監督 ソフィア・コッポラ
第70回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したスリラー。
南北戦争期のアメリカ南部にある寄宿学園を舞台に、負傷して運び込まれた北軍兵士をめぐって、女性たちが情欲と嫉妬をむき出しにする姿を映す。
監督は『ロスト・イン・トランスレーション』などのソフィア・コッポラ。
『ラビット・ホール』などのニコール・キッドマン、ソフィア・コッポラ監督作『SOMEWHERE』にも出演したエル・ファニング、『メランコリア』などのキルステン・ダンストらが出演している。
女だけの世界に突如現れた男・・・・。
その男を巡り女達が翻弄されていく様がエグいくらいに描かれていく。
例えば小学生くらいの女の子ですら先生のパールのイヤリングをくすねて着飾ってしまうんだから女って凄いね。
女の嫉妬、優越感、隠し事、強かさ、妖艶、それぞれを武器に男に近づく様に、簡単に浮き足立つ男って・・・・・ねぇ
あまりに女に依存する男の惨めさを描いたこの作品(個人的主観)、女が怖いのか、男が情けないのか、男女の神髄を付いたこの映画、非常に興味深かったです。