グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

冬日の絵鞆半島

2012年01月30日 | 室蘭の景色




 絵鞆岬は絵鞆半島の最先端、噴火湾に突き出す。岬の内側には、
室蘭港。一方
、半島の外側には太平洋の大海原が広がる。
岬は、年間を通し風の通り道。特に今の時期は北西の季節風が吹き抜
ける風の岬。今日のような穏やかさは稀、何時も白波を立てている海面
も静まり返る。
港の外に浮かぶ大黒島を中央に、左側に活火山有珠山、右側には北海
道を代表する秀峰羊蹄山の遠望です。





 絵鞆漁港は半島の直近、室蘭港の入口に位置する。市内で2番目
に大きな漁港。周辺の海は、毛ガニ・ミズタコ・ウニなどの良漁場。
さらに、漁港のすぐ前の海域ではホタテの養殖漁も行われている活気に
満ちた漁港です。








 エンルムマリーナは、絵鞆漁港に隣接する。夏の季節は夕日の
ビューポイント。今の時期、夕日は画像の左側、絵鞆岬の方角に遠の
いている。
  今日のマリーナ周辺の海面は、季節を取り違えたように静まり返る。
鏡のような
 みなもに、空も周辺のすべての物体を映し出すほど穏やか
です。

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蝦夷 駒ヶ岳

2012年01月30日 | 室蘭の景色






 蝦夷駒ヶ岳が数日振りに内浦湾越し、雪を抱いた山容を冬空に浮
かび上がらす。
連日のように、対岸の山々を覆い隠すように 流れていた
雪雲は何処かに姿を消した。蝦夷駒ヶ岳は、今も山頂から噴煙をたなび
かせる標高1、173mの活火山。
本来は、ふもとの大沼国定公園から眺
める山容が有名。
 当地から眺めると、蝦夷駒ヶ岳は山容を大きく変える。山の高さは低い
が 富士山に良く似た美しい山。その姿を晴れ渡る冬の空に、久しぶりに
現してくれました。






 蝦夷 駒ヶ岳の画像は、室蘭市追直し漁港内の海岸道路沿いから
眺望。この場所は、漁港でありながら周辺の景観から季節の移ろいを
知らせてくれる。年間を通して度々訪れる場所。
 漁港は太平洋に面し、内浦湾の東端に位置する。いつもは、北西から
の強い風が吹き付ける。
今日の陽気は、この時期にしては穏やか過ぎる程。水鳥たちが、漁港の
船揚場に自生するフノリを啄む、港の陽だまりです。

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厳寒の朝

2012年01月30日 | 室蘭の景色


凛と張り詰める空気が漂う港の朝。いつもは、北西からの冷たい風が吹き
抜ける、今日の朝はピッタと止まり無風状態。
撮影時の外気温は-10℃だが、
防寒服に身を固めた身体には心地良さえ
感じるほど。遠くに、たなびく工場の煙や水蒸気も 垂直に
空に立ち昇る。
この時期にしては、稀、かぎりなく穏やかな 清々しい真冬の朝です。





海面は、さざ波さえ立てず静まり返り 朝の光を跳ね返す。カメラアングルは、
室蘭市崎守埠頭から-10℃の冷気が漂う室蘭港の光景です。

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蓮の葉氷 (Part 3)

2012年01月28日 | 室蘭港の蓮葉氷・薄氷




蓮の葉氷の投稿も、Part 3まで連載すると観察日誌の様相。蓮の葉氷は
デリケート。強い風を受ける場所や強く波立つ海面には 出現しない。この小型
船舶の船溜まりも3~4日前までは、すべての蓮の葉氷は消滅していた。
 このところ、吹く風も弱く、日中の気温も氷点下の真冬日。再び、海面の全域を
覆うように、
蓮の葉氷が出現しました。


強い冷え込みが続くためか、本来は一つ一つ独立している蓮の葉氷が隙間
まで、ビッシリと凍らせブロック状態。
 緩やかに海面が波立つと隙間の薄い氷の箇所から亀裂が線を引くよう
に走る。今まで目にした事のない、蓮の葉氷です。

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雪に埋もれる庭

2012年01月26日 | 室蘭・四季の野花&花木


 先日のドカ雪で庭に積もった雪。積もった雪の表面は凍り、足を踏み入れて
も靴の跡が残るだけ。
大寒に
入ってからは、連日、大寒の二乗のような寒さ。今シーズンのような冷え込
みは、あまり記憶にはない。
 道東や内陸部では-10℃をゆうに越す。これでも、道内では当地の寒さは緩や
か。冬の日差しが燦々と照り付けるだけに、不思議な感覚のする寒さです。




紅紫檀、秋から実を付けたまま。今年は、この実が好物の野鳥たちが何故
か姿を見せない。あまりにの寒さに飛ぶ事をやめたのだろうか。実は春までこの
ままなのか、少々気にかかる。


