ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

初夏の花々

2024-06-08 | 植物

畑は夫任せでなかなか行く機会もなく過ぎてしまっています。(自宅から500mほど離れた場所にあります)130坪の土地を借りているので、家庭で消費する野菜を作るには広すぎ、花やブルーベリーなどを植えています。6月になっていってみたらその畑花壇は花盛りでした。一株しかありませんがたくさんの花をつけて咲いた「シャクヤク」です。山野草展でその花色に惹かれて買ったものです。

     

 

「オルレア」と「イモカタバミ」と「フウロソウ」はずいぶん以前にいただいたものですが、長いこと元気に咲いてくれています。

     

     

     

 

ここにある「ジャーマンアイリス」がちょうど咲いていました。同じような色合いですがそれぞれ微妙に違います。ピンクも可愛らしいです。

     

     

     

     

 

どこからかやって来て居着いた「ヤグルマギク」が毎年たくさん咲いています。畑ですので野菜の花で「ネギ坊主」です。これはネギの小さな花が集まっています。ネギ坊主の出来始めの若いものは摘んで天ぷらにすると美味しいそうです…

     

     

 

こちらは自宅の小さな花壇です。クリスマスローズの季節の後に出てきてその場所を覆い尽くしているのがこの「アネモネ・カナデンシス」です。可愛らしい花なのですが、どうにか対策しなければ他の花が消えてしまいそうな勢いです…

     

     

 

「シラン」は狭い庭でものびのびと咲いてくれています。

     

 

鉢植もあれこれあってハーブの「レディースマントル」、「信濃勿忘草」だと思って買ってきたら「支那勿忘草」だった「シナノワスレナグサ」、山野草展になぜか出展されていて買って来た赤い花のイチゴ「ローズベリーレッド」、山野草の小さな花「コアニチドリ(小阿仁千鳥)」です。

     

     

     

     

 

「ホスタ」は大きなものから小さなものまでいくつも鉢植えで楽しんでいます。「フウチソウ」も爽やかな雰囲気ですので夏に向かって玄関先に置いています。

     

     

 

娘から誕生日プレゼントに届いたバラの苗…厳重に荷造りされて後藤みどりさんのバラ苗専門の「コマツガーデン」から届いたのは蔓バラの「玉鬘」です。育てやすい蔓バラで人気のものを選んでくれたようです。このバラは西武ドームの「国際バラとガーデニングショウ」で出会って気になっていた花…その時欲しかったのですが、人気があって手に入れるには半年以上待たなければと言われたものです。こうしてプレゼントしてもらって嬉しかったです。

  

 

最後に最近の諏訪湖風景です。夏らしい雲が浮かぶ青空を見る日もありました。

     

     

     

 

これから梅雨に入るというより夏になってしまいそうな空でした…

     

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松本市立博物館へ~常設展と街歩き~

2024-06-05 | ミュージアム

「松本市立博物館」の続きです。企画展(2F)を見た後、常設展(3F)も見ました。常設展では松本市のことについてたくさんの展示がされていました。まず目についたのは大きなジオラマ…お城を中心とした城下町の様子が再現されて解説付きで展示されていました。当時のしっかりしたお堀の様子もうかがえました。太鼓門から入った右には二の丸御殿跡があるのですが、そこには当時建物がたくさんあったのが伺えますし、旧博物館の辺りにも建物が立ち並んでいます。本丸庭園と天守閣は当時のままです。

     

     

 

100年以上前、明治44年に開智学校の先生方が作られたお城の模型も100年の時を経てここにありました。

     

 

ここにも鎧兜など身につけていたものの展示がありましたが、目を引いたのはこの蒔絵の御駕籠(おかご)…豪華絢爛な駕籠は女性が乗ったのだそうです。

     

 

江戸幕府時代での大仕事は街道の整備ですが、松本を中心とした街道地図に注目でした。この地図を見るといかに松本が様々な流通の中心になっていたかが分かります。

     

 

街では商売繁盛を願う「あめ市」が開かれましたが、初市の宝船と七福神が再現されていました。大きな帆のこの船は見ごたえありました。

     

