あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

0系新幹線再び

2008-11-30 20:13:28 | 
「夢の超特急」0系が引退 最後の定期運転(共同通信) - goo ニュース


10月14日

今回なぜそんな朝早くに湯平を出なくてはならなかったのか。

それは甥っ子を「0系新幹線」に乗せる為。
当初、「消えゆくブルートレインに乗せるなら同じく消える初代新幹線にも乗せよう」
と思っていたのですが
『こだま638号』が博多を午前09:19に発車。
これに乗るには博多駅で宿を取るしかなりません。
しかし博多等の都市でホテルに泊まっても「旅」をしている気分を
味わえないだろう。

「はやぶさ」にして人吉温泉に泊まろうかとも思ったが
これも時間的に無理。

そこで考えたのが途中から0系に乗せること。
各駅停車する特急「こだま号」を別の超特急新幹線で追いかければいい。

湯平駅を07:33に発車した気動車は
大分駅に08:17分に到着。

大分駅からはソニック14号に乗る。
発車は08:40なのでホームでゆっくり待つことにする。
売店で子供向けの鉄道グッズがいろいろ売っていた。

ご両親の躾がいいのか二人の甥っ子は「買って~」とか言わない。
う~ん、感心感心♪

しかし九州まで来た、という記念品をまだ何も買っていないのだ。
そこで欲しいものを買ってあげるから、と言って
ソニックのプラレールを二種類買ってあげた。
(旅行が終わるまで常に大事そうに持っていました)

新しい電車に興味がない私でも青いソニックはカッコイイ。
しかし九州の電車なので子供達は知らないだろうと思っていたが
旅行の前に途中でソニックという特急列車に乗ると言ったら
「ソニックに乗れるの?!!」と大喜びだった。


昨日の「富士号」よりはるかに速いスピードで走り
小倉駅に10:07到着。

小倉駅からは子供達にとって初の新幹線となります。

ひかり456号 700系レールスター。

小倉駅10:22発を待つ。



新幹線ホームに上がると先発の、のぞみ号が停車していた。
これが発車したら次のひかり号に乗るよと説明。

しかしそののぞみ号は発車したと思ったら数十メートル進んで急停車。

数分経っても動きません・・・

このままだとこの遅れで0系に乗れなくなる(涙)
なんで止ったかも不明で焦っていると「子供がホームに落ちた」との事。

長い時間に感じられたがのぞみ号はなんとか発車。




700系レールスターには4人用に仕切られたコンパートメントタイプの席が
あります。

その座席を去年、大阪の交通科学博物館で展示されていたのを見ていたが
まさか自分が使うとは思わなかった。



数分の遅れで広島駅に到着し
念願の0系新幹線を待つ。

特急こだま638号
広島駅 11:30発

平日という事もありガラガラでした。
(注:横浜の小学校には『秋休み』というのがありその休みに出掛けています)



その後の0系は引退が迫り混雑したようですから
空いている時に乗せる事が出来てよかったです。

前の700系と比べるとやはり随所に古さを感じます。
(私はそれが好きなのですが)


途中駅の通過待ちで「新幹線の前で写真」
を撮ります。


なんか物足りない感じがするけど・・・

やっと子供を(甥っ子ですが)0系に乗せる事が出来た。
計画から実現までかなり悩んで心配しましたが
これで思い残す事も・・・

大人になったら
「富士と0系新幹線に乗った」
事を誇りに思ってくれたら嬉しいぞ!

ところでなんで鼻先が灰色じゃないんだろう??

1時間半の乗車後に終点岡山駅に到着した。

もう一度写真撮影を行う!



