おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・   麩嘉(錦店) in 京都府京都市

2024年04月30日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、京都府京都市に来ました。

 ひと昔前は、京都市たい焼きを食べる事が難しかったですが、現在(2024年)は数軒のたい焼き屋さんが存在します。とはいえ、今回のお店はたい焼き屋ではなく、京都で旧い歴史のある生麩のお店です。
 「京の台所」と言われて親しまれている、おおよそ400年続く錦市場。歴史もそうですが、その長さも400m近くあり、狭い通りの両側にお店が並んでいます。この中に、たい焼き屋さんではないけれど、一度食べてみたかったたい焼き?があります。

         

 烏丸通から中に入り、ココが高倉通錦市場入り口です。ココから中に入って行きますが、錦市場から出て来る人と、これから入って行く人で、結構人通りがあります。観光客は多いけれど、まだこの辺りは歩けます。そして次の堺町通に出ますが、その先が人で埋まっていて、入って行くのにだいぶ躊躇します。だってそのほとんどが、外国から来た観光客の方々です。でも幸いなのが、僕の目的のお店が、堺町通からすぐ1軒目にあった事です。

         

 こちらのお店は麩嘉さんといい、創業年が不明なくらい歴史の旧い老舗生麩のお店です。本店が京都御苑近くの上京区西同院通にあり、ココは麩嘉 錦店になります。お店の上に「」の文字が描かれていますが、右に間違いなく「鯛やき」の文字がありました。

 麩嘉 本店は事前予約での販売ですが、麩嘉 錦店は商品を眺めながら購入できます。なので敷居が高い老舗らしさをなくし、ふらりとお店に入れる明るい雰囲気です。とはいえ、すぐにたい焼きを注文するのも何なので、並べてある商品を眺めながら、麩嘉さんの空間に身を置きました。
 その時間で、たい焼きを焼いている場所を探りましたが、目に入る範囲では見当たりません?

 頃合いを見て注文しようと、「たい焼きありますか?」とたずねました。確か1日の販売個数が限定だったと思って・・・。でも大丈夫という返事に、「よしやったー」と心の中で喜びました。
 すると陳列ケースの後ろで、一丁焼きの焼き型で焼きはじめました。なるほど、すぐそこにガスコンロがあったんですね。そして数分して、白い紙袋に入ったたい焼きが、運ばれて来ました。

 写真(上)ではわからないですが、意外と小さかったです。でもこれは、いつも食べているたい焼きとは別物で、生麩屋さんのたい焼きです。
 白い紙袋からたい焼きの頭を少し出し、がぶりとかじってみました。すると今までのたい焼きにはない、予想に反した食感でした。簡単に表現すると、ぐにゅっとやわらかい食感です。ココは生麩の特徴が表れています。中にしっとりとしたこしあんが入っていて、この甘さがこの生地に良く合っています。あくまでも僕の感想ですが、この弾力のあるやわらかい食感が、クレープのような食べ心地です。
 そしてたい焼きの尻尾のあたりで、こしあんの甘さが無くなった瞬間、胡麻油の風味を感じました。麩嘉さんの鯛焼き麩は、胡麻油で香ばしく焼いていたんですね。本来のたい焼きは違う、はじめて味わうおいしいたい焼きでした。

 麩嘉さんでは、だいぶ前から麩まんじゅうなどを製造販売していて、その中には桜麩まんじゅうレモン麩まんじゅうなどもありました。鯛焼き麩も含め、長い歴史を持つ老舗でも、時代にあわせたおいしさの追求は欠かせませんね。

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たい焼きを探しに・・・・・ あまいろ コーヒーとたい焼き in 京都府京都市

2024年04月14日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、京都府京都市に来ました。

 東海道新幹線で新大阪駅を目指した時、車内アナウンスの「京都」という響きが僕は好きで、「おお、関西に来た」と思わせてくれます。そしてJR 京都駅を過ぎたあたりから、降車準備をします。
 なので京都は常に通過するだけでしたが、今回は京都の街をのんびりと歩く事が出来ました。そんな京都に、今回のたい焼き屋さんがあります。

 JR 京都駅を京都タワー側に出ます。そうそう令和6年4月10日から、ネーミングライツ契約によりニデック京都タワーとなった、京都のシンボル的存在のタワーを見上げながら、東本願寺前の国道24号線の大通りを進みます。
 すると国道1号線が左右にまじわる、大きな交差点(烏丸五条)にぶつかります。そこをまだまっすぐ(国道367号線)進んで行くと、下京警察署が左手に見えて来ます。そして少し歩くと、地下鉄四条駅の出入り口が見えます。僕が歩いて来たルートの下を、地下鉄烏丸線が通っているので、四条駅が便利です。
 その地下鉄出入口手前の一方通行出口から、細い通りを入って行きます。今回のたい焼き屋さんが、この辺りのはずですが、「たいやき」の幟は見えないし、そのようなお店が見当たりません?ゆっくりと一軒一軒確認しながら歩いていると、「たい焼き」の文字を発見。

         

 「あれ~ここですか?」と思ってしまうたたずまい!でもお店らしき物が見当たりません。とりあえずここから中に入り、細い路地を進んでみる事に・・・。

         

 すると突き当り手前に、カフェのようなお店を発見。軒下に、「あまいろ」と書かれた暖簾がありました。そして丸いたい焼きのイラストも描かれてありました。京都の街の奥まった所にあるたい焼き屋の名前は、あまいろ コーヒーとたい焼き さんです。

 ひと昔前の京都では、たい焼き屋が無く(僕の知る範囲で)て、この地ではたい焼き文化が根付かないないと思っていましたが、最近ちらほらと新規オープンのお店が出て来ました。
 あまいろ コーヒーとたい焼き さんは、2018年11月にオープンしてもう4年以上経ちますが、僕の中ではご新規さん的な存在です。
 では早速、あまいろ コーヒーとたい焼き さんのたい焼きを買いたいと思います。

 軒下の「あまいろ」の所がお店の入り口です。ガラガラと引き戸を開け店内に入り、すぐ目の前で注文をします。たい焼きの他にもドリンク類が用意されていて、たい焼きと飲み物がセットなったメニューもあり、店の右側に設けられたイートインスペースで、ゆっくり時間を過ごす事も出来ます。お店の名前が「あまいろ コーヒーとたい焼き」ですが、コーヒー以外にもほうじ茶紅茶もありました。
 僕はいつものように、たい焼きのみのテイクアウトです。たい焼きの種類は、つぶあんカスタード・ミックス(つぶあん&カスタード)です。本来なつぶあんを注文する僕ですが、この時はミックスが気になり、即注文しました。
 そして用意されていたたい焼きを、渡していただきました。