 

松本で注目なのはその手仕事です。「みすず細工」は竹で作ったその繊細な編み目の作品が素晴らしいです。「御神酒の口」は神棚に供える御神酒徳利の口にさす飾りです。「松本てまり」は武家の倹約生活の中から内職として作られたのが始まりとのことです。

     

     

     

 

松本の「七夕飾り」も独特で、さまざまな人形が吊るされます。「押絵雛」も「松本てまり」同様、武家の内職から始まったものだそうです。

     

     

     

 

ここに展示されていた松本の気持ちを表したそれぞれの文…クスッとしながら、なるほどと納得で、松本人の思いが伝わってきました…

     

     

     

 

博物館を出て、近くの「四柱神社」を通り抜けて繩手通りへ向かいました。神社の境内には「シラン」がたくさん咲いていました。白花もありました。

     

     

 

白繫がりで白い「ハト」と白い「ウサギ」です。ウサギはベビーカーに乗って来ていて、境内で遊んでいました。

     

     

 

「繩手通り」を歩いてみました。ここには海外の観光客の方々が大勢おられました。

     

     

 

繩手通りを歩くと「カエル」に出会うことが多いです。脇を流れる女鳥羽川にはカジカガエルがいたそうです。

     

  

     

 

この先のレトロな雰囲気の市営住宅を見ながら歩き、今の時期に花盛りのバラにも出会いました。

     

     

     

     

 

新装なった「松本市立博物館」を見学し街歩きも楽しんだ一日でした。この日の歩数は意外と少なく、6892歩でした。もっと歩いた気がしたのですが…

     

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松本市立博物館へ~山麓線風景と企画展~

2024-06-03 | ミュージアム

新装なった「松本市立博物館」…お城の中にあった古い博物館も良い雰囲気だったのですが、新たな博物館の企画展が気になっていってみました。まずは松本市内へ行く時にたいてい通る「東山山麓線」の風景です。塩尻峠付近では「ニセアカシア」の花盛りでした。

     

 

山麓線沿いの畑では「夏蕎麦」の花が咲いていました。白い花の咲く風景はとっても爽やかです。

     

     

 

北アルプスの雪も大分とけてきました。田んぼはほとんど田植えが終わっていました。麦畑は実りの時を迎えていました。

     

     

     

 

道沿いに花が咲いている場所があります。赤いポピーが目立っていました。

     

     

 

最近増えてきているのはワイン用のブドウ畑です。ワイン用のブドウの生産は長野県が日本一だそうです。

     

 

牛伏川を渡って松本市街地に向かう中山地区の麦畑…麦秋の風景です。

     

     

 

中山地区を下っていくと弘法山の反対側の山は以前から松枯れ被害が出ていましたが、被害が拡大したので広く伐採して植林も始まっているようでした。松枯れは松くい虫による松の感染症でほとんどの木がこれに感染すると枯れてしまいます。

     

     

     

     

     

 

松本市街地では久しぶりに中町を歩いてみました。中町は蔵造りのお店が並んでいます。この日は珍しく歩行者の少ない中町通りでした。

     

 

今は珍しい「はきもの店」や店先の飾りやライトや中町蔵の井戸を見ながら歩きました。

     

  

     

 

こちらが「松本市立博物館」です。ここにも湧水があって「大名町大手門井戸」です。

     

     

     

 

ロビーの吹き抜けには「松本てまり」が飾られています。

     

 

この日の企画展は「戸田家臣団~松本藩最後の武士団~」でした。戸田家は1617~1632年の間と1726~1869年(明治2年)の間に松本藩主を務めています。松本城で最も長く藩主を務めた家です。その戸田家を支えた武士団に注目した企画展では戸田家と家臣たちの資料を展示し、その時代を生きた姿を紹介していました。

  

 

たくさん展示してあったのは鎧や兜など、家臣たちが身につけていたものです。当時の資料がたくさん残されていました。

  

     

     

  

 