顔も大きいし今度は満足です。

JR西日本の0系モザイクアートに投稿しました。

http://artcp.jr-odekake.net/mosaic/mosaic.php

私のは
028180621
です。

いつの日か
鉄道博物館等で保存されているだろう
EF66の電気機関車と0系新幹線を見て
今回の旅と叔父さんの事を思い出してくれれば嬉しいです。



思えば二年前の今頃は0系に乗るべく旅に出ていました。
その時の様子↓
http://blog.goo.ne.jp/saiun4gou/e/902be3f1a0cbcf0bf38d4fc7796d9ac8

http://blog.goo.ne.jp/saiun4gou/e/d2012dd10586ea9a8a14621d7d4783af

↑久しぶりに読んだら自分でも懐かしかった(笑)
あれからもう二年か~。
去年の今頃も一駅だけ0系に乗っていた。
その事は書かなかったけど。

0系が定期運用を終える今日はニュースでその模様を伝えておりました。
しかし・・・

なぜこんな日にこそ日本映画の名作
新幹線大爆破
を放映しないのだろう?


つづく


コメント (19)
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続 熱海日記 ハイウエイ時代?

2008-11-20 21:22:51 | 熱海
来宮神社をお参りした後は熱海市街をプラプラ歩きます。



おや?一同何か反応していますよ


子供服に興味が?

いえ、看板の書体と鳥さんのイラストが一行の心を捉えたようです。



内輪ネタですが「安全体操」さんが交通安全の標語を見つけ大ハシャギ。

 課長・・・普段、会社では怖い人みたいですよね。
この満面の笑みの写真を職場の方々に送っておきますね。


省略しますがこんな感じで街を歩き福島屋旅館に到着しました。



旅館の夕食を堪能し部屋に戻っても話しは尽きない。
席を抜け一階の静まり返った帳場前のソファに座り
ソフトパッケージのCAMEL LIGHT(米国製)にマッチで
火を点けて一服。

一ヶ月ぶりのタバコ・・・至福の時です。
(普段は吸わないのです)

やっぱりキャメルはアメリカ製の方が旨い!
といっても毎日吸っていた時よりはうまくなくなった。
禁煙しようと思えば出来るのだろうが
旅先での喫煙は旅の楽しみなので止めたくない。

バンコックのZUBEBIBOさんより着信。

 本当にいつ帰ってくるのだろう・・・
 帰ってきたら福島屋の広間で帰国祝いかな。

翌日、予定がある為こだま号で先に帰るてっちんさんを
熱海駅まで送る。
「浴衣」と草履でコルトを運転する。

無事に送り戻ってきてから最後の入浴。
一泊で福島屋の湯には4回入った。
もっと入っていたいと思ったが満足してしまっては
次回の楽しみが無くなってしまうので止めておく。

いつもなら同じ方面の安全体操さんを送って帰るのだが
湘南国際マラソンの為に国道134号は閉鎖。
1号は迂回路として混雑するのは目に見えているので
東海道線で帰ってもらう。
宿を出て駅で別れてから暫く考えていた。

(考える人。自分の運転する後姿って初めて見た気がします)

1.熱海ビーチラインを走り小田原厚木道路を経て東名高速



2.時間も早いので熱海城付近を観光し熱海新道へ抜け
料金所跡を探し玄岳駅の今を見る。
その後芦ノ湖スカイラインを走り御殿場方面に抜けるか。

普段なら「2」を選ぶのだが急に一人になってしまった為か
気がのらない。
それに曇りなので玄岳は視界も悪いだろう。

結局熱海ビーチラインを選ぶ。

(週間サンケイ'65秋 1000万人の乗用車 より)


この道は昭和40年に開通して以来あまり変わっていないのかもしれない。
モータリゼーション華やかな60年代から様々な車が走り抜けたのだろう。

(このセドリック130は希少なスタンダード!そういえば熱海に住んでいて父上が130に乗っていた方がいたな・・)

この有料道路は旧道路公団ではなく別の会社が経営しているので
ETCは使えない。
なので今では珍しい「回数券」が販売されている。


自動車道の回数券と聞くと
頭に浮かぶのが昭和42年の日活映画
「紅の流れ星」だ。
渡哲也さんが大切に持っていた「首都高の回数券」。
劇中で神戸に流され望郷の想いで帽子に挟んでいた。