 お店を後にして、すぐの所で紙袋からたい焼きを取り出しました。この丸形たい焼きは、関東より西(静岡県・愛知県など)で、以前に数度食べた事がありましたが、最近は関西圏でよく見かけるようになりました。
 たい焼きの頭?というか、顔の所をがぶりとかじると、生地の表面がちょっと硬めでしたが、中はふっくらとやわらかい、パンケーキ(ホットケーキ)のような食べ心地でした。もしかすると焼き立てなら、生地の表面がサクッと軽い食感なのかも・・・。
 そして中で一緒になっているつぶあんカスタードは、どちらも甘さが控目なので、ほんのりといい具合に甘さが混じり合っていました。後調べですが、あまいろさんのホームぺージに、つぶあんは京都の都製餡さん物を使用し、カスタード自家製との事でした。確かにつぶあんは甘さを主張していなくて、むしろ上品な甘さでした。そしてカスタードに関しては、バニラの風味が弱く、あまりカスタードらしい甘さを感じませんでした。その理由が、あまいろさんのホームぺージを拝見して納得しました。
 ふっくらとしたたい焼きの生地が、ほんのりと甘く、全体にバランスがいい甘さというか、あっさりとした甘さのおいしいたい焼きでした。


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たい焼きを探しに・・・・・ たい焼きSAKURAと珈琲 in 神奈川県川崎市

2024年02月22日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、神奈川県川崎市に来ました。

 僕はJR 川崎駅(神奈川県)を、何度か利用した事があります。それとJR 立川駅(東京都)も、何度か利用した事があります。そしてこの2つの駅の間を南武線が走っていますが、僕は全くこの路線を利用した事がありません。でも今回、たい焼きを求めて南武線に乗りました。

 JR 川崎駅から、黄色とオレンジ色のラインが入った電車に乗り、30分ほどで宿河原駅に到着します。ホームに降りてすぐに改札があり、数歩で宿河原駅の外に出ました。うまく表現するならば、こじんまりとした駅です。

 駅を背にして右方向に進み、ローソンの横を歩いて行きます。一瞬「あれ!」と思い、数歩の所で足を止めました。ふとローソンの壁面に目をやると、ドラえもんパーマンなどのイラストが描かれた物があり、これは藤子・F・不二雄ミュージアムまでの案内図でした。そしてローソンといえば青い看板が目印ですが、そこにも藤子・F・不二雄さんのキャラクターたちが描かれていました。駅は小さいけれど、なんだか楽しい街です。

 ローソンから数十メートルほど歩いた左側に、大月珈琲の白い自動販売機が現れます。ココが今回のたい焼き屋さんです。

         

 お店の名前は たい焼きSAKURAと珈琲 さんといい、以前は大月珈琲のお店でした。その大月珈琲さんが、この地に根付いた珈琲の味わいを、たい焼きSAKURAと珈琲 さんに託したそうです。

 入り口の横に丸いたい焼きのイラストが描かれてありました。そしてCOFFEE・SHOPのロゴがある扉を開け店内に入ると、細長い造りの奥にテーブル席が置かれていました。お客様通路と厨房の間に仕切りがあり、そこに数種類の珈琲豆が置かれていて、大月珈琲の焙煎所が移転した後もここで購入できます。
 たい焼きのメニューはつぶあんチーズがあり、僕はテイクアウトでつぶあんたい焼きを注文しました。

 たい焼きが焼き上がるまで、15分ほど時間をかかるそうで、僕はその待ち時間を利用して、壁際のカウンターに置かれたコーヒーの本を読む事にしました。店内に流れる音楽と、イラストで描かれた内容の本のおかげで、時間はあっという間に過ぎて行きました。
 そしてじっくりと焼かれたたい焼きが出来上がりました。

 たい焼きSAKURAと珈琲 さんを出て、宿河原駅と反対方向に歩きました。それはアツアツのたい焼きを食べる場所を見つける事と、もう少しこの辺りを歩いてみたかったからです。もう少し歩くと、小さい橋に着きました。

         

 そこは桜の木々が並ぶ、宿河原の桜並木 という場所でした。

         

 川の岸に桜の木々が立ち並んでいますが、勿論まだ桜は咲いていません。満開になった時を想像しながら、川のほとりでたい焼きを食べました。

 たい焼きSAKURAと珈琲 さんのたい焼きは、お腹の所に桜の花びらがある丸い形です。それを頭から食べると、普通のたい焼きとは違う、米粉を使った生地です。お店の入り口横にあった、このたい焼きの形と同じイラストの下に、「優しい甘さの米粉たい焼き」と書かれてありました。「優しい甘さ」とあるように、ほどよい甘さのとろりとしたつぶあんが入っています。少し厚みのある米粉の生地なので、焼いたお餅のように思うかもしれませんが、もちっとふわりとした食感で、お餅とは違う軽くおいしい食べ心地です。

 宿河原の桜並木の川辺でたい焼きを食べていると、川に浮かんでいたカモ(鴨)が近寄って来ました。カモもたい焼きのおしいさを知っているのカモ?(失礼しました)
 まだ誰もいない桜並みに散策した後、帰路につきました。

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たい焼きを探しに・・・・・  ふわもちたい焼  in モンテール

2024年02月14日 | たい焼き


 今日の「たい焼きを探しに」は、いつもと違いスーパーで出会いました。

 シュークリームやロールケーキなど、数多くの洋菓子を製造販売しているモンテールさん。その商品の中に、丸い輪の中に「」の文字の、わ スイーツがあります。モンテールさんは主に洋菓子を販売していますが、どら焼などの和菓子も販売しています。この和菓子をモンテールさんでは「わ スイーツ」として出してます。その中の一つに、たい焼きがあります。

         

 パッケージから取り出した ふわもちたい焼 は、手の持った感触が凄くやわらかい!

