これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

シエスタしたいな

2012年05月24日 20時50分34秒 | エッセイ
 大阪のネットコンサルティング企業、株式会社ヒューゴには、ユニークなシエスタ制度があるそうだ。
 シエスタとは「午睡」と訳されるように、スペイン流の長い昼休みのことである。この会社では、午後1時から4時までがシエスタ時間となっており、本当に昼寝をしてもいいらしい。実に羨ましい。
 しかも、この制度を導入して以来、業績アップで、営業利益が4倍になったというからスゴイ。(以上、日経ビジネスより)
 地方公務員には、もちろんそんな制度はなく、眠気マックスの午後でも元気に仕事をせねばならない。特に今月は、勤務先を離れて、外に出る仕事が多いから大変だ。強風にあおられ、にわか雨から身を守り、真夏のような日差しにさらされながら、与えられた任務を遂行する。終わったときはヘトヘトだ。
 そんなとき、温かいコーヒーとスイーツがあると生き返る。しばらく間食を絶ち、おやつと無縁の生活をしていた反動もあった。それなのに、最近では、ファミレスやミスドのドアを開け、自分へのご褒美をあげてしまう習慣がついた。火曜日は焼き菓子、水曜日はプリン、木曜日はケーキという具合である。ささやかな幸せだ。
 だが、この頃、朝がツラい。頭がボーッとするし、肌の張りがなく、顔もむくんでいる。典型的な疲れの症状だ。最初は、外回りの仕事がいけないのかと思っていたが、ふと、そうではないことに気づいた。

 おやつを食べた次の日が、ツラいんだ!!

 間食なしの生活が続き、いつの間にやら、私の胃腸にはシエスタ制度が導入されていたらしい。腹6分目の昼食を消化すると、あとはお昼寝タイムになっていたと思われる。たっぷり休んだあとは、夕食の消化能力も高く、元気ハツラツだった。
 しかし、今週は途中で叩き起こされ、仕事を押しつけられたため、疲れてしまったようだ。
 今日も外に出かけたが、胃腸の健康のため、寄り道をせずに真っ直ぐ帰ることにした。
 家で私を待っていたものがある。花の絵がプリントされた、大きな箱だ。



 包みを開けると、可愛らしい缶が入っていた。



「六花セレクト」



 フタを開けると、六花亭のマルセイバターサンド、霜だたみ、雪やこんこの3種類が詰め合わせになっていた。



 私の決心が、瞬時に崩れ去ったことは言うまでもない……。
 ついでに、明治神宮で売られている最中のフォトもご覧あれ。



 神々しくて、体内から浄化されそうな気がする。



 今日もダメだったけれど、明日こそ、明日こそは、胃腸のシエスタ制度を守ることを誓います!!



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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (16)
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