撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

広島電鉄 広電本社前~日赤病院前(2020.11.23) 「ひろでんの日2020」 101 貸切電車

2020年11月30日 21時49分33秒 | 路面電車
11/23に、広島電鉄宇品線 広電本社前~日赤病院前電停間で「ひろでんの日2020 ~レトロだョ、電車大集合~」の貸切乗車ツアーで運行された大正形電車101を撮りました。
1枚目は、千田車庫を出庫して宇品線に合流した101の貸切電車です。



2枚目後追いで、日赤病院前電停へ向かう101です。



101は、広島電鉄の前身になる広島電気軌道が1912(大正元)年の開業時に導入した初代100形(初代、後のA形)の外観を模したレプリカ車両として1984年に製造されました。
先日の156の記事の際にも紹介しましたが、156ととも二軸車としては最後まで運用された157が1971年に引退となり市内の交通公園に展示保存されましたが、101の製造に当たり車体は解体されて、台車および主要機器が供出されています。

100形(初代)の車体は木製でしたが、現在の保安基準に適合させるために、外板は鉄板に木目模様を付け、80cm間隔で縦溝を入れることで木版風にしているそうです。
集電装置はZ型ビューゲルですが、ダミーでポールも2本取り付けられており、正面の救助網も再現されています。
通称「大正形電車」と呼ばれており、以前は休日などに白島線、横川線で営業運行を行っていたこともあったそうですが、最近は動態保存されていてイベント用として保存されています。

「ひろでんの日2020 ~レトロだョ、電車大集合~」の貸切電車ツアーの午後の部は、広電本社前~日赤病院前電停間で千田車庫から出庫する光景を撮ろうと思いました。
しかし、後から行ったので離れた場所に居たのと、信号待ちの自動車も多くて結構、被りました。
トリミングして整えましたが、あまりスッキリした写真にはなりませんでした。