グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

チマイベツ川で 越冬中のオオハクチョウ

2024年01月31日 | 室蘭・野鳥&水鳥


市の郊外を流れるチマイベツ川は 室蘭岳を水源地とし噴火湾にそそぐ清流です。
今シーズンも、河口付近の川洲では 十数羽のオオハクチョウが ねぐらを兼ねて
越冬中。付近一帯の海岸線沿いには  餌が豊富な越冬地が点在。午前8時前後に
なると、この場所から餌場へと飛び立ちます。

オオハクチョウが ねぐらとしている川洲は、意外ですが人家などから至近距離です。



オオハクチョウの群れが、一斉に河口に向かって滑るように川面を泳ぐ。



一旦。河口に着くと付近の汽水域で暫く体を慣らし、目的地の餌場へと飛び立ちます。



後方に見える山沿いの海岸線には、オオハクチョウの越冬地が点在しています。

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1月の空と雲

2024年01月27日 | 室蘭の景色


強風と雪を降らせ、暴れまくった低気圧が通り過ぎる。
入れ替わるように、 高層雲が流れる冬の清々しい空が広がりました。

室蘭岳の上空に、当地では見慣れない雲。Webで調べた結果、傘雲ではと

遥か上空には強い風が流れているのか、高層雲が時が経つにつれ様々に形を変えながら、
ゆったりと流れる。



                                          (2024/1/25 15:10)
  南の空、太陽を中央に左右対称に薄らとした虹色の光塊が目に止まる。
「 幻日 」。高層雲を形成する氷の結晶に、太陽の光が反射して起きる。
  めったに、目にすることが出来ない大気光学現象の一つに出会う。
  これまで幻日をカメラに収めたのは2度目、自然界からの幸運なプレ
  ゼントでした。 


  ※ご参考まで「幻日」過去の投稿済の画像です。

2020年11月26日に投稿、朝日の幻日を撮影した画像です。
撮影場所は今回と同じ丘の上の牧草地から、幻日は太陽の高度が低い時間帯に出現
します。

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冬晴れの雪原・・・

2024年01月24日 | 室蘭の景色



小高い丘の上に広がる、一面 雪をかぶった牧草地からの雪景色です。
冬本番の時期にしては稀。上空には 冬を脱したかと思わせるような
雲が
軽やかに流れる。

                



「北国の青い空」。白銀の雪原と蒼空の対比が、一年でもっとも鮮やかに目に映ります。



雪原に 小動物が点々と足跡を刻む・・・



突然道路を横切るキタキツネと出会う、車を止めてカメラを向けると このポーズ



雪が積もる雑木林の斜面、木々の影がストライブ模様を描く。



家から2km程離れた 道央道 室蘭インター近傍から、雪をかぶった牧草地を前景に
室蘭岳を望む。
手前の群青色のシルエットは、暴風雪で発生する吹き溜まりや視界不良などを軽減
する、道路わきに設置されている防雪棚の影です。

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厳 寒・・・

2024年01月22日 | 室蘭港の蓮葉氷・薄氷



今朝も厳しく冷え込む。室蘭港の一角、波静かな小型船舶の船溜まりに
今シーズンも、厳寒期の風物詩『蓮葉氷』が出現し始めました。


蓮葉氷は、フレーク状の薄く柔らかな氷。さざ波に揺らぎながら接触し合うと、
氷の縁がまくれ上がる。その形が、蓮の葉を連想させることから蓮葉氷と呼ば
れています。



このところ、朝は それなりに冷え込みますが 日中の気温はプラス。今年の冬は、
気温が高く、例年に比べて 天候が穏やかに感じる。
画像はカーフェリーふ頭からの眺望、頂から山腹にかけて雪を抱く室蘭岳を望む。

コメント (2)
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きらめく海と水鳥たち・・・

2024年01月20日 | 室蘭・野鳥&水鳥


大寒も過ぎ一月も後半戦、一年で一番寒さが厳しい季節。一方、今日は 低気圧が
影をひそめ高気圧が全天を支配。早朝から冬晴れの空が広がりました。
当地では、例年この時期になると冬の中休みのような穏やかな陽気の日が出現し
ます。海面に反射する冬の陽射しが、対岸との間に光の橋を架けたように煌めく。