         

 たい焼きの生地の隙間から、2色の緑色の物が見えます。モンテールさんのホームページによると、この2色は「宇治抹茶を使用した濃厚な抹茶クリームと、抹茶餡の2層仕立て」との事です。

 このたい焼きを頭から食べると、ふわりとした食感で、例えるならしっとりとしたパンケーキのようです? このしっとり感は、いつもお伝えしているたい焼きとはだいぶ違いますが、モンテールさんの説明に「ふわもちに焼き上げた抹茶生地」とあるので、製造過程では一度焼いているのでしょう。ただパッケージに「要冷蔵」とあるので、皆さんの届く頃にやわらかい食べ心地になります。

 この生地にも抹茶を使用しているので、最初2層仕立てといいましたが、トータル3つの抹茶味になる事になります。でもより抹茶の味を感じるのが抹茶クリーム抹茶餡で、抹茶の苦みと甘みが同時に口の中に広がり、小ぶりなたい焼きに抹茶のおいしさが詰まっていました。

 モンテールさんのもちふわたい焼は、2024年2月1日から2024年3月31日(※販売期間変更あり)まで販売されています。ホームぺージによると、全国で販売されるようですが、地域事情により販売エリアが異なるそうです。もし見かけたら是非食べてみて下さい。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  たい焼き Cafe Chama in 埼玉県熊谷市

2024年01月21日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、埼玉県熊谷市に来ました。

 頻繁に熊谷市を訪れる事が多い僕ですが、個人店のたい焼き屋さんをみかけた事がありません。夏が暑い熊谷市には、温かいたい焼きは好まれないのでしょうか?でも群馬県が近いせいか、逆に冬は寒いんですけどねー。
 今回のたい焼き屋さんは、その熊谷市に2023年3月にオープンした新しいお店です。

 場所はJR 熊谷駅からだいぶ離れているので、車で訪店するのがベストと思いますが、近くに路線バスの停留所があるので、熊谷駅からバス移動でも大丈夫です。

         

 お店の名前は たい焼き Cafe Chamaチャマ)といい、大きなクマさんがお出迎えしてくれています。

 お店の中は広く、テーブル席が置かれていました。 たい焼き Cafe Chama さんのメニューに、コーヒー・紅茶などのドリンク類も用意されていて、ゆっくり座って味わう事ができます。
 そして僕の目的のたい焼きは、通常の形のたい焼きデニッシュたい焼き(クロワッサン)があり、この2つの生地それぞれに違う中身を選べます。どちらのたい焼きにも共通しているのが、つぶあんカスタードです。ではたい焼きを注文する事にしました。
 まずお店の味を知るには、通常の形のたい焼きを注文するのがベスト。いつもは定番のつぶあんを注文しますが、たい焼き Cafe Chama さんのたい焼きのメニューを見ると、つぶあんの下に自家製つぶあん(+20円)がありました。ただデニッシュたい焼き(クロワッサン)には、自家製つぶあんは無かったですね?「何が違うのだろう」と思いつつ、たい焼き自家製つぶあんを注文しました。
 たい焼き Cafe Chama さんは、注文してから焼いてくれます。僕はテーブル席の椅子に座り、焼き上がりを待ちました。お店の奥が厨房になっていて、たい焼きを焼いている様子は見えませんが、聞こえてくる音でなんとなくその様子がうかがえました。
 しばらくして、たい焼きが出て来ました。焼き立てという事と、椅子に座ってゆっくりした流れで、お店の中で食べて行く事にしました。 

 たい焼き Cafe Chama さんのたい焼きは、丁寧に周りをカットしてあり、きれいな仕上がりです。そのたい焼きの頭をがぶりとかじると、生地の表面がサクッとして中はやわらかく、焼き立てならではの食べ心地です。そしてやわらかくモチっとした生地の中に、小豆の粒が大きいつぶあんが入っていました。食べた瞬間はほんのり甘く、食べ進めるうちに、小豆の風味が増して来ます。お店によって違いはありますが、自家製あんてなんだかおいしいですよね。本当なら、つぶあん自家製つぶあんを食べ比べる事で、もう少し違いがわかりますが、さすがにたい焼き2匹をつぶあんだけというのは・・・ね。でも「おすすめ!」と書かれた自家製つぶあんを選んで正解でした。

 たい焼き Cafe Chama さんのたい焼きは、まだ気になる物もあるので、また寄れたらと思います。自家製つぶあんのおいしさはおさえたので、次は自家製アップルが入ったデニッシュたい焼き(クロワッサン)でしょうか?

 

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たい焼きを探しに・・・・・  てまり in  千葉県松戸市小金

2023年12月11日 | たい焼き


 たい焼きを探しに千葉県松戸市に来ました。

 今回はJR 常磐線北小金駅からスタートです。駅の南口を出て、右方向に進みます。すると交差点の所に、小金宿の案内板が置かれていました。当時この辺りは水戸街道の小金宿で、この案内板から先に進むと本陣があり、この道沿いに多くの旅籠が並んでいた事でしょう。その中で、唯一江戸時代末期に建てられた旅籠・玉屋が、現在残されているそうです。今回のたい焼き屋さんは、この道沿いにあります。

 小金宿の案内板から数十mくらい進むと、右側にマツモトキヨシの店舗が見えて来ます。その反対側に、今回のたい焼き屋さんを発見しました。

         

 お店の名前は てまり さんで、一軒家の一角がお店になっていました。その為、暖簾が出ていないと、通り過ぎてしまうかも?

 てまりさんのたい焼きは、つぶあんこしあんカスタードの3種類で、僕はつぶあんたい焼きを買う事にしました。驚いたのがたい焼きの値段で、絶滅しつつある100円たい焼きでした。
 ちょうど焼いている途中という事で、しばし待つ事にしました。「たいやき」の暖簾の奥で、年配のおじさんと女性の方の二人で、お店を切り盛りしていました。その様子を見ていると、てまりさんは連式のたい焼きでした。

 数分した後、たい焼きが出来上がりました。小袋に入れられたたい焼きの熱が、じわーと伝わって来ました。それを持ち、小金宿の案内板の所で食べる事にしました。

         

 小袋から取り出した てまりさんのたい焼きは、ご覧のような大きさです。

         

 上から見た時(最初の写真)と、横から見た時のギャップ。これで100円ですよ!  

 焼いているところを見ていましたが、連式で生地を1枚づつ焼き、生地の上につぶあんを置き、その上に生地をもう1枚重ねました。その瞬間「おっ!」と思いましたが、実際手にしてみると、そのボリュームに驚きです。もう一度言いますが、これで100円です!