世の中が電子化された今日
デザインは変わってもアナログな紙の「回数券」


コルトのダッシュボードに入れておくと
いつでも熱海に行けるというか
熱海と繋がっているような気がするので
料金所の事務所で11枚綴を購入。

真鶴新旧道路を避けて旧道(一般道)を走る。
道が狭いので注意が必要だがこの道も「昭和」な雰囲気が
するのでよく選ぶ道です。

小田原厚木道路を経て東名高速に入る。
コルト1100で東名高速を走るのは初めての事だと思う。

道路は片側3車線で走りやすい。
モーレツにダッシュをしたら
速度計の針は早くも80キロを示している。

「世の中はすっかりハイウエイ時代だな~」と実感。



おしまい

安全体操さん
画像の提供ありがとうございました。
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2008年11月の熱海日記

2008-11-17 00:00:08 | 熱海
熱海より帰りました・・・
とても面白かったけどちょっと疲れました。

出掛ける直前になって翌日に134号線が湘南国際マラソンの為に
閉鎖される事を知り愕然としました。

てっちんさんとの待ち合わせは遅刻する事が多いが今回は珍しく
時間通りに戸塚駅に到着。
「早めに着いてマクドナルドで朝ごはんにしよう」
と思っていました。
マクドは好きだが滅多に行かないのでそんな事も楽しみでした(苦笑

が!
戸塚駅に着いたら再開発中で変貌ぶりに唖然・・・
予定していたマクドもビルごと無くなっていました・・・

更にいつもはそれほど混雑しない平塚までの道も渋滞。
なんだったのでしょう?

安全体操さんと合流し熱海を目指す。

今回は熱海ビーチラインではなく一般道で熱海入り。


熱海駅に到着し今日の内にお土産を買い熱海第一ビルに行ったら
本屋に「日産名車」のフェアレディSR311とプリンススカイラインが・・・

極力、買わないようにしているのに二つ共買ってしまいました

福島屋旅館に行きコルトを預ける。
今回の「展示」はナンバーを変更



そして「頼まれもしないのに」日帰り入浴の案内を貼る。


家で作ってきました。
ご主人の許可を取った方がいいかな、と思いましたが
黙って貼ってしまいました(勝手に応援)

さまひさんが熱海駅に到着


 (熱海駅は建て替える計画があるそうだ。あの駅舎に味があってよいのに)

雄吉アイランド船さんから
以前にブログで取り上げた
「キングタクシーのマークⅡの運転手さんに逢ったらブログに書かれた結果『マークⅡ指名』で人気が出て喜んでいる」
と聞いていたので前回の写真をプリントし渡したらとても喜んでくれた。

駅前ロータリーのど真ん中でツーショットをお願いしたら
「どうぞ運転席に座ってください」
と薦められる。
いきなりの事で心の準備もしていない為に辞退。


駅ビル二階の食堂街のナウな中華屋で食事。



食事中に舌を噛んでしまい1人で泣く。
近年稀に見る噛みっぷりで、しゃべるのも辛くなるほどでした

てっちんさん
「あ~あ、せっかくの運転手さんのご好意を断っちゃって。
きっと今頃ショックを受けていますよ」

安全体操さん
「あんなオイシイ機会滅多にないのに。
俺は心の中で『乗れ!』って念じていたのに」

モーレツに非難されました(笑)
今にして思えば惜しい事をしました。

店を出て駅前のコンシェルジュで森村誠一さんの
アタミステリー紀行「出逢いの聖地」を入手する。
これは謎解き小説です。
正解すると抽選で賞品が当たるそうですが
チェックポイントの来宮神社でスタンプを押す必要があります。

詳しくはこちらをご覧下さい



来宮神社へ行こうと市内観光も兼ねて「湯~遊~バス」に乗ろうとしたが
行ったばかり。
キングタクシーに電話をしてマークⅡの運転手さんを指名するが
無線で呼び出してもらったが応答無しだそうで諦める。