このところ、日中の外気温度は-6℃ほど。先日、咲き始めのカランコエを
UP済だが。外の寒さをよそに、ほぼ、すべての蕾が花を咲かせています。

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光芒

2012年01月23日 | 室蘭の景色


 光芒は自然現象の中でも、特に神秘的な感動を受ける。当地では、この時期
になると
頻繁に出現する。一般的に光芒の発生条件は晴天時に厚めで隙間のある
雲が太陽を遮る時に出現する。さらに、気象学上では 大気中に微粒子の水分が多
く存在する事などの条件が必要。
雲から毀れる太陽光は、放射状に光を広げ放す。あまり科学的に光芒を眺めたくな
いが、実際には太陽の光線は平行に降り注ぐ。あくまでも、遠近法と同じ原理で放射
状に目に映ります。






雪雲が太陽を完全に覆い隠す。光芒が噴火湾の海面と上空に光の帯を長く
放す。元々の光芒は、このように太陽が雲にスッポリと隠れると出現する。最上段
の画像のように、太陽が雲の上に現れるのは稀な光芒の光景です。

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ドカ雪が通りすぎて・・・

2012年01月23日 | 室蘭の景色




21日夜半から22日の朝にかけて降ったドカ雪が、一挙に雪を積もらせた。
当地でも一晩で30~40センチほど、今シーズン最高の積雪量。
本来、この時期の雪は北西の風に運ばれてくる。ドカ雪は全く反対側、東寄りの
風に運ばれてくる。
 湿り気のある雪を短時間に多く降らせることからドカ雪と呼ばれる。さらに、ドカ
雪は何時も足早に通り過ぎる。雪空から一転、今日は冬の青空が広がる。




遠くに、今も噴煙をたなびかせる活火山 有珠山を望む丘の上、今日は冬型
の北西からの風が強く吹き付ける。ドカ雪が残した
新雪の上に、風が風紋を刻み
込みました。

 

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厳寒期の港点描

2012年01月20日 | 室蘭港の蓮葉氷・薄氷


  明日は大寒、二十四節気の第24番目。暦では後、15日で二十四節気の
第1番目の立春。
立春を迎えると言えども、暦と現在の季節感とは少々ズレてい
る事は否めない。明治時代、新暦に改暦時の明治5年を1か月ほど早め 、明治
6年1月1日に移行した事が理由らしい。
 当地は厳寒期と言うのに2~3日前から、日中の気温はプラス。季節を取り違
えたかのような寒の内
の中休み。陽気に誘われ港周辺をカメラの被写体を求め
て散策。
 港内を挟み対岸には、当ブログに度々、登場する標高911メートルの雪を抱く
室蘭岳が、真冬の柔らかな日差しを受け浮かび上がる。
春から秋には登山、今の季節はスキー。さらに、キャンプ場や研修設備を備えた
総合運動公園などのある市民に親しまれている山です。





先日の寒波で、防波堤やテトラポットに吹き付けられた波しぶきが凍り付く。
下の画像は、絵鞆半島の最西端に位置する絵鞆漁港の外防波堤。小型船舶は
厳寒の海、沖合の漁場から港に帰還するホタテ養殖漁船です。


 蓮葉氷 (Part 2



本格的な蓮葉氷が出現。蓮葉氷は、海面に出来た薄氷が日ごとに厚さ増し
ほぼ円形に成長する。さらに、波にもまれながら互いに接し合い、氷の周囲を盛
り上がらせる。この形が水面に浮かぶ蓮の葉を連想させる。
 蓮
葉氷は海水温度が最も低くなる、この時期から2月初旬頃まで、港内の波の
静かな海面に出現する真冬の風物詩です。

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1月の夕空

2012年01月19日 | 室蘭の夕日&夜景


 厳寒期のこの時期にしては、すこぶる穏やかな天候に恵まれる。いつも
北西から吹き付ける風もピタッと止み、日中の気温も0℃ 久しぶりに マイナスを
脱した。このところ-10℃程の大気に接していた身体には、心地よささえ感じる。
今の季節にしては、珍しく昨日に続き 西の空が晴れ渡る。









西の空に、張り付いていた重たげな雪雲は一掃。わずかに漂う雲の形も秋
を思わせるように軽やか、夕空の表現には向かないが清々しく目に映る。
 今日の撮影位置は、隣町、伊達市北黄金町の波打ち際から暮れなずむ1月の
夕空の光景です。

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1月の夕日

2012年01月18日 | 室蘭の夕日&夜景


10日振りに、寒波の勢力が弱まる。いつも、西の空を帯状に連なり流れて
 いた雪雲は姿を消す。遥か対岸、渡島半島の山並も薄っすらと姿を見せる、穏
 やかな夕暮れです。








当地の今日の日没時間は16:32分。このところ日一日と夕暮れの時間
が遅くなり始めている。カメラアングルは、室蘭市崎守埠頭からの西空の光景
です。

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