あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

中華 奇珍

2009-06-30 18:26:41 | ヨコハマ
お昼ごはんの場所も内緒にしていたので
親は盛んに「○○じゃないか?」「あそこだ!」と
質問を浴びせてくる。

母が以前から久しぶりにサンマー麺が食べたいと言っていたので
横浜の麦田にある中華料理屋
「奇珍」に向かった。

今も母の実家が麦田にあるので法事などで私も何度も訪れた事がある。
また昭和40年から46年までの間は実家近くに家を借りて
私が産まれる前までは麦田に家族は住んでいた。


なんといっても私好みな店構えがたまらない。



何気ない店内の隅もステキだ。

お店の方と母が小中学校の同級生なので
母と店員さんは二人で話し込む。

会うのは久しぶりのようだ。
色々とサービスをしてくれた。

父「よく家から鍋を持ってここの店に来てラーメンを鍋に作ってもらい
持ち帰ったな」

今では出来ないでしょう。時代ですな~。
サンマー麺、生ザーサイ、しゅうまい、揚げわんたんを
食べました。

今回はこれから泊まりに行くので出来ないが
シューマイを持ち帰りにすると「酔っ払いのお土産」
みたいな包装をしてくれます。

その後、市電保存館に行く。


かつて横浜市内を走った市電7輌が保存されている。

入り口にある「市電映像」を懐かしげに見る。


「2番(系統)はどこだったけか?」
「(開通式の映像を見て)この人は平沼市長だ」
とか実に懐かしそうだ。

つづく


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コルトは見ていた

2009-06-28 14:04:01 | 三菱コルト1100

久しぶりに親を旅行に招待しました。

6月9日 13:00

「近場で温泉旅館」とだけで行き先は告げずに出発。
車はコルトプラスではなくコルト1100。

同じコルトでも1100にしたのは
もうあまり親子でコルト1100に乗る機会も無いだろうから。

オイルを補充し洗車を終えて病院から帰ってくる親を待ちながら
かつての家族旅行の事を思い出していた。

旅行に出掛ける時は前日から楽しみでなかなか寝付けず
母に起こされると外はまだ薄暗かった。

前日の内にエンジンを父によって整備されて
荷物を満載したコルトはあの時、我が家の第一線にいた。

そういえば家を出る時間はいつも私達子供の出掛ける準備が
終わらなくて30分ほど予定より遅れるのが定番だった。

母の作ったオニギリと鳥の唐揚げを
NHKのラジオ体操が終わった頃に走る車内で食べた。
ペットボトルではない紅茶は水筒に入れて順番に飲んだ。
まだ兄弟3人が後部座席で騒いでいても狭いとも思わない程
小さかったのだ。
飽きてくると前のベンチシートを乗り出しカーラジオの
選局ボタンに触ろうとするのだが脇から出て来た
手に父は
「危ない!運転中に触るんじゃないの!」と
怒るのだった。



もう30年も前の事か・・・

親は病院から帰ってきたが何やら揉めている。

 父「ちょっともう一回病院に行ってくる」
 母「薬なんて帰って来てから取りに行けばいいじゃない!
まだあるんだから。12時に出るって約束でしょ」

父がコルトプラスで再び行ってしまった。
どうやら病院からの薬を忘れてきたようだ。

私の方はいつでも出られる準備が出来ているのだが
「まったく昔と逆じゃないか」と苦笑。

結局一時間遅れで出発。
かつては父が握っていたハンドルを私が握る。
出かけ前のドタバタも親子逆になってしまった。
後部座席では母が「どこに行くんだろう?♪
この道を右に行くか左に行くのか・・・あ、左だ♪」
楽しそうに笑っている。

決してこの旅行が最後になる訳ではない。
ないのだけれど、もうそれほどある訳ではない。

でも最後になるかも。
人生、急に何が起こるか分からない・・・。
そんな事を想い細いハンドルをギュっと握った。

ギアチェンジをしようとコラムシフトを握ろうとしたが
父が助手席からラジオの音量ボタンをいじるので手がぶつかっている。

「危ない!ギアチェンジが出来ないでしょ!
まったくもう!本当に逆になっちゃったよ」

口に出そうと思ったが止めておいた。


つづく


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全日空荷物タグ

2009-06-20 21:56:32 | 60年代
オークションで見つけて思わず買ってしまいました。



60年代に使用されていたそうな全日空のバゲッジタッグ。
機内手荷物用
「手荷物は床の上にお置き下さい」
と書いてあるのでこの頃は頭上には荷物入れが無かったのか
どうかは判りません。

