これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

チョコがチョコを呼ぶ

2013年02月14日 21時22分37秒 | エッセイ
 今日はバレンタインデー。
 菓子屋の陰謀とわかっていても、つい買ってしまう。
 一種のチョコ祭りと化しているから、職場の同僚も同じだ。出勤したら、机の上にチョコがたくさんあった。



 扇のチョコは京都の和菓子屋が作ったものらしく、ジャポネスクな雰囲気が珍しい。もちろん、お味のほうも見事だった。ビッグサンキューはまだ食べていないが、ホワイトちょこどらもイケる。
 お腹いっぱいだ……。
「チョコ、こんなにあるから、たくさん食べていいよ」
 娘も友達からどっさりもらったようだ。



「ねえ、ホワイトデーにお返ししなきゃならないから、来月クッキー作るの手伝って」
「……」
 ああ、余計な仕事が。
 今年、私が夫に買ったチョコは、この2つだ。
 甘い香りが漂ってきそうな、薔薇。



 見た瞬間、笑ってしまったブタ。



「あはは、何だこれ。ブタじゃないか!」
 でっぷり肥えた夫は、まるで他人事のように笑い、何のためらいもなく共食いを始めた。
「よし、まず尻尾からだ」
 ……好きにしてください。
 盛り上がっているところで、インターホンが鳴った。
「お届け物で~す」
 何と、姉から「猫ラベル」のチョコレートが贈られてきた。「チョコっとだけど食べてね」のメッセージつきである。



 ヘーゼルナッツ(上)とミルク(下)の二種類で、彼女のお気に入りらしい。



 スプーンのような形が愛らしく、とびきりの香ばしさが楽しめる。



「いやあ、これは美味しいわぁ」
 高級チョコだけでなく、実はこんなチョコも用意している。



 ミルクチョコレートの家!



 壁面にクッキーなどをデコレーションすれば、メルヘンなお菓子の家となる。
 出来上がりがかなり大きくなりそうなので、とても食べきれない。来月、甥と姪が来たら、一緒に組み立てていただこう。
 それにしても、一日にして、すごい量のチョコレートが集まった。
 今なら、チョコレート屋さんが開けるかもしれない。


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コメント (17)
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