「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

寒風に咲かむとす   ~タカサゴユリ ♪

2012-01-30 | 葛西スケッチブック



街もカラカラに干からびて寒い日々。完全防備して、用事に出かけての帰り道。
おや、マンションの植え込みに、スィーッと花茎を伸ばしているものが・・・・
つぼみも膨らんでもうすぐ咲きそうです。
近年、おそろしい勢いで、殖えている帰化植物のタカサゴユリ(高砂百合)でした。
夏の頃はよく見かけました。

                 

                   葉も細いです。すごいなあ。こんな寒さの中でも花を開こうと・・・?!

 

               

                  つぼみの緑とピンクの線が見えるでしょう。台湾原産。

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サラダ小松菜

2012-01-28 | 日常の小さな喜び&こころ便り



花畑の友Sさんから、サラダ小松菜をいただきました。
まったくえぐみがなく、生でこのまま食べても、甘みがあって、とてもさわやかな味わいなのです。
前にも食べたことはあったのですが、久しぶりに思い出して嬉しいです。ありがとうございます。


           

サラダやジュースにおすすめとのこと、ナットクです。



葛西橋通りのJA新葛西の敷地内で、第4木曜日が産直野菜の販売日です。
以前の記事もどうぞ。↓

      ☆サラダ小松菜を買いに

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あくる日

2012-01-26 | 葛西スケッチブック

行船公園です。日陰では広場の雪玉も枯れ芝まみれ。









       

          雪吊り。源心庵です。

 

オナガガモ

  

          



子どもたちが夢中になった小山の滑り台。もっと大きかったような気がしたのだけれど…

 

自然動物園の中の、ワラビ―舎の中に植えられているフサアカシアはまだ固いつぼみでした。
サクラの花の一歩手前で咲きます。燃えるような黄色、黄金色。



超お耳の長い君はだれ? 羊さん、おなまえ教えて?

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外は真っ白

2012-01-24 | 葛西スケッチブック

            

    
      ”窓を開けてごらんなさいませな。
         素敵な世界が広がっていますョ ”

                                                           

昨夜10時過ぎ隣の号棟のMさんからメールです。
早速ベランダのサッシを開けると、外はしんしんと降り積もる雪。
1時間ほど前には隅の所からうっすらと白くなってきたなあ、と思っていたのが、
辺りはすっかり白く覆い尽くされていました。
東京にとっては、初めての雪らしい雪(!?)です。
日々雪と格闘している北国の方には申し訳ないのですが、
ふと明日の交通の混乱などが頭をよぎります。
いやいや、”今日が入稿締切日でバタバタしている”と昼にメールのあった娘は、
無事に帰れるのだろうか・・・と卑近なことばかりに・・・。

お訪ねするブログでは、各地の雪の記事がたっぷり。
雪の日に雪の写真も撮らなかった無粋さを、兼好さんに諌められそうなこのページですがーー
大好きな 仁藤さくら さんの雪の句を。



    昇降機ひらくと雪のあふれたり

    
    世にありしすべての隅に雪ふれり

    
    ひとをおもふこころ雪のけはひに似む
                                  
『光の伽藍』 より



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凧揚げ  ~97歳のumeさんが子供の頃の話です~♪

2012-01-24 | 99歳Umeさんの軽井沢物語

凧と父 


凧は子どもの揚げて遊ぶものと思っていたのに、私の子供の頃はいい大人が大きな凧を揚げて楽しんだもののようでした。
厚い和紙を何十枚となく貼りあわせて、それぞれに達磨大師のひげむじゃな顔や龍という字を紙面一杯に描いて絵具を塗ったお手製の大凧を作り、競って田圃で揚げて楽しんでいました。
カボチャの蔓を薄く削って凧の上に付けると、それがまたすばらしい微妙な音を出して鳴る(ウナル)のです。
鬼ザル一杯の細い麻縄は、凧を揚げるための綱で、父は私の学校から帰るのを待っていては、その鬼ザルの綱を持たせて浅間寄りの田圃へ良く出かけたものでした。
畳二畳ちかくもある大凧なので、特に風のある寒い日を選んだようです。
私のいない時は、母が時々お供をいいつかったらしく、よくこぼして私に話してくれたものでした。
今、思えば、六、七十年前は一面の田圃だった所は、現在は家が建ち並ぶ住宅地で、電線やらテレビアンテナが林立しています。子どもの小さな凧さえ揚げる余地もないほどで、昔の面影の一つだに留めていないのは、当たり前のことでしょう。

日向吉次郎先生は、明治の頃からか、江戸から流れて小諸に移り住んだ、謡曲の大家と聞きました。その先生の一番弟子だった父の許へは、冬になると一里(約4キロメートル)も二里近くも遠い所から謡曲を習いに来る人達が毎晩のように、五人、六人と組になって来たことを覚えています。
「先生は、昼間は凧をウナらせて、夜は自分でウナって(謡曲をうたって)いなさる」などと話題にしたものでした。
とにかく、父の思い出は、今になって思えば私の一番尊敬に値する人でもあり、男子の理想像でもありました。 
                                 
                                                                 平成10年・ume記

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