フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ

2018年02月27日 | 映画鑑賞

監督  ソフィア・コッポラ

 

 

 

第70回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したスリラー。

南北戦争期のアメリカ南部にある寄宿学園を舞台に、負傷して運び込まれた北軍兵士をめぐって、女性たちが情欲と嫉妬をむき出しにする姿を映す。

監督は『ロスト・イン・トランスレーション』などのソフィア・コッポラ。

『ラビット・ホール』などのニコール・キッドマン、ソフィア・コッポラ監督作『SOMEWHERE』にも出演したエル・ファニング、『メランコリア』などのキルステン・ダンストらが出演している。

 

 

 

女だけの世界に突如現れた男・・・・。

 

 

その男を巡り女達が翻弄されていく様がエグいくらいに描かれていく。

 

 

例えば小学生くらいの女の子ですら先生のパールのイヤリングをくすねて着飾ってしまうんだから女って凄いね。

 

 

女の嫉妬、優越感、隠し事、強かさ、妖艶、それぞれを武器に男に近づく様に、簡単に浮き足立つ男って・・・・・ねぇ

 

 

 

あまりに女に依存する男の惨めさを描いたこの作品(個人的主観)、女が怖いのか、男が情けないのか、男女の神髄を付いたこの映画、非常に興味深かったです。

 

 

 

 

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悪女/AKUJO

2018年02月24日 | 映画鑑賞

監督  チョン・ビョンギル

 

 

 

『殺人の告白』のチョン・ビョンギルが監督を務め、『渇き』などのキム・オクビンをヒロインに迎えたスタイリッシュアクション。

主人公の殺し屋が亡き夫のリベンジを果たし、やがて国家の暗殺者となる姿を華麗なアクションと共に映し出す。

『高地戦』などのシン・ハギュンや『私は公務員だ』などのソンジュンらが共演。

日本刀や自動小銃などを駆使したアクションシーンを、キム・オクビンがほぼ自分で演じ切った。

 

 

 

冒頭の主観で見せるアクションシーンは映画「ハードコア」だね

 

 

そして相手の武器が・・・・と突っ込みたくなっちゃうけど、そういうシーンを撮りたいからそういう事にしておいてって感じだよね

 

 

その辺の事情を鵜呑みできるだけの映画に対する免疫はあるんで問題なし

 

 

ストーリーの方は若干の陳腐さは否めませんが、まあこんなもんですよ。

 

 

この映画はそこを観てもらいたいわけじゃないからね。

 

 

やっぱりアクションは日本映画は遅れてるね。

 

 

先日観た「マンハント」もそうだけど、中国人や韓国人のアクションの演技は素晴らしいのに福山さんだけなんか浮いてるんだよね。

 

 

韓国エンターテイメントはアメリカの真似事と批判する人もいるけどね、「学ぶは真似る」って言葉もあるように、日本もまずは真似事から始めるべきじゃないでしょうかね。

 

 

韓国版「ニキータ」、をスタイリッシュアクションで魅せるこの映画、娯楽映画として上出来です!

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グレイテスト・ショーマン

2018年02月20日 | 映画鑑賞

監督  マイケル・グレイシー

 

 

 

19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムを『X-MEN』シリーズや『レ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマンが演じるミュージカル。

空想家の主人公が卓越したアイデアと野心で世界中を熱狂させるさまと、ロマンチックな愛の物語が描かれる。

監督はマイケル・グレイシー。ミシェル・ウィリアムズやザック・エフロンらが共演。『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞歌曲賞を受賞した、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を担当している。

 

 

 

演技の途中でいきなり歌に入ってく感じは相変わらずアレルギー反応を起こす私ではありますが  歌とダンスで魅せる今作はまさにライブを観ている爽快感すら感じられました。

 

 

腕を振り上げ地面を踏みならし、体を揺らしながら鑑賞したくなること間違いなしの秀逸作だったと思います。

 

 

ただしストーリーの方は特に目を見張る何かがあったわけではなかったかな?

