「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

今頃、『とりぱん』

2007-06-29 | 日常の小さな喜び&こころ便り

気になっていた本を、アマゾンでついに買いました。「ついに」なんて力むことはないのですが・・・。
とりぱん』は、とりのなん子さんといううら若き女性のユニークな、エッセイ風のコミックです。週刊「モーニング」連載だとか。(「モーニング」の存在すら知らない)

  とりぱん 1 (1)講談社刊

小鳥たちのために、パンの皮を買い、毎日庭のえさ台に提供する。そこに来る小鳥たちが、それぞれに、もう、個性的でおもしろい。とりのさんの観察が細やか。

                    

第18羽>( が、です) ” うぐいす ”のところなど、
「あっ、同じこと考えてる」と思って、ついクスっとしてしまいます。
うぐいすの声を聴いた時、私も、
”こんな都会に棲んでいるはずがない。これはきっと、何処かで、テープを流しているに違いない。それか、誰かが笛を”
なんて思って、なかなか信じないです。でも、ほんものだった! 

植木鉢で、子育てをしているドジなシジュウカラを守るために、
隣のねこのミーちゃんと取引をする、とりのさん。ミーちゃんのあきらめの代価に、ハム3枚を支払った。
ほのぼのとした鳥への愛情も、そこはかとなく漂う詩情も、好きなのです。
丸ごと自然を愛している人のように思えます。
                 
私も、以前、親鳥から、子スズメ2羽を、託された(?)ことがあったけれど~、
ーーパンくずをやっていたら、どうやら、「ここは安全地帯」と親スズメに認定されたらしく、やっと飛べるかというくらいの、ふわふわの子を2羽ゼラニウムの植木鉢の縁に置いていった。
「お母さんが戻って来るまで、ここにじっとしているんですよ」
と、よくよく言い聞かされたらしく、エサを運んでくるまでの間、神妙に待っていましたっけ。
                  

それから、木は鳥たちにとって、「空の島」だという発想は”目からウロコ”だった。
鳥たちは木を伝って飛んで来る。だから、大きな木が突然伐られたりすると、広い空の海原で、文字通り拠り所がなくなってしまうのだ。
最近、見通しが悪いだのいって、ある日突然、大きな木が跡形もなくなくなっていたりする。小鳥たちは島をひとつ失い、道を絶たれてしまったことになる。
私は、自分たちの環境のためだけに嘆いていたのだが、鳥たちのためにまた、小さな虫たち、つながるすべてのもののためにも、嘆くべきだったのだ。

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カラスビシャク

2007-06-26 | 葛西スケッチブック

去年と同じ集合住宅のツツジの植え込みの中で、
ことしも、カラスビシャクを2本見つけました。
見知らぬ都会の片隅で、毎年、健気に花を咲かせます。
ほかの植え込みの中も探すと、ところどころに生えていました。
   
カラスビシャクは、半夏(はんげ)と呼ばれる、山や畑などに生えるサトイモ科の多年草。塊茎は、半夏湯(はんげとう)という生薬になります。
もともとは山道や畑に生える植物ですが、軽井沢では見たことがありませんでした。こちらに来て、何十年も後に、初めて知りました。
今、ここにあるのは、よそから運ばれてきた造成用の土の中に、塊茎が入っていたものでしょう。ほかで見る画像よりも、仏炎苞が特に濃い暗紫色をしています。
これも、カラスの名を冠す由来のひとつかも。

       
マムシグサやウラシマソウに似た形の仏炎苞は、彼らに比べたら、超ミニミニ版で、長い葉柄の中頃や葉の付け根には、小さなムカゴをつけるそうです。
今年はそれらをじっくりと観察してみようと思います。

          

ハンゲといえば、以前、小さな集まりがあったときに、友人がお茶を点ててくれたことがありました。
そのときの茶花は、半夏生(はんげしょう)でした。
似た名前でも、こちらはカラスビシャクではなく、ドクダミの仲間の植物。花の咲く頃、、葉の表面が白い色に変わるのが印象的です。白化した葉は、夏頃にまた、緑に戻ります。
               
ハンゲ(カラスビシャク)が生える頃、花を咲かせるので、ハンゲショウ(半夏生・ドクダミ科という名なのだそうです。
ああ、ややこしや~  

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6月のバラ園は・・・

2007-06-24 | いとしき草花たち

6月のバラ園は・・・、~やっぱり5月に来たかったなあ。・・・が感想。
花は咲いていたけれど、花がらと一緒くたで、本来の美しさではない。
やはり、そのものの盛りをこそ愛でたい。

30日までの期限つき、の券を友人から貰っていた。場所を憶えるつもりで、行こうと急遽出かけたのだった。が、京成バラ園は遠し。
     

                 
       来かたも分かったことだし、「次には一番美しい時にくるぞ」と。
                  やっぱり、薔薇は5月。と心に決めて。。。
                   ところで、キミはだれ?
                         ↓  

                 
      小さな生き物にも見えるんですけど。なんだかユーモラスな立ち姿。

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清川 妙先生講演会★ こころ若く輝いて生きる ★7月7日

2007-06-23 | 花笑み日和(清川 妙先生のこと)

7月7日・朝日カルチャー湘南で講演会があります

 
   以下<朝日カルチャー湘南>より引用

 こころ若く輝いて生きる   61090081 

講師: 作家
 清川  妙 
講座の内容: いつまでも輝いて生きるために心がけることとは?
年齢にしばられず幅広く活躍中の講師が、 旅や
古典の話をまじえ、 そのコツを楽しく語ります。
期間・曜日・時間: 7/7
土 13:30~15:00
受講料(税込み): 1回 会員 2,625円
一般 3,255円 




「今が旬」。タイトルのように輝いて生きていらっしゃる
清川先生のお話の中に、たくさんの勇気と励ましが!
これからを、あなたはどう生きたいですか?
最新刊エッセイ好評発売中!
清川 妙著『学んで 楽しんで 86歳、こころ若く生きる
6月24日(日)、読売新聞 第1面に3段8割広告が出ました。
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名残の花

2007-06-23 | いとしき草花たち

 
 この地で2年目のカラーです。
 ぜんぜん出てこないので、絶えてしまったのかしらと思っていたら、ひとり遅れてきて、ぐんぐん、先を追い抜き、あっという間に、ツーショット。
 あっぱれです。

 周りの花畑にも”母の日”の名残りらしき花が、美しく健在です。
 去年のカラーです。

 

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