 この分厚いたい焼きを食べるわけですが、大口開けても無理なので、片方の生地から食べました。焼き立ての生地はふっくらやわらかく、ほんのり甘味を感じました。はさんであるつぶあんは、この生地の大きさの割に、若干少ないよう思えますが、ほどよい甘さのつぶあんと、生地の甘味がいい具合に結び合い、たい焼き全体がちょうどいいおいしさになります。

 見た目と手に持った時からわかっていましたが、約2匹分のたい焼きがお腹に入りました。なかなかの食べ応えで、十分お腹が満たされました。

 ちなみに僕が食べてた場所の横が、マツモトキヨシさん発祥の地でした。

         

 小金宿の角地で最初(昭和7年)の店舗がはじまり、いまでは全国にお店があります。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  おぬまや in  茨城県笠間市

2023年11月11日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、茨城県笠間市 に来ました。

 茨城県笠間市は、県庁所在地のある水戸市の西隣に位置しています。「日本三大稲荷は何か」と問われると、伏見稲荷大社を筆頭に、豊川稲荷・笠間稲荷神社の名前があげられます。ただこれも定説ではなく、伏見稲荷大社以外の2つの稲荷は、自ら日本三大稲荷と名乗っていないようです。その笠間稲荷神社がある笠間市は、最近は栗の産地としても名前があげられています。
 今回はその笠間市たい焼き屋さんです。

 常磐自動車道の岩間インターチェンジを左に出て、国道6号線方向に進みます。そして左角にローソンがある交差点を左折します。この通りは会社や工場が多く、お店があるような感じではありません。しばらく進むと、通りの右に木造風の建物が現れます。ココが目的のたい焼き屋です。

         

 お店の名前は おぬまや さんといい、2021年11月にオープンしたので、今月で2周年になります。駐車場は広いし、車で訪店がベストですね。僕が訪れたのは平日の午後だったので、来客者の車は3台ほどでした。

 お店の中に入ると、外観と同様に木材が使われていて、あたたかい雰囲気があります。そして窓際に置かれた1枚板の長椅子が、何かしらのこだわりを感じました。

 ではたい焼きを注文しましょう。まずはカウンターに置かれた用紙に、名前とたい焼きの数を記入します。僕は1匹ですが、まとめ買いをする方が結構いるのでしょうね?

 用紙に記入して待っていると、カタ・カタという音が! そうココ おぬまやさんは、一丁焼き天然物たい焼きです。おじさんが入り口の所で焼いていて、焼きコテを返す音が高い天井に反響していました。お店造りもそうですが、たい焼きにもこだわりを感じます。

 しばらくすると、僕のたい焼きが出来上がりました。お品だしはお姉さま方が担当です。その間もおじさんが、せっせと焼きコテを転がしていました。その音を耳にしながら、お店を出ました。

 駐車場に戻り、 おぬまやさんの一丁焼きたい焼きを食べる事に。やはり焼き立ては熱い。そのたい焼きの頭をがぶりとかじると、パリッとした生地はまさしく天然物。そして薄い生地の中に、あんこがたっぷり入っています。この粒あんあんこも熱くて、ちびちび食べるしかありません。そのおかげで、あんこをじっくり味わえる事ができます。

         

 そしてたい焼きの尻尾の所に「」の文字がありますが、写真ではちょっとわかりにくいので、青いペイントで補正しました。これも おぬまやさん のこだわりですね?

  おぬまやさんのあんこは自家製のようで、お店のカウンターに、パック詰めの「安居のあんこ」として売られていました。安居(あご)って、このお店の住所が笠間市安居という事から、この商品名になったのでしょうか?
  おぬまやさんのあんこを食べて感じた事は、甘く小豆の味わいは勿論ですが、舌元というか喉(のど)に「ううっ」とくる物?があります。時々このようなあんこに出会いますが、昔ながらの作り方のあんこによくあります。でも味覚って舌先で感じるので、違うものでしょうね。僕はこの感覚を、「あんこの甘さが重い」と表現しています。
  おぬまやさんの自家製あんこは、水分が少なく甘くておいしいですね。確かに安居のあんこを、購入する理由がわかります。

         

  おぬまやさんの駐車場の横に、の木がありました。他の農家さんの物ですが、やはり笠間市栗の産地ですね。記念に写真を撮ってみました。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  鯛焼き たまいち in  東京都江戸川区南小岩

2023年10月24日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、東京都江戸川区に来ました。

 江戸川区は南北に長く、浦安市住民の僕は、主に江戸川区の南方面(葛西近辺)は馴染みがありますが、北方面の特に小岩近辺はそうでもありません。なのでJR総武線 小岩駅を利用した事は、過去に数えるほどしかないです。

 JR 小岩駅南口を出て、右手方向に進みます。そこは歩道の上に屋根が付いた、現在少なくなっているアーケード通りです。この通りをフラワーロードといい、約900mの距離の間に、さまざまな商店が立ち並んでいます。ただ今回のたい焼き屋さんは、このフラワーロードから右にそれた場所にあります。

 フラワーロードを歩いていると、右にスーパーのオオゼキ(南小岩店)があります。そこを通り過ぎ、2本目の路地を右に曲がりますが、ここは一方通行の出口で、進入禁止の標識があります。
 フラワーロードから中に入ると、そこは細い路地に住宅が立ち並ぶ、ちょっと閑静な雰囲気です。この通りは一方通行の為、車の通りが少なく、それよりも人通りもまばらで、本当にこの辺にたい焼き屋があるのか、不安もそうですが心配にもなります。「でもな~、四谷のわかばさんも、細い路地にあるからなぁ・・・」と思い出し、「たい焼きがおいしければ、場所なんて関係ないよな~」と思いながら歩いて行きました。

 先の方に目をやると、交通量の多い通りが見えて来ました。「あれ?たい焼き屋が見当たらないな~」と思っていると、すぐ左にたい焼きの幟を発見!

         

 このたい焼きの幟が立っていなかったら、先の南小岩六丁目西の交差点まで行くところでした。

 お店の入り口に、たまいち の文字があり、その上に小さく「一丁焼き 鯛焼き」と書かれてありました。「へ~」というか、「あらまー」という喜びと期待が、僕を店の中に押し入れました。

 入り口すぐの所にカウンターがあり、左右に椅子が置かれてありました。カウンターの奥が厨房になっていて、真新しさがうかがえました。それもそのはず、こちらのお店は2023年2月に開店した、鯛焼き たまいち さんです。

 僕の来店に気が付き、厨房からお店のご主人が出て来ました。このタイミングで注文するわけですが、たい焼きのメニューが自家製つぶあんカスタードクリーム鯛焼きチョコレート鯛焼きホイップの4種類あり、これは即決するのをためらいます。ただ鯛焼きホイップはお持ち帰り不可なので、除外としました。
 僕の経験では、一丁焼き天然物たい焼きに、あんこ以外を入れているお店は珍しいです。というか、僕の感覚が古いのかもしれませんね。それでも僕は、定番の自家製つぶあんにしました。