上級武士たちが住んでいた三の丸武家屋敷跡から出土したものたち…割れた茶碗を補修して使ったり、下駄がすり減るまで履いたりし、物を大切にする「もったいない精神」が伺える展示もありました。

     

     

     

 

出土品からは暮らしを楽しむ様子もうかがえますし、武士や教養人としての嗜みとしての茶の湯や煎茶などもうかがえます。

     

     

     

     

 

この戸田家の最後の藩主は版籍奉還で東京に出て行ったそうですが、家臣団の人々の多くは松本に留まって、その後の松本の発展にも寄与したようです。その後名を成した方の写真が展示されていました。

     

 

長いこと松本藩主を務めた戸田家…知らないことが多かったので興味深く展示を見ることが出来ました。その後、常設展も見ましたので次に続きます…

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の白い木々の花

2024-05-31 | 植物

この時期は木々の白い花が目立ちます。まずは娘宅で見た「ハクウンボク(白雲木)」です。大きな木があって毎年見に行っています。今年は去年ほどではないですが、それでもたくさんの花をつけていました。エゴノキ科エゴノキ属の落葉樹です。

     

     

 

可愛らしい小さな花を房状に付けてたくさん咲きます。葉の影に隠れて全体としては霞みがかった雲の感じでしょうか…種が飛んで増えたと思われる木にも花が咲いていました。

     

     

     

 

こちらの「黄金アカシア」は「ニセアカシア」(ハリエンジュ)の一種です。葉の色が鮮やかでとてもきれいです。白い花が咲きます。マメ科ハリエンジュ属の落葉高木です。

     

     

 

こちらは「ベニバナホウノキ(紅花朴ノ木)」…咲き初めは紅色で開くと黄色味を帯びた白で、とっても大きなステキな花です。モクレン科モクレン属の落葉高木です。

     

     

 

これから咲く「ネムノキ(合歓木)」はまだ去年の実が残っていました。マメ科ネムノキ属の落葉高木です。

     

     

 

庭隈に咲いていたのは見慣れた「ハルジオン(春紫苑)」ですが可愛らしくて撮ってみました。

     

 

ここで木々の花を見、野鳥のさえずりを聞いて良い時間が過ごせました。富士見町の風景で気になったものを撮ってみました。牧草ロールの向こうは八ヶ岳です。道沿いの道祖神も田舎らしい風景ですし、古い鉄橋も良い雰囲気です。甲斐駒ヶ岳の雪も少なくなってきました。

     

     

     

     

 

この日、富士見へ行く途中で見た諏訪湖の風景…八ヶ岳方面と鷲ヶ峰、和田峠方面、それに田植えの済んだばかりの田園風景です。

     

     

     

 

富士見からの帰りは諏訪南ICから高速に乗って牛伏川へ行きました。ここで新たに見つかった花を確認するために…まずはこの日の「フランス式階段工」の風景です。

     

 

今年、初めてここで見つけた花は「ワニグチソウ(鰐口草)」はあまり目立たない花で今まで気づきませんでした。キジカクシ科アマドコロ属の山野草です。神社に吊るされていて鳴らす鰐口に花が似ているところから付けられた名前のようです。

     

     

これから

もう一つはシダなのにシダらしからぬ葉を群生しているシダです。「ヒロハハナヤスリ(広葉花鑢)」で、これから葉を抱くように胞子葉を伸ばしてきます。

     

 

ここには古い炭焼き窯があって、年々その原型が朧気となっていますが名残を留めています。

     

 

この牛伏川の流域にたくさんあるのは「ニセアカシア」(ハリエンジュ)です。白い房状の花をたくさん付け、芳香を放っていました。

     

     

 

おまけは別の日の「勝弦峠」付近から見た北アルプスと諏訪湖越しの八ヶ岳です。峠付近には「ヤマツツジ」がたくさん咲いていました。

     

     

     

     

 

勝弦峠から国道20号線に下りて来る途中に霊園があるのですが、そこのツツジが満開でとてもきれいでした。紅白のツツジもありました。

     

     

     

     

     

 