しばらくしたらあのマークⅡが実車で熱海駅構内へ戻ってきたので
すかさず捕まえる。

「さっきは写真をありがとうございます。ポンコツマークⅡの○田でございます(笑)、ご指名ありがとうございます(笑)」

とても嬉しそうだった。
来宮神社までお願いし乗せてもらうと
このタクシーのいろんな話しをしてくれた。

「スタンドに行ったら『これだよ、パソコンに載っていたタクシー!』と
言われました。その画像を携帯電話に入れて周囲に見せている」
「電話でも『あのマークⅡで』と指名された事が3回ほどあった」
「このタクシーに乗っていて良かった、と思った」
等、とても嬉しそうに話してくれました。
走行距離を聞いてビックリでしたがエンジンを一度オーバーホールしているとの事で納得。
それでもボディはキレイで車齢を感じさせない。

来宮神社で写真をお願いし
念願の運転席にも座らせて頂きました♪




驚きの走行距離は実際に乗って訊ねて下さい。

キングタクシー
熱海
℡:0557-82-2211
「マークⅡの6号車でお願いします!」



つづく





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熱海に行ってきます♪

2008-11-14 22:19:55 | 熱海
さて、明日はみんなで熱海に行ってきます♪

職場で
「また行くの?」
と言われました(笑)

だってこの前は日帰りだったじゃん!
今度はマイカーで行ってお泊りです。

「一年に何回行くの?」

何度でも行きます!

二日前からと~っても楽しみで!
車を洗って磨いてオイルと水を補給して点検して!
今月の勤務はスタッフの人数が減って肉体的にキツかったけど
「これが終わったらコルトで朝早く出ててっちんさんと安全体操さんを拾って
いつもの熱海行きのコースを普段とちょっと換えて
さまひさんと熱海で合流して
『観光』して風情溢れるあの宿に泊まってあの湯に入って
うまい夕食を取って酒を飲むのだ!!
で、一ヶ月ぶりにタバコを吸う」

そんな事を頭に張り切って仕事していました。

何歳になってもワクワクした楽しみを持てるというのは
何にも代えがたい。

明日、あの仲間に逢えるのだ!
みんなには本当に感謝しています。
(海外にいて参加出来ないZさん含)


ところで

以前にタクシーの運転手さんの事を書きました。
http://blog.goo.ne.jp/saiun4gou/e/569b50b525c7178cf86825e4cda6abde

>>今度長距離が入ったらU村さんの後輩さんに廻そう

U村さんの事を知らせてくれた後輩さんに長距離(成田空港まで)を
久しぶりに廻せました。
長い列を作る車列でその後輩さんを指名し
『○社チケットです(うそ、現金)』
『(近くの)~駅です(本当は成田)』
他の方に悪いので大声で呼び出した。

空港から戻ってきたその後輩さんは
成田の売店で落花生を買って来てくれた。
「仕事が終わったらこれで一杯やってください」

あしたの夜はこれを肴にみんなで一杯やるのだ!
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由布院より湯平がお薦め!

2008-11-12 20:33:37 | 
由布院までは久大線に乗る事になる。
二年前に来た時までは地上にあった乗り場は高架化されていた事に驚いた。
休日なので混雑していると覚悟をしていたが2両編成の気動車は空いていた。
都会化された大分駅を出て暫くすると懐かしい風景が流れてきた。
しかし、途中にあったはずの「風情のある田舎の駅」は「昔ふうの駅」に代わっていた。

由布院を訪れるのは5年ぶり。
もう訪れる事も無いと思っていたが子供達(注:甥っ子です)に昔の自動車を見せようと思いコースに入れた。
由布院の駅前は鎌倉、京都、軽井沢のような雰囲気。
若い女性には人気かもしれないがこの雰囲気は私にはどうも…
なので私は由布院よりも湯平(ゆのひら)温泉をお薦めします。

昨夜の夕飯も朝食も弁当なので子供達にはハンバーガーの方が良かろうと予め調べておいた由布院豊後牛バーガーを探す。
これは確かに旨かった!