 ご主人に注文を告げると、カウンター越しでたい焼きを焼きはじめました。柄の長い一丁焼きの焼き鏝(ごて)で焼く姿は、たい焼き職人そのものです。時々コテという、焼き鏝(ごて)を返す音がしてきます。
 その姿をみて、僕はご主人に問いかけました。「なぜたい焼き屋になろうと思いましたか?」と…。するとご主人が、「数年前に浅草に行った時に、たい焼きに出会い… 」と答えてくれました。僕の中で、「浅草にたい焼き屋があったかな~」と疑問になり、もう一度ご主人に問うと、気さくに即答してくれました。「あぁ!あそこね~、ハイハイ」と、僕は思い出しました。僕がたい焼きを食べ始めた約15年前に、ご主人が修行したたい焼き屋さんに行っていました。「あそこのお店のあんこは、とても甘いですよね」とつい声に出すと、「うちの餡は自家製ですから」と笑顔で返してくれました。

 そんな会話をしていると、たい焼きが出来上がりました。このタイミングで、もう一つ質問しました。それは神棚に祀っている大きなたい焼きで、店に入った時から気になっていました。

         

 実はこれ、この為に作ったわけではなく、クレーンゲームの景品のようです(デカ!)。ゲームの景品でも、このように祀ってもらえると、たい焼きクッションも本望(ほんもう)ですね。
  
 焼き立てのたい焼きを持ち、小岩駅に向かいながら食べました。たい焼きの皮は薄く、パリッとした食感です。中に入っている自家製のつぶあんは、ほどよい甘さですが、ちょい甘い方かな?でもその甘さの中に、あずきの味わい感じます。なので、食べ終えても甘ったるくなく、つぶあんのおいしさが残ります。


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たい焼きを探しに・・・・・  M I Y A B I たいやき in  千葉県市原市

2023年09月30日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、千葉県市原市に来ました。

 今回のたい焼き屋ですが、徒歩や自転車は勿論ですが、電車・バスでも行けない場所にあります。確かに千葉県は、東西南北に広く距離もあるし、交通機関が行き渡っていない場所が多いけれど、それがたどり着けない理由ではないのです。目的のたい焼き屋は、館山自動車道市原サービスエリアにある為、自動車と排気量の大きいバイクでしか行けないのです。

 最近のSA(サービスエリア)&PA(パーキングエリア)は、品揃えも豊富で施設も充実し、長時間滞在できる場所に変化して来ました。僕は昔の市原サービスエリアを知っていますが、前よりだいぶ様変わりしました。建物は千葉県の房総(ぼうそう)をイメージし、BOSO FUN CLUB と大きな看板を掲げた、カラフルな海の家風の造りです。

         

 僕は日本全国の高速道路を多く利用していますが、たい焼き屋があるSAPAは少ないように感じます。たとえたい焼きが売られていても、売店やフードコーナーのメニューの1つにあるだけです。そんな昨今、珍しくたい焼きを販売しているのが、市原サービスエリア下り線)です。

         

 市原サービスエリア下り線)の、正面の三角屋根の所から中に入りると、ピンク色のワーゲンバスがお出迎え!

         

 その奥に、M I Y A B I というお店があります。この 独特なロゴ(字体)は、あの京都祇園生まれの、高級デニッシュ食パンで有名な M I Y A B I ミヤビ)さんです。
 M I Y A B I ミヤビ)さんのデニッシュ食パンは、東京都内にお店がありますし、取扱店も多く存在します。そして関東のSAPAにもお店があります。(現在地方のSA&PAにも数店あります)ただこちらの市原サービスエリアのお店には、他店にはない商品があり、それがたい焼きです。つまりあの M I Y A B I ミヤビ)さんが作る、 M I Y A B I たいやき です。

 たい焼きを販売しているのは、食パンを販売している正面のお店ではなく、向かって右横に併設している、たい焼きのイラストが描かれたところです。

         

 ちゃんと M I Y A B I さんのロゴが付いた、正真正銘の M I Y A B I たいやき です。お店はたい焼き屋ですが、ソフトクリームの写真が数点あります。たぶんソフトクリームもおいしいんだろうな・・・。と思いながら、僕はたい焼きを注文します。

 M I Y A B I たいやきの種類は、あんこカスタードクリームいちごカスタードアップル with カスタードピーナッツクリーム です。ここはやはり、定番のあれ(あんこ)かな~と思いましたが、他では見た事ないピーナッツクリームが気になりました。これも「出会い」と思い、即購入しました。
 たい焼きが入っているのは、紙袋ではなく白く細長い包みです。それを持ち建物(BOSO FUN CLUB)の外に出て、近くのベンチに座り食べる事にしました。

 包み紙を開くと、こんがりと焼かれた?、いい色合いの羽根つきたい焼き(上の写真)が登場。ただ鯛の輪郭は把握できますが、鯛の柄がわかりません? でもたい焼きを焼く回数が多ければ多いほど、焼き型の柄が薄れていきます。それを物語っているのでしょう。

 M I Y A B I たいやきの頭をかじると、ぱりぱりとした食感と同時に、薄い生地がぱらぱらと落ちました。M I Y A B I たいやきは、デニッシュ生地のたい焼きで、クロワッサンたい焼きより軽いパイたい焼きにも似た食感です。

         

 M I Y A B Iさんといえば、デニッシュ食パンです。その技法が、たい焼きにも活かされているのでしょう? その中に入っているピーナッツクリームは、ピーナッツの甘さがストレートに感じられます。昔からある、あのパンに塗るピーナッツクリームにも似ていて、僕は好きな味わいです。
 中に入っているのがあんこなら、また違った味わいになる事でしょう? M I Y A B I たいやきぱりぱりの生地が特徴なだけに、中に入っている素材で、違った味わいになりそうです。あくまでも、僕の想像ですが・・・。また食べてみたいたい焼きです。

 追伸:これを観ていただいた方から、情報をいただきました。ありがとうございます。

   ブログの本文で、車とバイクでしかここに行けないと書きましたが、JRの駅から6kmほど歩けば(あるいは自転車)で、市原サービスエリア裏口から行けそうとの事です。
 僕の調べてみたところ、小湊鉄道光風台駅からも5kmほど歩くと行けますが、こちらのルートだと山道もあるので、JR 姉ヶ崎駅の方が無難と思います。
 これを参考にして、是非 M I Y A B I たいやき を堪能して下さい。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  鯛焼みやび in  宮城県大崎市

