撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

山地方鉄道 富山駅(2024.6.1) デ8004 富山大学前行き、デ7023 南富山駅行き 並び

2024年06月09日 22時00分15秒 | 路面電車
6/1に富山地方鉄道 富山軌道線 富山駅電停付近でデ8000形とデ7000形の並びを撮りました。
1枚目は富山駅電停の南側で並んだ右側はデ7023の南富山駅前行き、左側はデ8004の富山大学前行きです。



2枚目は、富山駅電停から南側に進んだ3線区間で信号待ちしているデ7023です。



3枚目は後追いですが、交差点に進んで新富町電停に向かうデ7023です。



4枚目は順番が逆ですが、電鉄富山駅・エスタ前電停から交差点をカーブして富山駅に向かうデ8004です。



先に紹介したデ7023が富山駅を出発した際に、デ8004と並びました。
1965年のデ7023を含むデ7000形の最終増備車以来28年ぶりの富山軌道線の新造車として、デ8000形は1993年に5両が登場しました。
車体デザインはデ7000形から刷新され、前面窓は大型の一枚窓で行先表示器は窓の内側に設置されています。
乗降口の前扉は大型の窓を持った2枚折り戸、乗車口の中扉は車椅子利用も考慮し2名の並列乗車も可能な両開き式4枚折り戸が採用され、乗降口は共に広幅の2段ステップとなっています。
制御方式はVVVFインバータ制御、駆動方式は平行カルダン駆動、集電装置はシングルアーム式パンタグラフが搭載されており、いずれも富山地方鉄道では初採用となっています。
運用されるのはデ7000形とともに、JR西日本から引き継いだ富山港線、2009年に開通した富山都心線以外の全線となっています。
デ8000形以降の富山軌道線の新造車は連接車となっており、単車としては最後の新造車となっています。
富山軌道線は運転頻度も高く、短時間の間に全形式を撮ることができました。