この色使いとデザインが素晴らしい!
ANAや「アナ」ではなく昭和な時代は「全日空」なのである!
(なら日ペリにしなよ、とか言わないで)

6月になって衣替えという事で冬の間は使用していなかったシムカ1500の
鞄に付けたら似合うかな、と思って落札したのだが
もったいないのでコピーしラミネート加工をして
カバンに付けてみました。



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プリッツ ラーブ味

2009-06-19 21:58:47 | Weblog
バンコク旅行で一番のお土産はグリコプリッツの
タイ仕様「ラーブ味」だと思う。

安くて日本人にも馴染みのあるグリコプリッツなので
とても喜ばれます。

職場のベルサービスだけではなくお世話になっている他部署や
お客さん、タクシーの運転手さん等へ
配っておくと後々助かるのでスーツケース満杯にして帰りました。

ちょっと辛くてビールのおつまみにとても合うのです。

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さわやかサービス行政運動

2009-06-08 00:37:01 | Weblog
先月の事、友人から

「職場でサービスについての講師をして欲しい」
と話しがあった。

はぁ?この私が講師とは(笑

勝手に実の兄のように思っている3歳程年上のその人が言うには
職場では「さわやかサービス行政運動」というのがある。
いかにもお役所的な匂いのするその運動は20年以上前に閣議決定されたそうな。
【公務員の一人一人が国民全体の奉仕者であることを自覚し~】

今回は民間のサービス業界に従事する人達の話しを職場でして欲しいが
そう簡単に呼べる伝(つて)も無いし報酬も払えない。

私に話しを持って来てくれた事が嬉しくも、そんな経験もないので何をしてよいのか判らず困惑したが
彩「何人位の前で話すの?」

友『10人位だよ』

この私が講師か…
人前で話す事は苦手でだが過去にその友人達の披露宴で司会をした事があるのでそれを見込んでとの事だった。
人数も10人位だからそれ程緊張する事も…

それに兄さん(みたいな人)と一緒に仕事が出来るなんてめったにないチャンス。

彩「何を話せばよいの?」
友『なんでもいいよ』

なんでもいい、が一番困るんですけど・・・
彩「場所は?」
友『本店』

ほほ~!滅多に足を踏み入れる事は無いからこれまた面白い。

休みの日に行こうとしたが都合が付かないので夜勤の前に行ってきました。
(5月27日)
仕事の話だから制服で乱入しようと制服を持ち帰り
当日の朝に
彩「気合が入るから制服で行っていい?」
友『本部はシャレが通じないからスーツで来て』
彩「・・・」

出勤前で時間が無いので車で行く事にして
シートベルトの無いコルトで県警本部に乗り付ける。

「○○課に行きたいんですけど」
(ベルトの事、指摘されるかな・・・)

警「そちらで順番待ちして下さい」

見ると目の前の正面玄関には今や懐かしの130クラウンが横付け。
グレードはスタンダードな「デラックス」?!
こ、これは「幹部公用車」って奴じゃないですか?
トランク脇の「自動車電話アンテナみたいな警察無線アンテナ」や「横浜71」というナンバーも時代を感じる!

進路を譲ると軽く敬礼をして出て行った。
デジカメを手にしていたがとても撮影する空気じゃない。

来庁者用駐車場に車を置いたら隣には現行コルト。
新旧コルトが並んだ姿を写真を撮りたいと思ったが止めておく。

受付に行くと最近の刑事ドラマで出てきそうな
「警察本部の受付嬢」が本当にいた。
テレビで観ていて
「こんな人が警察にいる訳ないだろ」と思っていたが・・・
踊る大捜査線みたい。

制服姿も凛々しい友人に案内された本部内はなんとなく暗い感じがした。
会場となる畳敷きの和室には10人の制服警官。

い、いきなり始まるんですか・・・

何を話すかは当日適当に決めようと思って原稿も書いて行かなかった。

【教訓】
ちゃんと話す事を決めて行きましょう・・・

ちょっと緊張してしまい思っていた事を半分も話せませんでした。
内容は職歴や今のドアマンの仕事や心構えとか「サービスとは~」
なんて偉そうに話していました。
でも支離滅裂・・・

終わった後に二人で展望室へ行った。
平日の昼間には見学者も無い。

警官の制服を着た友達とスーツを着た私が下界?を見下ろす。

 な、なんかドラマみたい・・・(感涙)

