おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

秋から冬へと

2008年12月05日 | 音楽


 今日の関東地方は場所によりますが、日中の気温が18度くらいあったようです。午後は次第に風が吹き荒れて、最後まで枝にしがみついていたイチョウの葉も、吹き飛ばされてしまいました。それが夕方頃になると黒い雲が広がり、突然の風と雨そして稲光と、秋と冬の境目と言わんばかりの荒れた一時でした。天気予報によると、関東地方では明日から寒さが厳しくなるそうです。
 今日の天気の話かと思われた方、いえいえネタ切れで天気の話をしているわけではありません。天気予報の中で、もうじき冬将軍が到来すると言っていました。皆さん「冬将軍」をご存知ですか?これは請負いの話ですが、昔 ナポレオンがロシアに攻め入った時に、冬の嵐に阻まれ退散してしまった・・そのことから将軍をも追い払った寒波を、冬将軍と呼ぶようになったと言っていました
 僕がはじめて「冬将軍」という言葉を知ったのは、昭和55年頃のことです。ある3人グループが「冬将軍」という曲を歌っていました。そのあるグループというのが、ズバリ!アルフィーです。当時はまだメジャーになる前で、名前がTHEアルフィーではありませんでした。この冬将軍の曲が、僕とアルフィーの出会いでした。今日の話の流れから、最後は 僕の青春のメロディ アルフィーで終わりたいと思います

      

 

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僕の青春のメロディ   ♪NSP♪

2008年11月04日 | 音楽


 みなさんにも、心の片隅に忘れられない音楽はありますか・・・

 前回の都電荒川線の続きになりますが、この路線に「面影橋」という駅が有り、終始駅早稲田から二番目の駅です。近くには神田川が流れ、春には桜が似合う小さな駅です。残念ながら今回の写真は、秋の夕暮れ間近の風景です。

               都電  

 で何故ブログのタイトルが「僕の青春のメロディ・・」なのかと申しますと、この面影橋を見ると思い出す曲が有ります。昭和40~50年代にフォークソングを好んで聴いていた方はご存知かと思いますが、NSPというメンバー3人のグループが有りました。当時はこの様なギターを主体とした音楽グループが沢山居ました。その中でもこのNSPは、ファンも多く数多くの曲を出していました。その多くの曲の中に、面影橋と言う曲が有ります。当時の曲の特徴として、何となく寂しく何となく悲しいそんな恋愛の情景を唄った曲が多い時代でした。NSPもそんな曲が多く、この面影橋もズバリそのものです。夕暮れ間近の面影橋の駅で、彼女を見送るつもりで来た彼の、辛い気持ちを唄っています。現在ではYouTubeでいろんな曲が聴けます。NSP面影橋がどんな曲なのか、是非聴いて見て下さい。
 NSPは今でもファン多く、近年まで活動していました。しかしメンバーの一人、天野滋さんが若くして亡くなり、NSPの三人の歌声を聴く事が出来なくなりました。

 

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僕の青春のメロディ  ♪ 村下 孝蔵 ♪

2008年02月12日 | 音楽

 
 みなさんにも、心の隅に忘れられない音楽はありますか?

 最近TVのコマーシャルで懐かしい歌詞を耳にしました。サントリーの「白いなっちゃん」のコマーシャルを目にしたことあると思います。今度のなっちゃん役の堀北真希さんが、白いなっちゃんをただ飲むだけCMです。はじめこの女性が、誰なのか分かりませんでしたが、この角度からの堀北真希さんも、なかなかいいですね。

 そのバックで流れている音楽ですが、僕が若い頃に耳にした、村下孝蔵さんの「初恋」です。このCMでは、ゴーイングアンダーグラウンドの若くて高音の歌声で、この初恋を歌っています。僕のこの曲のイメージは、村下孝蔵さんの優しく包み込むような低音の歌声です。
 村下さんの曲には恋愛物が多いですが、心を編んだセーター渡す事も出来ず~で始まる「春雨」の曲の様に、女性の寂しさを切々と歌った曲も多くあります。しかし詩の内容は重くても、村下さんが歌うと素直に心に響いて、どこか心地よく感じる時もあります。 つま先でたったまま 君を愛して来た~・・・つま先立ちの恋と歌う「踊り子」も、男性の恋に行き詰まった心境を歌った曲もあります。軽快なメロディーのこの曲ですが、何度も聞き込むと悲しくも思えてきます。そしてこの「初恋」は、当時デビューしたての三田寛子さんが歌っていました。確かCMソングにも起用されていたと記憶します。
 村下さんは当時あまりメディアに顔を出しませんでした。曲のイメージからどんな人なのか、いろんな想像を膨らませてた事もあります。その幾年かして、少しずつテレビで見かけるようになります。シンガーの様に決して派手ではなく、普通にスーパーで買い物していてもおかしくない、いいお父さんといった感じの方でした。確かにこの人なら、この曲を作れるなと、逆に好感を持ちました。
 以前TBSの昼に、確か山田邦子さん司会の番組で「21世紀に残したい曲」?というコーナーがあり、そこに村下孝蔵さんの曲が選ばれていたと思います(遠い記憶の中です)。 その為に、番組にも出演していました。そして村下さんは21世紀を向かえる事無く、46歳で亡くなりしました。このニュースを耳にした時に、まさかと思い胸が痛みました。 
 21世紀になっても、村下孝蔵さんの曲は今でも確かに残っています。村下孝蔵さんの様に、詩に対する思い入れや美しい表現力は、現代の曲の歌詞に存在していないような気がします。もっと深みのある曲が増えて欲しいです。