ハジロカイツブリは、ルビーのような真っ赤な瞳が特徴。風貌からは想像できない、
豪快な水しぶきを舞い上げ海中に潜ります。



長旅の疲れを癒す水鳥たち、ゆったりと海面を動き回る。
代表的な潜水ガモ、ハジロカイツブリ・クロガモ・スズガモ3種類の海中に潜る時に
立ち上げる水しぶきの3態です。



スズガモ、重そうな体を水かきの付いた足で蹴り上げ頭から海中に・・・



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日の入りどき・・・

2024年01月18日 | 室蘭の夕日&夜景


かぎりなく穏やかな夕暮れ時。連日、海と空の境を漂っていた雪雲は姿を消す。
変わって、ちぎれ雲が夕日に照らされながら 東の方角に流れて行く。
     
  噴火湾の大海原に 夕日が放射状に幾筋もの光の帯を放つ。     
                               

日ごと、 日没時間が遅くなり始める。今日、当地の日の入り時間は16:32分。
室蘭港崎守埠頭から日没直前、茜色に染まる西空の光景です。
 
          

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雪原の朝景色

2024年01月17日 | 室蘭の景色


今朝は周辺の大気が限りなく澄み渡る。撮影時の気温は1℃、季節風も吹き止まり
厳寒期の真っ最中ながら、清々しさイッパイ  寒さから解きほぐされる。

カメラアングルは 我が家から車で走ること5分ほど。雪に覆われた 牧草地の一角
からの朝の光景です。




エゾシカの朝は早い、今朝は小さな群れと遭遇。
昇り始めた朝日を浴び、採餌のため雪の下の牧草を探し 雪原を動き回る。



今月7日に続いて2回目のドカ雪。この場所は、吹き溜まりも伴ないテンコ盛りの積雪



雪を抱く室蘭岳が、大寒直前の空を背景にそそり立つ。
    国土地理院での正式な山名は鷲別岳。室蘭岳の呼び名は、市内のほぼ全域から
山容を眺められる事から・・・。
標高は911mと、けして高い山ではありませんが 北海道百名山の一つに選定さ
れている、山容がととのった山です。

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蓮葉氷の季節の開幕です・・・

2024年01月14日 | 室蘭の景色



今朝は 放射冷却も伴い強く冷え込む。

室蘭港の最も奥まった波静かな小型船舶の船溜まりの海面に、今年は幾分早く
厳寒期の風物詩の「蓮葉氷」が出現。まだ本格的な氷の状態ではありませんが、
これから2月の上旬ごろにかけて本番をむかえます。



蓮葉氷は、朝の冷え込みが厳しく 無風状態の波静かな海面に「蓮の葉」を連想させる
氷を張る。気温が上昇し始めると瞬く間に消滅、数々の条件が揃う港のほんの一部の
海面にだけに出現するデリケートな氷です。

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Re.雪景色・・・

2024年01月12日 | 室蘭の景色


今日は朝から透き通る冬晴れの空が広がる。カメラアングルは度々記事を投稿し
ている、家からわずかに離れる、小高い丘の上に広がる牧草地からの雪景色です。



久しぶりにエゾシカの群れに遭遇
餌となる牧草が雪に覆われ悪戦苦闘、雪から出ている葉の先を探し黙々と・・・。

                               ※1/12 一部の画像を追加しました。



雪とクマザサとの取り合わせが 目に清々しく映る。



東の方角の上空は、新千歳空港から本州方面に向かう旅客機の飛行ルート。
上空は、相当の冷え込みか?青空に幾筋もの飛行機が白い航跡を描く。



今の時期にしては 積雪量は少ない。例年、年間の降雪量は ほぼ同じになると聞く。
このあと、2月の下旬頃から3月初旬頃にかけてドカ雪が3~4回ほど降ると当地
の雪のシーズンは閉幕となります。
        ※ 室蘭市の積雪量は11日現在14cm、道内では積雪量が少ない地域の一ヵ所です。 

                                                      

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雪景色

2024年01月10日 | 室蘭の景色


3日ほど前に今シーズン初めてのドカ雪が降る。その後も断続的に降り続き、
周辺一帯の景色が銀世界に変わる。一方、今日は久しぶりに朝から冬の青空
が広がりました。


一面、雪が降り積もる広大な牧草地を前景に雪を抱く室蘭岳を望む。



降った雪は やや湿り気を帯び、冬枯れの木々の幹枝に雪を張り付かせました。

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