2023年09月15日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、宮城県大崎市に来ました。

 宮城県仙台市から50kmほど北に行くと、東北新幹線の古川駅がある大崎市に着きます。今まで何度も東北新幹線を利用していますが、いつも古川駅を通過するだけでした。でも今回は、この古川駅を使う事になりました。

 古川駅をホテル(ルートイン&アパ)側に出て、新幹線の線路を背にして歩いて行くと、小さい川にぶつかります。その川に沿って右方向に進んで行くと、蔵が立ち並ぶ場所に出ます。ちょっとわかりずらい場合、古川駅前の石巻別街道を左に進んで行くと、同じ場所に出ます。

         

 蔵が立ち並ぶこの場所は、食の蔵・醸室(かむろ)といい、このブログで前回ご紹介しました。蔵ごとにお店が入っていて、この中に今回のたい焼き屋さんがあります。この写真の、パタ崎さん(大崎市マスコットキャラクター)の後ろのお店です。

         

 お店の名前は、鯛焼みやび さんです。鯛焼みやびさんの紫色の暖簾の下に、「伊勢わらしべ」と書かれてありました。伊勢わらしべといえば、三重県度合群玉城町に本店がある たいやき わらしべさんで、三重県とその近県だけではなく、全国に多くの暖簾分けのお店があります。その1つが鯛焼みやびさんで、東北で唯一 たいやき わらしべ のたい焼きを食べられるお店です。(2023年時)
 僕は過去に、三重県松坂市たいやき わらしべ松阪店さんと、奈良県奈良市KAGWA(かぐわ)さんのたい焼きを食べています。そしてたいやき わらしべさんのたい焼きは、鯛焼みやびさんで3度目でです。

 暖簾をくぐりお店に入ると、外観だけが蔵造りではなく、内装も古民家のような木造で、2階部分の梁(はり)もしっかり組まれていました。
 入り口すぐの所で、たい焼きを注文しますが、たい焼き数種類の他に、たいやきソフトや和風パフェソフトがあり、鯛焼みやびさんはメニュー豊富です。それとは別に、ぱんじゅうがあり・・・、うん~「ぱんじゅう」って何? 詳しくはお聞きしませんでしたが、たぶんパンのようなまんじゅうなのでしょう? (すみません、あまり興味がなくて)

 早速たい焼きを注文しました。やはり定番のつぶあんと、折角なのでなにかもう1匹と思い、期間限定から瀬戸内レモンあんか、もしくはタルタルベーコンの2択にしましたが、悩んだ末に両方食べる事にしました。
 焼時間10分ほど待つ間、「たい焼き3匹は食べ過ぎかな~」と思いつつ、ちょうどランチタイムなので、「まあ、いいかな」と自分に言い聞かせました。
 10分くらい経った頃、奥の方から3匹のたい焼きが出て来ました。それらを1つの袋に入れていただき、僕は鯛焼みやびさんを後にしました。そして食の蔵・醸室の敷地の入り口付近に、ベンチとテーブル席が設けられていて、そこをお借りして鯛焼みやびさんの3匹のたい焼きを食べる事にしました。

 袋から出したたい焼きの形がきれいで、柄の凹凸や線一本一本がはっきり現れています。 そしてたい焼きの表面が、こんがりと小麦色に日焼けしたような色合いが、たいやき わらしべさんのたい焼きの特徴です。

 まずはつぶあんたい焼きから食べました。たい焼きの頭をがぶりと食べると、焼き立てのたい焼きは熱く、表面はパリッとしています。でもその後はやわらかく、見た目とのギャップを感じました。中のつぶあんは、ほどよい甘さで、後味に小豆のおいしさを感じます。
 たいやき わらしべさんのつぶあんは、北海道・十勝産小豆てんさい糖100%の、化学添加物不使用のオリジナルです。おいしいたい焼きってもう一度食べたくなる、そんな後を引く甘さです。

 次にタルタルベーコンを食べました。同じくたい焼きの頭から食べると、この部分はベーコンが先に現れました。「甘い物の次は、しょっぱい物が欲しくなる」とよく言われますが、ベーコンの塩味がおいしく感じました。そしてたい焼きのお腹付近を食べると、タルタルが登場しました。僕なりの表現をすると、爽やかなマヨネーズのような味わいです。おっと、ここで緊急事態です。たっぷり入っているタルタルが、たい焼きの下腹部から少し出てしまいました。タルタルをすするように、最後まで食べ終えました。意外にもたい焼きの生地と、タルタルって相性がいいですね。

 最後になりましたが、瀬戸内レモンあんたい焼きを食べました。ここまで来ると、少し満腹レベルが上がって来ました。でも大丈夫!しょっぱい物の後は甘い物です
 たい焼きの頭をがぶり・・・。 あっ!甘酸っぱくておいしい。レモンあんなので、フレッシュな柑橘感はありませんが、上品なレモンの甘さがいいですね。その中に一緒に入っているレモンピューレが、レモンあんの甘さと違う甘酸っぱさを表現してくれています。期間限定の夏にピッタリのたい焼きで、さっぱりとした味わいが僕は好きです。

         

 3匹のたい焼きを食べた後は、さすがにもうお腹いっぱいです。これだけ食べると、「しばらくたい焼きは食べなくても・・・」と思うのですがー。

 次はどこでたいやき わらしべさんのたい焼きに出会うか楽しみです。

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たい焼きを探しに・・・・・  たい焼き 純な(新座駅前店) in  埼玉県新座市

2023年08月17日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、埼玉県新座市に来ました。

 今年(2023年)の夏は例年以上に暑く、猛暑日が続く毎日です。こう気温が高いと、「たい焼きを食べる意欲が薄れてきそう~」といいたいのですが、最近のたい焼き屋さんも、たい焼きだけではなく、かき氷などの夏メニューを用意しています。

 JR 武蔵野線
新座駅があります。その新座駅南口を出た所に、凄く夏っぽい「銘水ゼリー」と「和サイダー」の幟を発見。そしてこの2つに挟まれた、たい焼きの幟が見えます。

         

 今回のお店は、たい焼き 純な さんの新座駅前店です。実は以前に、たい焼き 純な さんの川越店に行った事があり、本当なら掲載するはずでしたが、ここのたい焼きの味をもう一度確認したく、先延ばしにしていました。

         

              (2022年1月 撮影)

 ところが たい焼き 純な さんのホームページを見た時、川越店2022年4月に閉店(移転準備の為)された事を知りました。
 となれば、新座駅前店たい焼きの味を確認するしかありません。

