グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

(34)5月の花(ヤマブキ)

2009年05月29日 | 室蘭・四季の野花&花木
黄金色の八重咲きのヤマブキの花が満開になりました。 
少々、日陰を好む樹木ですので午前中だけ陽の当たる庭の隅で育てています。
  一方、この花は『日本の原風景』の花・ベストテンに選定するならば1番に掲げたいと花です。
日本の特徴的な茅葺屋根の民家の佇まいに似合う花、『ヤマブキ』、『アヤメ』、『菜の花』・・・・
華やかで艶やかな『サクラ』、『梅の花』とは、ちょっと趣きが異なる感じがします。

学名:Kerria japonica cv.plena
英名:Kerria Japanese rose
和名:ヤマブキ(山吹)
    特記:万葉の時代から好まれて栽培されている日本原産の花です。
       毎年、細い茎を何本も株元から芽吹かせ株立ちしますが樹形は乱しません。
        花後に思いきって剪定を行っています。そのほか特別な手入れをしていませんが
       毎年、見事な花を咲かせてくれます。      

(1)耐寒性落葉低木(バラ科ヤマブキ属)
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度-8℃※露地栽培
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(33)5月の花(アルメニア マリティマ)

2009年05月29日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

この花は20数年の永い付き合いです。
今年も芝生のような緑の葉を茂らせた株の中から伸ばした花茎の先に
明るいピンクの小さな花を総状に付けて咲き始めました。

学名:Armeria maritima
英名:Common thrift
和名:ハマカンザシ(浜簪)
    特記:日当たりが良く乾燥気味な場所を好みます。
       生育は旺盛ですが株は至って整然と成長しますので草の姿を整え易い花です。
       花後には毎年カマボコ形に刈り込みます。
       花が終わった後の株は草丈の伸びた芝生のようになってしまいますが刈り込むと
       趣のある株姿になります。また、増やし方は株分けで行いますが根は太めで意外と長い為
       植え込む時には根を何本かを束ね丸めて植えていますが生育に支障はありません。     
                
(1)耐寒性常緑多年草(イソマツ科アルメニア属)
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度-8℃※露地栽培

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(32)5月の花(ツタバウンラン)

2009年05月28日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
薄緑のアイビーの葉に似た可愛い小葉と淡赤柴色の唇形の小花を
葉腋に花を吊り下げ細い蔓をグングン勢い良く四方八方に伸ばしています。

学名:Cymbalaria muralis
英名:Colisemu.ivy
和名:ツタバウンラン(蔦葉海蘭)
別名:ツタカラクサ(蔦唐草)     
    特記:ゴマノハグサ科の草花と同じように特徴的な花形をしています。
       小豆色した細い蔓は勢い良く横に這うように広がります。
       草丈の低い草花の上を覆いかぶせるように生育しますので
       植え場所を選ぶ必要があります。
                
(1)耐寒性蔓性多年草(ゴマノハグサ科キンバラリア属)
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度-8℃※露地栽培
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(31)5月の花(シラー ヒスパニカ)

2009年05月28日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
淡青柴色のベル形の小花を穂状にいっぱい付けて咲き始めました。
他のシラーは庭の数箇所で水仙に似た青葉を茂らしています。
木陰になるところで生育したこのシラーが一番先に開花しました。
                 ※〔6月4日・写真を更新しました〕

学名:Scilla hispanica mill
英名:Bell flowered squill spanish bluebell 
和名:ツリガネズイセン(釣り鐘水仙)
     特記:毎年、球根を多く作り増えていきます。
       とくだん肥料を与えなくても順調に生育し花を咲かせます。
       植え場所は日向が適していますが、半日陰でも開花の時期遅れを 
       気にしなければ十分に生育します。
                
(1)耐寒性落葉球根草(ユリ科シラー属)
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度-8℃※露地栽培(文献引用:-4℃)
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(30)5月の花(クレマチス・モンタナ)

2009年05月27日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
ローズピンクのモンタナ・ルーベンスの花が咲き始めました。
つい半月前までは薄茶色の蔓が目立っていましたが、
この処の気温の上昇に伴ない蕾を大きく膨らませていました。
出番を待ち焦がれていたように一斉に花を開かせました。
(最近の当地の最低気温10℃、最高気温18℃前後です)

仕立て方は隣りのブロック塀を借り塀の中段に径3cm、長さ5mほどの
竹竿を横に沿わせ冶具で固定し蔓を誘導しています。

学名:Clematis montana var rubens
英名:Anemone clematis
和名:モモイロハンショウヅル(流通名:モンタナ ルーベンス)
     特記:花数が多く、蔓の生育はいたって旺盛です。
       花後に蔓のバランスを重点に大雑把な剪定を行っていますが
       毎年、多くの花を咲かせてくれます。
       
