働き方改革関連法ノート

労働政策審議会(厚生労働大臣諮問機関)や厚生労働省労働基準局などが開催する検討会の資料・議事録に関する雑記帳

厚生労働省・精神障害(疾患)労災認定基準専門検討会(第1回)

2021年12月07日 | パワハラ防止
精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会 本日(2021年12月7日)、厚生労働省「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」(第1回)が厚生労働省議室にて開催されるが、議題は「精神障害の労災認定の基準について」。 なお、「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」開催要綱などの第1回専門検討会・配布資料が昨日(12月6日)厚生労働省のサイトに公開された。 第1回「精神障害の労災認定の基 . . . 本文を読む

上司パワハラによる精神疾患労災認定(トヨタ自動車販売店)

2021年10月21日 | パワハラ防止
トヨタ自動車販売店勤務男性がパワハラで精神疾患 毎日新聞は「神奈川県内のトヨタ自動車の販売店に勤めていた男性(当時38歳)が2019年に自殺し、藤沢労働基準監督署(神奈川県)が、上司からのパワーハラスメントでうつ病を患ったためとして労災認定していたことが分かった。遺族や代理人弁護士が東京都内で(2021年10月)20日、記者会見して明らかにした。認定は(2021年)6月22日付」と報じた。 代理 . . . 本文を読む

トヨタ パワハラ自死和解 7紙が社説でパワハラ防止を訴えた

2021年06月17日 | パワハラ防止
トヨタ自動車と元男性社員の遺族との和解文書における和解条項 トヨタ自動車パワハラ自死和解での豊田章男社長の対応を称賛する報道も多い。だが、トヨタ自動車や豊田章男社長への評価は、豊田章男社長が遺族に約束したパワハラ再発防止策を、今後、二度とパワハラを起こさない改革をどこまで実現するのかを見極めてからではないか。 そしてトヨタ自動車と豊田章男社長を最終的に評価するのは「遺族」だ。 遺族とトヨタ自動 . . . 本文を読む

パワハラ(パワーハラスメント)防止指針(抜粋)

2021年06月14日 | パワハラ防止
パワハラ(パワーハラスメント)防止指針(事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して 雇用管理上講ずべき措置等についての指針)(令和2年<2020年>厚生労働省告示第5号、令和2年<2021年6月1日適用)抜粋 事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動(パワーハラスメント)に起因する問題に関し雇用管理上講ずべき措置の内容 事業主は、当該事業主が雇用する労働者又は . . . 本文を読む

トヨタ自動車パワハラ事件 遺族側代理人・立野嘉英弁護士とは

2021年06月14日 | パワハラ防止
トヨタ自動車がパワハラと男性社員死亡の因果関係を認め遺族側と和解 2021年6月7日:トヨタ自動車が公式サイトにて「労務問題の再発防止に向けた取り組みについて」を公表したが、そこには「2017年に若手社員が亡くなるという痛ましい事案が発生しました」と記載されていた。 朝日新聞デジタルは「トヨタ自動車の男性社員(当時28)が2017年に自殺したのは上司のパワーハラスメント(パワハラ)が原因として労 . . . 本文を読む

パワハラ防止指針(事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針)

2021年06月13日 | パワハラ防止
パワハラ防止指針(事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針)とは パワハラ(パワーハラスメント)防止指針は、正式には「事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針」。パワハラ防止指針は令和2年(2020年)厚生労働省告示第5号になり、令和2年(2020年)6月1日より . . . 本文を読む

労務問題(パワーハラシメント)の再発防止に向けた取り組みについて-検証資料・備忘録

2021年06月13日 | パワハラ防止
先週の月曜日(2021年6月7日)トヨタ自動車が公式サイトにて「労務問題の再発防止に向けた取り組みについて」を公表したが、そのことによりトヨタ自動車において直属上司による最も深刻なパワハラ(パワーハラシメント)が行われていたことが判明した。 上西充子・法政大学教授はご自身のツイッターアカウントで、トヨタ自動車公式サイト「労務問題の再発防止に向けた取り組みについて」のページをリンクし、そこに記載さ . . . 本文を読む

トヨタ自動車パワハラ(パワーハラスメント)とパワハラ防止法

2021年06月10日 | パワハラ防止
トヨタ自動車で直属上司によるパワハラ(パワーハラスメント) トヨタ自働車の男性社員は2016年に直属上司から日常的に暴言を受け、2017年に社員寮で自殺(当時28歳)。 その後、2019年に豊田労働基準監督署が上司のパワハラ(パワーハラスメント)を認め労災認定(精神疾患等労災認定)。また、2021年4月にはトヨタ自動車はパワハラ(パワーハラスメント)行為をした上司の監督責任を怠るなど、労働契約法 . . . 本文を読む

職場のハラスメントに関する実態調査報告書

2021年05月01日 | パワハラ防止
「職場のハラスメントに関する実態調査」報告書 厚生労働省委託事業「職場のハラスメントに関する実態調査」(調査実施者:東京海上日動リスクコンサルティング株式会社)について、このほど、報告書が取りまとめられ、厚生労働省が公表(2021年4月30日)。 「職場のハラスメントに関する実態調査」は、2016年度に実施した職場のパワーハラスメントに関する実態調査から4年が経過し、ハラスメントの対策に取り組む . . . 本文を読む

パワハラなど「ハラスメントと法の役割」ジュリスト特集

2020年06月07日 | パワハラ防止
『ジュリスト』2020年6月号 特集「ハラスメントと法の役割」 「パワーハラスメント防止措置の義務付けを中心にした,ハラスメントに関する法改正が2020年6月1日から施行されます。セクハラやマタハラなど,多様化するハラスメントの中で、職場のハラスメントの典型例であるパワハラ。しかし、職場において必要とされる指導と禁止されるパワハラは、区別が難しいのも事実。今号の特集では,2020年1月に公表された . . . 本文を読む