「(本当に二人で仕事が出来て良かったよ。
兄さんのその仕事に私は憧れていたから)」

そんな事を思っていた。

滅多に出来ない貴重な体験だったがもしも来年に
機会があったら今度こそは上手くやろう。

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パンと食料品の店

2009-06-05 21:14:09 | 60年代
去年の夏に自転車で大船まで出掛けた。
そのコースは小学生の頃の大冒険を再訪しようと思い
義姉から自転車を借りて出掛けたのだが未だにブログに書いていない。

帰り道に今まで気付かなかった小さな商店街を見つけた。

戸塚近辺で国道一号線から脇に入る道すら通る車もそれほどいないうえ
更に目立たない場所にそこはあった。

「こんな所に・・・」

子供の頃はその道を通っていたはずなのに全く気付かなかった。

殆どの店は潰れていて営業しているのは4件ほどだった。



「昔のお店はこうだった」

そんな店があった。

今時こんな店構えが横浜にあるのか?
夢でも見ているのかと思う
そんな雰囲気だった。





興奮を隠してジュースを買う。
さりげなくお話しを伺うと
「昔はこの商店街も多くの人で賑わったのよ」

近くには私達家族が日曜日に父のコルトで出掛けていた
ボーリング場を改築したダイエーがある。

おそらく地理的にそのダイエーが出来て影響を受けたのだろう。
そのダイエーは私達家族の楽しい思い出の場所なので
複雑な気持ちだった。

こんな事を書いては失礼だが、あまり売れてないだろうな
と感じた。

お店のオバサンは感じの良い方だった。


帰りに『途中で飲むから』ともう一本ジュースを買う。

帰宅後、数日は「缶詰だけでも買いに行こうかな」
と気になっていたがいい加減なもので最近は忘れていた。

隣には本屋さんがあるのだがここもお客さんの入りは無さそうだった。

コルトが治ってなので戸塚図書館へドライブがてら出掛けようと思い
あの商店街に立ち寄る事にした。

隣の本屋さんに買いそびれた「週刊昭和」が置いてあったらラッキーだ、と
思い訪れると・・・

本屋は開いているのだがあの食料品店が閉まっていた。
動揺を抑えて本屋に入ると探していた「週刊昭和 35年、36年」が
置いてあったので購入し隣の事を聞いてみる。

やはり閉めてしまったとの事だ・・・・

一度しか立ち寄っていないお店だったのに
寂しい気持ちになった。
お店を畳むにはいろいろな事情があるのだろうから仕方ないが
いつまでも残って欲しいお店だった。

これからは欲しい本があったら
あの本屋さんでなるべく買うようにしよう・・・


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おとなり 

2009-06-01 23:01:39 | 映画
久しぶりに「これは観たい!」と思っていた映画

「おとなり」を観てきました。

休みだったのでコルトさんを軽く洗い
買ったばかりの腕時計をして
ドライブがてら出掛けてきました。

恵比寿ガーデンシネマは遠いし
横浜の映画館は駐車スペースが少なそうだし・・
その中間で川崎109を選び一時間のドライブ。

好きな道なのに久しぶりに走る第二国道。
遠い日の思い出もあったりする道なのでなんとも懐かしい。

帰ってきてから絶好調なコルトさんの楽しさと昔日を思い出しながら
川崎駅に到着。

初めて訪れるラゾーナ川崎の広さに驚いてしまう。
いや~、広いです。
駐車場からチト遠いです。

指定席制なので5分遅れで入ったら一番前になってしまいました。
平日だし空いていると思いきや13:40の回は8割がたが埋まっていました。
岡田准一さんが出ているせいか若いお客さんが多かったです。
(岡田さんといえば劇場版「SP」早く観たいな~)

【感想】
ノンビリした展開になるのかと思いきや
いろいろな事が起こり飽きません。
出演者も良いが全体の雰囲気がたまらなく良かった。
ネタばれになるので書けないけど
ラスト・・・目頭が熱くなったのは内緒でおじゃる。
エンドロール?の使い方が泣かせます。

映画を観終わった後にホンワカした気分にさせられたのは
いつ以来だったのか思い出せない。
最近、邦画も主人公の余命がなく~(涙)
みたいなのばかりになってしまい映画を観に行く機会が減ってしまいました。

最近友達から
『彩雲さんて好きな映画は二回見ますよね』と
指摘されたが

きっと今回も再び観に行ってしまうのだろう。

映画「おと・な・り」公式サイト
http://www.oto-na-ri.com/index.html

久しぶりに良い映画を観た余韻でいっぱいです。


コメント (4)
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