(1)耐寒性(蔓性)落葉多年草(キンポウゲ科クレマチス属)
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度-8℃※露地栽培(文献引用:-10℃)
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(29)5月の花(カーペットカスミソウ)

2009年05月27日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
カップ状の5弁の白い小さな花を株全体を覆うように咲き始めました。

学名:Gypsophila cerastioides
英名:Dwart baby's breath
和名:オノエマンテマ(流通名:カーペットカスミソウ)
     特記:花は花茎の先に総状に5個ほど付けます。花径は約10㎜弱の5弁です。
       各花びらには赤柴色の細い3本の脈がありアクセントとなっています。
       繁殖は地下茎を伸ばし地を這うように花名の通りカーペット状に広がり増えます。
       
(1)耐寒性半落葉宿根草(ナデシコ科ギプソフィラ属)
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度-8℃※露地栽培
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(28)5月の花(マイズルソウ)

2009年05月26日 | 室蘭・四季の野花&花木

小さな濃緑色の葉を広げ花茎の頂部に金平糖菓子のような純白な小さな花を咲かせる可愛い野草です。

学名:Maianthemum dilatatum
英名:Snakeberry
和名:マイズルソウ(舞鶴草)
     特記:花は花茎の先に総状に6個ほど付けます。花径は約3㎜、小さな4弁の純白の花を咲かせます。
       根茎を伸ばし繁殖しマット状に群生します。
       自生地は山地の針葉樹の木陰などに群生しているそうです。

        我が家では庭の3箇所に植えてあります。
           (1)木洩れ日の当たる庭木の下
           (2)陽光が1日中、当たる場所
           (3)陽光が射しずらい建屋の東側          
              結果は陽光が一定時間あたり木陰になるところが繁殖には適しているようです。


(1)耐寒性宿根草(ユリ科マイズルソウ属)
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度-8℃※露地栽培

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(27)5月の花(エゾヤマツツジ)

2009年05月26日 | 室蘭・四季の野花&花木
花色は鮮やかな赤橙色のツツジです。
近所の家々でも庭に植えていますのでこの時期になりますと一斉に咲き始めます。

学名:Rhododendron Kaempferi
英名:-
和名:エゾヤマツツジ(蝦夷山躑躅)    
             
(1)耐寒性落葉低木(ツツジ科ツツジ属)
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度-8℃※露地栽培   
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(26)5月の花(アマドコロ)

2009年05月26日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

茎を弓なりに撓らせて、葉の付け根に2~3個の緑白のドロップような花を咲かせます。
初夏の庭にすがすがしさを与えてくれる花姿です。

学名:Polygonatum odoratum var pluriflorum
英名:Solomon's seal
別名:イズイ
和名:斑入りアマドコロ(甘野老)
     特記:冬は地上部は全て枯れます。春になると地下茎から薄緑色のやや大きな形の
       新芽を出しながら毎年増えます。もともと日が差し込む林の中に自生する野草ですので
       耐陰性があります。植え場所は午後から日陰になり少々乾燥気味のところが最適です。
             
(1)耐寒性落葉宿根草(ユリ科アマドコロ属)
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度-8℃※露地栽培(文献引用+5℃)
   ※当地の冬場の庭土の凍結深度は約30cm、それでも地下茎は越冬し春になると
     毎年、元気に新芽を出します。(3年前、新潟の実家から持ち帰り栽培しています)

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(25)5月の花(レンゲローズ)

2009年05月25日 | 室蘭・四季の野花&花木
花名そのままの可憐なレンゲの花に似たミニバラです。
我が家では花色がピンクとホワイト2種類を栽培しています。
特にピンク系の花は、昔、春先に関東地方の耕作前の田んぼの中に咲いていた蓮華の花にそっくりです。
国内で改良された花と併せて、幼い日にタイムスリップさせてくれた花です。

学名:Rosa hybrida 'Renge rose'
英名:Miniature rose
別名:ソウビロ-ズ
和名:ヤメツヒメ(八女津姫)
     特記:一般的なミニバラの栽培方法、日光・温度・水遣り・剪定の4点を重点として育てています。
             
(1)耐寒性落葉低木(バラ科バラ属)
    ※当地の冬の外気温の条件下では〔半耐寒性落葉低木〕として栽培しています。 
(2)耐寒温度:2009年実績・最低温度+10℃※サンルーム内で鉢植え栽培(文献引用+5℃)
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