グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

秋日和

2016年09月30日 | 室蘭・四季の野花&花木



 早朝から秋の爽やかな青空が広がる。祝津公園展望台へと続く上り坂の脇で、カンボクが赤い
果実をたわわに実らせています。










 道脇の草むらでは、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)が鮮やかな黄色の花を咲かせています。






 祝津展望公園の標高は70mほど。眼下に、絵鞆半島の最先端部の町並みが広がる。






 この場所でも、ウゼンギクが花の盛りです。






 ガマズミの赤い実は、秋の青空とのコントラストが際立ちます。これから季節が進み、熟した実は、
果実酒の愛好家の方々に珍重されます。






 今シーズンに入り一番、大気が澄み渡りました。このところ霞がかかったような景色も今日は一変。
周辺の景色が、透き通るように視界に映り込んできます。

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トッカリショに咲く秋の野花

2016年09月27日 | 室蘭・四季の野花&花木



 秋風が緩やかに流れる トッカリショからの眺望です。海から90mほどの高さの展望所に立つと、
海面からそそり立つ断崖絶壁と青い海原が
目に映り込んで来ます。
 灰褐色の断崖の地質は、凝灰岩と安山岩が集まったものです。併せて、長い歳月に渡る海食に
よって、このような奇岩からなる
景観が創り出されたようです。トッカリショは、
国が定める名勝地の
「ピカノカ」に認定されています。






 

 

 断崖の上で、コハマギク(小浜菊)が清爽な花を咲かせています。生育している場所は凝灰岩の
上の
薄い表土や岩の隙間。なぜ、このような過酷な環境下でと思うような所で健気に花を咲かせて
ます。
 ※コハマギクは、茨城県以北から道内の太平洋側の海岸部の岩場や崖に自生するキク科の多
 年草です。

 
 






 オオノアザミ(大野薊)。鮮やかな紅紫色の花を上向きに咲かせます。自生地は本州の北部から
道内の南西部。色・形が薊の花らしいアザミです。
 




 ユウゼンギク(友禅菊)が道路際で花を咲かせています。海岸線から離れた陸部ではすでに花
の時期は過ぎましたが、この場所では今が花の真っ盛りです。










  一帯の海域は魚貝類が豊富な良漁場。操業を終え港に戻る漁船です。遥か遠くに霞む小半島
はイタンキ浜です。

   

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秋の庭に咲く・・・

2016年09月26日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 当地では間もなくしますと、庭で咲く花も終盤。その中、クジャクソウ(孔雀草)が茎の先端に数え
きれないほどの可憐な花を咲かせています。
 この花は、
本州方面から持ち帰り5年ほどが経過しました。今では、我家の秋の庭の主役植物で
す。






 



 フイリヤブラン(斑入藪)が花を咲かせ始めました。ヤブランは近所の庭でも育てられていますが、
フイリヤブランはあまり見かけません。このフイリヤブランも本州からの持ち帰り育て続けています。
 本来の生育適地は、
関東以西の温暖な地域ですが当地の気候にも順応し、株は年々大きく生長
しています。






 ヒダカミセバヤ(日高見せばや)の花が咲くと秋も本番です。3~4日前から、淡紅紫色の星形の
小花を咲
かせ始めています。原産地は北海道の日高地方。花と白緑色の葉とのコントラストが美し
い耐寒性の宿根草です。


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秋日和

2016年09月25日 | 室蘭の景色



 今日も朝から、秋の清々しい空が広がりました。9月も下旬ですが日中の気温は24℃と例年に
比べて高め。穏やかな初秋の一日でした。カメラアングルは、やわらかな陽射が降り注ぐ室蘭港の
一角からの光景です。










 偶然目にしました。続々と海へ出艇して行く、室蘭市B&G海洋センターのヨット教室の練習艇で
す。

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朝の空

2016年09月20日 | 室蘭の景色



 秋が深まるにつれて、夜が明けるのがだいぶ遅くなる。日の出から僅かな時間が経つ上空に、
真綿を広げたような高層雲が流れる。青空をキャンバスに、雲が描き出す造形も好きな被写体の
一つ。カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭からの空の光景です。


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イヌダテのジュータンです

2016年09月19日 | 室蘭の景色



 小麦の収穫を済ませた休耕地の畑。自然発生したイヌダテが、畑一面に薄紅色のジュータンを
敷き占めたように群生。
このように畑一面で、イヌダテが花を咲かせる光景を目にしたのは初めて
の事でした。









 イヌダテは、ご存知のように全国の畑地の道端などに生える雑草です。昔は別名で「赤まんま」。
遠い日の記憶に残る方もいるかと思いますが、子供たちが遊び道具にした野花の一つです。

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秋をひろう

2016年09月16日 | 室蘭の景色



 昨日に続き、初秋の清々しい空が広がりました。2~3日前の季節を取り違えような天候と打って
変わり、心地よい風が牧草地の上を流れて行きます。

       







 ネバリギクが秋の日射しを受け、花を満開に咲かせています。当地では、蝦夷野紺菊、友禅菊
とキク科の花の季節は進み、今の時期になるとネバリギクが野で花を咲かせます。









 ユウゼンギク(友禅菊)もネバリギクと競うように花を咲かせています。ネバリギクに比べて花びら
の数は少ない。自生する場所により、花色が微妙に異なります。和の趣を感じる花名ですが原産地
は北アメリカ。明治時代の中頃に渡来した帰化植物です。







 サルナシ(猿梨)が色づき始めました。この蔓性の植物の道内での呼び名は「コクワ」。一説では、
キウィフルーウの原種といわれています。これから季節が進み晩秋の頃、実は霜に当たりますと食
べ頃となります。

                                           

                          

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今朝のイタンキ浜です

2016年09月15日 | 室蘭イタンキ浜



 数日ぶりに、早朝から爽やかな秋の空が広がる。イタンキ浜の渚をウォーキングするのは、先日
の台風以来のことです。今日は中秋の名月に伴う大潮、潮が引いた浜の広さがは普段の倍以上。
 ※この浜を撮影しますと、いつも同じようなアングルになってしまいます。またかと思われるでしょ
 うが、
今日のイタンキ浜の西側と東側の光景です。









 沖合の鮭定置網の漁場に、エンジン全開で向かう漁船です。






 浜の後方に広がる海岸段丘では、ハマナスの果実が陽射しを受けて薄紅色に輝く。この果実が、
色づき始めますと、
イタンキ浜は秋が深まり始めます。

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夕空と夕焼

2016年09月10日 | 室蘭の夕日&夜景



 夕日が日の入り直前の西の空をダイナミックに照らしだしました。この数ヶ月、例年と異なる陽気
の影響でしょうか、スッキリとした夕日に巡り合いません。
 今日の西空も少々雲が多めでしたが、夕空の色があまりにも鮮やかでしたので、カメラに
撮り込
んでみました。




 秋の深まりに連れ、日の入りの時間が18:00を切る17:55分。カメラアングルは、噴火湾を
て遥か彼方、対岸の渡島半島の山並に沈む夕日の光景です。

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9月の庭に咲く・・・

2016年09月09日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 早朝から降り出した霧雨は午後になり降りやむ。雨天に合わせたかのように日中の最高気温は
20℃どまり。季節は、秋本番へと歩みを早めて来ました。 
  カラマツソウ(タリクトラム・デラバイ)が、独創的な小さな花を咲かせ始めました。今は、まだ蕾を
たくさん付けていますが、満開時には数えきれないほどの花を咲かせます。
 


 



 ワイヤープランツが、薄白緑色で小さな花を咲かせ始めています。さらに、グミのような殻に包ま
れた 黒い種を実らせています。今年は、気候が生育に最適なのでしょうか花や種をたくさん付けて
います。

 
 


 



 バロータ・スペキオサ。前回記事を投稿したのは 8月1日。短いインターバルで一年に2回も花
を咲かせるのは初めてのことです。下の画像は、
どこかネギボウズに似ている蕾です。 









 ヒダカミセバヤ(日高見せばや)が、淡紅紫色の蕾を膨らませると秋も本番まじかです。もう暫くし
ますと開花、美しい星形の花を咲
せます。

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