 3種類のたい焼きのメニューの中から、僕はつぶあんを注文しました。「すぐに食べますか」と聞かれたので、僕は「はい」と答えました。すると少しの待ち時間の後に、小袋に入ったたい焼きを渡していただきました。これが結構な温かさで、でも注文してから焼いたにしては、時間が短すぎます? 
 小袋から取り出した 純な さんのたい焼きは、羽根が付いた長方形をしています。たい焼きの絵柄はくっきりとしていませんが、尾っぽが大きくそり上がっているのが特徴です。うん!この形に見覚えがあります。そう吉祥寺のハモニカ横丁にある、有職たい菓子本舗・天音 さんのたい焼きに似ています。純な さんのお店のどこにも、天音 さんの名前はありませんが、たぶん 天音 さんの流れを汲んでいると思われます。

 そのたい焼きの羽根の部分をパリパリと、たい焼きの形の所まで食べ進めます。そしてたい焼きの頭をがぶりとかじると、ここの部分はしんなりとやわらかい生地でした。そしてお腹のつぶあんを口に入れると、「あれ!熱くない?」。 つまり表の生地と、中のつぶあんの温度差がありました。これは今まで感じた事のない、不思議な味わいです。さっぱりとした甘さのつぶあんでは、どことなく上品な味わいにも思えました。

 さて表の生地と、中のつぶあんの温度差ですが、僕はこのカラクリを知っていました。たい焼きを注文して、正味2~3分経ってから渡していただきましたが、この数分の間に、既に出来上がっていたたい焼きを、もう一度連式の焼き型に置き、再度熱を加えていたのです。これは川越店で食べた時に、そのやり方を見ていたので、たぶん間違いないと思います。川越店の時は冬だったので、冷めるのが早かったけれど、今回は夏という事で、表が熱々でした。

 たい焼き 純な さんは、たい焼きが看板商品ですが、和菓子の種類も豊富だし、ポップでカラフルな和サイダーかき氷も販売しています。



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たい焼きを探しに・・・・・  やまと米菓 in 千葉県柏市

2023年07月27日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、千葉県柏市に来ました。

 今回のたい焼き屋さんは、いつもご紹介しているような店とは、少し装いが違います。そのたい焼き屋さんがあるのが、柏市の国道16号線沿いのイオンタウン松ヶ崎です。その敷地内にマックスバリュ(松ヶ崎)があり、その店内にたい焼き屋さんがあります。

 マックスバリュ松ヶ崎店に入り、左に曲がったすぐの所にお店があります。

         

 こちらが今回のたい焼き屋さんですが、本来販売しているのはお煎餅(せんべい)です。

 千葉県柏市宿連寺にある、有限会社 やまと米菓さんの看板商品が、この柏火山焼です。

         

 僕もこのお煎餅を食べた事があります。一見硬そうに見えますが、意外にそうでもなく、バリっとしたほどよい硬さです。

 そのお煎餅屋さんが提供するたい焼きは、連式のつぶあんクリームの2種類です。主であるお煎餅を販売している横で、たい焼きを焼いて売っているので、出来上がった物を保温機に並べています。でも嬉しいのは、自家製あんを用いている事です。このへんがやまと米菓さんのこだわりを感じます。

 ではやまと米菓さんのたい焼きを買う事にしましょう。僕はいつものように、つぶあんにしました。お値段は115円(2023年時)と、最近のたい焼きにしてはお手頃な金額です。110円でもく120円でもない、これもこだわりがあるのでしょうか?

 白い小袋に入れていただき、車に戻って食べてみました。小袋から少し頭を出しがぶりとかじると、やわらかい生地のたい焼きです。そしてこのふわりとした生地の中に、つぶあんがいっぱい詰まっています。自家製あんは甘さひかえめで、上品な口当たりがいいですね。

 シンプルだけどおいしい。そしてどこか懐かしい、「これぞたい焼き」といった印象です。いろんなたい焼きを食べていますが、時には基本を味わうのもいいですね。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  タノカンダ珈琲 in 山梨県昭和町

2023年07月09日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、山梨県昭和町に来ました。

 日本全国のたい焼きを探していますが、1県に5軒以上のたい焼き屋さんがある県は、意外に少ないと感じています。僕の基準は、全国展開のFC 店を入れていないので、その数はグッと少なくなります。
 今回の山梨県は、以前に訪れた事のあるたい焼き屋さんが閉店して、少し残念に思っていましたが、新たに2021年6月にオープンしたたい焼き屋さんがありました。

 山梨県で一番大きな街は、県庁所在地の甲府市です。周りを山で囲まれた盆地の地形で、以前に夏の甲府市に来た事がありますが、気温35度超の猛暑日でした。毎年全国の気温が高い場所が、ニュースで発表されます。最近はその場所が変わってきていますが、以前は甲府市も上位にありました。

 今回のたい焼き屋さんですが、住所は甲府市ではありませんが、甲府盆地の中にあります。最寄り駅は身延線常永駅で、600mの所にあります。ただ1時間に1本、時間によって2本の運行です。もしバス移動なら、甲府駅からイオンモール甲府昭和行が出ているようなので、こちらも便利かと思います。

 イオンモール甲府昭和から、200m~300mくらいの所に、緑に囲まれたお店があります。

         

 こちらが今回のお店、タノカンダ珈琲さんです。「このたたずまい、たい焼き屋ですか?」と思われますよね。近頃、カフェスタイルのたい焼き屋というか、カフェのメニューの中に、たい焼きがあるお店が増えています。テイクアウトで食べ歩きもいいけれど、ゆっくり椅子に座り、たい焼きと飲み物を楽しむのもいいです。

 そうそうタノカンダ珈琲さんの住所は、甲府市の隣の中巨摩郡昭和町です。皆さんはこの住所から、周囲を田畑で囲まれた、す~んごく田舎をイメージする人もいるかもしれません? 確かにひと昔前は、そんな風景だったのかもですが、現在は道が整備された新しい街になっています。
 あ~前置きが長くなってしまいました。(すみません) 早速たい焼きを買いましょう。

 タノカンダ珈琲さんのお店の中に入ると、ウッドが多く使われている空間がありました。緑で囲まれているので、外と店内の空気感が違う雰囲気があります。なんだかゆっくりと時間が過ぎていく感じがします。でも僕は、いつものようにテイクアウトです。

 お店に入ってすぐの所で、たい焼きを注文します。そしてそのまま右にスライドして、たい焼きを受け取ります。たい焼きは連式の物で、既に作られていました。たい焼きを受け取り、駐車場の車の中で食べました。