また食べたいな、と思う味でした。


その後は甥っ子達に説明していた
「ケサブローを探せ」
というイベント?

自動車の博物館?みたいな所に行きます。

前に赤電話を届けてくれたまにまにカレチさんのマツダK360と同じ車を探そう、と
旅にしおりに書いておいた。

↑まにまにカレチさんの愛車。この時、我家に赤電話を届けて子供を乗せて走ってくれました。子供達は大喜びでした♪

「あった、あった!」



無事にケサブローとコルトを見つけたがコルトの状態は前回よりもホコリが払われていたがタイヤの空気は抜けたままだった。
しかもコルト1500の誤表示はそのまんま(展示車はコルト1100デラックスポピュレール)。


面白かったのがこれ。


ボタンを押すとクラウンRS20、30系のテールランプが点滅します。
これはイイです♪

出口のお土産屋さんでエブロの模型を見ていると
店員さんが
「これはエブローというメーカーが出していて良く出来ているんですよ」
と勧めてくる。

彩雲『エブロって三菱だけは出さないんですよね』
店員さんは「・・・」
黙ってしまいました。

ここは店員さんの態度も感じも良いんですがもう少し車の手入れを
して欲しいものです(涙)

子供達には満足してもらえたようだが由布院で次にどこに行きたいと言うのは特に無さそうだ。

では、早めに湯平に行き探検しようということになり一本早い気動車に乗る。

二年ぶりに降り立った湯平駅は特に変化は無い。それが嬉しい。
「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」の撮影で使われたというベンチの場所が移動していた位。
宿に電話を入れるとすぐにマイクロバスで迎えに来てくれた。
ご主人の笑顔が懐かしく変わってないのが嬉しい。
聞く所によると公営バスはついに廃止されたとの事。
なので湯平駅から湯平温泉迄はタクシーが宿に電話して迎えに来てもらうしかない。
駅から離れた所にある不便さすら魅力に思える。

湯平温泉入り口に来ると帰って来たんだな、と実感する。
石畳の坂を登りながら
 『まさか甥っ子とこの地に来るとは・・』
と思っていた。

本当はいろんな旅館に泊まりそれぞれの良さを味わうのが楽しいのだろうが私は一度世話になって好きになった店は何度も通いたい。

白雲(はくうん)荘は正にそんな旅館です。

宿の裏は川が滝のように流れている。
川の音を聴きながら入る宿の内湯が帰って来た事を実感させる。
子供達も部屋から聴こえる川の音に「この音がいいよね」と言ってくれる。

食事の後は部屋に戻り座っていたらいつの間にか30分程寝てしまった。
翌朝は早いので早く子供を寝かせようと布団に入った。
寝た後で一杯やるつもりだったが起きたら真夜中…
ソーっと一階に降りと飲んでいました。
07:33の列車に乗る為に朝食は06:30

電話で予約をした際「朝早く出なくてはならないので朝食は要りません(本当は食べたいけど)」
と言ったら女将さんが
『では間に合うように作りましょう』
と言って下さり普段よりかなり早く準備をしてくれたのだ。
この宿を選んで本当に良かった。

朝食後は駅まで送ってもらう。

ブルートレインが無くなってしまったら次に訪れるのはいつだろう。
また湯平温泉に行って白雲荘を訪れたい。

白雲荘

電話 0977-86-2411

「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」
に出て来る『湯平荘』



この「白雲荘」がモデルとなっています。



現在では建て替えられています。
映画に出てくる旅館内の映像は別の旅館かセットとの事。
法事の場面も「カメラが入らないので」セット。
但し玄関からのショットは「白雲荘」で撮影されたとの事です。





(↑二年前に三階から撮影)