 

 

まあそれでも、あの音楽とダンスを観ればそんなもんどうでもよくなっちゃうけどね

 

 

こういうショーを一度でいいから生で観てみたいな。

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マンハント

2018年02月16日 | 映画鑑賞

監督  ジョン・ウー

 

 

 

西村寿行の小説を高倉健主演で映画化した『君よ憤怒の河を渉れ』を、『レッドクリフ』シリーズなどのジョン・ウー監督がリメイク。

殺人の濡れ衣を着せられた国際弁護士と彼を追う腕利きの刑事が、真相の究明に奔走する姿を怒とうのアクションで描く。

主演は、『タイガー・マウンテン 雪原の死闘』などのチャン・ハンユーと『そして父になる』などの福山雅治。共演にはハ・ジウォン、國村隼、監督としても活躍する竹中直人らが集結する。

 

 

 

う~ん、参ったねこれは

 

 

突っ込みどころ満載なのは個人的に許容範囲なんでいいんですけどね、根本的に何か違う感が否めない。。。。

 

 

まぁ、こんな感じから始めて、日本のアクション映画のレベルをちょっとずつ上げていってもらえればと思います。

 

 

これは実験的な映画ということでね

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スリー・ビルボード

2018年02月14日 | 映画鑑賞

監督  マーティン・マクドナー

 

 

娘を殺害された母親が警察を批判する看板を設置したことから、予期せぬ事件が起こるクライムサスペンス。

本作はベネチア国際映画祭で脚本賞、トロント国際映画祭で観客賞に輝いた。

娘を失った母をオスカー女優のフランシス・マクドーマンドが演じ、『メッセンジャー』などのウディ・ハレルソン、『コンフェッション』などのサム・ロックウェルらが共演。

ウディやサムも出演した『セブン・サイコパス』などのマーティン・マクドナーがメガホンを取る。

 

 

 

今年のアカデミー賞を賑わせてる感じなんでね、どんなに面白いんだろうと期待して鑑賞してきたんだけど、なんだやっぱりこんな感じか。。。。

 

 

好きだけどね

 

 

 

とにかく人間臭さがなんとも言えない運び方が玄人は堪らない。

 

 

登場人物が皆、本能のままに勝手に動き出す様が、共感したり腹を立てたり目を覆ったり・・・・。

 

 

誰が正しくて誰が悪なのか翻弄されつつ、結局は答えを見いだせない物語に、鑑賞している側は思うんだろうね・・・・

 

 

「どこに正解があるんだよ!」

 

 

 

 

みんなが正解だし、みんなが間違ってるし、みんなが抱える正義があるんだよね。

 

 

それぞれの立場に立つ正義と悪と偽善に、この映画の面白さがあるんじゃないでしょうか。

 

 

この映画をアカデミー賞に推す理由も分かる気がします・・・・が、玄人向けである事は一応申し上げておきます

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連休最終日

2018年02月12日 | ぴかの戯言

父母達がお友達と北海道へ行って来ました。

 

 

日本海フェリーに揺られて札幌雪祭りとか、ニッカウヰスキーとか・・・・何だっけ?

 

 

とにかく弾丸ツアー的なやつに行って来ました。

 

 

今日、迎えに来てくれということで、せっかくならその前にトンネルで汗を流そうと久々に行って来たんだけど、先月は四日、今月は今日で3回目の適度な運動。。。。

 

 

完全に鈍ってます

 

 

心肺機能は完全に悲鳴をあげて、更には筋力も衰えてきてるのがヒシヒシと感じます

 

 

マジでこの雪、なんとかならんかな~・・・・と雪のせいにしてみる

 

 

前は仕事終わりにわざわざトンネルまで適度な運動をしに行ってたけど、なんか面倒でね。

 

 

 

 

 

 

お土産を頂きました

 

 

私のはウイスキーだけどね。

 

 

 

更に、バレンタインデーのチョコ作りに励む姫達と嫁さん・・・・。

 

 

 

 

すでに頂きましたが、とても美味しかったですよ~

 

 

食べた分、動かないとな。。。。。。

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フジロック2018第一弾発表

2018年02月10日 | ぴかの戯言

今日は嫁さん仕事だし、夜は飲み会ということで、負担を掛けないように子供達と一緒に夕飯のカレーを作ってみました。

 

 

 

 

姫2号、一生懸命ジャガイモの皮を剥きます。

 

 

 

 

ジャガイモを切ります。

 

 

 

 

お鍋をかき混ぜます。

 

 

お姉ちゃんばっかりズルい~

 

 

アタチもやるのーーー!

 

 

見せて見せてーーー!

 

 

暴れる姫3号を上手いこと誘導して丸く収めるのに苦労しましたわ。。。。

 

 

 

 

こいつは我関せずでアニメを鑑賞中

 

 

 

 

 

まあ、そんなことは置いといて・・・・・。

 

 

今年はね、金銭的に余裕がないんでフジロックはスルーする予定だったんだけど、昨日発表があったやつを見ていたら・・・・・。

 

 

やっぱりテンション上がっちゃってね

 

 

ケンドリック・ラマーにN.E.R.D、スクリレックス、ヴァンパイア・ウィークエンド、ジャック・ジョンソン等々・・・・。

 

 

かなりヒップホップ寄りのラインナップに違和感を感じつつも・・・・行きたい

 

 

どうしよう。。。。。

 

 

とりあえず、もう一組のヘッドライナー見てから判断しようかな。

 

 

 

 

 

それにしても、N.E.R.Dよりファレル・ウイリアム単体で来てくれた方が有り難みを感じるのは何故だろう

 

 

 

 

FUJI ROCK FESTIVAL ‘18 : 1st LINEUP ANNOUNCEMENT

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サラバ!

