これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

この本、オススメします!

2012年04月12日 20時32分57秒 | エッセイ
 医学博士・南雲吉則氏の『20歳若く見えるために私が実践している100の習慣』を読んだ。
 タイトルに魅かれたのはもちろんだが、衝撃的だったのは、表紙の南雲博士の外見である。どう見ても30代から40代なのに、現在56歳というから驚きだ。



 これは、読まねば後悔すると直感し、即断即決で購入した。
 ページをめくると、いきなり「スポーツしない」という章から始まる。なんだなんだと読んでいくと、その根拠が書かれている。
「あらゆる動物において心臓は生涯に20億回しか拍動しません。それを使い果たしたとき、寿命は終わります」
 つまり、スポーツをすると心拍数が上がり、無駄に心臓を消耗するため、長生きできないそうだ。

 ゲッ、ジョギングしちゃった!!

 もともとスポーツが苦手なのに、健康のためと考えて、週末だけジョギングをしていたのだが、かえってよくなかったらしい。走り終えたときには、心臓がバクバク踊っていた。あれで、寿命が1年くらい縮んだかもしれない。
「食べない」という章もインパクトが強い。
「あらゆる動物で食事の量を変化させて飼育したところ、4割減らしたときに1.5倍長生きすることがわかったのです」
 腹6分目だと、すぐにお腹がすく。だが、この空腹状態が若返り効果を発揮させ、長寿に結びつくという。しかも、ダイエット効果も得られるおまけつきだ。ためしに、朝食と夕食をいつもの6割に減らしてみたら、2日で体重が1kg落ちた。空腹には慣れたが、基本的に食べることが好きなので、「一日一食」の教えは実践できそうにない……。
 他にも、「飲まない」「考えない」「洗わない」「温めない」「夜更かししない」といった章があり、大変興味深く読むことができた。
 面白かった本は、人に勧めることにしている。まずは、皇居でのジョギングに凝っている姉がターゲットである。
「ねえ、この本、よかったよ。ちょっと読んでみない?」
「へえ、これで56歳?」
「若いよね~」
「うん。でも、顔が好みじゃないからいいや」
「…………」
 断る理由に筋が通っていない。私は首をかしげながら引き下がった。
 次のターゲットは娘だ。娘は明太子が好きで、毎日食べている。
「なに、20歳若返る本?」
「ここには、明太子にはプリン体が多く含まれているから、通風になりやすいって書いてあるよ」
「明太子を食べるなって言うの!? ミキはまだ15歳だよ。20歳若返ったら、生まれていないじゃないか!」
「…………」
 こりゃダメだ。
 いいもん、私一人で若返ろうっと~♪



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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (14)
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