツーとのセットが便利でいい。



 いつものように、陳列棚に手を伸ばしたところで気がついた。

 あれ? 新しいレンズは、メニコンじゃなかったっけ?

 メガネ屋さんで、勧められるまま購入したのは、間違いなくメニコン製であった。
 メニコンのレンズでも、シードの洗浄液でいいのだろうか。そもそも、コンタクトレンズのお手入れは、どのメーカーでも同じような気がするが。
 アバウトすぎるんじゃないかと疑問がわいてきた。

 じゃあ、今日はメニコンの洗浄液とタンパク除去剤を買ってみよう。



 早速、新しい洗浄液を開けてみる。ケアの方法は同じだ。容器の9分目まで保存液を入れ、タンパク除去剤を2滴垂らす。容器を上下に振ってかくはんしてから一晩おくと、翌朝はキレイになっている。
 これを目に入れて、違いを確認してみると……。

 引っかからな~い!!

 なんと、しばらく悩まされていた不快感がなくなっている。かゆみや乾燥も感じないではないか。メーカーによって、こんなに違うとは。もっと早く、メニコンに変えておけばよかったのだ。
 もし、医者に行っていたら、恥をかくところだったかもしれない。
「えっ、メニコン製のレンズなのに、シードの洗浄液を使っているんですか?」なんて怒られたりして。
 あぶない、あぶない。



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コメント (10)
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