 タノカンダ珈琲さんのたい焼きは、米粉を使用したグルテンフリーです。たい焼きの表面がいい焼き色で、よくある小麦粉のたい焼きの色合いに似ています。そのたい焼きの頭をがぶりとかじると、生地の表面がちょっと硬めでパリッとした食感です。そして薄めの生地は、若干硬めでした! この食べた感じが、何かに似ています。え-と、なんだろう~・・・。あー思い出しました。弾力があってちょっと硬い感じが、少し時間が経ったおはぎに似ています。おはぎもお米(もち米)を使用していますからね。という事は、電子レンジで温めると、やわらかくなりますね(たぶん)? もう一つ付け加えると、焼き立ては表面がパリッとして、生地がやわらかいと思われます。
 中のあんこは、甘さ控えめの上品な味わいです。カフェなので、コーヒーに合うように&味わいを邪魔しないように、たい焼きの甘さを工夫しているのでしょう? 甘いたい焼きは、本当に甘いですから。

 タノカンダ珈琲さんの、おいしいたい焼きの食べ方がわかったので、次は店内で焼き立てのたい焼きを食べてみたいです。勿論たい焼きに合うコーヒーも一緒に。



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たい焼きを探しに・・・・・  たい焼き本舗 in 岡山県倉敷市

2023年06月19日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、岡山県倉敷市に来ました。

 九州や四国に行く時に、必ず通るのが岡山県です。なので岡山県は馴染みがあり、岡山市には何度か訪れています。ただ倉敷市は、一度も訪れた事がなく、テレビなどで倉敷市の名所が紹介される度、いつか行ってみたいと思っていました。そして今回、それが叶いました。

 はじめての倉敷駅。改札を抜け外に出ると、そこは陸橋の上でした。「お~こんな感じね!」という、率直な感想でした。
 倉敷といえば、まずは倉敷美観地区が有名ですね。倉敷駅から近い場所にあるので、そこまで歩いて移動する事にしました。でもその前に、たい焼き屋さんに寄りたいと思います。

 倉敷駅南口から、まっすぐのびる広い通り(元町通)を、歩いて行きました。約300m進んだ所の交差点を、右に曲がりすぐ左の路地に入ります。そこから100mちょっと歩くと、信号のない交差点があり、その右角に今回のたい焼き屋さんが見えました。

         

 お店の名前は、たい焼き本舗さんです。表通りではないので、ご近所さんの姿がちらほら。お店の横の幟には、「倉敷名物・餅入りたい焼」と書かれていました。なんだか購買意欲がわいて来ました。早速たい焼きを買ってみましょう。

 お店のガラスの所に、カスタードクリームもち入り粒あんさくらあんりんごりんご の4種類のたい焼きのメニューが貼られていました。りんごりんごたい焼きも気になりますが、やはり倉敷名物と書かれた、もち入り粒あんたい焼きにしました。
 時間が夕方近かった事もあり、既に出来上がっていた物をいただきました。

 たい焼き本舗の赤い印が押された紙袋を持ち、倉敷美観地区方向に歩きながら食べました。たい焼きの頭をがぶりとかじると、ふんわりとやわらかい生地。この食感、何かに似ているよ~な…。そうそう、東京の方ならわかると思いますが、東京名物人形焼に似ています。
 中に入っている粒あんは、ほどよい甘さで、やわらかい生地によくマッチしています。この甘い感じも、人形焼のようです。(あくまでも僕の感想です)
 その粒あんの下に、白い物が見えます。これが倉敷名物・餅入りたい焼きのポイントです。もち入りたい焼きでよくあるのが、丸い白玉が入った物がありますが、たい焼き本舗さんのたい焼きは、本当?の長いお餅が入っています。ただ餅とはいっても、びよ~んとなりませんが、食べた感じはお餅です。これ温めると、また違った感じになるように感じました。

 普通の粒あんはメニューに無く、あえてもち入り粒あんで勝負しているのがいいですね。

 

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たい焼きを探しに・・・・・  神戸はなあん in 大阪府東大阪市弥生町

2023年06月09日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、大阪府東大阪市に来ました。

 今回はもう最初から、お店の名前を発表致します。そのたい焼き屋さんは 神戸はなあん (神戸華庵)さんです。お店の名前でおわかりのように、兵庫県西宮市に本社があり、兵庫・大阪・奈良にお店を展開しています。
 現在(2023年6月)は近畿圏に15店舗(本社含む)があり、それらに共通しているのが、全てホームセンターコーナンさんにあります。ちなみに僕が今回訪れたのは、ホームセンターコーナン外環新石切店神戸はなあん さんです。

         

 神戸はなあん さんは、たい焼きだけではなく、たこ焼きも販売しています。その他にも、アイス系なども一緒に販売しているので、ホームセンターコーナンさんで買い物をした後、ちょっと小腹を満たす事が出来ます。勿論、たい焼きたこ焼き目的で、コーナンさんに行くのもありです。

 では 神戸はなあん さんのたい焼きを、早速買う事にしましょう。神戸はなあん さんのたい焼きは、いろいろな種類があり、それぞれの店舗によって、斬新かつオリジナルな物があるようです。僕が外環新石切店を訪れた時は、あんバター・カスタード・粒あん・さつまいも がありました。僕はこの中から、あんバターを選びました。
 最近、あんこバターのコンビネーションが人気です。それはパン業界だけではなく、たい焼き業界にもあんバターが広がっています。でもこのところの原材料高騰で、たい焼きの相場の値段では、あんバターをメニューに加えるのは、なかなか難しいのでは・・・。
 でも 神戸はなあん さんには、あんバターが定番メニューで売られていて、それも200円とお手頃価格で! もしかして、バターがほんの少ししか入っていないとか・・・? とにかく注文してみる事にしました。

 外は雨模様。ホームセンターコーナンさんの軒下を借りて、雨宿り。数分して、あんバターたい焼きが出来上がりました。手に持った紙袋から、ほんのりと温かさが伝わって来ました。

         

 たい焼きの背中に埋め込まれたバターが、思っていたより大きくてびっくり。背びれから尾っぽまで、厚みのある四角いバターです。外の気温が低いので、すぐにバターが溶けないと思いますが、まず背びれのあたりから食べてみました。

         

 薄い生地はやわらかく、バターがまだ硬い状態でした。口の中でバターが溶け、つぶあんのほどよい甘さと、バターの薄い塩味が、口の中を駆け巡っています。なんともいえない、贅沢なせめぎ合いです。どちらかといえば、バターの味が優勢かな?ああでも、つぶあんの甘さもいいですね。
 なんだかわからないまま、食べ終えてしまいました。ただ満足度はMAXです。

 

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