中学生の頃
この映像をテレビで見て「大人になったらこんな場所に行ってみたい」
と思って今に至ります。
白雲荘さんお世話になりました。


つづく
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21階への挑戦

2008-11-09 13:47:33 | 錆びたナイフ
「分かりました、15分で戻ってきます」

久しぶりの更新です。
初めてこのブログを読んで下さった方はカテゴリー『錆びたナイフ』を
ご覧下さい。


電源は数年前から止り灯りも無い無人の高層ビルの最上階まで
単身行かなければならない。

しかしもう一つ頼みの綱があった。
車載の小型蛍光灯だ。
但し電池が切れ掛かっていたので単三電池4本を交換する。
グリーンパレス入り口のジュータンの上でひざまずき交換するが何故か点かない。
しかしこれが点かないと暗闇の中を駆け上がるのに不安だ。
2分経った。
残された時間がない。
蛍光灯を諦める。もう頼りになるのは小型マグライトと懐中電灯のみだ。

再びエンパイアへと通ずる扉を開ける。
4メートル程の通路には外部電源であろう各種コードが足元にある。
よけながらエンパイアの扉を一人自分の手で開けた。
何度も躊躇した階段を目指す。

ここから21階までノンストップで駆け上がれるだろうか。

そんな思いが頭をよぎる。
しかも途中で見てはならない物に遭遇しないだろうか。
かつて管理人さんから伺った高層ホテルならではの『事故』を思い出す。
「停まらずに一気に行けば何とかなるな」
マグライトを握りなおし狭い階段を駆け上がった。
階段の床は所々でタイルが剥がれていた。人の手が入らないとタイルの接着も弱るのだろうか。

…6階、7階。息があがる。
おそらくホコリだらけなのだろう。
有害物質を吸い込んでいるのかもしれない。

普段から
「もしも入る時は最低限マスクや大型電燈を持って行こう」
と考えていたのだが。
やっと10階の表示が見えた。
既に足が重い。
日頃の運動不足を呪った。
まだ半分もある。その時時計を見ると6.7分が過ぎていた。

このまま最上階に上がったとしても見学する時間はあるだろうか

  引き返そう。
そんな誘惑に駆られた。
「クソッ!あと10階!」息を切らし叫び駆け上がる。
15階、あと少し。ここまでくればあと少しだ。
そして19階。

突如足元の感触が変わった事に戸惑った。

カーペットが張られている。
思い出した。『19階に展望会議室がある』という話しを。
ここから展望レストランまで徒歩で行く客の為にカーペットを
敷いたのだろう。
本来ならここも見ておきたいがそんな時間もない。

20階 厨房階。
ステンレス製の調理器具が見える。
この上に誰もが夢見た伝説の回転レストランがある。

何があるのだ

20階と21階の間で最後の階段を駆け上がり上を見たら
エレベーターの扉が目に入った。右には会計キャッシャー。
ついに到達したと思い足が停まった。
息を切らしながら登る。

そして「21階」へ到着した・・・・

つづく


久しぶりの「ホテル エンパイア」
今回は階段だけなので画像はありません。

それでは楽しみにしてくれた方々に悪いので
新聞記事を貼っておきます。

こんな事もありました。


昭和49年
子供が遊んでいて指を挟まれたそうです。

オリジナルサイズの記事はこちらをご覧下さい。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/7f/4ea35907a544e2623ebb156ad59b82c3.jpg


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秋・・・ですね

2008-11-06 21:05:44 | Weblog
今さらですが「秋」ですね。

私のコルトもすっかり秋です。

↓   ↓   ↓

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太陽の車 サニー1000

2008-11-03 18:45:40 | (旧車)
7月に熱海へ行った際、第一ビルの本屋で「日産名車」という模型付きの本を買った。


集めても飾る所も置き場所も無いのでその手の製品は極力買わないようにしている。
もちろん心から欲しいと思った物は「買い」だ。
フェアレディSR、サニー1000、プリンススカイラインの三種類があった。

