これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

限定商品の魅力

2010年10月31日 20時05分47秒 | エッセイ
「限定商品」といわれるものがある。
 販売地域や期間を限定することで、消費者に「今しか買えない」「ここでしか買えない」と思わせ、購買意欲を刺激する商品のことだ。
 これまで、沖縄限定の「ハイチュウ パイナップル味」や、京都限定の「ジャイアントポッキー 宇治抹茶味」、栃木限定「餃子カール」などを買ったことがある。家族や同僚へのお土産に喜ばれるし、手頃で無難だから重宝する。
 ご当地キティちゃんも、何個買ったかわからない。
 企業としては、生産体制を整えたからには、全国各地で大量に販売できる息の長い商品を目指すものかと思っていた。でも、あえてそうしないことで、商品の価値を高めることができるらしい。消費者側にも、「他の人が持っていないものを買った」という満足感がある。
 逆転の発想に感心するばかりだ。

 期間限定商品にもそそられる。過去には「ペプシしそ」、今は「ペプシモンブラン」が話題をさらっている。どうも、「モンブラン」は美味しいと好評のようだが、清涼飲料水は甘くて苦手だ。飲めずに終わってしまいそうな気がする。
 10月は、ハロウィン商戦が盛んであった。仮装グッズや雑貨、菓子などがズラリと並んでおり、見ているだけで楽しくなってくる。私が子供の頃は、ハロウィンなどという行事はなかったが、「今、楽しまないと、来年までおあずけよ」と、悪魔のささやきが聞こえてきて、つい手が伸びる。
 よく行く桂新堂では、ハロウィン仕様のお煎餅が目についた。



「可愛い~♪」と一目惚れし、衝動買いをする。
 箱を開けると、同じ図柄の袋が出てきた。



 袋を開けると、思わず笑顔になってしまうほど、愛らしいお煎餅が現れ、ハロウィン気分を盛り上げる。



 ついでに、別の店で、チョコレートまで買ってしまった。



 企業の戦略だとわかっていても、抵抗できない魅力である。私は扱いやすい消費者なのだ。
 限定商品を考えた人は、やっぱりすごい。




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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
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コメント (16)
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