ここの「タチツボスミレ」の群生はみごとなのですが、今年は時期が遅かったのかいつもの年ほどの群生は見られませんでした。「ムラサキケマン」もたくさん見られました。

     

     

     

     

 

あれこれ詰め込んでしまった今回の記事ですが、この時期ならではの木々や野の花たち、それにこの時期ならではの風景にも出会えました…

 

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の美味しいものたち

2024-05-28 | 日常のあれこれ

日々の生活の中で美味しいものをいただくのは嬉しいことですが、なかなか写真には残せません。その中で少しですが記録に残ったものたちです…まずは富山の長女宅でいただいた特産のホタルイカ…その日の朝の獲れたてならではのお刺身はとっても美味しかったです。皆で手巻き寿司も味わいました。大量に作ったフルーツポンチも…

     

     

     

 

いただきものも沢山あったのですがこれだけ…日向夏は宮崎県から届いたものとのことで次女からもらいました。皮をむいて白いわたも一緒に食べます。チーズタルトやそのほかにお菓子など軽井沢土産が長男からとどきました…

     

     

     

 

甘夏を一箱買って来て、夫がマーマレードやオレンジピールづくりをしました。(写真無し…)オレンジピールショコラも作ってくれました。美味しくて、たくさんオレンジピールショコラを作ってもらいました。最後のリンゴでアップルパイとリンゴジャムも作ってくれました。

     

     

 

「山椒」の若葉が出たのであれこれ春の香りを楽しみました。山椒味噌も美味しかったです。「コンニャク」は秋に掘り上げて室内で冬を越し、春にまた畑に植えて3年ほどで収穫ですが、部屋に保管していたコンニャク芋から花が咲いてビックリでした。

  

 

訪問している施設で茶道の先生が点てられた「おうす」をいただきました。懐紙の兜模様がこの季節ならではでした。 

        

 

5月の連休には子供たち家族も帰省して賑やかでした。私の食事作りの負担が少ないようにと、長女が「コストコ」に寄ってから帰省…その日はコストコパーティでした。海鮮サラダや定番のハイローラーや大きなローストチキンなどあれこれ買い込んできてくれました。マスカレポーネロールは余ったものを小分けにして冷凍…自然解凍で美味しく食べました。

     

     

     

     

 

連休中は山の家に行って皆でバーベキューをしたり、家では夫の手打ちそばや山菜天ぷらをしたり、賑やかに楽しみました。お土産にもらった柏餅(定番の小豆餡とヨモギ餅に白味噌餡もありました)やこいのぼりのお菓子、それに母の日のカーネーションの最中です。孫が修学旅行で行ったUSJのお土産も皆でいただきました。2泊3日で大阪、京都、広島を巡る強行軍だったそうです。京都では班別で一日中自由行動だったようで、これも驚きでした。

  

      

      

 

5月は母の日や誕生日があってプレゼントが届きました。長女からは「かごや」の鍋付きセットのせいろ…竹と木で出来た素晴らしいせいろです。これで早速せいろ蒸しの料理をしています。野菜もお肉もお魚も蒸せてヘルシーに美味しくいただけます。長男からはお嫁さんセレクトのムーンバットの晴雨兼用傘を夫とペアで…何と、たった100g足らずの軽さ!それに遮光率も99.99%!バックに入れても気にならないくらいでこれからの時期に大活躍しそうです。次女からは来月の千葉方面への旅がプレゼント…とっても楽しみです。

     

     

 

次女が誕生日のケーキを買って来てくれたので美味しくいただきました。原村の「ラ ポスト」のカラメルバナナケーキとフルーツロールケーキとラムレーズンサバランとクレームブリュレです。

  

  

 

最後に花です。セミナーがあって行った松本のホテルのロビーにあった花に注目でした。

     

 

これは私の誕生日に夫がプレゼントしてくれたブーケ…可愛らしいバラを中心とした素敵なブーケでした。

     

     

 

美味しいものをいただき、花を愛でつつ、時々はあちこちに出かける時間を作って母を介護する日々です。周囲の人たちにたくさん助けられていると感じる日々でもあります…

 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする