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韓国ドラマ「完璧な結婚のお手本」あらすじと感想、ソンフンのロマンス復讐劇

2024-05-18 | 韓ドラ か行、か



韓国ドラマ「完璧な結婚のお手本」あらすじと感想、最終回、2023年作品、全12話。
本作は、人気ウェブ小説を原作としたロマンス&復讐劇で、夫と養子に入った家族に復讐するために契約結婚を選んだヒロインのイジュ(チョン・ユミン)と、そのヒロインと契約結婚を結んだ御曹司のドグク(ソンフン)によるラブストーリーが描かれていく復讐劇です。
ドラマ「結婚作詞 離婚作曲」のキャストが多く出演されている本作ですが、中でも主演のソンフンさん演じる理想的な御曹司役がハマり役でした。
私はソンフンさんといえば、デビュー作のドラマ「芙蓉閣の女たち」での、ぎこちない演技がかえって新鮮で印象が強かったのですが、最近では演技力もどんどんアップし、本作ではヒロインを優しく受け止める頼もしい御曹司を好演していました。 
本気の愛を演じるソンフンさんが超~カッコ良かったです!
またヒロインのイジュ(チョン・ユミン)は夫と妹を見返すために妹が狙っていたドグク(ソンフン)に契約結婚を持ちかけるのですが、ドグク(ソンフン)の真剣な愛に心を動かされていくイジュの恋の行方にも注目です。
また、悪役のイジュ(チョン・ユミン)の妹ユラを演じるのが多くの作品に登場する子役からの女優さんのチン・ジヒさんです。私はドラマ「幻の王女チャミョンゴ」(2009年)のぽっちゃりした子役のチン・ジヒさんの印象が強かったですが、本作ではスタイル抜群の気の強い型破りなお嬢様を演じていてビックリしました。「ペントハウス」とはまた違った素敵な実力派女優さんに成長されていました。
また、もう一人、ドグク(ソンフン)の母親を演じた綺麗すぎるイ・ミスクさんがさっぱりした面白い財閥夫人を演じていて、コミカルさがウケます(笑)
イ・ミスクさんのカチューシャをつけたヘアスタイルがとてもお洒落でお似合いで、私も真似したくなりました・・・(笑)分かってる、元が違うって(笑)
本作もまた今流行りの転生物のドラマですが、一度失敗した人生を再びやり直せる機会が与えられ、それを利用するといったストーリーは描かれていないので別に1年前に戻る必要があるのかと思うくらいの先が読めてしまう普通の物語でした。
ただ、本作は復讐するイジュ(チョン・ユミン)に加担する味方が多くスカッとした爽快感が味わえるところは肩がこらない見やすいドラマだと思います。全12話も良かったと思います。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
イジュ(チョン・ユミン)は施設で育ち、父ハン・ジヌン(チョン・ノミン)と母イ・ジョンへ(イ・ミニョン)の養子になります。妹のハン・ユラ(チン・ジヒ)は母ジョンヘの子供です。
画家のイジュ(チョン・ユミン)は母を信頼して贋作を描いていたのですが、ある日オークションで大事件が起こってしまいます。
その日更に、イジュは夫のセヒョク(オ・スンユン)が妹ユラを好きで、妹のそばにいたくて自分と結婚したことを知ります。なぜ私と結婚したのか?というイジュに親にも媚びを売る姿や平気なふりして笑う姿が自分に似ていて可哀そうで気の毒だったと伝えます。
そんな中、イジュ(チョン・ユミン)は車を運転中に交通事故に遭います・・・
その後、イジュが自分の部屋のベットで目が覚めると、時間が結婚する前の過去に戻っていたのです・・・

2話
イジュは死ぬ前に養母から「イジュ、来世では善人になっちゃダメ」という言葉を思い出し、母のいうことを聞いたほうがいいですよね?とつぶやきます・・・
自分の家族、夫の家族に騙されていたことに気付いたイジュは私の全てを懸けて彼らに復讐すると誓い、はじめに婚約者セヒョク(オ・スンユン)との結婚を破談にします。
次に妹のユラが結婚したいと思っているテジャグループ次男のドグク(ソンフン)を誘惑し、ビジネスパートナーとして1年の契約結婚することを持ち掛けます。
翌朝、朝帰りしたイジュは養母ジョンへ(イ・ミニョン)からビンタされ、妹のユラは泣き崩れています。 部屋に監禁されたイジュでしたが、そこにドグク(ソンフン)が結婚の許しを得るためにやってきました。
その後、養子だったイジュは家族からひどい仕打ちをされていたことを知ったドグク(ソンフン)でしたが、自分との結婚が家族への復讐だと知り、協力することになります。

3話
ドグク(ソンフン)は「結婚しよう」とイジュにプロポーズをしますが、あっという間に二人の熱愛報道がネットに流れます。すべてドグクが仕組んだ記事でした。
そして、ドグクは自分の家にイジュが安心して住める部屋を用意してあげ、一緒に暮らすことを提案し、この戦いには俺が付いているからと強い味方になってくれます。
次にイジュは奥様方が通っている料理教室にドグク(ソンフン)の母が通っていることを聞き出し、近づいて行きます。その日、ドグク(ソンフン)の母ヨンファはイジュをお茶に誘いますが、そこには妹のユラもいたのです。ドグク(ソンフン)の母ヨンファは二人を呼んでいたのです。
その後、ドグク(ソンフン)の母ヨンファはイジュの家族と顔合わせをすると言い、病院にいるイジュの祖父も結婚に賛成してくれました。

4話
顔合わせの日、イジュは私は母のいうように至らない娘ですが、せっかくなのでと言い、自分が描いた模写の贋作の絵を見せて、母が公益事業をしているので有名な名画を模写して福祉施設に寄贈していることを皆の前で伝え、絵を1枚プレゼントし、養母をわざと怒らせます。
また元婚約者のセヒョク(オ・スンユン)はドグク(ソンフン)とイジュ(チョン・ユミン)の家族が顔合わせしたことを知り、イラつくように動揺します。
ユラは私が動く時が来たと言い、セヒョク(オ・スンユン)と一緒にドグクとイジュの仲を引き裂こうと計画を立てます。
更に次男ドグク(ソンフン)と長男ジョンウク(カン・シンヒョ)の間にも仕事面で亀裂が入り、これから始まる大がかりな事業に妨げが生じるのです。
また一方で、ドグク(ソンフン)はもし俺が本当の結婚を望んだらどうする?と問いかけますが、それはできない、私には時間がないからこの線を越えないでほしいと答えます。
そんな時、ドグクには内緒で会いたいとドグクの兄ジョンウク(カン・シンヒョ)から電話がイジュにかかってきます・・・

5話
イジュ(チョン・ユミン)を呼び出した兄のジョンウク(カン・シンヒョ)は弟のドグク(ソンフン)を誘い出すように刺激します。
その時、イジュは急に倒れてしまったドグクを見て、彼がパニック障害を患っていることを知るのです。イジュは私が知っておくべきことはないの?出来ることでもと問いかけると兄のジョンウクさえ無視すればいいと答えます。
ところが、また兄のジョンウクとイジュが会っているところを目撃したドグクは言い争いになり兄を突き飛ばしてしまいます。その現場を見ていたイジュの妹ユラは薄ら笑いを浮かべ、家に帰って母に兄のジョンウクとお見合いすると話します。
また、イジュは結婚式の招待状を渡しに病院にいる祖父に会いに行きますが、その時偶然養母のジョンへ(イ・ミニョン)もやってきて、イジュの実の父親がジヌン(チョン・ノミン)だったことを、陰に隠れて聞いてしまいます。養母はこの真実をずっと隠していた恐ろしい母だったのです。

6話
養母のジョンへ(イ・ミニョン)は祖父に、弟のドグク(ソンフン)はあきらめて、今度は兄のテジャグループのジョンウク(カン・シンヒョ)に乗り換えようと思っているので、邪魔しないようにと祖父に伝えます。そして、イジュが夫ジヌン(チョン・ノミン)の子供だということはこれからも内緒にするように祖父に念を押します。
その養母はイジュの結婚式当日、「お父さんは来られないわ、まさか一緒に入場するとは思ってなかったわよね、本当の家族でもないのに」と冷酷な言葉を投げかけます。
結婚式が終わり、二人は自分たちの家に帰りますが、翌朝目が覚めたドグクは一人で旅行に出かけるというイジュの置手紙を見つけ、ドグクもイジュの後を追いかけます。
海辺にいたイジュを見つけたドグクは兄のジョンウク(カン・シンヒョ)が船で事故に遭った幼い時の話をはじめてイジュにします。そして、「心から君が好きだ」と告白します・・・
イジュも私は父の本当の子供で母も知っていたことをドグクに話しながら号泣します。
そんな彼女に「俺にだけは心を許してほしい」と優しい声をかけるのです・・・



7話
兄のジョンウク(カン・シンヒョ)が結婚を前提にユラさんと交際していると実家で家族たちの前で交際宣言します。父はお前がイジュさんの妹とどうして・・・? と問いかけると、ユラは人の心というのは抑えられないものですと言い返して、騒動になります・・・
また一方で、自分の株をユラに譲ると言っていた祖父は知らない間に病院をそっと退院して失踪します。それを知った養母ジョンへ(イ・ミニョン)は計画的だったのかと怒りを爆発させます。
また一方で、ドグク(ソンフン)とイジュ(チョン・ユミン)の契約結婚がドグクの家族に分かってしまいます。祖母は倒れてしまい、ドグクは最初はそうだったけど今は愛し合っていると父を説得しますが、帰れとあきれかえっています。
兄のジョンウク(カン・シンヒョ)は計画が台無しになったなと胸がすくような気持ちでしょうね。

8話
契約結婚で大騒ぎしたイジュ夫婦はそのままで、兄のジョンウク(カン・シンヒョ)とユラの結婚を反対するドグクの母ヨンファ(イ・ミスク)に驚く養母ジョンへ(イ・ミニョン)にあの子たちの離婚を願っている人たちの望みを叶えたくないのと平然と話す母ヨンファ(イ・ミスク)です(笑)
その後も今やイジュさんはテジャの人間なのに彼女の実家の人間が侮辱することはテジャに対する難癖だと思っていいのかしら?とイジュの家族に伝えます。
また一方で、いつも言い争いになってしまう兄のジョンウク(カン・シンヒョ)と弟のドグク(ソンフン)に会長である祖母はドグクにテジャグループに戻り、真っ向勝負をして二人のうちどちらを後継者にするか1年以内に決めると伝えます。
また一方で、イジュの祖父がイジュに渡そうとした株を養母ジョンへ(イ・ミニョン)の策略で渡すことが出来なくなりました。さらにジョンヘは体調が悪い夫の代わりに会長の席に就き、当分の間は私がこの席に就きますと言い、会長から経営権を委任されたと役員会議の席で皆に伝えます。

9話
過去に養母ジョンへ(イ・ミニョン)のところにチョ・ドンスという男が何度も訪ねてきたことを知ったイジュ(チョン・ユミン)はジョンへがその男をそそのかしてイジュと母を殺そうとしたことを確信します。
イジュは病院にいる父ジヌン(チョン・ノミン)に会いに行き、養母ジョンへの悪行と自分が本当の娘だと主張しますが、父はそれを全く信じません。イジュは自分の髪の毛を父に渡し、納得しないなら自分で確かめてと言い、病室を去っていきます。
娘のイジュは誰も信用できない父のやり場のない怒りを見て、気の毒に思えるのでした。
そんな中、ドグク(ソンフン)はジョンへ(イ・ミニョン)の側近であるキム室長とお酒を飲みながら、「なぜ俺たちに手助けを?」と問いかけますが、あなたたちの恨み以上のものがあると答えます。
その後、ドグクはジョンへ(イ・ミニョン)の昔の恋人チョ・ドンスに会うために刑務所に向かいます。
また一方で、イジュはハンウル金融の大株主である料理教室の先生イ・ジウォンに会いに行きますがそこで衝撃的な事実を知ることになります。

10話
ハンウルグループの臨時株主総会が行われますが、そこにジョンへ(イ・ミニョン)が監禁していたイジュの祖父がキム室長に救い出されやってきます。
そして、その場で私は認知症ではない、ジョンへが捏造したことだと言い、更に自分の持ち株はすべて孫のイジュに譲渡すると説明します。
また、父のジヌン(チョン・ノミン)は、自分で血液鑑定をし、イジュが実の娘だったことを知り、ジョンへ(イ・ミニョン)にいつからイジュが実の娘だったと知っていたんだ?今すぐこの家を出ろと言って追い出します。
そんな時、イジュの妹ユラが妊娠します・・・
更にユラのギャラリーに母の昔の恋人チョ・ドンスがやってきて、母と長い間恋人関係だったことを聞かされたユラはチョ・ドンスと自分の血液鑑定をしますが、やはりチョ・ドンスが実の父親だったことが分かります。ユラは絶対に誰にも知られちゃダメだと必死になります。

11話
イジュを車ではねて殺そうとしたジョンへ(イ・ミニョン)と昔の恋人チョ・ドンスが警察に逮捕されました。ジョンヘは狂ったように泣き叫びますが、あんたの味方は一人もいないとイジュは強い態度で示します。
そんな時、イジュはドグクの手首にも自分と同じような数字があることを見つけるのです。
ドグクもイジュと同じように1年前に戻ってきた人物だったことを知り、ドグクがそれを話さなかったことに大きなショックを受けます。
また一方で、家族に悪事がバレた兄のジョンウク(カン・シンヒョ)は証拠を見せられドグクの仕業だなと父に問い詰めますが、監査部からだと父は激怒します。
そんな中、テジャグループのために祖母が謝罪会見を開くのです。
その後、兄のジョンウク(カン・シンヒョ)は横領や汚職、文書偽造の容疑で逮捕されます。
7か月が経ち、ドグク(ソンフン)は副社長に就任し、イジュは妊娠します。
そして、ドグクに秘書から電話があります・・・

12話(最終回)
兄のジョンウク(カン・シンヒョ)は刑務所で自殺未遂を図り、病院に搬送されますが、病院を抜け出しイジュを拉致したのです。
ドグクはイジュを助けにいきますが、兄のジョンウクにナイフで刺されてしまい病院に搬送されます。ドグクの刺された傷は重症で2度も手術を受けることになりました。
イジュはベットで寝ているドグクにやりたいことがたくさんあるから戻ってきてと泣きながら話しかけます。
兄のジョンウクは再び逮捕されますが足は杖が無くても普通に歩けていたのです。
家族を騙していたのは居場所を守ろうと気の毒な人間を演じていたと父親に話しますが、父親からジョンウクの実の母のほうが男を作って家を出て行ったという真実を知らされ、今まで自分のしてしまった悪行を、後になって悔やむのです。
また、ジョンウクが逮捕されて、お腹が大きくなったユラは住むところがなくなり、ジョンウクの実家に行きますが、祖母はその子がジョンウクの本当の子供なのか検査するように要求します。
帰る場所がないユラはとうとうセヒョク(オ・スンユン)の実家に向かいます。
また、ドグクはイジュの看病の甲斐もあって、病室でやっと目を覚まし、会社に復帰するまでに回復します。ドグクは改めて大きなダイヤの指輪をイジュに贈りプロポーズするのです。
1年後、ドグクとイジュに可愛い女の子が誕生し、3人が部屋で記念写真を撮っている幸せな光景で終わりました・・・


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