  

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僕の青春のメロディ  ♪ 狩人 ♪

2007年12月06日 | 音楽

 
 兄弟ドュオといえば狩人を思い出します。その代表曲はやはり「あずさ2号」ですが、もう30年前の曲になってしまいますね。
 先日 ラジオを聴いていたら、今年いっぱいで狩人を解散すると言っていました。現にその番組で、狩人のお二人が出演していて、今までの思い出や今後の人生について語っていました。確かに現在の音楽界では、狩人の歌のジャンルの位置付けが難しいと感じています。新しいシンガーが出現しては、いつしか消えていく世界で、我々見ている側からしても大変な事と思います。時には「あずさ2号」の曲が世間的に一人歩きして、狩人の存在が影に埋もれてしまった時もあると思います。狩人の活動10年目頃に、仕事がない時があった事を言っていました。そんな苦労をしてまでも、今まで頑張ってくれた事にエールを贈りたいと思います。

 「あずさ2号」がヒットしたのは、僕がまだ子供の頃でしたが、サビの部分を力強く歌い上げる二人の姿が目にやきついています。その後「コスモス街道」「アメリカ橋」などの曲を出してくれました。しかし「あずさ2号」の印象を打ち消すほどのインパクトはなかったです。兄弟の透き通るようなハーモニーは、凄く心地よく気持ちをクリヤにしてくれます。20年前に中森明菜さんのヒット曲の「ミ・アモ-レ」も、狩人がカバーしています。後半は結構ポップな曲もだしていて、パンチのなる二人のハ-モニ-が聴き応えありました。

 また昭和の曲は、詩の内容曲の雰囲気 そして歌い手のセンスの融合で、心に残る歌が生まれて来たと思います。そんな昭和の曲を歌う歌い手が一つ消えて行きます。

 

 

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僕の青春のメロディ  ♪ 大塚 博堂 ♪

2007年11月26日 | 音楽

 僕がまだ青年時代を過ごしていた頃、音楽と言えばレコードが主流でした。けれどLPレコードで一枚3000円くらい、シングルで700円でした。今の年代の人にはピンと来ないかも知れませんが、月に何枚と買えませんでした。そこで僕等世代はみんなラジオからエアーテェックして 市販のカセットテープに録音していました。AMラジオは無理ですが、FMラジオはステレオ放送なので、常にお気に入りの番組くぎ付けでした。

 今日紹介する「大塚 博堂」さんですが、37歳で亡くなっています。僕が音楽に興味を持ち、聴き始め頃(昭和57年頃)には大塚博堂さんはもうこの世にいませんでした。しかしその歌声は音楽業界に語り継がれていました。32歳で遅咲きのデビューで・・そして去っていきました。
 大塚さんを知ったのは「センチメンタルな私小説」という曲です。この頃のフォークソングは世情に訴えかける内容から、身近な恋愛を対象にした曲が多くありました。特に男性シンガーの場合、男性が女性に対する心境を歌った曲が多く見受けられます。この曲にも「心を流れる川がある・・・」という、ご本人の若き頃を思い出して書いた詩にも思えます
  「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」
がファースト・シングルですが、この曲は映画「卒業」を彼女と二人で観に行って、その後の気持ちを歌った曲です。少し寂しい内容ですが、それを大塚博堂さんはやさしく歌っています。太い低音と明るい高音で歌うこの曲に、多くの男性は共感したことでしょう。
 同じような内容で彼女を手放した後の心境を歌った「季節の中に埋もれて」が有ります。こちらはスローテンポで少し重い気持ちになります。大塚さんの曲の特徴として寂しい曲が多いけれど、中には「旅でもしようか」という、前向きな気持ちにさせてくれる曲も有ります。「春は横顔」は化粧品のCMにも起用された明るい曲も有ります。

 この46分テープには大塚博堂の曲が12曲入っています。その最後の12曲目に「もう少しの居眠りを」という曲でしめてあります。僕のライブラリーにこれ以上大塚さんの曲が増えることはありません。

 このブログを書くに当たって、古い記憶を思い出す為に「大塚博堂」をパソコンで調べていた所、現在 彼の甥である大塚 郷さんが、しっかりとおじさん(大塚博堂)を現代に受け継いでいることを知りました。凄く嬉しく思います。
  
    大塚郷と大塚博堂を詳しく知りたい方は
               大塚郷のホームページをご覧下さい

 僕の当時録音したこのTDKの46分テープは未だ健在で、25年位経っていますがいい音を聞かせてくれます。当時は結構テープの品質にこだわりましたからね。


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