2018年02月09日 | 読書

西加奈子 著

 

 

 

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。

父の出家。母の再婚。サトラコヲモンサマ解体後、世間の耳目を集めてしまった姉の問題行動。大人になった歩にも、異変は起こり続けた。甘え、嫉妬、狡猾さと自己愛の檻に囚われていた彼は、心のなかで叫んだ。お前は、いったい、誰なんだ。

 

 

 

西さんの作品は初めて読みました。

 

 

なんと上下巻セットで60円!

 

 

買うしかないでしょ・・・・って事で手に入れました。

 

 

 

まあ面白かったけどね、自叙伝的な作風に、とかくありがち感は否めないかな。。。。。

 

 

ラストはきっとこうなるだろうな・・・・って所にキレイに決まって、やっぱりなって思ったけど、物語に薄さは感じないんだから不思議だよね。

 

 

直木賞作品という事もあり、ハードルは上がりそうだけど、上手くまとめてくれた辺りは個人的には高評価です。

 

 

こんなの読んじゃうと、自分でも書いてみようかなんて・・・・・なんてね

 

 

 

 

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身体測定・2018・2月

2018年02月06日 | 身体測定・ヘルス

今月の身体測定です。

 

体重:63.15kg

体脂肪:15.8%

内臓脂肪:Lv7.5

筋肉量:50.45kg

体内年齢:24歳

 

 

今月は雪が沢山降ったという恰好のいいわけがあったんでほとんど適度な運動をできませんでした。。。。

 

 

4回くらいしかしてないな

 

 

心なしか腹が出てきたような

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・あぁ、上の写真ね。

 

 

中学高校と一緒に野球をしていた同級生が、やっと結婚しました。

 

彼は高校野球部時代のキャプテンでして、更には私が知る限り、日本文理高校野球部至上最強バッター間違いなしじゃないでしょうか。

 

悠久山球場での公式戦、バックスクリーン脇を弾丸ライナーで場外へ突き抜けていった打球を見た私は「俺はなんて凄い人間と野球をやってるんだろう」と鳥肌が立ったことを覚えてます。

 

そんな彼の結婚をお祝いするため、沢山の仲間が集まりました。

 

中には宮崎から駆けつけた人も居てビックリ!

 

彼の人望・・・・って言うより、こんなことでもなきゃ集まらんし行っとくか?って感じかもね

 

末永くお幸せに~

コメント (2)
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デトロイト

2018年02月05日 | 映画鑑賞

監督  キャスリン・ビグロー

 

 

 

1967年に起きたデトロイトの暴動を題材にした実録サスペンス。

暴動の最中、あるモーテルで警察が宿泊客に行った過酷な自白強要の行方を、息詰まるタッチで映し出す。

監督は『ハート・ロッカー』などのキャスリン・ビグロー。『スター・ウォーズ』シリーズなどのジョン・ボイエガ、『レヴェナント:蘇えりし者』などのウィル・ポールター、『リチャードの秘密』などのジャック・レイナーらが熱演する。

 

 

 

まずもってこんな暴動が起きること自体問題があるとは思うし、黒人達にとっても自業自得感は否めない。

 

 

もちろん、だからといってこんな事件が起きていいわけがないのは前提として。

 

 

更に問題行動を起こしているのが警官であるのだから非常に許しがたい。

 

 

 

そして最近、私個人がこの手の映画を観て思うこと、それは「人種差別を扱えばアカデミー賞にノミネートされやすい」。

 

 

確かに善悪が分かりやすく道徳観も批判しやすいものが多いから賞賛しやすいんだろうけど、我々日本人にとって人種差別は身近じゃないから根本的な部分では分かってないんじゃないでしょうか。

 

 

昔、沖縄県民が差別を受けていたという話は聞いたことがあるけど、基本的にこの国において人種差別が生活を困難にすることもないし、そもそもみんな同じ人種だし・・・・。

 

 

だから年末のダウンタウンの番組も、何がいけないのかが理解できない。

 

 

この国はそういう幸せな国なんだということでいいような気がするんだけど・・・・ダメかね

 

 

 

本筋からは離れてしまいましたが、映画は良くできていたと思います。

 

 

理不尽な理由で命を落としていく黒人達のあまりにも悲惨な状況が生々しく描かれている。

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