熱海第一ビルのお土産で何か欲しいと思っていた事と初代サニーB10という60年代のマイカー時代の先駆者に惚れて買いました。





ところが最近になってネットやCMで日産名車発売の話しを聞く。
夏の前に販売していたのに、と調べると一部書店で試験販売をしていたようだ。箱の表示も僅かに違う。

初めて箱から出した。
このスケールは飾るのにちょうど良い。トミカリミテッドは集めるには良いが飾るには小さ過ぎる。めったに買わないのだから今回の大きさ位が私にはちょうど良い。


これは昭和42年の広告。



サニーVSカローラ戦争の真っ只中。
発売当初は2ドアだけだったがカローラに4ドアが設定されるとサニーも追従。
この時代に三菱はコルト1100 1000Fを販売していたが2車と比べると古臭さは否めない。
もっともその古臭さがあったからこそあのコルトは今も私のもとにあるのだ。
値段も違うが鉄板の厚さもサニーより厚いので今までもった。
板金塗装を施す前の状態を知っている自動車工場で
「これがサニーだったらとっくに朽ちていただろう」
と言われた。

話しは逸れたがこの広告で感心するのが設定ミッションの説明。




車を初めて買う方にも分かりやすく設定の幅がある事を伝えている。

売れるメーカーは違うのだ。
私は当然?コラムシフトを選びます。

ところで



このサニー1000はどうなったのだろう?
コメント (17)
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熱海日帰り日記

2008-11-02 19:33:07 | 熱海
10月25日
みんなの休みが合ったので日帰り熱海旅行になった。
いつもは荷物が多い私は手ぶらで行く事にする。
持って行くのは財布と携帯電話と家の鍵だけ。

東海道線で熱海に行きブラブラして毎度お馴染みのメンバーと合流。
福島屋旅館で400円の日帰り温泉に入る。(コルトのいない福島屋の車庫に違和感を覚える【笑)
風呂上がりは駅まで裏道をブラブラ歩く。
途中の酒屋でビールを買い人の通らない階段に座り乾杯。

熱海駅の二階にある昭和臭漂う食品街に行き飲める店を探すと和洋食堂「くるみ」というお店を発見。
入店するも期待を裏切らない内容。
昭和チックな物にいちいち反応する一同。

昭和レトロが好きな方で熱海に行ったらお薦めです。
店員さんの感じも良い。
熱海駅ロータリーが見渡せるのも良いです。
ずっと飲んでいたいと思ったが19時過ぎに店を出て東海道線のホームに移動。
熱海駅にブルートレイン富士/はやぶさ号が停まるので
それをみんなで見に行く。

昼間は賑わうホームは19時30分を過ぎると人もあまりおらず寂しさを感じさせる。
35分発車予定の列車は32分に入線してきた。
いやに早いなと思ったがJR東海の区間になるので運転士交換があるのを思い出した。
熱海駅で見るブルートレインは初めてだった。

このメンバー(+バンコク駐在員)で寝台列車に乗り旅に出たかった。
どんなに楽しい事だろう。

さまひさんに頼んで小生の写真を撮ってもらう


あまりひと様に「撮って」とお願いしないが
こんな比較をしたかったから


歳を取ったなあぁ(笑)
(富士が西鹿児島へ行く最終日に東京駅で撮影)

みんなで富士を見送った後はベンチに座り缶ビールを飲む。
何気ない事だがとても楽しかった。
(非常にクサイ事を言いますが)
仕事をして嫌な思いをした事もこんな楽しみがあれば乗り越えられる。
そんな事すら思っていた。

熱海は日帰りでも楽しい街だ。

20:59発の東京行きを待っていたら2ドア表示でグリーン車が無いとの案内。
さまひさんに聞いたら
「ムーンライトながらの送り便」
だそうだ。
なので普通料金で特急車両に乗れるお得な列車。
列車番号338M

http://www.jreast-timetable.jp/0901/train/085/088661.html


これはお薦めです!

朝に気付いたが富士が19:35
私達が乗った電車が20:59。
約一時間半もホームで飲んでいた事になる。
ちょっと驚いた。
コメント (12)
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