金木犀、薔薇、白木蓮

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大河ドラマ「光る君へ」♯19

2024-05-12 21:24:04 | 大河ドラマ「光る君へ」
公卿のトップになった道長は、うまく根回しして反発を抑え、
自分のアンチである出仕拒否中の伊周・隆家兄弟も
陣の定めに引っ張り出すことに成功。
公任はこれ以上の出世を望まず趣味に生きたいと言って
(実際の公任は、そんなわけないと思うが)
参謀としてアドバイスしてくれるし、
達筆ゆえに女性たちとつながりが多い行成も
情報収集に協力してくれるし、
義兄の俊賢も藤原氏でないことを使って
うまく伊周・隆家を引っ張り出してくれる。
めちゃうまくいってる。
 
そして、まひろも、漢籍を嗜んでいることと、
清少納言とのつながり、宋人の漂着が
うまく作用しあって、結果的に無職だった父が出世。
 
めずらしくハッピー☆ハッピーな回!!
……と思っても、そうはいかないよ?とばかりに、
ラストで大事件。
伊周の恋人のところに忍んできていたと思しき男に
隆家が矢を射かける→男は花山院でした!
さすがの隆家も、「やべえ……」って顔してたよね。
今回、帝にすらうんざりされてた伊周、
もうどんどん悪い方向へ。
このドラマのこの兄弟、悪く描かれすぎていて
同情の余地もないのだが、
定子さまが後ろ盾を失って窮地に陥ることになるのがつらい……
 
【その他いろいろ】
 
・伊周が道長にタメ口で突っかかり、
 みっともないことになったのを面白がってる実資。
 
・清少納言のつてで後宮へ来たまひろ、
 古式ゆかしい少女漫画の嫌がらせ・画鋲の洗礼を受ける。
 「いっつもやられてるけど、平気!!!!」
 と聞こえよがしに言う清少納言、強い。
 
・帝、昼間から定子さまといちゃいちゃした後に伊周から
 「妹に御子をさずけて!」
 と言われる。さすがにうんざりするよね……
 
・女を盗られた(と誤解している)伊周が泣いてるの、
 ちょっと可愛かった。
 本人の中で「それもこれも関白になれなかったせい」に
 なってるのは、まあ、もうどうしようもないね……

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