「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

おひな様のはがき

2008-01-30 | 日常の小さな喜び&こころ便り

                 
友人からのお便りは、もうおひな様の絵柄でした。季節を先取りしたはがきは楽しいですね。子どもたちがそれぞれ独立して、もう毎年おひな様を飾るのは、ちょっと億劫な気分も味わうのです。ほんのささやかな飾りなのに。
でも、心を奮い立たせて、今年も飾りましょう。こんなお葉書をいただいたんじゃあね! 
そうだ、男の子ばかりを育てて、おひな祭りとは縁のなかった友人たちと、”OB雛の宴”というのはどうだろう。みんな、昔少女だったんだものね!
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清川 妙先生*3月8日に講演会 <君津市立中央図書館>

2008-01-30 | 花笑み日和(清川 妙先生のこと)

  雑誌連載の、枕草子が大人気。
著書や講座、講演会でも大活躍の清川 妙先生のお話が身近に聴けます。

                
3月8日、千葉県、君津市立中央図書館で、講演会があります。
取り急ぎのお知らせです。(定員160名・入場無料)


詳しくは下記 ↓ をご覧ください。 

http://www.city.kimitsu.chiba.jp/library/info/chiyosyaolalomukai2008.html

                            
 テキスト『学んで楽しんで 86歳、こころ若く生きる
あすなろ書房刊

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なんて、おしゃれな! 

2008-01-29 | 葛西スケッチブック

ほのかに茶色がかった白地に焦げ茶の豆絞り。そのすぐ下はホワホワの純白に黒の豆絞り。表側は主にブルーグレーかしら。頬紅のような赤みも少し。
 はて、何のこと? 着物の柄ではありませんよ。 ちょっと材料不足かもしれませんね。

昨日から今日にかけて、ごく、間近に見ることが出来たあるもの。
そうです。うちの(?)ヒヨです。
まあ、”うちの” というのは間違いですが、ヒヨドリです。

毎朝ベランダの手すりに来て部屋の方を見て(?)いるので、
合図をしながら、出て行ってはパンくずなどを置いてやるのです。
パッと飛び立って庇に戻りますが、くどいほど周りを見まわしたすえ、
手すりに帰ってきます。手すりの上で食べたり、くわえていっては、庇のところで食べたり・・・。
最近は、手すりのそばに私が静かに立っていても、来て食べるようになりました。
そして昨日は、ついに、手の上からも取って食べたのです。♪☆”
おかげで、つぶらな瞳とアイコンタクトもとれたし、しっかりと、そのおしゃれなコーディネートを見ることが出来ました。
”野鳥にそんなことを”とお叱りを受けそうですが、ちょっぴり、ヒヨちゃんと仲良くなれてうれしいんです。

友人のNさんが、立ち寄ってくれた先日も、ちょうどヒヨが来ました。
「Nさん、そおっと、そっと、来てみて」
と、いうと、台所の窓越しに見て、♪
「まあ、ヒヨドリって、スズメや他の鳥を追い払ったり、うるさく鳴く鳥だと思っていたけど、かわいいわね」と。
ヒヨちゃん、Nさんのイメージもちょっぴり変えることが出来て、良かったね!

  ☆とっても素敵なヒヨドリ図鑑がありました。
   http://www.onomichi.ne.jp/~eco/wildbird/album/al_wb06_006.html

☆ ここら辺のヒヨドリは、夏の間はどこか里山に行っていて、秋になると公園や人家近くにやってきます。秋のうちは、最初にちょっと偵察に来て、あとはほとんど来ません。エサの少ない冬になると、毎日のようにベランダに来ます。姿をあらわすと、「ヒヨちゃん、元気だったんだな」とほっとします。
細かく切った蜜柑の実などを置いておくと、ちょっと空中に留まるようなホバリングをして、くわえて持って行きます。ヒヨには、オウバイやミニシクラメンのつぼみをデザートにされたり、半日も雪宿りしていったりなど、憤慨したり見守ったりと、いろいろあったけれど、長いつきあいの後、今や親しい存在になりました。
 この前のヒヨ・・・こちらからどうぞ

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恐ろしげなるもの

2008-01-27 | 日常の小さな喜び&こころ便り

『花おりおり』をパラパラっとめくっていたら、懐かしいものに出会った。
それは、子どもの頃よく木に登って採ったことのある、ツノハシバミの実であった。
3個か4個がまとまってなっている、つんと角のある実には、細かい毛が密生している。それはベルベットの様に美しい萌葱色だ。
この角を持つ萌葱色のコートの下に堅い殻があって、その殻をむいて中の実を食べた。
今だったらローストして、もっとおいしく食べたのだろうが、そのころは、生のままだった。きっと、クリの実のように、そのままでもおいしかったのだと思うが、味や形はまったくおぼえてはいない。
先日、角ハシバミの実を調べたら、とても愛らしい形をしていたので、うれしくなった。
http://www12.wind.ne.jp/YoiNaegi/tunohasibami.htm

けれど、清少納言は書いている。

  おそろしげなるもの、つるばみのかさ。(枕草子 174段)

清少納言は、くちばしのように付きだした形を、角のようで恐ろしげと思ったのかしら。その時代にはこの実を、食べたのだろうか。
今よりは自然のものを食用にしていたと思うが。それともーー。

子どもの頃、その実の形も色も好きだったのだが、その実を採ったあとが問題だった。指や手が、きまって痛がゆくなった。
萌葱色の美しいベルベットは、じつは密生した極小のトゲの集まりだったからである。皮膚に刺さった無数のトゲの痛がゆさこそ、子どもにとっては、恐ろしげなるものの正体だった。
枕草子の時代は、果たしてどうだったんでしょうね。

おまけ
同じ段で、清少納言があげている、あとひとつの「おそろしげなる」植物は、「みずふふき」というのであった。それは、オニバスのことだそうだ。
「石川の植物」さんhttp://www48.tok2.com/home/mizubasyou/66onibasu.htmで偶然知った。鋭いトゲトゲは見るからに恐ろしげだ。

コメント (4)
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私の「どこでもドア」

2008-01-27 | 日常の小さな喜び&こころ便り


            
キッチンと廊下の間のドアです。友人たちからのポストカードを貼り付けてあります。せっかく美しいカードでお便りをいただくのに、しまっておくのはもったいないと思ったのです。もう、十数年前から貼りつけているでしょうか。

小山敬三の浅間山、千曲川の絵、マチスの金魚、外国の本屋の写真、花園、高い木の枝から下を見下ろしているフクロウのふわふわの子どもたち、亡き友の撮った薔薇・・・
朝や午後、ほっと一息のお茶を飲みながらながめていると、ふとカードから無言のメッセージが届くような・・・、私の思いも広がっていきます。だから、これは私の「どこでもドア」なんです。
去年の暮れにはペンキを塗るつもりで、全部カードをはがしたのですが、なんだか急に寂しく見え、また、貼ってしまいました。
”壁にメモなどを貼る時は、縦や横の線をそろえるとスッキリ見える”と、テレビで見たばかりの知恵を、早速いただきました。
今まではドアいっぱいになっていたのを、今度は整理して少なめにして、線も揃えたので、前よりは多少見やすくなったでしょう。

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